![[dir] アイヌ ( aynu/ainu )](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/1/32/2040132_39s.jpg){kind=logo}
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コメント(36)
管理人ののっさです。私は1930年代の日本の植民地期韓国の最初期の文芸評論家の研究をしている大学院生です。私と李箱の出会いについて。
実は、よく指摘されることなのですが、当時の植民地期の韓国文学の文芸評論家は、文芸評論とは何かというような、一種の啓蒙をしているケースが多く、具体的な作品の分析はほとんどないということがあります。その中で、珍しいことに、私の研究している文芸評論家が李箱の作品について、具体的に批評しているということがありました。その後、帰日し、その文芸評論家のことを調べていきながら、李箱の作品を集中して読むということがありました。あくまでも、その文芸評論家を研究しつつ、なぜか気になる作家として李箱のことが常にありました。周囲にも李箱のことが気になっているという人が意外に多くいることも知りました。日本では一部で熱狂的な、それ以外ではあまり知られていない作家ですが、その、人と作品の魅力を皆さんと語っていければと思っています。よろしくお願いします。
実は、よく指摘されることなのですが、当時の植民地期の韓国文学の文芸評論家は、文芸評論とは何かというような、一種の啓蒙をしているケースが多く、具体的な作品の分析はほとんどないということがあります。その中で、珍しいことに、私の研究している文芸評論家が李箱の作品について、具体的に批評しているということがありました。その後、帰日し、その文芸評論家のことを調べていきながら、李箱の作品を集中して読むということがありました。あくまでも、その文芸評論家を研究しつつ、なぜか気になる作家として李箱のことが常にありました。周囲にも李箱のことが気になっているという人が意外に多くいることも知りました。日本では一部で熱狂的な、それ以外ではあまり知られていない作家ですが、その、人と作品の魅力を皆さんと語っていければと思っています。よろしくお願いします。
ようこそchicagoさん管理人ののっさです。
現役の韓国の大学生さん、しかも批評理論に強いchicagoさんが李箱のコミュニティに入っていただくのはとても嬉しいですね。李箱は帝国日本の植民地期。主に1930年代に活躍したモダニズム詩人で強烈な形式主義の志向の作品と難解な散文を書き残しています。最後の東京行きも興味深いですね。なぜ、日本でこれほど知られていないのか、不思議なくらいです。韓国の現役大学生さん（韓国のプロレタリア文学に関心があるとのこと）chicagoさん。せっかく李箱のコミュニティを作ったわけですから、大いに盛り上げていきましょう。chicagoさんからの貴重な情報もアップしていってください。よろしくお願いします。
現役の韓国の大学生さん、しかも批評理論に強いchicagoさんが李箱のコミュニティに入っていただくのはとても嬉しいですね。李箱は帝国日本の植民地期。主に1930年代に活躍したモダニズム詩人で強烈な形式主義の志向の作品と難解な散文を書き残しています。最後の東京行きも興味深いですね。なぜ、日本でこれほど知られていないのか、不思議なくらいです。韓国の現役大学生さん（韓国のプロレタリア文学に関心があるとのこと）chicagoさん。せっかく李箱のコミュニティを作ったわけですから、大いに盛り上げていきましょう。chicagoさんからの貴重な情報もアップしていってください。よろしくお願いします。
のっささん みなさん
わたしは、本は何でも読むのが大好きですが、正直言って、韓国の文学作品は一つも読んでいません。
だからのっささんの書かれた
＞なぜ、日本でこれほど知られていないのか、不思議なくらいです。
李箱さんをのっささんに教えていただいて、初めて知ったというわたしがのっささんには不思議でしょうね。(笑）
韓国や中国に関連した本を読むとき、名まえの読み方、地名の読み方がわからない、調べるのが面倒、それで避けてしまう、というのと、一般の国民への韓国文学の情報の少なさが、その原因ではないでしょうか。わたしがそうだからです。
