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ドラえもんが居たらなぁ…コミュのドラえもん道具辞典

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ドラえもんが居たらな〜のコミューを作ったけどそれほど道具を知らないネルです。。。
気合入れて書きまくりますさくらんぼ
道具をそんなに知らないけど、好き!!そんな人も中にはいるだろうと思い道具の辞典を作りました。。。
寝る前、お風呂の中でのんびりと、電車で、車で、お暇な時に見てください!!
こんなのあつたんだ〜っておもうはず!!

コメント(75)

ウマタケ
ウマタケは、『走れ! ウマタケ』(てんとう虫コミックス1巻に収録)に登場。

22世紀の科学者が人工的に馬と竹を掛け合わせて作った生物。外観は1本の竹のようだが、上端には馬の頭部、下端には馬の蹄があり、竹馬の足踏みらしきものもある。

極めてプライドが高い性格で、機嫌が変わりやすい。乗る場合、綺麗な靴下を履き、にんじんで機嫌をとり、ドードと言ってながめながら乗らなければならない。すると、物凄いスピードで走ることができる。乗り終わったら水を飲ませておかねばならない。また、生き物なのでフンもする。


ウラオモテックス
ウラオモテックスは、『ウラオモテックス』(てんとう虫コミックス12巻に収録)等に登場。

トランプ大の大きさで格子模様が描かれたステッカー。この道具を張られると、張られた相手は普段影でコソコソやっていたことを堂々とやりだしたり、普段隠していた本音を堂々と言い出したりしてしまう。


ウラシマキャンデー
ウラシマキャンデーは、『ウラシマキャンデー』(てんとう虫コミックス9巻に収録)に登場。

ドラミちゃんの道具。浦島太郎の玉手箱の様な箱に入っている。舐めると何か行動する度に誰かに感謝され、お礼が貰える。ただし、時に過剰反応されることもあり、必要以上やありがた迷惑の恩返しをされることもある。

行動して感謝される相手は人間に限らず、作中では犬、ネコ、ゴキブリに対しても効果を発揮していた。


裏たなばたロケット
裏たなばたロケット(うら-)は、『ねがいたなばたロケット』(「小学二年生」1986年7月号掲載)に登場。

「ねがいたなばたロケット」の姉妹品。笹の形をしたロケットで、このロケットに願い事を書いた短冊を吊り下げて打ち上げると、書いた願い事と反対の願いがかなう。
占いカードボックス
占いカードボックス(うらない-)は、『うらないカードボックス』(カラー作品集2巻に収録)に登場。

占いたい事を口に出しながらこの箱を振ると、3枚のカードが出てくる。そのカードにはこれから起きる事象を抽象的に表したイラストが描かれている。その3つの絵を解釈することで、自分の運命を知ることができる(ただしその絵の解釈はかなりこじつけが強い)。


ウラメシズキン
ウラメシズキンは、『ウラメシズキン』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」4巻に収録)に登場する。

怨みの心で幽霊を作り出す道具。日本古来の幽霊が頭につけている死装束のような頭巾で、これを頭に付けて誰かへの怨みを強く念じると、その怨念が頭巾先端から煙のように立ち上って固まり、本人の姿の幽霊となる。

幽霊とは言っても、壁などをすり抜けられる以外に特別な力はないが、多様ないたずらで怨みの相手を翻弄する。怨みが晴れるとひとりでに消える。


うらめしドロップ
うらめしドロップは、『ユーレイ暮らしはやめられない』(てんとう虫コミックス29巻に収録)に登場。

このドロップを飲み、眠ると一時的に魂が体を離れ幽霊になることができる。人間だけでなく、ロボットであるドラえもんにも有効。幽霊になっている間は、壁をすり抜けることができる(ただし、物を持つことは可能)。


ウルトラくすり
ウルトラくすりは、「幼稚園」1973年5月号掲載の無題作品に登場。

この薬を飲むと、身体が鉄のように硬くなる。


ウルトラスーパーオールマイティワクチン
ウルトラスーパーオールマイティワクチンは、『宇宙戦艦のび太を襲う』(てんとう虫コミックス43巻に収録)に登場。

あらゆる伝染病に効果のある強力な万能ワクチン。地球上にない病原体をも退治することができる。


ウルトラスーパー電池
ウルトラスーパー電池(-でんち)は、『ウルトラスーパー電池』(カラーコミックス1巻、カラー作品集6巻に収録)に登場する。

外観はただの乾電池だが、パワーは並みの電池より遥かに上。たとえば懐中電灯に入れれば目が眩むほど眩しい光を放ち、ドライヤーに入れれば暴風が吹き出し、反動で空を飛んでしまうほど。本来乾電池動力でない家電製品などに入れることもでき、ドラえもんの中に入れることすらできる。
ウルトラストップウォッチ
ウルトラストップウォッチは、『ウルトラストップウォッチ』(藤子不二雄ランド9巻に収録)、『ずらしんぼ』(てんとう虫コミックス39巻に収録)、『のび太の日本誕生』に登場。

この時計のボタンを押すと、世界中の時間を止めることができる。基本的に「タンマ・ウォッチ」と効果は変わらない。機能の違いとしては、タンマ・ウォッチが「時計に触れている人以外の時間を全て止める」のに対し、ウルトラストップウォッチは「時計に触れていなくても、ボタンを押した時にある程度時計のそばにいれば時間停止の影響を受けない」という点である。

なお、『のび太の日本誕生』の原作漫画ではこの名だが、映画では「ウルトラタイムウォッチ」とされている。


ウルトラスペシャルマイティ・ストロングスーパーよろい
ウルトラスペシャルマイティ・ストロングスーパーよろいは、『ウルトラよろい』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場。

着るとどんな災難からも守ってくれる、ただし馬鹿な人には見えない…、というのは嘘で、実はそんな道具は存在しない。ドラえもんの単なる冗談(「裸の王様」が原案で、本人ものび太が去った後に「裸の王様という話を知らないのか」と発言している)によって出た道具名である。 だが、のび太はウソを信じてジャイアンをやっつけに行くが、話が逆転して、ウソをジャイアンが信じて、のび太にバットで殴られる事になった。


ウルトラバランススキー
ウルトラバランススキーは、『のび太とブリキの迷宮』に登場。

スキー板とストックのセット。ヤジロベエの原理の応用で、運動神経の鈍い人でも転ばずにスキーができる。また重力のコントロールにより、上り坂でもぐんぐん登ることができる。


ウルトラミキサー
ウルトラミキサーは、『ウルトラミキサー』(てんとう虫コミックス7巻に収録)に登場。

2つのホースの先にくっつけたものを1つに合成する道具。なお物に限らず生き物も合成できる。掃除機とゴミ箱を合成して使い易くしたり出来るが、段々エスカレートして多様なもの(タンスとテレビ、電気カミソリとライター、冷蔵庫とトイレなど)を合成し、最後はのび太とドラえもんを合成して「のびえもん」となる。この「のびえもん」が生物学的にどのような存在なのかは不明。


ウルトラリング
ウルトラリングは、『ウルトラリング』(カラーコミックス2巻、カラー作品集5巻に収録)に登場する。

この指輪をはめると凄まじい怪力が発揮できる。その力は、リングをつけたママがドラえもんの鼻のごみをはらったところ、ドラえもんが一気に野比家から空き地まで吹っ飛んでしまうほど。
運動神経コントローラー
運動神経コントローラー(うんどうしんけい-)は、『運動神経コントローラー』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場。

人や動物をラジコンのように動かすことのできる道具。専用のアンテナを人や動物の頭に付けると、中枢神経を電波で刺激することによって、専用のコントローラーで思いのままに操ることができる。作中では明言されていないものの、操られている間、本人の意思は一時的に停止しているようである。

エアコンフォト
エアコンフォトは、『エアコンフォト』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。

ビデオカメラのような道具で、これで人を撮影すると写真が出てきて、この写真の周りの温度や匂いが本人にも伝わる。たとえば写真を室内で毛布などで温めておけば、本人は雪の降る中を丸裸でいても平気。

但し写真を回収する以外に効力を取り消す以外はないので、写真を紛失しようものなら大変。


エアコンボール
エアコンボールは、映画『のび太の創世日記』に登場。

野球の球位の大きさの球状の機械。空中に浮かべることで周囲を暖かくすることがで出来る。
エースキャップ
エースキャップは、『エースキャップ』(てんとう虫コミックス6巻に収録)に登場。

被った者の投球能力を格段に上げてくれる帽子。たとえ的と反対方向に投げても、勝手に的めがけて飛んでいく。自分自身を投げることで、移動手段として使うことも出来る。



SLえんとつ
SLえんとつ(えすえる-)は、『SLえんとつ』(てんとう虫コミックス33巻に収録)等に登場。

SLのようなパワーを出せる煙突。石炭と水を入れると蒸気が噴出し、これを人が頭に乗せると、体中から力が漲り、力強いパワーが出せる。

欠点はSL同様に煤煙を排出することと、 止まれという駅の看板らしきものを、使っている人の前に出さないととまらないこと。


SOSカプセル
SOSカプセル(えすおーえす-)は、『流れ星ゆうどうがさ』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。

ドラえもんの道具ではなく、異星人の使う道具として登場する。地球上でも海上で漂流した人が手紙入りの瓶を流して助けを求めるように、宇宙で事故に遭って連絡のとりようがない場合、ビー玉のようなこの「SOSカプセル」にメッセージを込めてばら撒く。カプセルはワープを繰り返しつつ、ひろってくれる人に出逢うまで、宇宙空間をさまよい続ける。


SOSはっしんき
SOSはっしんき(えすおーえす-)は、『無人島へ家出』(てんとう虫コミックス14巻に収録)に登場。

その名の通り「ピーピー」という音と共にSOS信号を発信し、これにより自分の位置を相手に教える(作中ではドラえもんが受信したが、ドラえもん自身がどのような手段でその信号を受信しているかは作中に登場しない)


エスキモー・エキス
エスキモー・エキスは、『エスキモー・エキス』(てんとう虫コミックス34巻に収録)に登場。

哺乳瓶に入っていて、瓶の中には雪が降っている。 飲んで『暑い』というと体感温度が3℃低くなる。但し本人が言わなくとも、周囲が『暑い』といえば薬が感知して温度を下げてしまう。

一度下がった体感温度を上げる(本来の温度との差を縮める)ことは出来ず、下がりすぎた温度差を元に戻すには薬の効果が切れるのを待つ他ない。厚着や暖房で本来の温度を上げて体感温度を上げることは可能。
E・S・P訓練ボックス
E・S・P訓練ボックス(エスパーくんれん-)は、『10分おくれのエスパー』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場。

「念力」「透視」「瞬間移動」の三つの超能力を使える用に訓練する為の道具。この道具に向かって念じることでそれぞれの能力が使えるようになるが、毎日3時間ずつ3年間訓練しないと一人前にはなることが出来ない。のび太が使用した際は、訓練不足で効果が10分遅れて現れていた。


エスパーぼうし
エスパーぼうしは、『エスパーぼうし』(てんとう虫コミックス7巻に収録)に登場。

先端に人指し指を突き出した手が付いた帽子。被ることで「透視(クレヤボヤンス)」「瞬間移動(テレポーテーション)」「念力(テレキネシス)」の三つの超能力が使えるようになるが、練習しないと使いこなすことは出来ない。



XYZ線カメラ
XYZ線カメラ(エックスワイゼットせん-)は、『XYZ線カメラ』(てんとう虫コミックス10巻に収録)に登場。

このカメラで撮影すると、その物の内部を透かした写真が撮影できる。また、人を撮影した場合はその人の裸が写る。


エッグハウス
エッグハウスは、映画『のび太のねじ巻き都市冒険記』に登場。

「タマゴコピーミラー」で無数に増やした卵を安置するための建物で、それ自体が巨大な卵の形をしている。人工孵化機のように巨大な電灯で卵を温め、孵化させる。誤って作ったコピーを本物と融合させる「タマゴ逆転装置」も設備されている。


N・Sワッペン
N・Sワッペン(エヌエス-)は、『N・Sワッペン』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場。

磁石のように引き合ったり反発し合ったりする性質を持つワッペン。「N」「S」の字が書かれた円形ワッペンがいくつもあり、これを人に貼ると、同じマーク同士は反発し合い、違うマーク同士はくっつき合う。

エネルギー節約熱気球
エネルギー節約熱気球(-せつやくねつききゅう)は、『エネルギーせつやく熱気球』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」4巻に収録)に登場する。

その名の通り熱気球の一種だが、球皮が2m程度しかない。バーナーはなく、ライターの炎程度で上昇できる。ゴンドラには2人程度が乗れる。ブロージェットを使えば操縦することもできる。

1999年に千葉大学の飛び級入学試験において、「実現可能か」と問われた4つの道具のうちの1つである(他の3つはタケコプター、消光電球、望遠メガフォン)。


絵本入りこみぐつ
絵本入りこみぐつ(えほんはい-) 『しあわせな人魚姫』(てんとう虫コミックス19巻に収録)等に登場。

靴の形状をした道具。この靴を履いて絵本に飛び込むと、その絵本の話の舞台に入る事が出来る。絵本の中の架空の世界に入った者は、物語を傍観するのみでなく、登場人物達に話しかけたりして話の流れに干渉することが出来、干渉次第で実際に絵本の内容を変えることも出来る。絵本の外(つまり漫画の作品の現実の世界)で本をバラバラにしたり、他の絵本とページを滅茶苦茶に重ねたりすると、絵本の世界も滅茶苦茶になる。又、絵本の世界から抜け出すには靴を両方履いている必要があり、片方でも無くすと出られなくなる。

映画『のび太のドラビアンナイト』では、実話を元にした絵本の中に入った結果、現実世界に出てしまったという事が起こった。この点については謎があり、議論が続いている。


エラチューブ
エラチューブは、『海底ハイキング』(てんとう虫コミックス4巻に収録)等に登場。

外見はコルク栓の様で、魚の鰓の様に水から酸素を取り出す機能が有る。これを鼻の穴に詰めることで、水中でも呼吸出来る。

ドラミの持つ「海底ハイキングセット」の中の一つとして初登場したが、後に水中・海中が舞台となるエピソードで、このエラチューブ単体で用いられるケースもよく見受けられた。


エレベーター・プレート
エレベーター・プレートは、『エレベーター・プレート』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場。

このプレートの上に乗り、プレートの端についているダイヤルで階数を指定すると、プレートが人を乗せたまま、本物のエレベーターのように建物の階数の位置まで上下する。さらにプレートの位置に見えない床ができ、プレートから降りてもそのまま空中を歩くことができる。但し、見えない床に乗ることができるのは、プレートに乗っていた人間のみ。地上に降りるためには、プレートに乗って1階の位置まで降りる必要がある。

プレートから遠く離れてしまった場合に備え、プレートを手元へ引き寄せる為のリモコンも用意されている。
エレベート・ボタン
エレベート・ボタンは、『エレベート・ボタン』(カラー作品集4巻に収録)などに登場。

リモコンのような機械にエレベーターの操作盤のようなボタンが付いており、ボタンを押すと、見えないエレベーターに乗ったかのように体が宙へと上昇。その高さの位置に目に見えない床ができ、空中を自在に歩くことができる。見えない床を歩けるのは、ボタンを押した本人、及びボタンを押したときにその本人に触れていた人間のみ。もちろん1階のボタンを押せば、いつでも地面に降りられる。

映画『ぼくの生まれた日』では、この道具にアンテナが付いており、ボタン操作した本人は上下せず、アンテナを向けた者が上下するよう設定が変更されていた。

よく似た道具に「エレベーター・プレート」がある。


遠写カガミ
遠写鏡(えんしゃかがみ)は、『かがみでコマーシャル』(てんとう虫コミックス14巻に収録)等に登場。

この鏡に何かを映すとその映像を遥か遠くの鏡(又は鏡の様に光を反射する物)に映す事が出来る。映す範囲は家内〜町中まで調節する事が出来、又同じ場面を長時間映す事も可能
お医者さんカバン
お医者さんカバン(おいしゃ -)は、『お医者さんカバン』(てんとう虫コミックス20巻に収録)などに登場する。

