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「コメツキムシ談話会」コミュの#12 日本産ウバタマコメツキ

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カエデの満開までに少し間があるので、日本産ウバタマコメツキ(3種)を紹介します。
写真左: オオウバタマコメツキ
写真中: ウバタマコメツキ
写真右: フタモンウバタマコメツキ

フタモンウバタマコメツキは説明ぬきでも同定間違いは無いと思います。

オオウバタマコメツキとウバタマコメツキの違いは、こうして2種を並べるとよく分かりますが、ウバタマコメツキだけですと分かりづらいものです。その昔、春日山で大型のウバタマを採ってオオウバタマ??などと悩みました。本物のオオウバタマを採ってなぞが解けました。
大きさや体型はよく似ています。第一の区別点は体毛の色です、写真でも分かるようにオオウバタマは白い部分が淡いピンク色をしています。生きている時は、もっとハッキリしていて美しいです。
次に体下面の写真をUPします。つづく

コメント(24)

体下面の毛のを見ると、いっそうよく違いが分かると思います。
左:オオウバタマコメツキ  黄色い
右:ウバタマコメツキ    灰白色

以上、簡単ですがこれで同定出来ると思います。    
 オオウバタマはまともな標本がないので、このように比較して並べられるというのは羨ましい限りです。専門にされているコッキンさんでも、この20年観ていないというのは、極端に少なくなってきているのでしょうか。これまでに報告されている地域が限られているだけに心配です。
御者さん、おはようございます。
最近はフタモンウバタマが良く目に付きます。イヌシデの立ち枯れや倒木にはベタベタと止まっています。同じ肉食性のオオウバタマなどはこの影響を受けているのかも知れませんね。
もっとも、もともと少ない種ですので、私が見つけられないでけかもしれません。今年は何とかしたいと思っていますが、紀伊半島と掛け持ちでは苦しいです。
最近の情報では4,5年前に柳生街道沿いの民家の塀に止まっていたのを採ったとかいうのを聞きましたが、標本は確認していません。
いずれにしても、かなり危ない状態であることは確かです。
コッキンさん、ありがとうございます。
3種の関係が見えてきました。
正直これまで余り意識したことありませんでしたね、この仲間は。
ところで、ウバタマがマツ、フタモンウバタマがシデ。
では、オオウバタマは?
オオウバタマがイヌシデでフタモンウバタマはシデ類やシイカシ類などひろくはいるとおもいます。なので、春日山では最近圧倒的にフタモンウバタマが増えて困っているのです。私てきにですが。
春日山に時々行くようになって「名物」といわれるようなものはそれなりに採れたのですが,オオウバタマムシは採集したことも入手の機会さえもありません.イヌシデは実にいろいろな甲虫が集まりますからそれなりに注意はしているんですが・・・・.昔の?方々の話をうかがうとかつてはそれほど珍しいものではなかったようにも思われます.いずれにせよ最も採集してみたい春日山の虫のひとつです.なにしろでかいですから.もう一つもコメツキです.
ぱきた様、
本当に少なくなりました、というより、まだいるなかな?という感じです。6月中旬から7月が時期だと聞いていますが、その頃はもっと高い山に行っていますので、中々春日山には足が向きません。
昨年はシデの立ち枯れに1頭ウバタマが飛来したので、ネットインしたのですが、ただのウバタマでした。心臓バクバクでネットを見たのですが、もうがっかりでした。今年も時間を作って頑張ります。採集情報などあればお知らせください。
 オオウバタマはライトに来た例はありますかね。来てくれるようなら、私のように目が悪い人間にも採れる可能性も出てくるのですが。。でも、もういないのではしょうがないですけどね。
わーい(嬉しい顔)私も狙ってみようかなぁ。ピンク色なかなかそそりますよね。
御者様、こんばんは、
ライトに来たという話は聞いたことがありませんね。
というより、ライトトラップや夜間うろついていると逮捕されて、新聞にデカデカト書き立てられますよ。街灯も多くあるのですが、ここぞと言う所には設置されていません。

