赤坂アンチエイジングクリニックコミュの超高濃度ビタミンC点滴療法

　　　　　　　
　　　　　　　全米で１万人の医師が実践している最先端ガン治療

　　　　　　　　「超高濃度ビタミンC点滴療法」

　　　　　　　　　　ガン細胞を選択的に破壊し副作用がない
　　　　　　　　　　抗ガン治療による副作用の軽減（QOLの向上）
　　　　　　　　　　他の抗ガン治療と併用ができる




今やガンが最も多い病気です

国民の２人に１人がガンになっており、治療しても国民の３人に１人はガンで亡くなっています年間の発症数では、毎年約５０万人がガンと診断されています
それが２０１５年には約８０万人のガン患者が想定されておりますので、ガンは今後もますます増加すると予想されています







私が「超高濃度ビタミンC点滴療法」という聞きなれない治療法と出会ったのは去年の夏でした。
ビタミンCは免疫強化作用があることは知っていましたが、１０〜６０ｇという超高濃度のビタミンＣだなんて・・・しかも点滴で抗ガン治療として
日本では厚生労働省はビタミンＣ１日１００ｍｇを推奨しています（レモン約５個分）

超高濃度のビタミンＣがどんな作用があり、どんな結果をもたらすのか、予測つかず正直言って不安でした

そんな私に森先生は「ビタミンＣがガン細胞を殺す（著者柳沢厚生先生）」という１冊の本を読むように勧めてくださいました


当院でも超高濃度ビタミンＣ点滴治療をしております日本ではあまり馴染みのない治療法かもしれませんが・・・・私なりの感想、文献から得た情報を少しではありますが下記にまとめてみましたのでご参考にしてください












超高濃度ビタミンＣ点滴療法がなぜガンに効果があるのか


ビタミンＣには強力な抗酸化作用があり、老化防止や病気予防に重要な役割を果たしていることは早くから知られていました。超高濃度ビタミンＣ療法は、化学者であるライナス・ポーリング博士（ノーベル賞を２度受賞）やエイブラム・ホッファー博士などによって発表されたもので、「静脈内投与による高濃度ビタミンＣは、ガンに対して抗ガン作用をもつ」という、ビタミンＣの抗ガン作用を科学的に実証した論文でした。


ビタミンＣ抗ガン作用ですが・・・実はビタミンＣは糖（グルコース）と類似した構造をしています。糖代謝が旺盛なガン細胞は糖と類似したビタミンＣを積極的に取り込みます。
ビタミンＣは酸化される過程で毒性のある過酸化水素を大量に発生させます。しかし、ガン細胞には過酸化水素を消去する酵素のカタラーゼが乏しいために死滅してしまいます


「ビタミンＣの酸化過程で発生する過酸化水素がガン細胞を殺す」ってことは・・・ビタミンＣは血液中で害はないの正常細胞を傷つけないのって思いますよね


ビタミンＣによって過酸化水素が血中で発生しても極めて低濃度なんですというのは発生した過酸化水素は赤血球細胞内のカタラーゼなどの酵素によって除去されます


ビタミンＣは選択的にガン細胞を殺します。というのは、ガン細胞と正常細胞を高濃度のビタミンＣの中にさらし、それぞれの細胞がどのようになるか調べた結果（ポーリング博士の論文より）、ガン細胞は死亡、増殖抑制が認められたが、正常細胞はまったくダメージを受けなかったのですつまり、ビタミンＣは正常細胞にはまったく害を与えていないといえます
正常細胞は抗酸化物質のカタラーゼを含むため、過酸化水素を無毒化してしまいます


研究者たちの研究結果

高濃度ビタミンＣを静脈に点滴すると、血液中を安全に運ばれ、毛細血管からしみだし、酸化されて過酸化水素を発生し、それがガンを殺す。しかし、過酸化水素は正常細胞には無害である。高濃度ビタミンＣは過酸化水素を組織に運ぶプロドラックとして働き、ガン細胞を選択的に殺す
（プロドラックとは、自らは薬理作用を持たず、体内で代謝されることによってはじめて薬としての作用を発揮する物質）　　　です










点滴で効果が現れるんです


人間の普通の状態では、ビタミンＣの血中濃度は１〜２?/ｄｌ程度です。口からビタミンＣを摂取した場合、体が処理できる最大量の１０ｇ程度を摂取したとしても、血中濃度は２〜３?までしか上がりません。この程度では、抗ガン作用を発揮するレベルのは程遠い（口から摂取した場合、私たちの体は過剰なビタミンＣを尿として排出してしまいます）
健康体の人が必須ビタミンであるビタミンＣの必要量を摂取したいのなら、口からとれば十分であり、健康維持という目的は達せられます。しかし、ガン細胞を殺すことが目的である場合は「点滴」による静脈投与が必要です






