1年前に亡くなったポン（山田塊也さん）の詩を、浜岡原発に捧げます。
あ〜〜、ポンが生きていたらな〜っとつい思っちゃうよな。
福島といい、浜岡といい。
「浜岡原発停止」の総理記者会見の後、「山水人」ＭＬに紹介された
なまえのない新聞･あぱっち投稿の引用です。
あぱっちは古い友人で、かれこれ40年「なまえのない新聞」というミニコミを出しています。
発行元：アマナクニ
Ｗｅｂ amanakuni.net には、脱原発だけでなく、オルタナティブなさまざまな情報が載っています。
こちらもよろしくです。
http://
*****************
あぱっちです。
2002年の8月、静岡県袋井市にあるデンマーク牧場というところを借りて，
１週間ほどの「浜岡・平和のつどい」 というお祭りが開かれました。
もちろん浜岡原発を止めようというのがメインテーマで、
2000年いのちの祭りからの 流れでボブやサワ他ががんばっていたし、
原発設計者としてさいきんよく名前を見る菊地洋一さんが浜岡原発見学ツ アーを案内してくれたり、
つい最近の統一地方選挙で三島市議会議員にトップ当選した古長谷さんもいたり、
地 元・静岡の若者達が中心となって開かれたお祭りでした。
僕も毎日「Daily Gaia」という壁新聞をつくったり、ＨＰで祭りの様子を発信していましたが、
ポンがＨＰに原発の詩を寄せてくれました。
実はすっかり忘れていましたが、その時いっしょにやっていたみささんから、
英訳してゲイリー・スナイダーに見せた いという連絡が来たので、思い出しました。
平和の集いのＨＰは今でも見られますし、
毎日出していた壁新聞もそこからPDFファイルで読めるので、興味ある方 はご覧ください。
全体のスケジュールやチラシ、毎日の写真アルバムページもあります。
（平和の集いトップ）
http://
（会場でつくったページ）
http://
ところでこれはamanakuni.netの中の「お祭りマニア」というページからリンクされていま す。
1988年はチェルノブイリ原発事故をきっかけとして脱原発運動がもりあがりましたが、
その年の8月に開かれた 八ヶ岳88いのちの祭りから始めた名前のない新聞をベースとして、
amanakuni.netというＨＰを作って います。
それ以前はボブやポン、ナナオ、イサムさんなど自分で作っているサイトの更新情報だけでしたが、
3.11の福島原 発事故発生以来、88の初心にもどって原発関係の情報を広く載せるようにしています。
たまたま目についた情報を紹 介するだけのリンク集のようなものですが、
お！と思うような情報をピックアップしていますので、
他の情報源と合わ せて参考にしてもらえるとうれしいです。
http://
前置きが長くなりましたが、ポンの原発の詩を紹介します。（英文も）
ニーラカンタ（青いのど）
インド神話によれば天地創造のその昔
乳海撹拌によって発生した猛毒から
生きとし生けるものを護るため
大神シヴァがその毒を呑み干したところ
のどに青い痣ができたので
ニーラカンタという渾名がついたとか
----------------------------------------------------
おゝ 死と破壊の大神ニーラカンタよ！
１５０年の周期を迎えて 発生間近な
東海巨大地震の災禍から
生きとし生けるものを護るため
原発事故による破壊を破壊し
放射能の毒を 呑み干したまえ！
電力会社のネクタイ野郎は抜かしたものよ
浜岡原発はマグニチュード8.5の地震にも
耐えられるように設計してあるだと
大地が裂けても 原発だけは蝶番のように
つながっているとでも言うのかい？
馬鹿ぬかせ そこは震源域の真上だぞ！
塀という塀は倒れ 建物はすべて崩れる
電気ケーブルや冷却水のパイプは破断し
空焚きの原子炉は一気に加熱するだろう
それが爆発して 放射能を空中に放出し
メルトダウンまでに 何分かかるのだ？
その時だ シヴァの奇蹟が起こるのは
見よ 太平洋の彼方から 喚声を上げて
魔物のように押し寄せてる巨大な津波が
爆発寸前の原子炉や従業員の命を呑み込み
原初の闇の底へ運び去るのは
やがて御前崎の沖合の大海原が
不気味なまでに青ずんで 白い腹を浮かべた
鯨やイルカや魚などの累々たる屍が
ニーラカンタの首飾りとなるだろう
シヴァ シヴァ シヴァ シャンボー！
しかし それは希望的観測とやら
津波より先に 原子炉が臨界爆発すれば
四基の原発が連鎖反応を起こし
大量の放射能が 天空高く舞い上がり
原発の残骸と周辺住民の累々たる屍を
津波が洗い浄める頃には 死の灰が
日本列島の上空を覆い尽くすだろう
ハラ ハラ ハラ シャンボー！
神々とアシュラたちの戦い続く神話的現 在
シヴァの奇蹟は あるのか ないのか？
あると思えば一服「ボム シャンカール！」
ないと思えばピースウォークに参加したり
「とめよう裁判」の原告になったりして
一日も早く みんなで止めるしかあるまい
やって来る やって来る
東海地震が やって来る
止めようぜ 止めようぜ
浜岡原発 止めようぜ
シャンカラ シヴァ シャンカラ シヴァ
シャンボー マハデヴァ シャンカラ シヴァ
（山田 塊也）
----------------------------------------------------
Nilakanta (Blue Throated One)
According to Indian legend,
in time immemorial, when the primordial sea of milk was churned,
a lethal poison came into being.
