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アスベスト被害について考えるコミュの挨拶と雑談

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はじめまして、昨年暮れに父を悪性胸膜中皮腫で亡くしました。
父に色々頼むと言われたことなどをきっかけにアスベスト被害についてに活動を行なう決意をいたしました。
何か困っていることなどありましたら教えていただけると助かります。

コメント(144)

武やんさん、やまさん
コメントありがとうございます。

どこで曝露したか判らず、ずーとモヤモヤしていました。

労災や訴訟までは考えていませんが、原因が何かだけでも判ればいいと思います。

もし、原因が自宅であったりした場合、子供達にも危険な訳で、その辺だけでも安心して暮らしたいと思いました。

「アスベスト使用部位は限られてくるので知り合いに建築関係か建売りも行っている不動産やがいないか聞いてみてはどうですか? 」

そうですね。
いろいろな人に聞いてみようと思います。

焦らずに、情報を集めてみようと思います。

いろりろありがとうございます。
とても心強く思います。
これからも宜しくお願い致します。



やまさん

失礼します。
以前に訴訟の件を報告させていただきましたが、
実は6月14日に日程が決まっておりました。

第1回公判 7月30日 大阪地方裁判所809号法廷 13:15〜(15分間)

義父が相手方と裁判官の方々に自分の口で今の苦しさ、悔しさ、怒りを伝えたいと熱望し、当初、弁護士のご尽力で短い第一審の中で3分程度実現するところまでこぎつけておりました。

ですが、その後の義父のここ数週間の体調の衰えは酷く、出廷〜弁論することは難しいと医師の判断もあり、当方の弁護士の提案で、義父の自宅にて双方の当事者と双方の弁護士が裁判官立会のうえで尋問、証言を行う「所外尋問」の手続き(6月22日)をとってくださり、本日義父宅にて行われました。
(申請した時点で相手方は反対尋問準備の都合があるから裁判所の休み明け8月20日以降を希望する・・・と返答してきましたが、当方の弁護士が「2ヵ月近く先だと尋問自体が行えるかどうかわからないこと、もしもの事態になれば、原告側としては重要な証拠(言い方は悪いですが)が失われることにもなることから、7月中の実施」を主張(6月30日)していただき7月3日に所外尋問決定をいただきました。)
 相手(会社)方の弁護士は上記のとおり第1審以降に・・・と期間を延ばそうとしましたが、義父の体調を裁判所が認めてくれ、実現となりました。
 相手方弁護士の「依頼人の利益たれ」は解りますが、全く納得のできない主張でした。

 話は飛びますが、本日午後2時から所外尋問が行われ無事終了し、義父も言いたい事全てではありませんでしたが裁判官2名、書記官1名、被告代表2名(内1名は義父と顔なじみで何度か義父が帰宅時に車で一緒に送って行った事がある現本社部長らしい)、相手方弁護士2名、当方弁護士2名、家族で義父はベッドの上(ここ2週間程はほとんどベッドの上で生活している)から絞るような声で話をし、相手方、当方の弁護士からの尋問に答えておりました。

 今日の為に、今朝はオプソを服用せず呂律もしっかりし、どれだけ苦しいのか、どれほど自分の人生を狂わされ、すべての好きな事を取り上げられた生活がどれほど味気なく無意味で苦しいのか、どれほど悔しく、惨めな思いをしたのかを涙を堪えながらも、怒りを抑え、冷静に訴えられたと思います。

 相手方の尋問の要点は2点で、義父の喫煙歴(20数年前に軽い心臓疾患を健康診断で診断され、医師より心臓の為に止めた方が良い言われて帰りに持っていたタバコを握り捨ててやめた人です)を肺がん(中皮腫ではなく問題のすり替え・・・当方弁護士がすかさず指摘)と印象付けようとしていた。
 もう一つは職場環境での曝露については本社より安全指導が朝礼時に頻繁に有ったはずとの主張(これもウソ)で平成13年ク○タショック以降はマスク着用を指導してきた(当然ウソ)・・・と平成18年であったク○タショックを5年も水増しして(すかさず当方弁護士が指摘し訂正させた。流石はアスベスト裁判を多く手掛けてきた弁護団の先生)自己擁護にまわっていた。