本来は未来の子供がお医者さんごっこをする際の道具。軽度な病気であれば、聴診器のような端子を患者に当てるだけで診断し、カバンに収められている飲み薬などで治すことができる。

ファーストエイドキットが高度になったもの、もしくはメディカルキットといえる。しかし作中では宇宙からきた未知のウイルスを退治したり、人間以外でも未確認の動物の病気を治せるなど、現代の医療レベルでは難しい治療まで行っている。

また、カバン本体にはレントゲンカメラや顕微鏡の機能も付属。

表記は「お医者さんカバン」がもっともよく使われるが、「お医者ごっこかばん」(41巻『恐怖のディナーショー』)、「お医者カバン」(『のび太と雲の王国』、1984年8月10日放送大山版アニメ「ドンジャラ村のホイ」ほか)、「お医者ごっこカバン」(『のび太の創世日記』)という表記もみられる。


王国シールセット
王国シールセット(おうこく -)は、『のび太王国誕生…』(「小学六年生」1981年3月号に掲載、単行本未収録)に登場する。

王様、女王、大臣、騎士、平民の5種類のシールからなる。王様シールを身体に貼った者は、チョークで囲った自分の領土の範囲でのみ、他のシールを貼った人物に好きに命令して従わせることができる。ただし領土の外では全く効力を発揮しない。



おおかみ男クリーム
おおかみ男クリーム(- おとこ -)は、『おおかみ男クリーム』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。

顔に塗ると、丸い形状のものを見ることで狼男(狼女)に変身する。すぐ元に戻るが、水洗いで落とさない限り何度でも変身できる。ママが普通のコールドクリームと間違えて使用してしまったため、一騒動が起きる。


大きくなる虫めがね
大きくなる虫めがね(おお - むし -)は、『大きくなる虫めがね』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」1巻に収録)に登場する。『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)では、「虫メガネ」という名称で紹介されている。

この虫眼鏡で物を見ると、その物が大きく見えるだけでなく、その物がレンズで見た通りに大きくなる。


オーケーマイク
オーケーマイクは、『オーケーマイク』(「小学二年生」1970年3月号に掲載、単行本未収録)に登場。

このマイクで人に話しかけると、マイクを持った人の言うことを誰でも聞くようになる。

大げさカメラ
大げさカメラ(おお -)は、『大げさカメラ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」3巻に収録)に登場する。

このカメラで撮影すると、どんな物事でも大げさに写る。たとえば人が高さ1メートル程度の高さの塀を渡っている光景は数メートルもの高さの塀に、庭石を持ち上げているところなら巨大な岩を持ち上げている場面に、金魚をつまみ上げているところなら身長ほどの巨大魚、たんこぶ程度の軽傷を写せば全身包帯だらけの重傷患者に写る。


オート・アクションプロンプター
オート・アクションプロンプターは、『なぜか劇がメチャクチャに』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。

演劇を行うための装置。付属の「脚本カセット」を装填することで、出演者は台本を覚えいなくても役のとおりに行動することができる。また万能舞台装置にコードをつなげることで、脚本にあわせた舞台や衣裳を用意することもできる。

この装置に付いているヘッドバンド状のものを人間にはめることで、子供向け、大人向けなど、その人間に理解できる劇が自動的に選ばれる。のび太が理解できるなら誰でも理解できるということでのび太が見たがるような作品を選んだところ、ちびくろサンボ(単行本の初期の版のみ)、人魚姫、裸の王様、星の銀貨と静香が裸になるものばかりになってしまった。

また「強制ボタン」を押すと、装置を破壊しない限り演劇を中止できなくなる。


オートアクションユニット
オートアクションユニットは、『百丈島の原寸大プラモ』(てんとう虫コミックス28巻に収録)、『プラモが大脱走』(同29巻に収録)に登場する。

団子状の球体。プラモデルに組み込むと、それが本物同様に動くようになる。


オートマチック花火
オートマチック花火(- はなび)は、『のび太の日本誕生』に登場する。

打ち上げ花火に使用する「花火玉」の形をした道具。放り投げると自動的に上空に打上がり、破裂する。



オーバーオーバー
オーバーオーバーは、『オーバーオーバー』(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場する。

