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紀野恵コミュの紀野さんの歌で好きなもの

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上に挙げてあるものでも、なんでもいいです。
特に気に入ってるのがあれば教えてくださいな。

コメント(5)

眼交ぜするとき入り混じる陽の筋が痛きやうなるこの夏至の庭

という歌が、闊達な感じで良いなあと思います。

テラスで飲みながら、気の置けない仲間と機知に富んだ会話を愉しむ。
または、
菜園で家族と一緒に作業していて、腰も疲れたしそろそろ休憩しようか。
というシチュエーションでしょうか。

曙がゆつくりよぎる間さへ睡りつぱなし 王位は空位

だいすきな歌です。
>mayumayu

紀野さんの歌は、映画のようにそのシーンが目に浮かぶものが多いね。
そこから想像される物語や人物の雰囲気が私はとっても好きです。

>芥子さん

コメントありがとうございます!
曙と書いて「アウロラ」と読んだり、階段を「きざはし」破璃を「グラス」と読んだりする紀野さん独特の古語の使い方が、ロマンティックで硬質な雰囲気の理由かなーとも思いますね。
棄つるにはなほ惜しみぬる志野焼のすこし欠けたる薄紅の世や


醒むる恋老ゆるをとめととりまぜてうつくしきもの思へば東雲


夜を渡るときしんと射すひかりさへ拭ひて棄てむ愛恋の額


小袿を虫干すときの曾祖母のつめのいろかな過ぐるといふは


記念には扇たまへな御手に馴れし失恋趣味のふかみどりをば

「記念(かたみ)」


「変らじよ」「移りたまふな」宵々を古りにし言のかたへに経ぬる


閑閑集より



舟べりに日記書き付くるけふよりやをとこもすなることなべてせばや

「土左日記殺人事件」の帯にも書かれている歌です。
短歌って日記的な側面もありますね。

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