だからお願いです。初出の人名や地名には、読み方を書いてくださると助かります。
ということで、初めてその人となり作品を知る事になる季箱さんのこと、一生懸命皆さんの書かれることを読んで、勉強したいと思います。楽しみにしています。
一番の劣等生でご面倒をおかけしますが、宜しくお願いします。
現役の韓国の大学生のchicagoさんが いらっしゃるとは 嬉しいです。
私事ですが、家人が、韓国にたびたび仕事で行き、今韓国が大好き人間になっています。彼が見るドラマは、全て韓国のものです。そしてＮＨＫでハングルの勉強をしています。最初は 簡単だと言っていましたが、だんだん難しくなってわからない、と言っています。というのを横目で見ていますが、私は、ハングルも全然わかりません。
在日の人（お父様が朝鮮出身）が、「日本人は、バッシング報道で朝鮮のことを悪く言う。是非朝鮮に一度行ってください。」と毎回のように集会で、みなさんに訴えられます。私もみんな（ここにいる人以外の人）も、コリアとコリアンのことを、知らな過ぎると思いました。
とにかく、李箱さんのこと、いっぱい吸収させてください。
わたしは、本は何でも読むのが大好きですが、正直言って、韓国の文学作品は一つも読んでいません。
だからのっささんの書かれた
＞なぜ、日本でこれほど知られていないのか、不思議なくらいです。
李箱さんをのっささんに教えていただいて、初めて知ったというわたしがのっささんには不思議でしょうね。(笑）
韓国や中国に関連した本を読むとき、名まえの読み方、地名の読み方がわからない、調べるのが面倒、それで避けてしまう、というのと、一般の国民への韓国文学の情報の少なさが、その原因ではないでしょうか。わたしがそうだからです。
だからお願いです。初出の人名や地名には、読み方を書いてくださると助かります。
ということで、初めてその人となり作品を知る事になる季箱さんのこと、一生懸命皆さんの書かれることを読んで、勉強したいと思います。楽しみにしています。
一番の劣等生でご面倒をおかけしますが、宜しくお願いします。
現役の韓国の大学生のchicagoさんが いらっしゃるとは 嬉しいです。
私事ですが、家人が、韓国にたびたび仕事で行き、今韓国が大好き人間になっています。彼が見るドラマは、全て韓国のものです。そしてＮＨＫでハングルの勉強をしています。最初は 簡単だと言っていましたが、だんだん難しくなってわからない、と言っています。というのを横目で見ていますが、私は、ハングルも全然わかりません。
在日の人（お父様が朝鮮出身）が、「日本人は、バッシング報道で朝鮮のことを悪く言う。是非朝鮮に一度行ってください。」と毎回のように集会で、みなさんに訴えられます。私もみんな（ここにいる人以外の人）も、コリアとコリアンのことを、知らな過ぎると思いました。
とにかく、李箱さんのこと、いっぱい吸収させてください。
ようこそにゃんさん管理人ののっさです。
管理人もある意味では門外漢ですし、みなさんそういう方は多いのではないでしょうか。にゃんさんがどのテクストで李箱を読まれたのかは大変関心があります。
このコミュニティでは李箱の作品を、トピックごとに月に一つずつ（状況次第では二つの月もある）載せていくつもりです。李箱個人や周辺の情報は、また別にトピックを立てる予定です。ただ、目下管理人を悩ませているのは『朝鮮と建築』誌に掲載された初期の作品、日本語詩「異常な可逆反応」「烏瞰図」などですね。どう考えてもこれは載せることが難しいわけです。写真か動画で載せようかとも思っています。それも、また李箱的ですね。
管理人もある意味では門外漢ですし、みなさんそういう方は多いのではないでしょうか。にゃんさんがどのテクストで李箱を読まれたのかは大変関心があります。
このコミュニティでは李箱の作品を、トピックごとに月に一つずつ（状況次第では二つの月もある）載せていくつもりです。李箱個人や周辺の情報は、また別にトピックを立てる予定です。ただ、目下管理人を悩ませているのは『朝鮮と建築』誌に掲載された初期の作品、日本語詩「異常な可逆反応」「烏瞰図」などですね。どう考えてもこれは載せることが難しいわけです。写真か動画で載せようかとも思っています。それも、また李箱的ですね。
