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憂国の士コミュの■「武士道はわが国の生気そのものであり、推進力であった。そしていまもなお、そうであり続けている」(新渡戸稲造『武士道』)

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http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100228/acd1002280255001-n1.htm


【次代への名言】武士道の系譜編(27)
2010.2.28 02:55
 ■「武士道はわが国の生気そのものであり、推進力であった。そしていまもなお、そうであり続けている」(新渡戸稲造『武士道』)

 1900年、のちの国際連盟事務局次長、新渡戸稲造が世界に向けて著した英文評論『Bushido(武士道)』。その論点をいくつか紹介したい。

 一つは、「武士道とは?」という、遠大な問いへの答えである。

 新渡戸は「義」や「仁」「名誉」「克己」などさまざまな側面から分析する。「武士道の全教訓は自己犠牲の精神」とは、彼が至った結論の一つである。また「『流血なく勝つをもって至上の勝利とす』。騎士(武士)道の究極の理想は結局平和にあった」とも記している。

 次に欧米の思想や道徳との比較。「真の武士にとって死に急ぐこと、もしくは死を恋うことは等しく卑怯(ひきょう)だった」。この精神は近世の英国に共通する、と新渡戸は説く。と同時に、キリスト教文化にみられる自己称賛やマルクスの唯物論と武士道とは、相いれない−とする。

 そして武士道が持つ、永遠かつ不変の価値である。彼はこの名著をこう結んでいる。「武士道は一つの倫理規範としては消えるかもしれない。しかし、その象徴である桜と同様、散りたる後も、人生を豊かにするその香気をもって、人類を祝福するであろう」=この項おわり

 (文化部編集委員 関厚夫)

コメント(1)

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110519/art11051903350002-n1.htm

雨ニモマケズ編(18)
2011.5.19 03:34
 ■「今日、日本の要するところは実に反省力ある愛国心なり」(朝河貫一『日本の禍機』)

 福島県出身の世界的歴史家、朝河貫一は1909(明治42)年の著書『日本の禍機』で、武士道は「父祖より伝えたる至宝」であり、日本の愛国心の源であると論じた。そして近代における武士道を考えるうえで最も重要な“4元素”を挙げた。すなわち、(1)義に勇むこと(2)堅固の意志(3)自重、公平、抑制、礼譲、同情等の諸徳(4)静寂、思慮、反省−である。

 朝河によると、日清、日露戦争では武士道(愛国心)は「(1)と(2)の変形であり、それで事足りた」。が、今後は(3)と(4)、つまり、国として「他国に対して公平の態度をとり、自国に対しては一時の国利と百年の国害とを見きわめ、国家と人類全体との関係に高明な考えをもつこと」が求められている、と訴える。

 日露戦争の結果、日本は中国東北部の満州に進出した。以来、「中国本土に絶えず起こる旧式の外交問題は、世界にほとんど何等の興味を与えないけれど、満州における日本のいわゆる私曲は、微細のことすらただちに欧米の隅々まで喧伝(けんでん)され」た。朝河の在住する米国でも、かつて高かった日本の声望は失墜した。

 現代の日本にとっても人ごとではないのは、朝河によればこうした事態にもかかわらず、「日本側の説明はほとんど皆無にして、政府の弁明があっても極めて概括的にして局外者を服する能わず」。

 『禍機』は、憂国と愛国ゆえの書であった。(文化部編集委員 関厚夫)
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「説明不足」。

これは今も昔も日本の欠点。

「阿吽の呼吸」「黙して語らず」「言葉より行動」・・・

確かに日本の美徳ではあるのですが、外交と言う国益のむき出しとなる戦場においては、「宣伝」が巧いほうが勝利の果実を得ることになります。

政府・外務省が役立たずな売国奴だらけな今日、私たち日本人一人ひとりが、より良き外交官となることが求められているのかもしれません。

ただ、そこで求められる資質は、相手と同レベルの口の巧さよりも、日本人としての誠実さや歴史の正確な把握、そしてそれを冷静に伝える術であり、口から泡を吹きながら相手を脅すことではないと思います。

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