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楽器博物館/オルゴール博物館コミュの浜松市楽器博物館のピアノ

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突然、トピを立ててすいません。他に掲載するところがないので、このトピを使ってピアノなどの鍵盤楽器の写真を掲載します。まずはヴァージナルです。(フィレンチェ)17c初期、全幅160cm、50鍵 C/E〜f3です。

コメント(15)

次の楽器はスピネットという楽器です。鍵盤の色が現在のピアノと同じで、普通は逆なのですが、こちらが蓋が開いていたので、掲載しました。J.ハリス(ロンドン)1760、全幅197cm、61鍵GG〜g3です。
次がチェンバロという楽器です。一つ目はJ.d.パルティクス(フィレンチェ)1672、全長211cm、50鍵、2×8′C/E〜f3です。ピアノの前の楽器です。                 
二つ目のチェンバロは全盛だったころの楽器で、正面の写真です。61鍵×2、2×8′1×4′FF〜f3です。
次は横からの写真です。きれいな装飾で覆われております。F.ブランシェ(パリ)1765、全長233cmで2段鍵盤です。写真の画像が大きいので、一枚しか掲載できませんが、写真をクリックすると拡大しますのでぜひやってみてください。
次はスクエア・ピアノです。この楽器はピアノを置けない家庭や廉価なことで、18c中期にイギリスなどで流行しましたが、19c中頃にはアップライトピアノが出来て、この楽器は衰退しました。写真のピアノはペダルが1本あります。T.ラウド(ロンドン)1805頃 全幅165cm 68鍵 FF〜c4です。
次はシングルエスケープメントといって初期のピアノの鍵盤のアクションで、今のピアノよりも構造がより簡単です。初期のスタインウェイ(ニューヨーク)1872、全長207.5cm 85鍵、AAA〜a4です。
次はアップライト・ピアノでして、珍しいピアノを掲載します。ナポレオン・ピアノといって、ナポレオンの帽子形のピアノです。モーリー(ロンドン)1840頃 全幅158cm、88鍵 AAA〜c5です。88鍵になったのは、スクエア・ピアノのスタインウェイ社製で、1853年が最初です。グランドでは、エラール社製のピアノで1880頃です。
次ははね上げ式、シングルエスケープメントのピアノでして、1820〜1910頃のピアノです。A.シュトライヒャー(ウィーン)1815頃、全長228cm、73鍵、FF〜f4、です。
最後は突き上げ式、ダブルエスケープメントのグランドピアノで、これが現在のピアノの構造です。6.の楽器も突き上げ式ですが、これはより複雑な構造でして、自然な打鍵を生み出しまして、現在はこの様式のピアノが主流になりました。
べーゼンドルファー(ウィーン)1910頃 全長255cm 92鍵、FFF〜c5です。AAAよりも下の鍵盤は音が低すぎて、音が出ないで、低音部をより響きさせる効果を出します。いまのべーゼンドルファーはCCCまであり、AAAより下の鍵盤を全部黒で塗りつぶしており、より低音を響きさせております。
すごいです!

投稿感謝、感謝です、。

ありがとうございます!
うーむ、これは勉強になりますなぁ。ピアノの鍵盤は重たすぎて、どうしてもシンセにのめる小生ですが、これは、すごい。
喜んで頂けて嬉しいです。私は21年も楽器史の研究をしておりますので、ピアニストですが、他にバストロンボーンを26年、リュート(上の写真がリュートという楽器です。)を8年演奏しており、ピアノは32年でプロデビューして12年目ですので、現在、ほとんどすべての時代の楽器史も詳しいのですが、中世・ルネッサンスの楽器史と限定したのは、この時代の研究が1番遅れているのと、自分が出来そうな研究なので、リュートという16cの弦楽器も独学でマスターしたのです。今はミクシィを使って自分の研究の発表が出来るので、本当にミクシィに入れてよかったです。
ピアノワッカさん

そんなにも!!

すさまじいですね!

参りました。。。。

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