ようこそ非戦さん管理人ののっさです。
そうですね。韓国というと文学はあまり知らないというケースは少なくないかもしれません。ある大学で韓国人について調査。韓国についてあげられる名前を列挙せよと設問を作ったら例外なく政治関係、スポーツ、映画、ドラマ、グルメときたそうです。でもいいじゃないですか。そんな問題を作るほうもどうかと思いますし。その点李箱は面白い作家だと思いますよ。
なお、このコミュニティでは『李箱作品集成』崔 真碩 翻訳（2006年・作品社・定価3800円）を主に使って、李箱の作品を読解すると設定してあります。他にあげた訳者たちの著作などを全部合わせても１万円以内で収まる大変経済的なコミュニティです。他に李箱を読む上で面白い著作などがあった場合は別にトピックを作っていきます。なるべく早く管理人以外も自由にトピックを立てられるようにしたいと思っています。よろしくお願いします。
そうですね。韓国というと文学はあまり知らないというケースは少なくないかもしれません。ある大学で韓国人について調査。韓国についてあげられる名前を列挙せよと設問を作ったら例外なく政治関係、スポーツ、映画、ドラマ、グルメときたそうです。でもいいじゃないですか。そんな問題を作るほうもどうかと思いますし。その点李箱は面白い作家だと思いますよ。
なお、このコミュニティでは『李箱作品集成』崔 真碩 翻訳（2006年・作品社・定価3800円）を主に使って、李箱の作品を読解すると設定してあります。他にあげた訳者たちの著作などを全部合わせても１万円以内で収まる大変経済的なコミュニティです。他に李箱を読む上で面白い著作などがあった場合は別にトピックを作っていきます。なるべく早く管理人以外も自由にトピックを立てられるようにしたいと思っています。よろしくお願いします。
本日、八重洲ブックセンターで『集成』を仕入れてきたのですが、途方にくれています。どこから手をつけたらいいのか!?
ぱらぱらといったりきたりしてたら「美しき朝鮮語」という文章にぶつかりました。
そのとき、カン・スン氏の『ハングル』の一節が浮かんだので引用します。
冠たる誇り わが正音よ
絵にして音楽的な
リズミカルに奏でて構造的な絶妙なコントラスト
われら日ごと使う味わい深い喜びよ
女神の唇に憑かれたように
海を跨ぐとき
空を翔るとき
胸を張って 郁々と
歌うがごとく語り
したためて広々と伝えろ！
この正音を自ら日本語に翻訳する作業によって、わたしに内地を経て半島から届いたものがあり、そしてイ・サンがやってきたと、考えます。もちろんあなたを介して。
ぱらぱらといったりきたりしてたら「美しき朝鮮語」という文章にぶつかりました。
そのとき、カン・スン氏の『ハングル』の一節が浮かんだので引用します。
冠たる誇り わが正音よ
絵にして音楽的な
リズミカルに奏でて構造的な絶妙なコントラスト
われら日ごと使う味わい深い喜びよ
女神の唇に憑かれたように
海を跨ぐとき
空を翔るとき
胸を張って 郁々と
歌うがごとく語り
したためて広々と伝えろ！
この正音を自ら日本語に翻訳する作業によって、わたしに内地を経て半島から届いたものがあり、そしてイ・サンがやってきたと、考えます。もちろんあなたを介して。
ようこそ季の園丁さん管理人ののっさです。
＜在日＞の詩人、姜舜氏の詩の紹介ありがとうございました。姜舜氏がこのような詩を書かれていることを通して、「異常」や「デカダンス」という表現で通俗的に理解されやすい李箱が、『美しき朝鮮語』のような文章も書いていることを再認識させられました。ありがとうございます。
どこから読んだらということですが、年譜のような形で読まれていかれてもいいですし、散文の方が取っ付きはいいかもしれません。管理人は李箱が世に広く認められた散文「翼」をお薦めしますが、「烏瞰図」のような文学上の大きな「事件」になった形式主義の志向の強い「モダニズム詩」や、李箱の意外な感じのする随筆なども読まれたらいいかと思います。また、李箱が建築に大変関心がある（というより建築の仕事をしていた）ということを重視するなら、モホリ・ナギやバウハウスに関心を持っていたことがわかる作品や文章もありますね。内地で『詩と詩論』の周辺にいた詩人を意識して比較しながら読まれてはいかがでしょうか。それと、崔 真碩氏の解説や川村湊氏、小森陽一氏の解説も一応一読される価値はあると思います。大学院の講義でも使うことができるレベルです。現にそのまま使用されている教員もいます。