To protect all living things from this poison,
The great god Shiva consumed it.
As he did so, a blue mark appeared on his throat.
Hence, he is said to receive the nickname, “Nilakanta (Blue Throated One)"
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
The neck-tied jerks from the electric company
had the nerve to say
“Hamaoka Nuclear Plant is designed to withstand
a M 8.5 earthquake.”
Are you saying that the nuke plant is
secured, like with a hinge,
even when the earth cracks open?
Nonsense! It sits right on top of the epicentral area!
Walls of all kinds will collapse,
all buildings will crumble
electric cables, cooling pipes will all break.
A nuclear reactor with its cooling system lost,
the temperature skyrocketing
how many minutes would it take
for it to explode, blow out radioactive material,
facing its final meltdown?
It is then that the miracle of Shiva will occur.
Watch!
From the edges of the Pacific
An enormous tsunami, roaring,
approaching like a gigantic monster
swallowing up the near-exploding reactor and workers
dragging them deep down under
the primordial darkness of the sea
Soon, the boundless ocean beyond Omaezaki
will turn into a creepy blue mass
heaps of corpses of whales, dolphins and fish of all kinds
white bellies turned up
will decorate the throat of Nirakanta like a necklace
Shiva Shiva Shiva Shanvo!
But that, is wishful thinking.
If the nuclear reactor goes critical and explodes,
chain reaction will occur in the four nearby reactors
massive amounts of radioactive materials
will rise high above the sky.
By the time,
the tsunami arrives to cleanse
the remnants of the reactor and heaps of corpses of the locals,
ash of death will blanket the skies of Japanese archipelago.
Hara Hara Hara Shanvo!
In this modern day reality of ongoing fight between the gods and Ashras,
will we see the miracle of Shiva,
or not?
If you think you will, take a hit,
"Bom Shankar!"
If you think you won't,
then
join a peace walk,
join the "Stop Hamaoa" lawsuit,
we must all work to stop the reactors.
