ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

憂国の士コミュの【次代への名言】■「立国のあらん限り、遠く思えば人類のあらん限り、数理と独立のほかによるところなし」(福沢諭吉)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【次代への名言】2月3日・福沢諭吉
2009.2.3 03:16
 ■「立国のあらん限り、遠く思えば人類のあらん限り、数理と独立のほかによるところなし」(福沢諭吉)


 故人の遺志によって、香典や生花、造花の類はいっさい辞退した。会葬者は約1万5000人。「行列中喫煙もしくは高声の談話等をなす者なく、いとも静粛に終始衷(哀)悼の意を表し居たり」。近代を代表する啓蒙(けいもう)思想家で慶応義塾の創始者、福沢諭吉は明治34(1901)年のきょう、死去した。享年66。彼が創刊した時事新報は5日後に営まれた葬儀のようすを右のように伝えている。

 冒頭の一文は晩年に完成し、「自伝文学の白眉(はくび)」とされる『福翁自伝』にある。文中の「独立」の意味は、福沢の別の名著『学問のすゝめ』にいう「みずから物事の理非を弁別し、処置を誤ることなく、私立の活計をなす」ことだ。

 『学問のすゝめ』には「一身独立して一国独立する」とも記されている。なぜなら、「道のためにはイギリス・アメリカの軍艦をも恐れず、国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を棄てて国の威光を落とさざるこそ、一国の自由独立と申すべき」だからだ。

 興味深いことに、福沢にとって「独立」とは「私立」と同義であった。『学問のすゝめ』にはこんな一文もある。

 「文明の事を行う者は私立の人民にして、その文明を護する者は政府なり」

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

憂国の士 更新情報

憂国の士のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング