ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

広瀬淡窓コミュの名字帯刀恩命後の二首

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 天保13年、広瀬淡窓が61歳の時、多年の学業精励し、世上手広く教授をしたことで、永世名字帯刀を許された。時の権力者、水野忠邦が学者を重んじたことが理由のひとつに挙げられる。その時、広瀬淡窓は非常にこれを喜び、次の二首を詠んだ。

朝来籠命下山村   朝来の籠命 山村に下る
身著蓬衣及子孫   身は蓬衣を着け、子孫におよぶ
自覚一肩擔不起   自ら覚る一肩に擔ひ起きず
国家恩又聖人恩   国家の恩 また聖人の恩

 非常に素直な表現のように思える。こんな山の中で、粗末ななりをして生活している自分に、このような朝来からのご下命で、名字帯刀を許されるなど、身に余る光栄であり、そのような恩命は自分の肩では担いきれないものだ。これも国家の恩であり、孔子などの聖人の恩であろう。

趨庭却憶両髪初   趨庭 却えって憶う両髪の初
詩禮全成訓誨餘   詩や禮 全て訓誨の餘になる
欲報嘉慶人不見   嘉慶に報いんと欲し、人を見ず
清香一炷涙漣如   清香一炷、涙さざみの如し

 また、両親への恩も、この絶句で知られる。小さい頃から、詩や礼儀を教えていただいたのは両親である。この恩義に報いようとしても、今は物故れておられない。仏壇に線香を焚いていると、涙が留まることなく落ちることだ。

 広瀬先生の優しいお気持ちが伺いしれる二首だ。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

広瀬淡窓 更新情報

広瀬淡窓のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング