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設計事務所コミュの【その他】建築士の実態

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社会資本整備審議会建築分科会の報告書、読むと長いですが
http://www.mlit.go.jp/singikai/infra/architecture/kihonseido/images/060731.pdf
その中から、建築士の現状についての結果が載っていますので、抜粋してみます。

一級建築士の平均年齢が56.2歳ってずいぶん高いような気がします。亡くなった人もカウントされているからなのかな。(実態調査は行われていないので資格取得時から計算しているのでしょう)


以下抜粋

建築士及び建築士事務所の登録状況
一級建築士及び二級建築士については、昭和26年から登録が開始されており、平成17年度末時点での登録数は、一級建築士が322,248名、二級建築士が692,968名、木造建築士が14,950名となっている。このうち、一級建築士の年齢階層別登録数をみると、20歳代は約2,000人、30歳代は約47,000人、40歳代は約66,000人、50歳代は約101,000人、60歳以上が約106,000人であり、その平均年齢は56.2歳となっている。
また、平成17年度末時点の建築士事務所の登録数は、一級建築士事務所が92,028事務所(うち個人事務所37,180、法人事務所54,848)、二級建築士事務所が40,419事務所、木造建築士事務所が828事務所、総数133,275事務所となっている。
このうち、二級建築士事務所は昭和60年の56,699事務所、木造建築士事務所は昭 和63年の1,779事務所、総数は平成12年の135,972事務所をピークとして、そ の後はそれぞれ減少傾向が続いている。

建築士の業務実態
建築士の業務実態をみると、構造設計に従事する者は約4%、設備設計に従事する者は約1.1%であり、これらの業務に従事する者の割合が極めて低い状況にある。
また、一級建築士試験合格者においても、その職務内容別の構成をみると、構造設計を担当している者の占める割合は約4〜5%(200〜300人程度)で推移しており、同様に設備設計を担当している者は1%強(100人程度)となっている。
建築士事務所に対して行ったアンケート結果(平成18年5月実施川こよれば、約半数の事務所が専業事務所であり、また、所員数5人未満の小規模事務所が占めており,零細な実態が明らかとなっている。また、全事務所でみると約55%の事務所で開設者と管理建築士が同一となっているが、専業事務所では開設者と管理建築士が同一であることが多い。
業務内容としては、約43%の事務所が意匠設計業務を中心としており、構造設計業務の約45%、設備設計業務の約69%が再委託されている。特に、これらの再委託業務については、約39%の事務所が再委託の契約を口頭のみで行っており、また、約36%の事務所が依頼主に対して再委託先を提示していない、といった責任関係の曖昧な業務実態が明らかとなっている。

建築士の業務報酬、賃金水準
一級建築士の賃金水準については、厚生労働省において実施されている「賃金構造基本統計調査」(平成17年度)によれば、年収(「きまって支給する現金給与額」の12ヵ月分に、年間賞与その他特別給与額を加算したもの)は約540万円(約44歳)であり、医師(約1,050万円;約40歳)、歯科医師(約900万円;約35歳)、弁護士(約2,100万円;約41歳)等に比べれば低い水準にあるものの、社会保険労務士(約550万円;約 38歳)、技術士(約530万円;約40歳)、薬剤師(約507万円;約36歳)とほぼ同 程度となっている。
しかし、特に、下請けとなっている構造設計や設備設計を担当する建築士は、契約関係上弱い立湯にあり、十分な報酬が得られない等の問題が生じているとの指摘もある。

コメント(1)

あんまり知識がなくいい発言はできませんが、
値切られる国家資格は建築業界だけだと思います。

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