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アトリエC-lip(ほたるの森)コミュの夏の思い出

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愛犬ヒロと家族四人が毎日森林浴を楽しみながら暮らしています。
トンビが空を舞い、ウグイスが鳴き、タヌキが散歩する
自然豊かな森で自由空間を創造しています。

そんな空間で描いたひとり言です。

「夏の思い出」
http://plaza.rakuten.co.jp/aikenhiro/9000

コメント(45)

ひとつぶの涙が頬を濡らすとき

あじさいの花しずかに揺れる

鎌倉でふたり出逢った老夫婦
 
永遠の誓いも過去の想い出

週末は七時に帰り待つ電話

今は無いこと知ってるくせに
青山のふたり歩いた銀杏樹の

ふたりで踏んだ落ち葉をかぞえ
四畳半ふたりの暮らし夢と去り

ひとり静かに帰る夕暮れ

夕焼けにあなたの姿焼きつけて

うす目を明けて帰り待つ我

うす雲の流れにこころ奪われて

ひとり静かに歩きさまよう

グランドの隅であなたを想いつも

あなたは今日もふたり遠のく

日の出みるあなたのひとみ輝きて

我のこころは荒波に散る

午前四時あなたの迎え待つ我の

想い出まくらなみだに濡れて
砂浜にこぼした涙ひとつづつ

やさしくつつみ返すさざなみ
真夜中にふたり歩いた冬の海

別れの時を知らせざわめく

ひとりゆく草原の中追いかけて

うしろ姿に遠くとどかず
スーパーで買い物をする夕暮れの

ふたりの分量いまだわからず
鵠沼のサーフボードの数かぞえ

ひとり浜辺で帰りまつ我
我ひとり都会ぐらしのアパートで

あなたに宛てた恋文を待つ

子供連我もいつかはあのように

つぶやくひとみ今も忘れん
休日に届いた手紙涙して

グラスの中で燃ゆる恋文

あの人と初めて旅した箱根路の

大観山の夕焼けに泣く

砂浜に繰り返しくるさざなみが

ふたりの想いひとつづつ消す

砂浜にさよならと書く君の手が

小刻みに揺れさざなみがのむ
春の海季節はずれのぼたん雪

いまさらなによなどとつぶやく


路地裏のモアという名のジャズ喫茶

グラス片手に旅立ち誓う
夜の海くり返しくるさざなみが

我のかくれた親友なりて
砂浜にふたりで書いた幸福と

いう文字の意味いまだわからず
灼熱の夏の想い出過ぎ去りて
 
秋雨かすむ江ノ島岬

砂浜に足をとられて歩むれば

あなたの胸が我抱きよせん
鵠沼の帰り立ち寄る鎌倉寺

潮の香りが寺の香りに
大磯の岩場でカニにはさまれて

ひと夏の恋終わりにきづく
真鶴の岬のさきはことばなく

海の淋しさこころつたいて

腰越の干物の香りただよえば

ふるさとの母ふと想い出し

横浜のスイートルームで白ワイン

窓辺にうつるふたりいずこへ

荒波が風にうたれてくずれゆき

ふたりの想い遠く持ち去る

あなたへの最後のベルを鳴らするも

ひとり淋しく鳴りひびくベル

あなたからいつも最後にごめんねと

やさしいひびきこころ惑わす

上野駅列車の扉閉まるとき

我ぼうぜんとことば失う
最後まで別れのことば言わずとも

あなたのひとみ我にあらんや
あなたとの想い出綴るアルバムを

どこにしまえばうまれかわれん
新しい恋に出会ってあしたから

着ていく服がみつからなくて
あなたからもらったことばはじめての

あの人が今喋ろうとする

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