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町民劇団「ありのみ」コミュの劇団ありのみ塩釜公演間近!

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 利府町民劇団ありのみ
 塩釜公演がいよいよ間近に迫ってまいりました。


 

第6話 利府町民劇団ありのみ 「天までとどけ」-利府太鼓とともに-

日時:2011年8月7日(日) 14時開演 (13時30分開場)
会場:塩竈市遊ホール
入場料:無料

 仙台七夕中日のこの日、吹流しの揺れる宮城県の空の元、思いっきり演じたいと思っております。
 皆様、是非、お足を運んで頂ければ幸いです。

http://www.geocities.jp/kokoronokinsenhour/framepage.html
(第6話 8月7日をご参照ください)
 
 尚、利府公演は11月12日、13日となります。
 3月公演予定であったチケットをお持ちのお客様は、チケット払い戻し、もしくはチケット交換とさせて頂きます。こちらよりご連絡いたしますのでお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。



             ご挨拶


 この度の東日本大震災で、多くの市町村が甚大な災害を被りました。
 私たちの住む利府町もまた、津波で、地震で、多くの施設、家屋が被害を受けました。
 今年3月19日、20日に公演予定であった、第15回記念公演「天までとどけ」〜利府太鼓とともに〜もまた、その震災の中、全く公演の見通しも立たないまま、本番1週間前にして無期延期となりました。

 今回被害の甚大であった地域に多くが住んでいる劇団のメンバーは、幸いにして命に別状はありませんでしたが、車、家屋の被害、ご親族の被害に見舞われた者も少なくありません。
 ライフラインが復旧しない中、幕が上がらない舞台の内側で、私たちは自分のため、誰かのために毎日必死で生きながら、いつか舞台にライトが戻り、音響が流れ、幕の向こう側の席にたくさんのお客さんが座って、私たちの芝居が始まるのを待っている時が来ることを、ずっと信じて待ち続けてまいりました。

 4月7日の余震はその夢をさらに先に延ばすこととなりましたが、その後の地震の状況から、このまま大きな余震がなければ、11月に公演ができそうだというめどがたったある日、素晴らしいお話が劇団の元に舞い込みました。

 利府のお隣の町、塩竈(しおがま)市はニュースでもご存じでしょうが、やはり東北沿岸部の津波被害に襲われ、多くの尊い命と家屋、公共施設、車、道路等が流され、破壊されました。
 国道45号線に散らばった瓦礫や船舶、1階部分が何もなくなってしまった家屋、東北本線の高架下に縦にはさまっていた真っ赤な車、そんな塩釜の姿を、私は忘れることはできません。

 そのような中、傷ついた塩釜の市民のみなさんの心に元気を、というお考えの元、「東日本大震災こころの復興祈念企画 心の琴線に触れるステージを塩竈のみんなと!」をテーマに、多くのパフォーマーが立ち上がり、ライブパフォーマンス「ココロノキンセンアワー」を企画なされました。

http://www.geocities.jp/kokoronokinsenhour/framepage.html
 
 5月3日から始まり、その演目もオペラ、お芝居、絵画、寄席、踊り等々、バラエティーにあふれ、多くの塩釜の皆さんが楽しまれました。
 
 さらには、隣町の利府で、震災により上演ができずに困っている私たちに、塩竈での開演を勧めて頂きました。
 実は6月26日に、「ココロノキンセンアワー」第5話と題し、歌や踊りの塩竈夢ミュージカル「歌謡ショー」が上演され、そこで私たち、ありのみ劇団は、ゲストとして招いて頂き、劇団ありのみのテーマソング3曲を歌と踊りで披露させて頂きました。
 
 「ココロノキンセンアワー」スタッフの皆様、塩竈夢芝居の団員の皆様には、大変ご親切にして頂き、心温まるひと時を、会場のお客様と共に過ごすことができました。
 劇団の子供たちも慣れ親しんだ利府の文化ホールから飛び出しての、初の舞台に、緊張もしましたが、大変貴重な経験をいたしました。
 
 6月26日の、塩竈市遊ホール8階から見る塩釜の様子は、未だに津波の被害が深く、家屋は倒壊し、多くの商店も閉じたままでした。ホール1階の仙台の地方銀行、七十七塩釜支店もまた復旧がなされておらず、その8階ホールで歌や踊りが上演されることの非日常的な不思議な感覚と、復興への強い思いを同時に感じておりました。(7/19に復旧)。

 その日からまたひと月以上の時間が経ち、8月7日、開演会場の窓から見える塩竈の町の様子を見るのも楽しみです。

 ありのみ劇団は毎年3月に公演を行っていますので、初の夏稽古の日々が続いています。また、6月に続き、初めて利府文化ホール以外の上演となり、舞台の勝手がわからず、緊張と戸惑いの中でスタッフ、役者共、一生懸命稽古に励んでおります。
 いったん出来上がりかけていた1つの芝居が、3月11日に崩壊し、また、それを一人一人が立ち上がり、思いを一つに演をつなぎ合い、頑張っています。
 メンバーの中には、公演日が大きく変わったことから、参加できなくなった者もいて、一度、無くしてしまった多くのものを再構築する難しさを日々痛感しています。
 東日本大震災を、下は5歳から、劇団のメンバーは一人ひとり、経験し何かを思い、人生の大きな出来事として記憶し、哀しみや苦しみを乗り越えて、多くの思い、多くの願いを芝居に込めているのだろうと思います。
 
 どうぞ、私どもを温かく末永く見守りくださいますよう、そして、お時間がございましたら、足を運んでいただきますよう、11月12,13日の利府本公演も含めまして、よろしくお願い申し上げます。 

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