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Book Cafe 難民コミュの新書

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コメント(22)

『それでも脳はたくらむ』

茂木健一郎 著
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
東京工業大学大学院客員助教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学、東京大学、大阪大学、早稲田大学、聖心女子大学などの非常勤講師もつとめる。1962年生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。他に『脳とクオリア』などがある。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。


脳、茂木に興味のある人は是非。


『バカの壁』

養老猛司 著
1962年東大医学部卒。解剖学者。北里大教授、東大名誉教授。
他に『唯脳論』『人間科学』など。


この本は僕にはちょっと難しかったです。。。
『芸術立国論』

平田オリザ 著
男。国際基督教大学卒。劇作家、演出家。劇団青年団主宰。桜美林大教授を経て大阪大教授。

平田オリザが芸術文化政策を語る本。ちょっと考えが偏ってる?
『大学で何を学ぶか』

隅谷三喜男 著
1916〜2003年。東大経済学部卒。
他に『日本賃労働史論』『大学はバベルの塔か』など。

出版年:1981年

1981年に出版された本であるが、現在にも十分あてはまる内容である。
サークルやアルバイトなどから、教養課程、専門課程まで触れる。
「エリートの大学からマスの大学へという変化。」
「もともとヨーロッパでは、大学は専門的な学問だけではなく、広く教養を身につけるところとされてきた。工学や農学といった技術的学問は、大学で教授するにはふさわしくいないものであり、私が学んだ経済学も”かね”に関する卑しい学問と見なされていた。大学はいつの間にか、”真理”を考える、ということろから、”法則”もっといえば”技術”を身に付けるところとなり、それを生かしていかに(経済的な)成功・発展を手に入れるか、ということに関心を移してしまっている。」
「ここで私はもう一度、きみたちに真理の追求をというつもりはない。だが、教養とは人間としての自分を形成することだ、という点を思い出してもらいたいと思う。そのためには、人間とはなにか、人生とはなにか、という問題をはっきりさせなければならない。もちろん、そのような大きな問題を教養課程の一年や二年で解くことはできない。しかし、そのことを考える手がかりだけは、ぜひ大学で学んでもらいたいと思う。それこそが教養の中心問題なのだから。」
『搾取される若者たち(バイク便ライダーは見た!)』

阿部真大 著
1976年生まれ。東大博士課程在籍。労働社会学、家族社会学、社会調査論。
大学休学中のバイク便ライダー体験をもとに、団塊ジュニア世代が直面する労働・雇用問題を、社会学的な知見を駆使して考察。ケアワーカーの労働実態調査なども。

ひどい世の中になったもんです。
自分たちも働きだしたらどうなるかわかりません。
労働問題に関心のある人は是非。
『物理学と神』

池内了 著 
1944年兵庫県生まれ。京大理学部物理学科卒、京大理学研究科物理学専攻博士課程修了。早稲田大学国際教養学部教授。


「神はサイコロ遊びをしない」と、かつてアインシュタインは述べた。それに対し、量子論の創始者ハイゼンベルグは、サイコロ遊びが好きな神を受け入れればよい、と反論した。もともと近代科学は、自然を研究することを、神の意図を理解し、神の存在証明をするための作業と考えてきたが、時代を重ねるにつれ、皮肉にも神の不在を導き出すことになっていく。神の御技と思われていた現象が、物質の運動で説明可能となったのだ。しかし、決定論でありながら結果が予測できないカオスなど、その後も神は姿を変えて復活と消滅を繰り返し、物理学は発展し続けている。神の姿の変容という新しい切り口から、自然観・宇宙像の現在までの変遷をたどる、刺激的でわかりやすい物理学入門。

かなり興味深い
『「心の専門家」はいらない』
小沢牧子 著
1937年生まれ 臨床心理学論 子ども・家族論専攻。

ずばり、カウンセラー批判です。臨床心理学に興味がある人は是非どうぞ。
内容はけっこう読みやすいです。

『非対称性の起源』

クリス・マクマナス 著
心理学、医学教育学教授
大貫昌子 訳


右と左について、言語、文化、脳、遺伝子、原子に至るまで様々な分野に渡って考察した459ページの本。
言葉だけで右/左の区別を伝えることは出来ない。言葉は一次元だが右/左は二次元だからだ。では一次元の遺伝情報はどうやって心臓を左に置かせ得るのか…?
考えてもみなかった疑問や幅広い知識に魅せられます。

『内なる目』
ニコラス・ハンフリー著
知覚心理学、動物行動学が専門
垂水雄二 訳

ヒトはなぜ自己意識を持つようになったのか。多くの説が語られてきたヒトの知能の発達の謎に、社会性という側面から新たな仮説を打ち立てる。
自分の知能の働きそのものを考えることができる知能、これが意識を作る。そして自分をモデルとして他者がどう考えているかを知ることができるようになる。
何がヒトとサルを分けるのかについて、僕にとっては今のところ、この本が最も説得力のある説明を与えてくれたと思う。


『われ=われの哲学』
小田 実 著
市民運動家、社会派な小説家

1986年

問題が発現しておらず、当たり前の日常としての「場」が、いかにそうではない非日常の「現場」になるか。「現場」のなかでの行為や事物の持つ意味の変化。また「現場」のなかで対等に主体的に結びつく「われ=われ」。 実践的な哲学です。
文化大革命とか歴史をちゃんと知らなかったので、例えがちょっと難しかった。市民運動とかボランティアとかに興味ある人にはオススメ。


