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伏見直江コミュの社会思想社 『日本映画俳優全史』女優編

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著:猪俣勝人・田山力哉。

P33−35に記述あり。
概要:
大河内伝次郎の相手役は転々としたが、結局、一番イキがあったのは伏見直江だった。
大河内のニヒルな眼光に対して、一見、仇花のようで、その底に一脈の女の純粋さを隠した彼女の持ち味は不思議によき調和を見せた。
昭和初期としては珍しく片肌抜いで胆呵を切るあたり、匂うが如き色気が濃厚だった。
初め帝国キネマで霧島直子と名乗っていたが、あまりパッとせず、伏見直江と芸名を変えて日活へ移ってから、にわかに脚光をあびることになった。
帝国キネマ退社の理由が、当時帝キネでピカ一スターだった市川百々之助と立廻りを演ずる役を振られ、純情な彼女がそれを断ったためにスッタモンダとなったから。
昭和三年、志波西果監督の大作「江戸三国志」に抜擢される。
「新版大岡政談」で大河内の凄みのあるニヒリズムの魅力に対して、彼女がなりふりかまわず発散する伝法な色気が大いに人気を博し、日活京都の女王の座に君臨した。
その後、松竹下加茂に移り「雪之丞変化」などの大作に出演したが、長い全盛期も終わり、スクリーンから姿を消した。
ふたたび再会したのは昭和四十七年、大映の「新座頭市物語・折れた杖」に、ほんのちょっとだけファースト・シーンの老婆役で出てきた時であった。

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