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ヴァルター・ベンヤミンコミュの『ドイツ悲劇の根源』

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以下のものを私の日記に書いてみました。


カール・シュミットの『政治神学』におけるあまりに有名な定義。

――主権者とは、例外状況にかんして決定をくだす者をいう。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1806786805&owner_id=19663839

この定義をめぐって回遊する思想宇宙の大きい星座のいくつかに分け入り、その星の配置を概観してみたい。そう思ってはいたが、私の持つ天体望遠鏡は性能において劣り、少しく時間がかかってしまった。

とは言っても、最初の大きい星座、ヴァルター・ベンヤミンの主著『ドイツ悲劇の根源』(法政大学出版局)の構造はかなりよく観察することができた。同時に、この主著を読まなければベンヤミンの思想の峰々にはうまく到達できないのではないか、とも思った。

「例外状況」、あるいは「非常事態」における主権者の決定。この政治力学はわかりやすいが、ではシュミットは具体的にどのような事態を想定しているのか。この観点からシュミットを批判し、シュミット自身の「政治神学」をおびき出すようにして抽出したのがレオ・シュトラウスだった。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1852322931&owner_id=19663839

ベンヤミンは、『ドイツ悲劇の根源』において、まったくちがった角度からシュミットを批判する。その主著においてシュミットの固有名詞は一度しか出てこないが、言ってみれば全編すべてシュミット批判、あるいはシュミットの思想圏を完全に超え出る圏域に到達し、時代の姿をその深さにおいて垣間見せてくれる。


(続きは以下にあります。よろしければ、どうぞご覧になってください。)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1866966552&owner_id=19663839

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