It's coming, it's coming
the Tokai Earthquke is coming
let us stop, let us stop
let's stop the Hamaoka Nuclear Plant
Shankara Shiva Shankara Shiva
Shanbo Mahadeva Shankara Shiva
(Kaiya Yamada)
Summer, 2002
info@amanakuni.net
http://
--------------------------------------------------------
槇田きこり但人 MAKITA "kikori" Tadato
e-mail: kikori◎kamnabi.com
twitter: @kikori_fushiana
mixi: https:/
--------------------------------------------------------
御師の家【カムナビ】
The Pilgrims' Inn KAMNABI
山梨県富士吉田市上吉田7-11-3 〒403-0005
--------------------------------------------------------
ＮＯ ＮＵＫＥＳ ＯＮＥ ＬＯＶＥ
--------------------------------------------------------
脱原発の社会と個人のあり方をシフト・チェンジする実験
の場となった1988年のいのちの祭りのヴィジュアル記録。
『 NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り '88 Jamming Book 』
発行：プラサード書店（代表：きこり）定価3000円ですが
送料込みで1500円にしました。郵便振替でお申し込みくだ
さい。振替口座： 00100−8−66189（プラサード書店）
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あ〜〜、ポンが生きていたらな〜っとつい思っちゃうよな。
福島といい、浜岡といい。
「浜岡原発停止」の総理記者会見の後、「山水人」ＭＬに紹介された
なまえのない新聞･あぱっち投稿の引用です。
あぱっちは古い友人で、かれこれ40年「なまえのない新聞」というミニコミを出しています。
発行元：アマナクニ
Ｗｅｂ amanakuni.net には、脱原発だけでなく、オルタナティブなさまざまな情報が載っています。
こちらもよろしくです。
http://
*****************
あぱっちです。
2002年の8月、静岡県袋井市にあるデンマーク牧場というところを借りて，
１週間ほどの「浜岡・平和のつどい」 というお祭りが開かれました。
もちろん浜岡原発を止めようというのがメインテーマで、
2000年いのちの祭りからの 流れでボブやサワ他ががんばっていたし、
原発設計者としてさいきんよく名前を見る菊地洋一さんが浜岡原発見学ツ アーを案内してくれたり、
つい最近の統一地方選挙で三島市議会議員にトップ当選した古長谷さんもいたり、
地 元・静岡の若者達が中心となって開かれたお祭りでした。
僕も毎日「Daily Gaia」という壁新聞をつくったり、ＨＰで祭りの様子を発信していましたが、
ポンがＨＰに原発の詩を寄せてくれました。
実はすっかり忘れていましたが、その時いっしょにやっていたみささんから、
英訳してゲイリー・スナイダーに見せた いという連絡が来たので、思い出しました。
平和の集いのＨＰは今でも見られますし、
毎日出していた壁新聞もそこからPDFファイルで読めるので、興味ある方 はご覧ください。
全体のスケジュールやチラシ、毎日の写真アルバムページもあります。
（平和の集いトップ）
http://
（会場でつくったページ）
http://
ところでこれはamanakuni.netの中の「お祭りマニア」というページからリンクされていま す。
1988年はチェルノブイリ原発事故をきっかけとして脱原発運動がもりあがりましたが、
その年の8月に開かれた 八ヶ岳88いのちの祭りから始めた名前のない新聞をベースとして、
amanakuni.netというＨＰを作って います。
それ以前はボブやポン、ナナオ、イサムさんなど自分で作っているサイトの更新情報だけでしたが、
3.11の福島原 発事故発生以来、88の初心にもどって原発関係の情報を広く載せるようにしています。
たまたま目についた情報を紹 介するだけのリンク集のようなものですが、
お！と思うような情報をピックアップしていますので、
他の情報源と合わ せて参考にしてもらえるとうれしいです。
http://
前置きが長くなりましたが、ポンの原発の詩を紹介します。（英文も）
ニーラカンタ（青いのど）
インド神話によれば天地創造のその昔
乳海撹拌によって発生した猛毒から
生きとし生けるものを護るため
大神シヴァがその毒を呑み干したところ
のどに青い痣ができたので
ニーラカンタという渾名がついたとか
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おゝ 死と破壊の大神ニーラカンタよ！
１５０年の周期を迎えて 発生間近な
東海巨大地震の災禍から
生きとし生けるものを護るため
原発事故による破壊を破壊し
放射能の毒を 呑み干したまえ！
電力会社のネクタイ野郎は抜かしたものよ
浜岡原発はマグニチュード8.5の地震にも
耐えられるように設計してあるだと
大地が裂けても 原発だけは蝶番のように
つながっているとでも言うのかい？
馬鹿ぬかせ そこは震源域の真上だぞ！
塀という塀は倒れ 建物はすべて崩れる
電気ケーブルや冷却水のパイプは破断し
空焚きの原子炉は一気に加熱するだろう
それが爆発して 放射能を空中に放出し
メルトダウンまでに 何分かかるのだ？
その時だ シヴァの奇蹟が起こるのは
見よ 太平洋の彼方から 喚声を上げて
魔物のように押し寄せてる巨大な津波が
爆発寸前の原子炉や従業員の命を呑み込み
原初の闇の底へ運び去るのは
やがて御前崎の沖合の大海原が
不気味なまでに青ずんで 白い腹を浮かべた
鯨やイルカや魚などの累々たる屍が
ニーラカンタの首飾りとなるだろう
シヴァ シヴァ シヴァ シャンボー！
しかし それは希望的観測とやら
津波より先に 原子炉が臨界爆発すれば
四基の原発が連鎖反応を起こし
大量の放射能が 天空高く舞い上がり
原発の残骸と周辺住民の累々たる屍を
津波が洗い浄める頃には 死の灰が
日本列島の上空を覆い尽くすだろう
ハラ ハラ ハラ シャンボー！
神々とアシュラたちの戦い続く神話的現 在
シヴァの奇蹟は あるのか ないのか？
あると思えば一服「ボム シャンカール！」
ないと思えばピースウォークに参加したり
「とめよう裁判」の原告になったりして
一日も早く みんなで止めるしかあるまい
やって来る やって来る
東海地震が やって来る
止めようぜ 止めようぜ
浜岡原発 止めようぜ
シャンカラ シヴァ シャンカラ シヴァ
シャンボー マハデヴァ シャンカラ シヴァ
（山田 塊也）
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Nilakanta (Blue Throated One)
According to Indian legend,
in time immemorial, when the primordial sea of milk was churned,
a lethal poison came into being.