 裁判官にどのように双方の言い分が印象付けられたかは今後の裁判で明らかになっていきますが、今後訴訟を行われる方々、考えておられる方々に一例としてTVドラマではありませんが、嘘、屁理屈、意識的な錯誤等を駆使した「裁判」の実態を解っていただければ幸いです。
 (心労や経済的負担などこれから心配な面もありますが今の私たちにとって義父の悔しさを相手の腹の中にねじ込む事、今後確実に出てくるアスベスト因中皮腫を発症させるであろう義父の同僚たちへの道筋の為、そして百戦錬磨のアスベスト弁護団がバックアップしてくれているという心強さで立ち向かっていきます。)

 未熟な文章に対しどこまでご賛同いただけるかは分かりませんが、善悪例に拘わらず「そういえば裁判にはあんなことが有るらしい・・・あんな事を質問されるらしい・・・あんな方法もあるんやなぁ・・・等記憶の片隅に留めていただければ幸いです。

 やまさんへ
 毎回大きなスペースを拝借させていただき ありがとうございます。
武やん様

ありがとうございます。
私自身アスベストに関する裁判の傍聴すらありません。とても勉強になりました。
それにしても相手方弁護士は事実をきちんと調べてないのか程度の低いものですね。

このような事例を集めておく必要はありますね。
トピックを考えておきます。
 やまさん様

 公判の中で一番辛いのが、被告側の???と思えるような尋問や答弁です。
また、不必要に原告を怒らせたり、辱めたり、論点をぼかす、そらす等して係争の意欲を削いだり、感情的になった言葉尻や錯誤をきっちり突いてきます。

 TVドラマでも出てくるいやな弁護士は被告側にとって最高の味方ですね。
(「依頼人の利益たれ」が弁護士の原則であるのは判りますが、相手方弁護士の法や原告の心情を無視した弁護、尋問は弁護士としての誇りのない薄っぺらな商業職におとしめる愚行だと思いますが・・・プロである限り勝って報酬を受け取るのが当然としても。)

 不勉強な相手方弁護士ならこちらも助かりますが、実際には確信犯的に錯誤情報を弁明して原告側から指摘がなければ錯誤した情報が裁判官に植え付けられます。
 一旦、間違った情報が頭に入ったらそれをくつがえす反証に無駄な時間を多く取られ、結果、裁判が長引く・・・となります。

 たぶん、アスベスト裁判の多くはこのパターンに陥ると思います。
(神戸、三井倉庫中本事件で傍聴しましたが証人に虚偽の証言をさせようとしていた感さえありました)

 私の私観でご説明させていただいておりますが、事実とかけはなれた原告びいきの物の観かたはしていないつもりです。


 次回は月末30日第一審公判をむかえますが、またスペースをお借りして報告させていただきたいとおもいます。
 よろしくお願いします。
アスベストと医者から告知されたのは去年9月、抗がん剤投与もままならず、副作用がひどいため、新薬の治験も受けてみましたが、あわずに、一番体にあう弱い抗がん剤治療で本日まで入退院を繰り返しきました。
余命一カ月と先月宣告され、体調の回復も見れず、退院し二週間です。
もうすでに食べることも、ベッドから起き上がることもできずの状態です。
今週来週が・・・地獄です。家族も本人も親族も・・・・

一応ご報告まで
anego さま

言葉がみつかりません 

ですが、あなたという人とネットでですが出逢えた事 覚えておきます。

どんな状態になっても、どんな結果になろうとも 生きた証を言葉でも、文章でも残されるのがいいと思います。

他人で無責任な言葉でお気を悪くされたらお許しください。


私は義父をみてて、私はそう思います。

たとえどんな姿が焼きつこうとも 私は義父を忘れたくない! です。


不謹慎な発言であれば 重ねてお詫びいたします。
また、削除の依頼をお願いいたします。

武やんさん

ありがとうございます。
覚えていて頂けるだけでありがたいです。
姉や父も違う形ですが医療の犠牲で亡くしています。
もう二度とこんな事が起きないようにと願っています。