＜在日＞の詩人、姜舜氏の詩の紹介ありがとうございました。姜舜氏がこのような詩を書かれていることを通して、「異常」や「デカダンス」という表現で通俗的に理解されやすい李箱が、『美しき朝鮮語』のような文章も書いていることを再認識させられました。ありがとうございます。
どこから読んだらということですが、年譜のような形で読まれていかれてもいいですし、散文の方が取っ付きはいいかもしれません。管理人は李箱が世に広く認められた散文「翼」をお薦めしますが、「烏瞰図」のような文学上の大きな「事件」になった形式主義の志向の強い「モダニズム詩」や、李箱の意外な感じのする随筆なども読まれたらいいかと思います。また、李箱が建築に大変関心がある（というより建築の仕事をしていた）ということを重視するなら、モホリ・ナギやバウハウスに関心を持っていたことがわかる作品や文章もありますね。内地で『詩と詩論』の周辺にいた詩人を意識して比較しながら読まれてはいかがでしょうか。それと、崔 真碩氏の解説や川村湊氏、小森陽一氏の解説も一応一読される価値はあると思います。大学院の講義でも使うことができるレベルです。現にそのまま使用されている教員もいます。
ようこそ副管理人かずみさん管理人ののっさです。
副管理人は無理を言ってお願いしたようで恐縮です。『李箱作品集成』は3800円。痛い出費にならないようコミュニティを盛り上げたいものです。かずみさんと同じで金素雲の『朝鮮詩集』（現在手に入れやすいものは、1954年・岩波文庫・定価600円）で李箱の詩を最初に読まれたという方は他にもおられるはずです。「蜻蛉」と「一つの夜」ですね。この編訳作業やその変遷自体も面白いと思います。『李箱作品集成』を必ずしも買ってくださいというわけではないのですが、買っていただければ管理人としては助かります。『李箱作品集成』がだいたいみなさんの手元に行き、読解が進んでいけばそのペースに合わせてコミュニティもトピックをたてていく予定です。管理人にトピックを立てるよう要望を出していただいてもいいですし、近くトピック立ては自由にする予定です。
>むかし学生の頃、在日朝鮮人文学を卒論で書きました。
一度是非拝読したいものです。私は金鶴泳が好きです。では、よろしくお願いします。
副管理人は無理を言ってお願いしたようで恐縮です。『李箱作品集成』は3800円。痛い出費にならないようコミュニティを盛り上げたいものです。かずみさんと同じで金素雲の『朝鮮詩集』（現在手に入れやすいものは、1954年・岩波文庫・定価600円）で李箱の詩を最初に読まれたという方は他にもおられるはずです。「蜻蛉」と「一つの夜」ですね。この編訳作業やその変遷自体も面白いと思います。『李箱作品集成』を必ずしも買ってくださいというわけではないのですが、買っていただければ管理人としては助かります。『李箱作品集成』がだいたいみなさんの手元に行き、読解が進んでいけばそのペースに合わせてコミュニティもトピックをたてていく予定です。管理人にトピックを立てるよう要望を出していただいてもいいですし、近くトピック立ては自由にする予定です。
>むかし学生の頃、在日朝鮮人文学を卒論で書きました。
一度是非拝読したいものです。私は金鶴泳が好きです。では、よろしくお願いします。
どうもchicagoさん管理人ののっさです。
『李箱作品集成』崔 真碩 翻訳（2006年・作品社・定価3800円）は日本の本ですが、李箱の全集は韓国の大学の図書館ならどこにでも入っています。この本には訳されていない李箱の作品や資料があります。韓国語で読まれますか？日本語訳で作品を一つずつトピックにするつもりですが、わからないことがあったら、管理人まで直接メッセージをどうぞ。『李箱作品集成』を読まれるなら、大学の日語・日文科の先生に『李箱作品集成』を持っている人がいないか、聞いてみてください。
