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サム・ペキンパーコミュのペキンパーとウォルター・ヒル

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「ゲッタウェイ」の原作者ジム・トンプスンは、この映画を嫌ったといいます。それは、原作の原型を留めないほど改変してあったからだそうなんです。
そして、この脚本をペキンパーと書いたのが、ウオルター・ヒル。 バイオレンス臭の系譜ですね。 銃撃シーンだけでなく、運命のいたずら的な要素って魅力的!人生の儚さと面白さをあらためて感じる。獣医が若い妻を寝取られ首をつる。あ〜ッ可哀相でしたね、あのシーン。また、清掃車のゴミの中から出てくるアリ・マッグロウとマックイーンよかったな〜。曲も…

コメント(14)

ウォルター・ヒルペキンパーと一緒に仕事していたんですね。48時間とか、バイオレンスサタデーとか、冷ややかな映像が印象的です。あり・マックグローとマックイーン、ベストカップルですよね。
音楽はクインシー・ジョーンズ。この頃は本当にノリノリ、この人の音楽は音楽自体としてもすばらしいし、映画の盛り上げよう、名わき役として本当に素晴らしいと思います。カッコいいし。
バイオレンスサタデーはペキンパーでした。失礼しました。
原作は多少の違いはあるものの、途中までほぼ映画と同じです。
原作には映画でエンドマークが出たあとの、続きがあるのです。
そのあたりがこの小説をずいぶん特異なものにしています。
物語のトーンが変わったような、少し意外な展開です。まるで
「嵐が丘」が「プリズナーNO.6」の世界で展開しているみた
いな・・
脚本化の際そこを削ったのは、映画化作品の出来を見たところ
では正解だったと思います。
95年のリメイク作品は、ウォルターの脚本の焼き直しよりも
原作に近い方が良かったのでは・・アクション映画とは程遠く
なっただろうけど。
 原作は読んでいませんが、映画の方は良く練られた内容でした。バイオレンス映画としての魅力を前面に押し出しながらも、“フェミニズム”を上手く内包させていたと思います。まず、男女の関係が《恋人》ではなく《夫婦》という設定が見事でした。妻から夫への関係が《依存》から《対等》へと変化していくことで、当時の結婚観の変化を絶妙に反映させています。“夫は経済力に物を言わせて妻を養っていくもので、妻はそんな夫に黙って従っていれば幸せになれる”…といった古い結婚観が、“ウーマンリブ ”の台頭で崩れていく時代でした。この映画では、ゴミ処分場で古い結婚観(男尊女卑)を廃棄してみせます。ゴミ収集車からゴミと一緒に夫婦が捨てられるシーンは象徴的で、この映画の最も重要なシーンと言えるでしょう。一文無しになってから、漸く夫婦が《対等》な関係になる点は見逃せません。バイオレンス映画として知られる映画ですが、フェミニズムを内包させたサスペンスフルな恋愛映画としても楽しめる映画でしたね。
「ゲッタウェイ」は最初、マックインが関わる随分前にペキンパーとトンプソンが二人で考えた脚本がありました。トンプソンは映画脚本家でもあったので、自作を脚色したかったのでしょう。
ただし、二人が仲良し酒飲み喧嘩友達だったとしてもうまくは書き上がらなかったみたいです。
その後マックインが関わった時、またしても(しょうこりもなく?!)トンプソンが一番初めの台本を書いたらしいです。この段階ではまだペキンパーは絡んでいませんでしたが、マックインサイドがNGを出したらしいです。
音楽は当初ジェリー・フィールディングですべて作曲され録音もされましたがマックインがクインシーに変えました。ここでマックインとペキンパーはまたしても大喧嘩しました。
ちなみにこのサントラは日本でも当初LP発売されていました。今はCDの発売が待たれる作品です(ちなみにクインシーとハモニカのトゥーツ・シールスマンのカップリングCDに一曲だけ入ってます)。
原作では確かマックインの演じるドクは歯医者さんでした。
 久しぶりに見返してみました。ゴミ収集車から放り出された後、直ぐに散弾銃とお金の入ったバックを手にしていましたね。てっきり縒りを戻してからバックを見付けたとばかり思い込んでいました。失敬!
ウォルター・ヒル監督の「ダブル・ボーダー」を30年ぶり位に再見しました。

ヒル監督とストーリーを書いたジョン・ミリウスが、「ワイルドバンチ」にオマージュを捧げたという、ラストのドンパチをやりたいが為にこしらえたような作品なので、ストーリー展開に少々無理があり、作品トータルとしては必ずしも出来の良い作品ではないのですが、約3分半に亘って展開するラストの銃撃戦は、ハイ・スピード撮影とノーマル・スピード撮影を交互にカットバックし、同時進行中の複数のアクションを同じタイム・フレームで見せてしまうという、ペキンパー独特の編集手法こそ見られないものの(ペキンパーへのリスペクトであえてそうしなかった?)大型機関銃の乱射、血糊をびゅうびゅう出しながらハチの巣になって行く男たち、バタバタと撃ち殺されるメキシコ人と、「ワイルドバンチ」のクライマクスを否応なしに彷彿させる、極めてクオリティの高いアクション・シーンとなっており、ペキンパー・ファンは必見です。

銀行強盗の際、警察の目をそらす為に町の郊外で爆発を起こす陽動作戦は、ヒル監督が脚本を書いた「ゲッタウェイ」の完全な焼き直しだし、悪役パワーズ・ブースが着る白のスーツは、「ガルシアの首」のウォーレン・オーツへの目配せかも知れません。