今は伯父の生きようとする精神で奇跡が起きることだけを願っています。

詳しいことは従妹に聞かないとわからないですけど、今後皆様のお役にたてるかもしれないので、またご報告したいと思っています。




anego様

私の父の最期を思い出しておりました。
最期まで毅然として穏やかで気配りをしていました。
病床で意識がなくなるまで私に対して「寒くないか」だの「お腹すいてないか」だの心配したり笑顔を見せていたことを覚えています。

武やんさんも仰っていました。忘れたくないと、決して忘れるものではないです。
伯父上様のこと決して忘れることはありません。

私の父は経験や意志がこうやって今も生きています。
そしてそれが私の出来る父への恩返しと思っています。
奇跡は起きませんでした。
今朝伯父は眠りにつきました。
皆様のお優しい言葉に感謝です。

ありがとうございました。



anego様

伯父上様のご冥福をお祈り申し上げます。

何とも言えず悔しい気持ちです。
このようなことがいつまで続くのでしょう。

伯父上様も辛かったと思いますが最後まで戦われたのでしょう。

まだまだ大変かと思われます。
体調など崩さないようして下さい。

やま
はじめまして、お疲れ様です。
アスベスト運動の流れがとても参考になります。

81歳の父が4月に症状を訴え、最初は結核治療をしていましたが、6月にアスベストの中皮種、癌だと判明。労災は8月におりました。

三菱自動車だったので、根拠が明瞭だったのでしょうが、それでも初期対応がもっと適切であればよかったのにと思います。病院側もアスベスト指定できなくて困惑しているケースが相当数あるかと思います。

(5年前に旭硝子にいた家内の父が、2年前に似た症状で叔父もなくなっていますが、当時の勤務資料がなく、労災指定はうけていません)

潜伏40〜50年ということを考えれば、今後膨大な発症と訴訟、費用負担。大変な国民病になっていくのではと危惧します。


●米国での使用禁止措置を知りながら、長年対応を放置してきた国の責任と企業側の安全対応への未熟さが健康被害を生んだ、ある種の人災だと思います。父はまさに闘病中ですが、離れて暮らしているので親族が面倒を見ています。

今後、関連裁判の動向なども、勉強させてもらいます。
月光2

書き込みありがとうございます。
私の知人の方にも旭硝子に勤めていたご主人を中皮腫で亡くされた方がおります。
その方は旭硝子が認めないためにかなり困ったという話しを聞きました。
勤める前にアルバイトをしていた作業所が認めてくれて、とても少ない補償となってしまっています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

やま
 やまさん また、このトピをご閲覧の皆様

 失礼します。

 7月30日の第1審の報告が遅れましたことお詫びいたします。

 第1審第1回公判は訴訟事実確認の為、15分間の短い時間で開かれ

1)被告企業S(以下、被告)は原告が下請け企業(以下、下請)Nの社員であって被告に管理責任はない
2)下請全社に対しては作業開始前の合同朝礼、作業中の被告現場責任者(以下、現場責任者)巡回で安全指導を徹底していた。 よって原告がアスベストによる被害を受けたのは下請Nの指導怠慢であり、加えて被告はその安全指導等に細部にわたる契約書を取り交わしており、その証拠品として提出する。
3)原告は喫煙歴が数十年にわたりあり、タバコがアスベストと反応して発癌物質に成り得て中皮腫の発症率が上がる、と学会で論文が発表されている。 よって中皮腫の発症がアスベスト曝露のみの原因とは断定できない。
・・・等々
よって被告側に原告に対する賠償責任を負う立場でない。


