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しあわせほんぽ☆魔女の会コミュの次のステップへ進む恐れ・その1

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私達は「何となくイライラする」とか「理由は分からないんだけどモヤモヤした感じがある」といった状態を意外に頻繁に感じているものです。

実はそういう時は今の関係性において行き詰まり感があって、先に進むことに無意識的な抵抗を感じているときなのです。

今回はそんな状況の心理背景と解決方法をお伝えしていきます。


●親密感と怖れ

パートナーシップでも、対人関係でも、仕事でも、関係性が深まるにつれて、お互いの距離は縮まっていきます。

そして、近付いた分だけ“親密感”という感情が心を満たしてくれるようになり、安心感、満足感、喜び、繋がりなど様々な感情を作り出してくれます。

ところが、私達はこの親密感が欲しくて大好きなんだけど、でも、すごく怖いものでもあるんですね。

親密感というのはとても近い距離で生まれます。

近い距離ということは、いわば相手の間合いに入ってるとも言えるわけで、相手の感情をモロに受けたり(振り回される、影響を受けるなど)、傷つく可能性を否定できない間隔にあると言えるわけです。

そうして私達は無意識のうちに近い距離感に怖れを抱くようになるんですね。

例え大好きな人で、いつもくっついていたい人でも、急に目の前に現れたらびっくりして思わず引いてしまうと思いませんか?

私達は人と親密になるよりも、一定距離を保った“居心地の良い(=傷つかない)”関係を作ろうとします。

それは言い換えると、自分の感情をコントロールできる距離とも言えるんですね。

取り乱したり、恥ずかしくて赤面したり、恐怖心から固まってしまったりすることもなく、また、寂しくなったり、嫌われる怖れを感じることもない距離感です。

そして、この距離感は人との関係で傷ついた分だけ大きくなります。

例えば、あなたが仮に1メートルの距離で人に傷つけられたとしたら、再び1メートルの距離に近付くのは怖くなりますね。

だから、次には1.5メートルくらいの間合いで人と付き合うようになるかもしれません。

でも、またその距離で傷つく経験をしてすごく辛かったとしたら、次は2メートルの距離で・・・と徐々に距離は広がっていくんです。

そうして年を重ねれば重ねるほど親密な友達が作りにくくなるのは、こうした心理的な背景が大きいんですね。


●次のステップへの怖れ

ところが、この安全な距離感を保とうとするあまり、今度は逆に大きな問題が生まれてくるんです。

それが今日の主題である「次のステップへの怖れ」です。

ちょっと例え話をしながら説明していきましょう。

新しい彼と付き合い始めて半年くらいが経ち、始めの頃のロマンスも落ち着いてきた頃、何となく「まあ、恋愛ってこんなもんだよね・・・」なんて感じたりします。
(「まあ、こんなものだろう・・・」という感覚は実は要注意!とても大切な心のサインです)

特に問題もなく、順調に推移していて、そのうち彼の方から「結婚でも・・・」と言い出すんだろうけど、まだ、ちょっとその時期には余裕があるかなあ・・・という状況。

一番楽しい時期ともいえますが、でも、どこかに昼下がりの気だるさのような、ちょっと虚無感というか、倦怠感も垣間見えます。

それが居心地がいい時は問題ないんですけど、虚しさや寂しさ、退屈さが潜在意識に溜まってくると妙にイライラしたりします。

「彼の他にもいい男がいるんじゃない?」とか「なんか相手の欠点が嫌に目に付くんだよね」とか思ってみるんですけど、「うーん、どうも違うなあー。あー、でも、こういうのって気持ち悪いなあー、もぉ!」なんてますます苛付くことも出てきたり。

また、自立的なそういう感覚ではなく、依存側の不安や怖れといった感覚が潜在意識に出てくると、やっぱりイライラしやすいんですね。

「あの男、マジメそうに見えて、実は他にも女がいるんじゃないのか?」とか「こんな退屈な私、もしかしたら飽きられて嫌われるかもしれない」とか。

不安や怖れとして感じてしまうと辛いので、潜在意識に押し込めていると、何となく落ち着かないようなそわそわした感覚がやってくることがあります。

こうした退屈、倦怠感、不安、怖れというのはあんまり感じたくないですから、無意識のうちに潜在意識に押し込めて自分が何に対してイライラしてるのか分からなくしてることも多いんですね。

そして、ただ、漠然としてモヤモヤ感が心を支配するようになるんです。

カウンセリングの中でも特に継続的にお話を伺っている方から「最近、特に問題は無いんですけど、居心地が悪いと言うか、なんかモヤっとした感じなんですよね・・・」というお話をお聞きすることが少なくありません。

そういう時こそ、さらにお互いの関係を一歩進める時期なのですが、実はそこに「親密感への怖れ」が隠れているんです。

本当はもう次のステップに進む時期なのに、それが(無意識に)怖いから、こうしたイライラやモヤモヤが心を支配するようになるのかもしれません。


●もう後戻りできない一線

もっと近付けばもっと親密感を感じられて、もっとラブラブになれるのに・・・と頭では分かったとしても、心はなぜか頑強に近づく事を拒否することがあります。

特にその感覚が強いところを私は「もう後戻りできない一線」なんて呼んだりします。

「ここを越えたら、もっと彼のことが好きになってしまう・・・。そんなに好きになってもし振られてしまったら私はもう生きていけないかも・・・」
なんて感じているポイントです。

恋愛だけじゃありません!
趣味や仕事でも、これ以上夢中になってしまったら・・・、これ以上はまってしまったら・・・とてもヤバイことになるかも・・・そう感じて二の足を踏んでしまうこともあります。

しかも、このもう後戻りできない一線というのは、実は無限にあって、一つ越えて、「よし、もう大丈夫!」と思っていたら、またしばらく経ってあの感覚がやってきて「ああ、またか・・・」ってなることもしばしばあります。

これはまるで私達の本気度、コミットメント度を神様がテストしているような感覚です。

もちろん、そこを越えて更にお互いが親密になれば、もっと素敵なものが手に入ります。

相手のことを本当にいとおしく思える気持ちを感じられます。

お互いに信頼しあっていることに自信が持てるので、とても安心感があります。

相手の成功を本当に願えるし、喜べるし、また、自分の成功に対しても相手が同じように感じていることが感じられます。


その2に続く…

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