既成概念にとらわれず、いろんな所を見て回るのもいいかも知れませんね、おおこぶ様
コッキン さま
そういえばフタモンは灯火で普通に採れます(灯火以外では難しい)が、ただのウバタマは灯火で採った記憶がありません。だいぶ生態が違うのでしょうか。
既成概念にとらわれず・・・は大切でしょうね。こちらで採れたただ1頭の個体は「アカマツ材中」からですし。
なお、ウバタマとオオウバタマですが、色以外に体型でも簡単に区別できます。
全胸の最大幅が中央より前(前3分の1あたり)=ウバタマ
全胸の最大幅が中央より後ろ(前から5分の3あたり)=オオウバタマ
ですのでモノクロ写真でも大丈夫でしょう。
試しに「オオウバタマコメツキ」でGoogle検索してみたところ、私がよく訪問する甲虫画像のサイトに当たりました(直リンクを避けるためにURLの冒頭の「h」を外しています)。この個体は色合いや前胸の形状からすると、「オオ」が付くかどうかは微妙でしょうか・・・。

ttp://www.geocities.jp/moth20032004/g-1424.html
えいもん さん
斜めからの写真で判りにくく色もきっちり再現されているかどうか不明で、
はっきりしたことは言えませんが、私にはオオきなウバタマコメツキのように見えます。
米屋さん、お見立てをどうもありがとうございます。

今度は逆に、「ウバタマコメツキ」で検索してネット上の多くの画像を試しに見てみたのですが、「オオ」が付きそうな個体はもちろん見つかりませんでした。
今日はオオの方のいる山に行ってきました。いい状態の巨木が2本ほどあるのですがシーズン本番に来てくれるかどうか??

米屋さま、
確かにフタモンは灯火によく集まりますね、そして夜行性です。それに反して、ウバタマは、昼行性ですね、灯火にも来た記憶はありません。オオウバタマも昼行性ですので、恐らく灯火には来ないでしょう。生態はかなり違いますね。系統的にも、ウバタマの様な瓢箪型のものとフタモンのように筒状のもので少し違っているように思います。東南アジアではこの他にも扁平なグループや、スラウェシにいるような背中に突起のあるものもいます。現在われわれがウバタマと言っているものには雑多なグループが入り混じっているように思います。いずれDNA解析やその他の方法で解明されることを期待します。

えいもんさま、
画像見ましたが、私も普通のほうだと思います。残念です。新しい産地が見つかってほしいです。
このオオウバタマの話題が出てから,もう10年が経ってしまいました.未だに国内での追加記録がない...絶滅危惧種から次の段階になってしまったのだろうか.韓国ではいくつも採集されているので,新鮮な標本を是非入手したい.
>>[16]
何とかお願いしてもらって下さい。
または、、自力採集ですね。
昨日、韓国の友達に頼みました。。でも、いるところは国立公園内なんだって。
標本整理してて、
うーんと悩んで、ここを思い出しました。オオウバタマってド珍品なんですね。お恥ずかしいけど、確認しとかないとなのでポストします。
1.2枚目は31〜32ミリの大きなウバタマ?
斑紋がクッキリしてて胸部の形が微妙に違う
ウバタマコメツキの標本、二つしか持ってないので比較もままならずです。
腹面の毛の色はこんな感じ。
微妙に褐色。
>>[20]
写真のコメツキは2頭ともウバタマですね。
腹面の写真は光量不足でよくわかりませんが、オオウバタマの毛の色は黄褐色です。
生きているときは、背面の白い毛は、うっすらピンク色が掛かっています。
それから、名前がオオウバタマでも普通のウバタマより小型のもいますので
大きさに惑わされないように。

コッキン
>コッキンさん
ありがとうございます。ウバタマはこのふたつしか持ってなくて個体差の範囲が全く読めず、大きさが随分違うため同種の自信がありませんでした。コメツキってサイズなど形態が安定してるイメージあるものですから。
保育社図鑑ではオオウバタマのレア度も伝わらなくて、ここで訊ねたらきっと答えが と思った次第です。
>>[22]
コメツキはサイズも形態も変異の多いグループです。
そのため、形態は他のグループに比べ変異が大きいです。そのため、同じ種類でも別種に見えたりして、誤同定が多いです。
専門の研究者でもなかなか答えが出せない標本も有りますよ。
コッキン
>コッキンさま
奥が深いです。
コメツキを観る目が養われてないので、違いが見えてないんだと思います。
属まででもなんとか…と思ってた頃から進歩してません。

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