概ね以上が第1回公判の被告側否認陳述です。

案の定、下請けに責任を押し付けて全てに責任逃れの戦術に出てきた訳です。

 義父の話によると作業前には被告からの作業内容の指示、連絡事項伝達などの為に現場責任者立会のうえで下請全社と合同で朝礼を行い、作業中には現場責任者が現場を巡回、指示しており、修理詳細についても現場うち合わせで義父を含め下請に対する指示、命令を被告企業現場責任者が行っていた。
 例えば「定期分解整備依頼」でドック(修理港)に入ってきた船舶は現物を点検して不良もしくは定期交換部分があった場合に依頼者(持ち船会社)に見積もりを提示する為に、どの部分をどのように修理、交換するか現場にて被告現場責任者に報告、協議し被告本社から現場責任者からその指示をあおいでいた、とのこと。
 指示、命令系はあくまで被告にあり、加えて下請Nの社長以下の事務員以外はその指示、命令に対して現場作業を義父と共に行っていた(下請Nの社員は社長と呼ばず親方と呼んでいたことで規模や作業内容を推測できると思います)。
 被告陳述が正当に主張できるのであれば現場責任者より頻繁に注意、勧告があったであろうが、親方でさえマスクや防塵服を着用していなかったらしい。
(現場責任者については未確認というか義父の記憶があいまいな為明文を控えます)
 まして、安全指導の契約が当時に有ったのなら親方も口うるさく指示していただろう。

 義父に対する給料は雇い主である下請け企業が払っていたから管理責任は下請け企業に有る、は筋違いであって指示、命令系が被告にあり現場責任者によって随時又は頻繁に管理されている以上、被告に安全確認を遵守させる(下請責任者を含め、安全項目に違反した、している者に対する注意、勧告、遵守請求)責任があるはずである。
 親方でさえマスクや防塵服を着用せずに作業を行っていた状況からしても、前述の安全確認契約は被告さえも遵守していないものであって存在自体も危うい。

 喫煙歴に対する反証に至ってはアスベスト被害者に対する冒涜で、アスベスト中皮腫に対する無知なのか、故意に事実を捻じ曲げているのかさえ判らず寂しささえ覚えてしまいました。

 詰るところ、被告は下請けとの争いに持ち込んで時間をかせごうという戦術に出ました。

 次回第2審は9月10日です。

 8月30日深夜に救急で入院した義父はもう家に帰ることができないどころか、第2審の内容を聞くことさえ難しい所まで来ました。
 裁判とは別に、義父の「もし逝くなら自分の家で・・・」との願いから、問題が多発し、いろいろと考えさせられる1ヶ月でした。
 この件に関しては、また改めてお話させていただきたいと思います。 

 いつも大きなスペースをお借りし、ありがとうございます。

造船・重機連絡会と大阪じん肺・アスベスト弁護団が「じん肺・アスベスト電話相談」を実施します。
造船関係だけでなく、アスベスト環境に少しでも思い当たる節があればご相談して下さい。

当然 無料で秘密も厳守です。

「ちょっと最近おかしいかな?」って思われた方も「もしかして・・・」と不安な方も

全国、最寄りの相談窓口で親身に相談にのっていただけるようです。
やまさん

>116
亡くなった義父の旭硝子のような大手でもそうなんですね。前例がないと企業も無視を決め込むことでしょう。

義母も家内も、職場の資料がないので、症例は中皮腫そのものだったが、裁判までして争う根気はないが、悔しい。という感じです。


最近抗がん剤治療をやめた末期の父の場合、アスベスト労災認定は降りたものの、やはり釈然としないです。

本人は、三菱重工(途中から自動車工業に会社が独立)を被告とした裁判をやる体力はないでしょうが、他の親族にも同じ経済成長期の三菱マンが多いので、身内が会社、政府を告訴することについて、慎重に検討をしたいと思っています。

厚生労働省は、利権中心のだめな組織としても有名です。
元ボスの橋本龍太郎一族とは、同郷で後援会や縁戚でもあるので、その力学や関係者のラインで(3世の息子さんも現役議員、1世が戦後の吉田内閣で初の従軍遺族年金、国民年金制度を開拓)、自分なりになにかできないか検討したいと思っています。


国民病として将来患者が増大し、医療予算が逼迫するならば、それを前提に対策政策提案をしたほうが、被害者も企業、国家側も裁判闘争を回避できてよいかもしれません。

原爆、水俣病、HIVのように全面対決で、何十年も被害者闘争を展開をすることは難しいと思います(被害者は発病してからの生存時期が短い、ガンの看護で家族は精一杯)