柳美里（Yu miri ）は例えば高麗大学校の図書館でその翻訳本の量の多さにびっくりしました。借りている人も多いみたいですね。ミクシィには柳美里のコミュ二ティもあるようですね。しかし、柳美里は自分の作品を＜在日＞朝鮮人文学と呼ばれることを嫌っているというのは在日朝鮮人文学に関わっている人達には有名なことなんです。全北大学校で行われた＜在日＞朝鮮人文学のシンポジウムでは柳美里にインタビューした人からそのような報告がありました。もっとも他の＜在日＞朝鮮人作家も翻訳が結構ありますね。ただここは、＜在日＞朝鮮人文学のコミュではないので、雑談コーナーなどをつくりましょうか。もし、雑談コーナーが必要なら管理人までお知らせください。
『李箱作品集成』崔 真碩 翻訳（2006年・作品社・定価3800円）は日本の本ですが、李箱の全集は韓国の大学の図書館ならどこにでも入っています。この本には訳されていない李箱の作品や資料があります。韓国語で読まれますか？日本語訳で作品を一つずつトピックにするつもりですが、わからないことがあったら、管理人まで直接メッセージをどうぞ。『李箱作品集成』を読まれるなら、大学の日語・日文科の先生に『李箱作品集成』を持っている人がいないか、聞いてみてください。
柳美里（Yu miri ）は例えば高麗大学校の図書館でその翻訳本の量の多さにびっくりしました。借りている人も多いみたいですね。ミクシィには柳美里のコミュ二ティもあるようですね。しかし、柳美里は自分の作品を＜在日＞朝鮮人文学と呼ばれることを嫌っているというのは在日朝鮮人文学に関わっている人達には有名なことなんです。全北大学校で行われた＜在日＞朝鮮人文学のシンポジウムでは柳美里にインタビューした人からそのような報告がありました。もっとも他の＜在日＞朝鮮人作家も翻訳が結構ありますね。ただここは、＜在日＞朝鮮人文学のコミュではないので、雑談コーナーなどをつくりましょうか。もし、雑談コーナーが必要なら管理人までお知らせください。
ようこそかむじゃたんさん管理人ののっさです。
かむじゃたんさんは韓国のことに精通していらっしゃるし、人とのつながりや活動の範囲の広さは私のような若輩はただ驚くばかりです。そのうち、どこかでお会いしそうですが。近日中にも李箱の周辺のことならなんでも書いていただけるようなトピックを作りますので、そちらに色々書いていただけると皆さんの李箱の理解の助けになるのではないでしょうか。
ちなみに、このコミュ二ティは管理人の論考は二の次でして、なるべく皆さんに李箱の作品に触れていただければということぐらいしか考えていません。拙い管理人の考えより、皆さんの李箱に対する読みの機会を提供することができればと思っています。すでに他の方のところで書きましたが、月に一度くらいのペースで作品のトピックを立てますのでよろしくお願いします。月に一つで一年で１２の作品が読める計算になりますから、李箱の代表作を一応押さえることができるはずです。
かむじゃたんさんは韓国のことに精通していらっしゃるし、人とのつながりや活動の範囲の広さは私のような若輩はただ驚くばかりです。そのうち、どこかでお会いしそうですが。近日中にも李箱の周辺のことならなんでも書いていただけるようなトピックを作りますので、そちらに色々書いていただけると皆さんの李箱の理解の助けになるのではないでしょうか。
ちなみに、このコミュ二ティは管理人の論考は二の次でして、なるべく皆さんに李箱の作品に触れていただければということぐらいしか考えていません。拙い管理人の考えより、皆さんの李箱に対する読みの機会を提供することができればと思っています。すでに他の方のところで書きましたが、月に一度くらいのペースで作品のトピックを立てますのでよろしくお願いします。月に一つで一年で１２の作品が読める計算になりますから、李箱の代表作を一応押さえることができるはずです。
どうも、非戦さん管理人ののっさです。
情報ありがとうございました。どれくらい作品社が刷ったのかという問題もありますが、手に入りにくくなっているのですね。アマゾンにないとして、一般書店にまだ置いてあるものにあたっていただくか、「日本の古本屋」で探していただくのが早道だと思います。
コミュ二ティができて２０日目に当たる日に最初の作品のトピック「翼」をたてます。それから一ヶ月後に二番目の作品のトピックを立てます。その後、トピック立ては参加者の方どなたでも自由に立てれるように設定を変えるか管理人と副管理人で相談します。それ以後は、一月に一度作品のトピックを立てる以外は管理人は書き込みはなるべくしないように心がけます。なお、雑談のトピックを立てましたので、自己紹介以外の情報はなるべくそちらに書き込んでください。よろしくお願いします。