ペキンパーの死後最もペキンパー映画のテイストを味わうことが出来る作品の一つだと思います。ラストの銃撃戦はyoutubeにもアップされていますが、現在TSUTAYAが「発掘良品」としてDVDレンタルをしていますので、未見の方は是非この機会に鑑賞してみて下さい。
(TSUTAYA「発掘良品」)
http://www.tsutaya.co.jp/movie/ms/t-hr/archives/vol41/index.html
>バキバキペキンパ様(お名前も筋金入りですね)

早速のレスありがとうございます。
『ダブルボーダー』のご感想全く同感です。日本では興行的に大失敗し、長らくレンタル・ビデオ店でも見かけなかった知られざる作品ですが、ペキンパー・ファンならあのラストの銃撃戦は一見の価値有りと思い今回カキコしました。

『誘拐犯』は、僕の立てたトピ「ペキンパー的暴力美学の継承者たち」の[23]でも、別の方が紹介して下さいました。僕のレス[25]でも書いたのですが、残念ながら僕は未だに同作を観ていません。理由は同じく[25]にあるように「映画は映画館で観る」ことにこだわっているからなのですが、さすがにもう限界ですね。これを機会にDVD(お恥ずかしながら未だブルーレイ持ってません)を借りて観てみようと思います(ホームシアターで映画を鑑賞されていらっしゃるとのこと、僕もプロジェクターで観ています)。

もう一作、上のトピでも紹介されている作品で観てみたいのは、フィル・ジョアノー監督の『ステート・オブ・グレース』です。どちらも近いうちに鑑賞して感想をカキコしたいと思います。
>バキバキペキンパ様

トピ違いなんて全く気にしないで下さい(同時にトピ主さん[矢島組 将軍様]、お邪魔しております)。

ウォルター・ヒル監督の斜陽は今に始まったことではありませんが、ペキンパーの正統派後継者との期待はもろくも崩れ去りました。但し、2006年のTVM『ブロークン・トレイル/遥かなる旅路』は、派手なアクションも無く、ペキンパー調バイオレンスとは縁遠い作品でしたが、西部劇ファンの僕にとっては、枯れた作風の中に西部劇の醍醐味をたっぷり味わえる佳作でした。

バキバキペキンパさんが映画館原理主義者だったと聞いて嬉しいです。僕は普段は横浜在住で、都内の名画座(封切館は高いので原則不可)で映画鑑賞をしているのですが、名画座はヒル監督以上に斜陽で次々と閉館しており、このまま映画館原理主義にこだわっていては映画が観れなくなりそうな状況です。最近は誰にも(マナーの悪い観客にも)邪魔されず好きな時に映画が楽しめる、ホームシアター(プロジェクター、DVD、スクリーン:60インチ)で充分じゃないかと思い始めていますが(ブルーレイってそんなに綺麗なんですか、観たことないんです)、反面、昨今盛んなデジタル上映のおかげで、まさかと思うような旧作が映画館で観れるようにもなっており(渋谷の映画館で『荒野のガンマン』を初見出来るなんて夢のようでした)、映画館原理主義「撤廃」には中々踏み切れずにいました。

今回、バキバキペキンパさんに背中を押して頂いたので、『誘拐犯』と『ステート・オブ・グレース』(早速Amazonで購入とはすごいですね。駄作だったら責任感じちゃいます)は、是非とも近日中にホームシアターで鑑賞したいと思います。鑑賞後はまた感想をこのコミュで語り合いましょう。
「ゲッタウェイ」上映ありますメガホン


《午前十時の映画祭7》
〜諦めない男たち女たち〜
GROUP A
8/13(土)〜8/26(金)
「ポセイドン・アドベンチャー」1972年/アメリカ/カラー/117分
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン

8/27(土)〜9/9(金)
「ゲッタウェイ」1972年/アメリカ/カラー/122分
監督:サム・ペキンパー
出演:スティーブ・マックイーン/アリ・マッグロー

GROUP B
8/13(土)〜8/26(金)
「ゲッタウェイ」

8/27(土)〜9/9(金)
「ポセイドン・アドベンチャー」

【料金:一般/\1100 学生/\500】
観てきましたexclamationいったい何回観るんだ(笑)ウッシッシ

《午前十時の映画祭7》
「ゲッタウェイ」

TOHOシネマズなんば別館
CS 283 洋画専門チャンネル【ザ・シネマ】で朝6:00
からやってたようですが流石にそれは観れなかったげっそりあせあせ(飛び散る汗)


「ウォリアーズ」1979年/米/カラー/93分
監督:ウォルター・ヒル 脚本:デヴィッド・シェイバー、ウォルター・ヒル 原作:ソル・ユーリック 撮影:アンドリュー・ラズロ 音楽:バリー・デ・ヴォーゾン エンディングテーマ:ジョー・ウォルシュ『In the City』
出演:マイケル・ベック、ジェームズ・レマー、ドーシー・ライト、ブライアン・タイラー、デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ、トム・マッキターリック、デヴィッド・パトリック・ケリー、ロジャー・ヒル

公開当時全米でセンセーショナルな話題となり10代のストリートギャングたちがサンフランシスコやニューヨークで殺人事件が取り沙汰されたりサウスブロンクスでは抗争事件に発展したりして社会現象にもなった作品げっそり
作品自体はとてもシンプルで濡れ衣を着せられたウォリアーズがニューヨーク・ブロンクスから自分たちの縄張りコニーアイランドまで逃げる話走る人走る人‍♀走る人走る人ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)
ドンパチアクションはなくひたすら肉体を使ったアクションで野球チームみたいなストリートギャングがバットを振り回して襲ってきたり野球←これは黒澤明監督のサムライ映画を意識したそう雷今観ると意外と残虐描写もないしアウトサイダーの青春映画の趣。
イーグルスのギタリストにもなったジョー・ウォルシュ『In the City』も印象的なウォルター・ヒル初期の代表作メガホン

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