●被害者への謝罪はともかく、高額な医療費用、看護失業、経済的困窮など、経済補償問題も含め、財源のない政府企業側は、物理的に対応は及び腰になるでしょう。(弁護団は目先の裁判で手一杯でしょうし)

個人的には、今までにない大胆な政治制度対応をできる超党派の議連を強化すべきだと思います。

・数十万人規模を想定した被害者救済基金(米国債などを売り数兆円捻出)

・財源不足で、認定補償から企業、政府が逃げないように、新しい特別政府通貨(日銀紙幣ではない)制度(医療、生活保障クーポン他)での与信補償の開発
 ーーー 1人@1億円補償だとしても、硬貨同様の政府通貨ならば財務省がただ刷ればいいだけ。赤字国債とは無縁。

・上記による看護家族、関係者への一人月額13万円程度のベーシックインカム所得保障(個人資産処分を求める、使えない既存の生活保護制度とは異なる一律支給)


三菱だけなら、「人殺し企業」として商品名、社長実名報道をせざるえないよう動き、海外報道を前提とした「本社での騒ぎ」を起こせば、裁判も短期で終焉させるだけの財力もあるでしょうが、一般企業や下請けの零細は、補償などまず不可能ですから、政府自身になんとかさせるしかないでしょう。


もちろん、自分は非力なので、どう動けるかわかりませんが、将来とんでもない規模の被害者が浮上する気がします。

ちなみに、報道されませんが、911テロ事件のとき、現場にはいった警察、救急関係者2000名のうち、すでに300名がガンで死亡しています。

諸説のなかではアスベスト説が有力です。
10年でこの数字なので、あのときの粉塵を思い出せば、将来、ニューヨーク市民からどれほどの被害者がでてくるか、想像もつきません。

つまり、アスベストは日米共通の深刻な国民病になる可能性があります。



皆様

最近なかなかコミュを見ることが出来ませんでした。
お返事も致しませんで大変申し訳ありません。

夏の疲れからかずっと体調を崩してしまいました。41歳・本厄です。色々と体の感じが変わってきますね。代謝はかなり変わりました。

復調しましたので活動開始です。
ぁゅみさま

書き込みありがとうございます。
遅いですよ。国だけでなく都道府県市も。
書類が各ステップで確認されているようです。
そんなに確認しないと間違えるのか?と言いたいくらいです。

やま
アスベスト労災をうけたものの、最後まで自分の病状をちゃんと理解できていなかった父が先週亡くなりました。

モルヒネを点滴にかえて、呼吸困難(酸素吸引が不能でおぼれている状態)や妄想障害、痛みをなくすために、意識自体を飛ばす措置をして3日でした。
家族は、いつまでも一縷の望みをもちますが、病院側は、クールに本人の痛みをいかに緩和するかという終末医療に徹して対応してくれました。

(つまり、冷徹にいえば、いかにく苦しまずに死なせるかという工程です。安楽死は認められてないので、当人の意識があれば、まさに生き地獄です)


また、うちのケースは、労災適用があったので経済的にはなんとかなりましたが、ないと、看護そのものが経済問題となり、不幸が増殖し、遺族はその後もやりきれないでしょう。(特に若い方の病状の進行、最後は大変でしょう)


「アスベスト=肺がんの末期、最後はとても苦しい」

この現実を患者に伝えることは酷なことですが、事前に学習する機会もない患者に対して、「苦痛から逃れる安らかな死への自己決定」の選択もあるのだと伝えるべきだったかも、といまになって思います。
(安楽死、自殺幇助ではありませんが、尊厳死の容認です)


被害者の大半が最後になって初めて体験する苦痛や無念さ、
そういう経験や被害者の患者、家族、遺族の現状も踏まえて、裁判や国への対応を考えたいと思っています。

少なくとも、被害を与えた政府、企業、議会は、個々の裁判とは別に、国民病に対抗する政策として総合的に救済措置を実行していくための横断的チームを発足させるべきです。経済救済措置だけでなく、終末医療側もアスベスト対策に立ち上がるべきです。