情報ありがとうございました。どれくらい作品社が刷ったのかという問題もありますが、手に入りにくくなっているのですね。アマゾンにないとして、一般書店にまだ置いてあるものにあたっていただくか、「日本の古本屋」で探していただくのが早道だと思います。
コミュ二ティができて２０日目に当たる日に最初の作品のトピック「翼」をたてます。それから一ヶ月後に二番目の作品のトピックを立てます。その後、トピック立ては参加者の方どなたでも自由に立てれるように設定を変えるか管理人と副管理人で相談します。それ以後は、一月に一度作品のトピックを立てる以外は管理人は書き込みはなるべくしないように心がけます。なお、雑談のトピックを立てましたので、自己紹介以外の情報はなるべくそちらに書き込んでください。よろしくお願いします。
２００２年に、職場旅行でソウルへ行ったんです。議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件の直後で、傍目にも街は騒然としていました。
夕食後ひとりでジャズクラブへ行き、クァルテットの演奏をぼんやり聴いていました。アンコールになり、それまで軽妙な演奏を続けていたサックス奏者が、やおら真面目な演説を始めたのです。私には聞き取れませんが、「インディアン」と繰り返されることから内容はなんとなく想像がつきました。そして演奏されたのはリパブリック讃歌（The Battle Hymn of the Republic）だったのです。私は感動と混乱で、殆んど血が逆流するのを覚えました。様々なおもいが交錯しました。聴衆はスタンディング・オベーションで応えていました。
もしあれが右傾化した無念共同体の選曲だったなら、絶望していたでしょう。そして最近は、その絶望を味あわされることばかりなのです。Republicの呼びかけとそれに応える聴衆は、素晴らしかった。韓国の人々の懐の深さを知りました。このコミュでも、あのような応答ができれば、と願っています。
自己紹介なので、個人的な思い出を書きました。李箱についても、詩全般についても素人ですので、素人なりの参加になりますが、よろしくお願いします。
夕食後ひとりでジャズクラブへ行き、クァルテットの演奏をぼんやり聴いていました。アンコールになり、それまで軽妙な演奏を続けていたサックス奏者が、やおら真面目な演説を始めたのです。私には聞き取れませんが、「インディアン」と繰り返されることから内容はなんとなく想像がつきました。そして演奏されたのはリパブリック讃歌（The Battle Hymn of the Republic）だったのです。私は感動と混乱で、殆んど血が逆流するのを覚えました。様々なおもいが交錯しました。聴衆はスタンディング・オベーションで応えていました。
もしあれが右傾化した無念共同体の選曲だったなら、絶望していたでしょう。そして最近は、その絶望を味あわされることばかりなのです。Republicの呼びかけとそれに応える聴衆は、素晴らしかった。韓国の人々の懐の深さを知りました。このコミュでも、あのような応答ができれば、と願っています。
自己紹介なので、個人的な思い出を書きました。李箱についても、詩全般についても素人ですので、素人なりの参加になりますが、よろしくお願いします。
ようこそ寒山拾得さん管理人ののっさです。
２００２年にソウルで寒山拾得さんが体験されたことは、管理人もその場に居たかったと思うほど、感動的ですね。それが韓国のすべてでないとしても、そのような体験を持たれているということは、とても大切なことだと思います。また、私も寒山拾得さんのような「絶望」を感じることが少なくないですし、李箱の散文や詩の一片ずつをなるべく出来る範囲でも丁寧に読解する場所を作るというのは、「絶望」しないために、ということも一因であるのです。韓国関係のコミュニティではどうしても、ツーリズムか、勇ましい政治スローガンばかりが目出ちますから。このコミュニティが小さくとも続いていけばと思っています。