『ソロモンの指輪』
コーラント・ローレンツ 著
鳥の「刷り込み」で有名。動物行動学の創始者。

日高敏隆 訳

1949年

動物の素晴らしさを伝えるのに、いかなるフィクションも必要ない――。ムツゴロウさんもそうだけど、本当にこの人動物好きなんやなとわかるし、それが伝えられるほどに文章が巧い。ローレンツはイラストも添えていて、それもいい。

『<恋愛結婚>は何をもたらしたか』

加藤秀一 著
1963年生まれ。社会学、性現象論専攻

2004年作

近代になって日本に輸入されたロマンチックラブと優生思想。優生思想は恋愛結婚と共に宣伝されてきた。国の繁栄のために良い遺伝子を選べ、と。現代は恋愛結婚がますます普及している。優生思想は過去のものなのか…?と著者は警鐘を鳴らす。
現代にも優生思想が残っているという所はもう少し議論を補強してほしいと思った。社会格差とかも絡んでくるのかも…?
近代からの性や結婚を廻る意識や政策の移り変わりについてはとても詳しくて分かりやすかった。


『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』

武田邦彦 著 
東大教養学部卒。中部大学総合工学研究所教授。

「たかじんのそこまで言って委員会(読売TV)」でも取り上げられた本。
リサイクルすると資源が7倍必要で、ゴミも7倍になる。官製リサイクルには多くの権益が関わっているなどと指摘。

資料の信憑性を疑ってしまうような内容が多く、にわかには信じられない。
こういう意見もあるんだぁ、という程度に受け止めるべきだと思う。
『利己的な遺伝子』
リチャード・ドーキンス 著
日高敏隆ら 訳

1976年発表作

今では有名な説だけど、当時はすごいショックだったろうと思われる内容。今でもやっぱ当の本を読むと驚きがあります。学説が人口に膾炙したせいで生まれた勘違いがあるかもしれないので、それを正す意味でも読んで損無し。文章は読みやすく、面白いです。

『フロイト先生のウソ』
ロルフ・ゲーデン 著

赤根洋子 訳
2003年

著者は科学ジャーナリストで、フロイトに限らず世に流布するあらゆる「心理学的フィクション」と呼ぶべきものを論破していく。

考えてみれば確かにおかしいという変な学説の「常識」に疑いの目を向けさせてくれる半面、極端な説を相手にしているせいか、この本の論調もときどき極端に。ある種の心理学には確かに欠けていそうな徹底した実証主義をもとにしてます。

「常識を疑え」とはよく聞きますが、「常識を覆すような説」こそ疑った方がいいのかも。特にインテリは。

『「私」はいつ生まれるか』
板倉昭二 著

「私」とは何か?そんな哲学的に思える問いに、赤ちゃん、類人猿、人工知能などを対象に実験的にアプローチした本。なるほどと思える独創的な実験がたくさん出てきます。
たぶん行動学の性質上、個体発生と系統発生、つまり「いつ生まれるか」に重点が置かれています。

『社会的ひきこもり 〜終らない思春期〜』
斉藤 環 著
1998年

現在問題になっている引きこもりを、個人の問題ではなく家族や社会の病理として捉えて分析し、実際にその問題と関わってきた立場から書かれた本。
あるべきコミュニケーションや社会への適応の難しさについて考えさせられます。なので、引きこもりにどう対処するかという実践的な内容ですが、目下関係無いという人にも読んでほしい一冊。

『高学歴ワーキングプア(フリーター生産工場としての大学院)』

水月昭道 著
1967年福岡県生まれ。龍谷大学中退後、バイク便ライダーとなる。仕事で各地を転々とするなか、建築に興味がわく。
97年、長崎総合科学大学工学部建築学科卒業。2004年、九州大学大学院博士課程修了。人間環境学博士。専門は、環境心理学・環境行動論。


「大学院重点化というのは、文科省と東大法学部が知恵を出し合って練りに練った、成長後退期においてなおパイを失わん都執念を燃やす"既得権維持"のための秘策だったのである。
折しも、九〇年代半ばからの若年労働市場の縮小と重なるという運もあった。就職難で行き場を失った若者を、大学院につりあげることなどたやすいことであった。」


博士課程に行く気が失せる内容。既得権益って恐ろしいですね。
でも、著者はこの本のおかげで貧乏からは脱出できたんだろうなぁ。
『赤ちゃんと脳科学』

小西行郎 著
京大医学部卒業。東京女子医科大教授。
日本乳児行動発達研究会、日本赤ちゃん学会事務局長。
専門は発達行動学・脳科学。

近年の早期教育の問題点を指摘するとともに、赤ちゃんの能力をわかりやすく解説。読みやすい。
『疑似科学入門』

池内了

1944年兵庫県生まれ。京大理学部物理学科卒、京大理学研究科物理学専攻博士課程修了。北大、東大、国立天文台、阪大、名大、早大を経て、現在総合研究大学院大学教授。
他に「科学者心得帳」「寺田寅彦と現代」「物理学と神」など多数。

占い、超能力、怪しい健康食品など、社会にまかり通る疑似科学。疑似科学にはまらないためにどうしたらよいか。また環境や人間といった科学の不得意とするものに関する問題に正しく対処するにはどうしたらよいか。さまざまな疑似科学の手口とそれがはびこる社会的背景を論じ、1人1人が自ら考えることの大切さを説く。

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