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東北学院大月曜3コマ文献講読1コミュの読書案内(Vol. 2)――ノンフィクション・教養編

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きのうはお疲れさまでした。
幹事役のウディ男くんありがとう。他の皆ともいろいろ話ができて面白かったです。

いまちょうど、村上龍の『日本経済に関する7年間の疑問』(生活人新書、NHK出版)を読み終わりました。村上龍は1999年からJMM(Japan Mail Media)というメールマガジンを主催していて、この本はその7年間のショートエッセイをまとめたものです。

この他にも、同様の書に『人生における成功者の定義と条件』(NHK出版)、『マクロ・日本経済からミクロ・あなた自身へ』(NHK出版)、『会社人間の死と再生:ダメな会社と心中しないための戦略とは?』(扶桑社)、『対立と自立:構造改革が生み出すもの』(NHK出版)などがあります。

小説家として、社会やシステムの変化が個人の心理や生活にどのような影響をもたらすのかということを村上龍は問うています。よく「疑問を持て」とか「独自の視点を身につけろ」とか言われますが、良い問いとは何か、あるいは必要な問いとは何か、その問いのたて方を考えるのによい書です。

その他最近読んだものでは、
・赤坂真理(2007)『モテたい理由』講談社現代新書
・上野千鶴子(2002)『サヨナラ、学校化社会』太郎次郎社
・阿満利麿(1996)『日本人はなぜ無宗教か』ちくま新書
・福岡伸一(2007)『生物と無生物のあいだ』講談社現代新書
が秀逸でした。

それから哲学ものでは、池田晶子さんの3部作がお勧めです。
・池田晶子(2002)『帰ってきたソクラテス』新潮文庫
・池田晶子(2002)『ソクラテスよ、哲学は悪妻に訊け』新潮文庫
・池田晶子(2004)『さよならソクラテス』新潮文庫

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