労災適用のない被害者には、一時金や簡易貸付をすべきですし、苦痛対策の麻薬治療の幅をもっと拡大し、終末治療生活支援の強化などは重要・・・。

鎮静治療を終末医療と考えるべきか?
http://japan-lifeissues.net/writers/val/val_23sedationterminal-ja.html
モルヒネを使うだけじゃ取れない痛み(『がん緩和ケア最前線 (岩波新書)
http://d.hatena.ne.jp/hrkt0115311/20100412/1271082350
日本尊厳死協会
http://www.songenshi-kyokai.com/


ありがとうございました。
月光2さま

仰る通りです。
国や企業は被害者とその家族がどんな苦しい状態になっていくのか、その目で見るべきだと思います。
私の父がいよいよという時に知り合いの議員に家まで来てもらいました。
どんなに苦しいのかしっかりと目に焼き付けて欲しかったからです。
病気というより犠牲です。
ちゃんと伝えるということは、大事なことですね。

アスベスト被害とはどういうことなのか?
なぜ、政府や企業はそれを放置したのか?

HIVや水俣病のような国家的な官僚の犯罪なのか?

ちゃんと学習したいと思います。
はじめまして。僕は直接的にアスベストとは関係ないんですが、最近彼女がアスベストで余命宣告されました。親身に病院も診てくれていると思っていたのですが、実際は治療法の検討がつかずほとんど意味のない投薬を受けていたと知りました。

自分たちの論文報告のために彼女をモルモット扱いしていたようでどうしても気が収まりません。

何か対策はないのでしょうか。
なぉ@名前はとったん さま

書き込みありがとうございます。
アスベストの病気も色々あります。例えば胸膜中皮腫だと現在はアリムタなど抗がん剤はありますが特効薬ではありません。
要するに治療法がない病気なのです。発症数も少ないので一般の病院では治療例がほぼ無いでしょう。
私の父はその中皮腫でした。
主治医は中皮腫どころかアスベスト関連は始めてと言っていました。
ひどい話しですが抗がん治療により進行を遅らせることが出来る程度と理解してます。
また若い方ほど発症してから進行が早いですね。
父の時も始めてといっても多く扱っている病院と連絡を取り合い一般的な治療をしております。
どのような投薬をしたのか分からないと何とも言えません。

対策とは病院に対して無責任な治療をしているとして訴えたいということでしょうか?

まず第3者の専門家に治療方針を聞くという方法があります。
今はセカンドオピニオンといって他の病院に提案された治療などを相談します。
今までの治療方法を他の病院に話し専門家の第3者意見をもらうのが良いかも知れませんね。
もしくは投薬された薬などが分かれば、このコミュには私も含め遺族もおりますので一般的な治療かどうかなら分かると思います。

しかしご家族がどのように思われているのかを尊重しなければなりません。
これは大事です。

やま
泉南の件、二審では破棄されてしまいましたね。
やりきれない気持ちです。
久しぶりの書き込みです。
イッシーと申します。

二年前に父をアスベストによる悪性腹膜中皮腫で亡くしました。

現在、父が在籍していた会社と訴訟中です。
提訴は、父が存命の時にしましたが、相変わらず会社は当然責任を認めません。

最近、弁護士の先生が陳情書の作成のために自宅に来てくださいました。

次の裁判では、証人喚問という形で私も含め家族が立つようですが、なにせ
こんなことは、不慣れなもので。。。

現在裁判中の方、裁判のご経験がある方いらっしゃいましたら、いろいろお話できたら、ありがたいです。




久しぶりに見ました。すいません。
職が変わったりで忙しくしておりました。

イッシーさん
裁判の方は如何でしたか?
我が家は会社相手には完全泣き寝入りの状況です。
以前、ここで書き込みをしていたものです。

三菱自動車が、私の企業補償、他の潜在被害者への予防告知への要請に門前払いだったので、マスコミに呼びかけ、主要新聞はなんとか取材を開始してくれていますが、まだ報道は一部を除きでていません。

