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経済ニュース〜世界情勢コミュの東京マーケット解説 2008/7/11

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2008年7月11日(日本時間)

<株式市場大引け>

日経平均株価(東証) 1万3036円69銭  前日比27円52銭安

日経平均先物9月物(大証) 1万3090円  前日比40円高

日経平均先物9月物(シンガポール) 1万3070円  前日比10円高

東証1部売買代金  2兆5702億円

東証1部売買高    23億646万株 

(概況)

前日のNY市場は、化学大手ダウ・ケミカルによる150億ドル規模のM&Aの発表や、金融システム安定化に向けたFRBの監督権限の強化案などが好感され、この日の相場上昇を牽引した。ただ、中東情勢の不安定化に伴い原油相場が急騰する一方、政府系住宅金融のファニーメイとフレディマックが、一段の財務悪化や資本調達難から経営破たんするのではとの観測や、リーマン・ブラザーズに対しPIMCOが取引を手控えているとの噂から、再び信用収縮への懸念が強まり、相場全体の上値を重くする場面もあった。

今日の東京市場では、原油相場の急騰に加え、金融セクターを巡る懸念が強まっている事などが嫌気され、日経平均は売りが先行して始まった。その後、日経平均先物7月限オプションSQの算出は波乱もなく無事に通過した事から水準維持のタガが緩み、日経平均は一時1万3000円台を割り込む場面もあった。しかし、午後に政府系住宅金融のファニーメイとフレディマックを米国政府が公的管理下に置く事を計画しているとの報道が伝わると、金融システムに対する不安が後退し、日経平均は急速に切り返し、上げ幅が一時100円に迫る場面があった。ただ、来週からの米国の金融機関の決算発表を控え、金融不安が再び強まる事を警戒し買いの勢いは続かず、引けにかけては再び手仕舞い売りなどにおされ、上値の重い展開となった。


<東京外国為替市場>

ドル/円(15時時点) 1ドル=107円15−18銭 前日比1銭 円高

(概況)

前日のNY市場は、政府系住宅金融のファニーメイとフレディマックへの経営破たんの噂や、原油相場の急騰がドルを圧迫したものの、クロス円上昇が円の上値を抑えた事もあり、対円ではドルは底堅い動きを見せた。

今日の東京市場では、金融セクターを巡る懸念が強まっている事を受け、序盤からドルは軟調なスタートとなって始まった。その後は、実需のドル買い需要などが下値を支え、ドル円は昼過ぎにかけ狭いレンジで一進一退を繰り返した。しかし、米国政府が政府系住宅金融2社を管理下に置く事を計画中との一報が伝わると、金融不安の後退からドルの買い戻しが優勢となっていき、午後にかけてはドルは107円前半で底堅い展開となっている。

ユーロ/円(15時時点) 1ユーロ=169円09−15銭 前日比57銭 円安

(概況)

前日のNY市場は、政府系住宅金融のファニーメイとフレディマックへの経営破たんの噂など、金融セクターを巡る懸念が強まった事や、原油相場の急騰などを受け、対ドルでのユーロ買いが加速した事から、対円でのユーロ買いの動きが急速に膨らんだ。

今日の東京市場では、海外市場でのユーロ上昇の流れを引き継いで、円売り・ユーロ買いが先行して始まった。しかし、その後は戻り売りなどでユーロは上値が重くなったものの、午後にかけては米国の政府系住宅金融2社の公的管理計画の報道を機に、金融システムに対する不安の後退から再びユーロ買いがじりじりと強まり、午後にかけてはユーロは強含みの展開となっている。

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