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宮本武蔵の人生訓コミュの(危機も心の問題)不遇の時にこそ人を見極めよ

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(危機も心の問題)不遇の時にこそ人を見極めよ

人間、色々なことに遭遇します。不遇の時期にどう動くかに、性格が良く出るように思います。宮本武蔵野も「五輪の書」の中に、苦難を受けた時の対応を書いています。

「多敵の位と云ふは、一身にして多勢と戦ふ時の事也」(五輪の書)

武蔵は、晩年、肥後細川家に仕えるまで、一人で生きて来た人でした。全国を回りながら、色々な境遇の武士たちを見てきたと思います。

不遇にある人は、心細く、不安の中にあります。それこそ訪ねて来てくれる人は、「溺れる者は藁をもつかむ」思いで、うれしいものだと思いますが、その時に来る人々には、色々な(思いを持った)人たちがいます。
「あわてるコジキはもらいが少ない」と言葉がありが、来訪を喜んで、自分が不遇に陥っている思いを話をしたりすると、状況を悪化させることが多々あります。

その時来る、来訪者を次の6つに、分析しています。

「不遇の時に訪ねてくる友人を見分ける」

一、本当に親身になって、貴方の助けになろうとする人間

二、上辺ばかりのなぐさめを言いにくる人間

三、不遇になった貴方が、今、どういう状態になっているかを覗きにくる人間

四、不遇になった貴方を、からかいにくる人間

五、不遇になった貴方の状況を、会社の連中に吹聴するために来る人間

六、不遇になった貴方が、今、会社でどう言われているかを告げに来る人間

なるほどと言う気がします。でも来訪者を分析し、不都合なく対応しても窮地の状況は変りません。

要は、切り拓くべき一つの状況であって、受け入れる窮地であってはいけないと説いていると思います。状況は変わらない、落ち込んで考える必要はない、それは心情であるから、発想の転換が大事の教えと思います。

「窮地を窮地と思うから窮地になる。他人がたとえ、そう思うと、自分だけは、この窮地は決して窮地ではない。必ず壁は崩せる」(本文より)

不遇に陥ったとき、「なぜそうなったかを考えずに、そうなった事実(現実)から出発しよう」

日常から、その境遇にならないように、予防ではないですが、環境(人、物、金、他)に配慮して、人に気配りを忘れず、お付き合いをしておくことが重要と考えます。

「不遇の時にこそ人を見極めよ」の時こそ、真価が問われると思います。

皆さんのご意見を頂ければ幸いです。

*参考資料:童門冬二著「宮本武蔵の人生訓」より

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