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PIPS研究会コミュの01 小規模・零細企業の基幹業務システムを考える 02

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なぜこのことを強調するかというと、実際に私が請われて他社のシステム構築に携わり、種々の企業の内部事情を知るにつけ、ここが小規模企業の弱点である、という感を深くしたからである。

繰り返しになるが、それほど企業にとって最重要とも思えるものが、なぜこうも目が向けられていないのだろうか。それには二つの理由があると思われる。

先ず、企業というものは、ものを作ったり売ったりして収益を上げ、その利益で生きていく。だからどの企業経営者もその面ではプロだ。しかしその反面、直接的に利益を生まない業務処理部門にはなかなか気が回らず、おろそかになりがちであるということ。たとえば、大きい企業をスピンアウトして自ら小企業を立ち上げた人を見てみると、そのほとんどが営業部門か、製造部門に居たひとで、総務にいた人というのはほとんど聞いたことがない。言ってみれば売ること、作ることについては自信を持っていても、会社の経営にはほとんど経験がないのである。それでは経営畑にいた人は会社を飛び出すことがないかというとそうではなくて、経営のプロとして、他社に経営者、つまり雇われ社長として「就職」することが多いと考える。この場合は最初からある程度の経営基盤と事業規模が約束されてるわけだから、ここに論じている範疇ではすでにない。

もう一つは、個別の業務システムを、小企業が負担できる程度の費用で構築できるとは、誰も思わなかったのである。プログラミング言語というのはおよそ素人に歯が立つ代物ではなく、システム構築は一つの専門領域として立派に成り立つ事業分野だ。需要も限りなくある。そんなときに、開拓しても十分な利益など見込めそうもない分野に、誰が目を向けるだろうか。これは、多分、政府が力を入れなければならない分野だと思うのだが、今の政府には何の期待も出来ないことは誰の目にも明らかだ。

小規模・零細企業向けの業務システム構築。これをローコストで実現できるソフト、実はそれは以前からあった。「PIPS」である。だが、その存在は一般にはほとんど知られていない。PIPSの詳細については、これからずっと書くことになるのでここには書かないが、一般の会社にどこでも使われている「エクセル」を使用することが出来る程度のスキルがあれば、誰でもが使いこなせるソフトだ、ということだけ書いておこう。

もし小規模企業の経営者が業務システムの重要性を認識し、自ら構築しようという意志があれば、どの企業も全く費用を掛けずにそれが実現出来る。なぜなら、現在このソフトは権利者のご厚意で、フリーウエアとして提供されているため、ネットから自由にダウンロードして使用することが出来るからだ。

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