ガン患者は健康な人達より体内のビタミンＣの量が少ないとの報告があります。ビタミンＣ点滴療法を何度も重ねて続けることにより、体内のビタミンＣの量が徐々に上がり、健康な人の量に近づいていきます。

一定以上のビタミンＣを点滴投与すると、だいたい点滴後１時間くらいで血中濃度がピークに達し、ほとんどのガン細胞が死滅するとされています（血中濃度４００?が目標値）。

超高濃度ビタミンＣ点滴を行うとき、患者様によって酸化ストレス度の量が異なることを前提にビタミンＣを何グラム点滴するか検討します。

ビタミンＣ療法と化学療法を併用することもできます化学療法の副作用の抑制、その効果が高まる可能性が示唆されています。
また、ガン患者の痛みを和らげる作用が、臨床的に確認されています。
痛みが抑えられることは非常に大きな効果ですよね食欲が湧き、よく眠れるようになり、体力がついて・・・ＱＯＬの向上はとっても大切なことです。


高濃度（２０〜３０ｇ）のビタミンＣを静脈から直接体内に注入することで、抗ウイルス作用やガンの予防効果、全身の若返り効果があります
さらに超高濃度（６０ｇ以上）のビタミンＣは強力な抗ガン作用があります








超高濃度ビタミンＣ療法の適用は？


ガン治療中の方（ガン治療は継続してください）
外科手術日までの待機期間中の方
手術後の再発予防的投与をご希望の方
ガン発症リスクを下げたい方の予防的投与





超高濃度ビタミンＣ療法の実際


ガンの症状により異なりますが、一例を挙げると、一回の点滴量を２５０〜５００ｍｌとし、ビタミンＣを３０〜６０ｇの超高濃度使用し、その他各種ビタミン、ミネラル類、アルファ・リポ酸などを調合した超高濃度ビタミンＣ点滴を作り、これを１〜２時間かけて点滴します

点滴回数と頻度は、週に２〜３回の点滴を行い、１クール（３ヶ月間）でその効果を確認し、さらに調整していきます

手術後の再発予防では、同様の超高濃度ビタミンＣ点滴を、週に１〜２回の点滴となります。１クールが３ヶ月です。

当院のガンリスク因子ドックでガン発症のリスクが高い場合は、超高濃度ビタミンＣ療法を、月に１〜２回と少ないペースで、１クールの治療を行います。ガン発症のリスクがかなり低減します




私がおもうこと・・・

超高濃度ビタミンＣ点滴療法に関わらせていただいて、約１０ヶ月が経ちました。ビタミンＣがもたらす人体への作用に驚きと感動を感じる毎日です。日本ではまだまだ馴染みがなく、ガン専門の病院ではビタミンＣの抗ガン作用についてご理解いただいていないケースが多々あるようです。
しかし、私は当院の患者様の姿を見て「少しでも、緩和ケアができれば」と常に思っています。抗がん剤による副作用で苦しんでいる方、ガン摘出はしたものの再発に不安を感じている方、また、入院せずにお仕事をしながら治療をしていきたいと希望されている方・・・・さまざまな背景をみなさんお持ちです。
実際に通われている患者様は皆さん「ここへ来ると元気になる」とおっしゃってくださいます。その言葉は本当に嬉しいお言葉なんです。病院に治療に行くことが負担になったり、気疲れしてしまったり、気が重くなったり・・・病院が患者様にとって「マイナス」の場所になってしまっては良い効果なんて期待できません。
これだけの情報社会の中で、患者様はご自分にあった治療法を手探りで探されているかと思います。私は、超高濃度ビタミンＣ点滴をひとつの選択肢としてご検討していただけたらと思っています。
現在の日本の医療ではこのような治療は保険適用ではなく自費治療となってしまいます。高額な治療費に加えさらに高額な点滴療法だなんて・・・と思われるかもしれません。当院では、できる限り価格を下げ、多くの方に提供していきたいと考えています。

http://www.a3-clinic.com/a_treatment/vitamin_drip.html



当院では点滴療法と併用して、「免疫強化温熱療法」を同時に行っています
ＨＳＰ（ヒートショックプロテイン）についてのお話はまたの機会に