ただ、いかんせん管理人の立場ですから、管理人が自分の思想をここで披露しても仕方ないですし、また李箱は専門とは少しはずれる作家ですから、そこまで語る資格があるのかはわかりません。管理人の難しい立場もご理解いただければと思います。もちろん、なるべく韓国の方が入りやすい状況が生まれることが望ましいですね。また、コチコチに管理するというようなことは、管理人もあまり好きではありません。ただ、最初なので、管理人が出張っているだけです。李箱の『作品集成』を注文してくださったということでしたが、李箱やその作品の読みが「素人」（謙遜ですか？）であるとしても、少しも問題ではないですし、むしろそのような方を歓迎します。
２００２年にソウルで寒山拾得さんが体験されたことは、管理人もその場に居たかったと思うほど、感動的ですね。それが韓国のすべてでないとしても、そのような体験を持たれているということは、とても大切なことだと思います。また、私も寒山拾得さんのような「絶望」を感じることが少なくないですし、李箱の散文や詩の一片ずつをなるべく出来る範囲でも丁寧に読解する場所を作るというのは、「絶望」しないために、ということも一因であるのです。韓国関係のコミュニティではどうしても、ツーリズムか、勇ましい政治スローガンばかりが目出ちますから。このコミュニティが小さくとも続いていけばと思っています。
ただ、いかんせん管理人の立場ですから、管理人が自分の思想をここで披露しても仕方ないですし、また李箱は専門とは少しはずれる作家ですから、そこまで語る資格があるのかはわかりません。管理人の難しい立場もご理解いただければと思います。もちろん、なるべく韓国の方が入りやすい状況が生まれることが望ましいですね。また、コチコチに管理するというようなことは、管理人もあまり好きではありません。ただ、最初なので、管理人が出張っているだけです。李箱の『作品集成』を注文してくださったということでしたが、李箱やその作品の読みが「素人」（謙遜ですか？）であるとしても、少しも問題ではないですし、むしろそのような方を歓迎します。
ようこそjunnさん管理人ののっさです。
はじめまして。韓国生まれの方がこのコミュ二ティに入ってくださるのはすごく嬉しいですね。管理人は大学で李箱の作品を読んだりしているのですが、中学生から読まれているというのはすごいですね。というより、韓国生まれの方ならそれが日常的なことなのかなと思います。管理人も李箱を検索したことがありましたが、その時なかったので思い切ってつくってみました。まだ、できたばかりのコミュニティですから、管理人の宣伝が行き届いていなくて、このコミュニティができたことを知らない方も相当いるはずですね。
日本語訳が読みにくいなら、韓国語で読まれて感想を韓国語で書かれても大丈夫です。なるべく管理人が訳したり、気付いた方が翻訳をしてくださると思います。雑談のトピックもあるので、李箱以外の韓国の好きな作家のことも書いてみてくださいね。
はじめまして。韓国生まれの方がこのコミュ二ティに入ってくださるのはすごく嬉しいですね。管理人は大学で李箱の作品を読んだりしているのですが、中学生から読まれているというのはすごいですね。というより、韓国生まれの方ならそれが日常的なことなのかなと思います。管理人も李箱を検索したことがありましたが、その時なかったので思い切ってつくってみました。まだ、できたばかりのコミュニティですから、管理人の宣伝が行き届いていなくて、このコミュニティができたことを知らない方も相当いるはずですね。
日本語訳が読みにくいなら、韓国語で読まれて感想を韓国語で書かれても大丈夫です。なるべく管理人が訳したり、気付いた方が翻訳をしてくださると思います。雑談のトピックもあるので、李箱以外の韓国の好きな作家のことも書いてみてくださいね。
ようこそすずなさん管理人ののっさです。
さっそく作品読解のトピックに書き込んでいただきありがとうございます。そうですね。日本では比較的知られている作家だと思っていましたが、それでも、管理人と副管理人は最初１０人集まるか心配していました。マイミクさんの日記を読んでこのコミュニティを知られたとか。何人かの方が日記で取り上げてくださったのでとても感謝しています。