To protect all living things from this poison,
The great god Shiva consumed it.
As he did so, a blue mark appeared on his throat.
Hence, he is said to receive the nickname, “Nilakanta (Blue Throated One)"
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
The neck-tied jerks from the electric company
had the nerve to say
“Hamaoka Nuclear Plant is designed to withstand
a M 8.5 earthquake.”
Are you saying that the nuke plant is
secured, like with a hinge,
even when the earth cracks open?
Nonsense! It sits right on top of the epicentral area!
Walls of all kinds will collapse,
all buildings will crumble
electric cables, cooling pipes will all break.
A nuclear reactor with its cooling system lost,
the temperature skyrocketing
how many minutes would it take
for it to explode, blow out radioactive material,
facing its final meltdown?
It is then that the miracle of Shiva will occur.
Watch!
From the edges of the Pacific
An enormous tsunami, roaring,
approaching like a gigantic monster
swallowing up the near-exploding reactor and workers
dragging them deep down under
the primordial darkness of the sea
Soon, the boundless ocean beyond Omaezaki
will turn into a creepy blue mass
heaps of corpses of whales, dolphins and fish of all kinds
white bellies turned up
will decorate the throat of Nirakanta like a necklace
Shiva Shiva Shiva Shanvo!
But that, is wishful thinking.
If the nuclear reactor goes critical and explodes,
chain reaction will occur in the four nearby reactors
massive amounts of radioactive materials
will rise high above the sky.
By the time,
the tsunami arrives to cleanse
the remnants of the reactor and heaps of corpses of the locals,
ash of death will blanket the skies of Japanese archipelago.
Hara Hara Hara Shanvo!
In this modern day reality of ongoing fight between the gods and Ashras,
will we see the miracle of Shiva,
or not?
If you think you will, take a hit,
"Bom Shankar!"
If you think you won't,
then
join a peace walk,
join the "Stop Hamaoa" lawsuit,
we must all work to stop the reactors.
It's coming, it's coming
the Tokai Earthquke is coming
let us stop, let us stop
let's stop the Hamaoka Nuclear Plant
Shankara Shiva Shankara Shiva
Shanbo Mahadeva Shankara Shiva
(Kaiya Yamada)
Summer, 2002
info@amanakuni.net
http://
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槇田きこり但人 MAKITA "kikori" Tadato
e-mail: kikori◎kamnabi.com
twitter: @kikori_fushiana
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御師の家【カムナビ】
The Pilgrims' Inn KAMNABI
山梨県富士吉田市上吉田7-11-3 〒403-0005
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ＮＯ ＮＵＫＥＳ ＯＮＥ ＬＯＶＥ
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脱原発の社会と個人のあり方をシフト・チェンジする実験
の場となった1988年のいのちの祭りのヴィジュアル記録。
『 NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り '88 Jamming Book 』
発行：プラサード書店（代表：きこり）定価3000円ですが
送料込みで1500円にしました。郵便振替でお申し込みくだ
さい。振替口座： 00100−8−66189（プラサード書店）
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