オーバー(衣服)の形状をした道具。これを着た人は周りの人や物、できごとが非常に大げさに見えたり感じたりする。たとえばゴキブリがサソリに見えたり、自動車が恐竜に見えたり、十円玉が札束に見えたり、ジャイアンが海賊(単行本初期の版では人食い人種)に見えたりする。

大山のぶ代版アニメ『オールオーバー』(『オーバーオーバー』のアニメ化作品、1995年10月20日放送)では、「オールオーバー」の名で登場する。

二人でオーバーオーバーを着たときの注意は、片方が脱いだとき、もう片方は脱いでいないので、脱いだ人が全て脱いでしまったように見えてしまう。


大昔ごっこ用の服
大昔ごっこ用の服(おおむかし - よう - ふく)は、『のび太漂流記』(てんとう虫コミックス6巻に収録)に登場する。

Tシャツのような形をした木の葉。2枚を貼り合せることで服として使用できる。

名称は水田わさび版アニメ『のび太漂流記』(2006年7月14日放送)で登場したもので、原作では名称不明。
オールシーズンスキー
オールシーズンスキーは、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。

スキー板の先端から地面へ人工雪を吹きつける仕掛けになっており、雪のない夏でもスキーを楽しめる。


オールシーズンバッジ
オールシーズンバッジは、『オールシーズンバッジ』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場する。

バッジ表面に四季それぞれの絵が描かれており、ダイヤルでいずれかを指定すると、半径3メートル以内をその季節にできる。桜の木の下に置いて「春」にすれば桜が満開になり、「冬」にすればたとえ室内でも雪が降る。


オールマイティパス
オールマイティパスは、『オールマイティパス』(てんとう虫コミックス15巻に収録)に登場する。

現代の列車の定期券のような形状をした道具。定期入れに入っている。これを持っていればどこへでも入ることができる(首相官邸や銀行の金庫ですら侵入可能)。また、どんな乗物も無料で乗ることができる。使用期限は、名前をサインした瞬間から1か月間。

大山のぶ代版アニメ『スペシャルカード』(『オールマイティパス』のアニメ化作品、1997年5月9日放送)では「スペシャルカード」の名で登場する。


お返しハンド
お返しハンド(おかえし -) は、『お返しハンド』(藤子不二雄ランド6巻に収録)に登場する。

この道具を付けていると、その人が受けたことをこの道具が3倍にして返す。暴行だけでなくおこづかいなど、いいことも3倍にして返してしまう。この道具を力づくで外そうとすると、加えた力の3倍の力で反撃される。


おかしな傘
おかしな傘(- かさ)は、『おかしなおかしなかさ』(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。

おいわい用のかさ(- よう -)
星条旗を模した派手な柄が描かれた傘。さすと「パンパカパーン」というファンファーレとともに、紙テープや紙吹雪が舞う。
オルゴールがさ
赤ん坊を喜ばせるための傘。傘を開くと、ベビー用品のベッドメリーのような飾りがくるくると回り、軽やかなオルゴール音楽が流れる。
なまりのかさ
腕力を鍛えるための傘。傘布部分全体が鉛の塊になっている。
こうもりがさ
傘布部分がコウモリになっており、開くと空を飛べる。コウモリは生きているらしく、どこかへ飛んでいってしまうこともある。
パラシュートがさ
高いところから飛び降りるための傘。傘布部分がパラシュートになっている。
雨ふりがさ
台風ガサ(たいふう -)
水田わさび版アニメ『おかしなおかしなかさ』(2005年6月24日放送)にのみ登場する。1号から18号まで18種類の傘があり、差すと傘の下に台風が吹き荒れる
おかし牧草
おかし牧草(- ぼくそう)は、『おかし牧場』(てんとう虫コミックス24巻に収録)に登場する。