今のところ地道に作品を読んでいくようにトピックを作っていく予定です。韓国について語るコミュニティは多数ありますが、韓国の作家の作品を精読しているコミュニティは思ったよりは少ないのかなと思ってつくりました。基本的にはクイズのように韓国についていかに沢山知っていることがあるかを競うコミュニティではありません。李箱の作品をまずは丁寧に読解しようという主旨です。なので、「見当違い」「誤読」はむしろ歓迎です。「作品集成」を入手していただいたのですね。次は今から１０日〜２０日後に「蜘蛛、豚に会う」「童骸」「逢別記」のどれかの作品読解のトピックを立てる予定です。よろしくお願いします。
さっそく作品読解のトピックに書き込んでいただきありがとうございます。そうですね。日本では比較的知られている作家だと思っていましたが、それでも、管理人と副管理人は最初１０人集まるか心配していました。マイミクさんの日記を読んでこのコミュニティを知られたとか。何人かの方が日記で取り上げてくださったのでとても感謝しています。
今のところ地道に作品を読んでいくようにトピックを作っていく予定です。韓国について語るコミュニティは多数ありますが、韓国の作家の作品を精読しているコミュニティは思ったよりは少ないのかなと思ってつくりました。基本的にはクイズのように韓国についていかに沢山知っていることがあるかを競うコミュニティではありません。李箱の作品をまずは丁寧に読解しようという主旨です。なので、「見当違い」「誤読」はむしろ歓迎です。「作品集成」を入手していただいたのですね。次は今から１０日〜２０日後に「蜘蛛、豚に会う」「童骸」「逢別記」のどれかの作品読解のトピックを立てる予定です。よろしくお願いします。
ようこそらむ山さん管理人ののっさです。
川村湊さんは李箱についてけっこう書かれていますね。機会があったら李箱について書かれているもののリスト一覧をアップしたいです。らむ山さんのお力もお借りしたいですね。今後ともよろしくお願いします。
>尹健次「現代韓国の思想」や鄭百秀「コロニアリズムの超克」を読んだりしていますが・・・。
不勉強な管理人ですが、両著作とも読んでいます。尹健次さんの著作は大変刺激になりました。また、お会いして背の高さにびっくりです。鄭百秀さんの著作は論文段階で読んでいましたが、一冊の本としてまとまるとまた違いますね。日本語訳のない著作もできれば翻訳が出て欲しいなと密かに思っています。らむ山さんはご存知かもしれませんが、趙寛子著『植民地朝鮮/帝国日本の文化連環−ナショナリズムと反復する植民地主義−』（2007年・有志舎）をもし読まれていなければお薦めします。らむ山さんの関心に合うかもしれません。これは管理人の余計なお世話で恐縮ですが。それで、一応このコミュニティは李箱の作品を一つずつゆっくり読んで行こうというもの。当然、李箱個人にも興味はありますね。なるべくコミュニティを少しずつでも充実させていきたいと思っています。もちろんあくまでも管理人の希望ですし、皆さんの関心の方向性が今後どのように進むのかはわかりませんけれど。では、今後ともよろしくお願いします。
川村湊さんは李箱についてけっこう書かれていますね。機会があったら李箱について書かれているもののリスト一覧をアップしたいです。らむ山さんのお力もお借りしたいですね。今後ともよろしくお願いします。
>尹健次「現代韓国の思想」や鄭百秀「コロニアリズムの超克」を読んだりしていますが・・・。
不勉強な管理人ですが、両著作とも読んでいます。尹健次さんの著作は大変刺激になりました。また、お会いして背の高さにびっくりです。鄭百秀さんの著作は論文段階で読んでいましたが、一冊の本としてまとまるとまた違いますね。日本語訳のない著作もできれば翻訳が出て欲しいなと密かに思っています。らむ山さんはご存知かもしれませんが、趙寛子著『植民地朝鮮/帝国日本の文化連環−ナショナリズムと反復する植民地主義−』（2007年・有志舎）をもし読まれていなければお薦めします。らむ山さんの関心に合うかもしれません。これは管理人の余計なお世話で恐縮ですが。それで、一応このコミュニティは李箱の作品を一つずつゆっくり読んで行こうというもの。当然、李箱個人にも興味はありますね。なるべくコミュニティを少しずつでも充実させていきたいと思っています。もちろんあくまでも管理人の希望ですし、皆さんの関心の方向性が今後どのように進むのかはわかりませんけれど。では、今後ともよろしくお願いします。
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