日刊サイゾーweb版
●隠蔽の“家元”三菱自動車がアスベス
ト被害者遺族に口止め料!?
http://www.cyzo.com/2011/12/post_9245.html

その後の進捗です。

三菱自動車さんとは、2013年6月に和解する直前まで文面調整がいきました。
すでにアスベストによる労災死亡事故をうけて、前身の三菱重工が在籍期間に応じて損害賠償を支払いしたので、「損害賠償ではないが解決金を支払う」申し出に合意しようとしたのです。

私の要望のなかには、事件公表と潜在被害者への予防告知がありました。
社員だけでなく、家庭内被爆の家族へのリスク、工場周辺の曝露汚染。自動車部品に含まれるため、科学的データがなく実態不明のドライバーへの影響も含まれます。

●「三菱自動車だけで9名、自動車業界全体で100名以上が死亡しており、潜伏期間40年を考えると、アスベストによる死亡原因にきづいていない遺族や、潜在的被害者は相当数に及ぶ。今は1960〜70年代の勤務者の死亡だが、今後、80年代〜2000年代にかけての社員が発症し、死亡するので、企業責任として早期予防対策をする上で内外に労災死亡事件を公表すべきだ」

というものです。
公表しないことで、株主訴訟や株価損益リスク予測を知りつつ隠蔽した経営責任追求もあるでしょうし、上場企業に義務付けられているCRS違反もあるからです。


ところが、自動車側担当の本社人事部は、弁護士チェックを入れてきて、公表どころか、事件の口封じのため、私のこうした警告、情報開示活動を中止させるために「過去のブログの消去」「和解以降の事故公表による損害賠償請求」の項目を合意文章に入れてきたのです。

つまり、ここでこうした記述報告をすることを、加害企業が禁止させようとしているのです。


これでは、本来の和解=口封じ反対の目的には反するので、合意直前にそれを拒否し、7月に東京簡易裁判所に民事調停を申し入れ、8月に正式に裁判所所轄の「事件」となりました。
はじめまして。
母が2013年7月に悪性胸膜中皮腫と診断され、今年4月9日に57歳という若さで息を引き取りました。
母の場合は肉腫型で進行が早く、場所も悪かったため手術で片肺を取ることもできませんでした。
母はアスベストを取扱うような仕事をしたことはなく、家族もまたそのような仕事に就いたことはありませんでした。
ただ尼崎の某工場の近辺で生まれ、27歳までそこで暮らしていました。
アスベスト曝露は某工場からの飛散しか考えられませんでした。
悪性胸膜中皮腫は本当に怖い病気です。
母が母でなくなっていく様を側で見ていました。通常の肺がん患者の3倍麻薬を使い、それでも苦しみはとれていませんでした。
緩和ケアを始めて、本人や家族の希望で在宅治療をしました。
移動は車椅子、酸素は手放せません。常時麻薬が注入される管をお腹に埋め込んだポートに刺していました。
動けないわけではないので、一緒に寝ていてもハッと目覚めて母を見ると、服を脱ぎベッドの上に立とうとしていたり、突然立ち上がり管が刺さっていることも忘れて買い物に行く!と、制止する家族を押しのけて外に出ようとしたこともありました。
あんなに明るくて食べることが大好きだった母が、笑わなくなり苦しそうにゴロゴロと痰を絡ませた呼吸をしながら宙を見つめているのです。
家族はどんなに頑張っても母を救うことができませんでした。
なぜ母があんなにむごい死に方をしなければならなかったのか。
国も、某工場も、石綿も、すべてが憎い。

長々と失礼しました。
今は某工場に提出する資料集めに力を注いでいます。
アスベストによる疾患は何十年も経って発症するとのこと。これから被害者の数がどんどん増えていくという現実に絶望を感じています。
1日でも早く、アスベスト疾患に対する有効な治療法が見つかることを祈っています。
>>[134]  こんにちわ。ロックウールの可能性もあるので専門家に見てもらわないと分からないです。時代が時代なのでアスベストでないなら、そう書いてもらうとありがたいですね。
>>[142]
そうです。分かりやすくすることは配慮だと思います。

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