菓子に食べさせる(最初は「おかし牧草」の上に菓子を置く)ことで、菓子が牧畜のように自活し、繁殖を行うようになる。この状態を「ウシになる」という。一度ウシになった菓子は、その後は1時間以上牧草を食べずにいると元の菓子に戻ってしまい、二度とウシにはならない。

この牧草には種があり、地面にまいて菓子用の牧草地を作る事ができる。


お金ぎらいになるキャンディー
お金ぎらいになるキャンディー(- かね -)は、『お金なんか大きらい!』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場する。

瓶入りの黒いキャンディ。これを食べると、お金を見るのが嫌になる。取り消すには「くすりをきかなくするくすり」を飲む必要がある。


お金をあげたくなるキャンディー
お金をあげたくなるキャンディー(- かね -)は、『お金なんか大きらい!』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場する。

瓶入りの白いキャンディ。これを食べると、誰かれ構わず人にお金をあげたくなる。効き目はかなり強烈で、のび太がパパに食べさせたところ、パパは終いには道端の浮浪者に自分の家を譲ろうとした。

取り消すには「くすりをきかなくするくすり」を飲む必要がある


オキテテヨカッタ
オキテテヨカッタは、『オキテテヨカッタ』(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場する。

この道具を使うと、眠った人が起きているときと同じ状態で働く。なお、この道具を使っている間は夜間割引と称して、商品の代金や映画館の入場料などが全て10分の1になる。

似た機能を持つ道具に「ムユウボウ」、「夢ふうりん」がある。


おくれカメラ
おくれカメラは、『おくれカメラ』(てんとう虫コミックス12巻に収録)などに登場する。

撮影すると、その場所で過去に起きたできごとが写るカメラ。例えば食事中の人を撮影すると、そこにはメニューを見ている姿が映ったりする。


お子さまハンググライダー
お子さまハンググライダー(- こ -)は、『お子さまハンググライダー』(てんとう虫コミックス30巻に収録)に登場する。

22世紀の航空力学で、小さい翼面積でも揚力を得ることができるという技術のもと、子供用に製作されたハングライダー。上昇気流にのることで自由に空を飛びまわれる。
お子さま練習カー
お子さま練習カー(- こ - れんしゅう -)は、『四次元若葉マーク』(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。

運転練習用の1人乗りのオープンカー。外観は子供の乗る玩具の車のようだが、運転席の仕様は本物同様で、最高速300km/hと非常に高性能。「四次元若葉マーク」を併用することで、街中でも人や物にぶつかる心配なく運転の練習ができる。


おこのみ建国用品いろいろ
おこのみ建国用品いろいろ(- けんこくようひん -)は、『おこのみ建国用品いろいろ』(てんとう虫コミックス40巻に収録)に登場する。

自分の国を自由に作ることのできる以下の道具のセット。

国旗(こっき)
無地の旗。好きなデザインを書き込んで自国の国旗とし、建国を宣言する。
国境マーカー(こっきょう -)
マジックインキ状の道具。これで部屋の床や地面に線を引くと、その線が国境となり、線で囲った内側が自国の領土になる。線に切れ目があると、効力はない。
国境ゲート(こっきょう -)
踏み切りの遮断機に似た機械。自国と他国との国境ゲートの役割をし、許可されたもの以外はゲートで出入を遮断する。
パスポート
国境の外でこれを所持していると、周囲の人は皆、自分を外国人と見なしてくれる。また、国境の外から中へ入る際、これを所持している必要がある。
国境警備隊(こっきょうけいびたい)
兵士型の計4体の小型ロボット。国境ゲートを警備する。入国者にパスポートの提示を求め、無断入国者はライフルで狙撃する。
外交官信任状(がいこうかんしんにんじょう)
これを持っていると外交官として他国との交渉ができ、品物を輸入することができる。自国の通貨が使用できる。外交官の身分は国際法(ウィーン条約)で保護されているため、他の者は手出しすることができない(外交特権)。
亡命許可証(ぼうめいきょかしょう)
パスポートに入っていた許可証。これを持つ者は、亡命者としておこのみ建国用品で作った国の中へ亡命することができる。亡命者に不当な扱いをすると世界中から非難されるため、国内の者も亡命者には滅多な手出しをできない。

お好みフォト・プリンター
お好みフォト・プリンター(- この -)は、『おこのみフォト・プリンター』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」1巻に収録)に登場する。

写真を取り込み好きなように修正できる道具。ズームバック、視点変換、アングルの変更など自由に行え、また双眼鏡で見た写真や、写真が取れていないときの瞬間も撮影可能。

類似品に「万能プリンター」がある。


おこのみボックス
おこのみボックスは、『オコノミボックス』(てんとう虫コミックス19巻に収録)、『昔はよかった』(同30巻に収録)に登場する。 付属のマイクに命令を入力すると、そのとおりにボックスの機能が変化する。ただし四角いものでないといけない。内蔵無線により、遠く離れたところでも入力は有効。たとえば、冷蔵庫、テレビ、ラジオ、レコードプレーヤー、ライター、洗濯機、コンロ、ストーブ、クーラー、カメラなどにも変化できる。

『オコノミボックス』では「オコノミボックス」、『昔はよかった』では「おこのみボックス」の名で登場。


お好みミニカーガレージ
お好みミニカーガレージ(- この -)は、『ミニカーガレージ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」6巻に収録)に登場。

このガレージからは、自分の望み通りのミニカーを出すことができる。ミニカーは普通の乗用車に限らず、ショベルカーやクレーン車などもある。これらのミニカーは、実用に堪える能力を持つ(ショベルカーは実際に庭に穴を掘ることができ、クレーン車は人間を吊り下げることができるなど)。
おざしきゲレンデ
おざしきゲレンデは、『勉強べやの大なだれ』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

ルームランナーのような道具。ベルトの上に登ってスキーの練習をする。体の方向を変えても機械がそれにあわせてくれるため、いくらでも滑ることができる。またオプションとして風景の立体映像を出したり、周囲の温度を下げることも可能。




おざしきつり堀
おざしきつり堀(おざしきつりぼり)は 、『勉強べやの釣り堀』(てんとう虫コミックス12巻に収録)、『おざしき水族館』(同23巻に収録)、『のび太と鉄人兵団』に登場する。

川や海などの水がある所を地図で選ぶと、おざしきつり堀と選んだ場所が四次元スクリーンを通じてつながり、畳の上でも気軽に釣りができる


おしおき銃
おしおき銃(おしおきじゅう)は、『ハンディキャップ』(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。

「ハンディキャップ」を利用して日本中を自分と同レベルにしようとしたのび太を止めるために用意された。銃の引き金を引くと銃口から光線が発射されるが、その効果は不明。

名称の初出は大山のぶ代ら声優陣によるアニメ作品『ハンディキャップ』(てんとう虫コミックス39巻収録『ハンディキャップ』のアニメ化作品。1986年10月10日放送、ビデオソフト未収録)より。


おしかけ電話
おしかけ電話(おしかけでんわ)は、『おしかけ電話』(てんとう虫コミックス5巻に収録)に登場する。

糸電話のように2つの筒を糸で繋いだ道具。片方の筒に向かって「もしもし」と言うと、体がその筒に吸い込まれ、もう片方の筒から出る。この道具を仕掛けておくだけで、「もしもし」の一言であちこちを移動できることになる。糸の長さは、のび太の家から静香、スネ夫、ジャイアンらの家に届くほど。

ちなみにこの道具の存在を知らずに、近くで本物の電話などで「もしもし」と言った場合でも道具が機能してしまう。


おすそわけガム
おすそわけガムは、『おすそわけガム』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。

このガムを、1枚を複数人(人間以外にも有効)で分け合って食べておくと、誰かが食べた物の味は、おすそ分けとして同じガムを食べた他の人の口にも伝わる。作中ではスネ夫が食べたメロンをのび太が味わっていた。ただし、おすそ分けする方は、食べたガムの分量だけ味を薄く感じることとなる。


おせじ口べにと悪口べに
おせじ口べにと悪口べに(おせじくちべにわるくちべに)は、『おせじ口べに』(てんとう虫コミックス1巻に収録)に登場する。

両端から中身が出る口紅。「おせじ口べに」を付けると気の聞いたお世辞を言うことができるが、反対に「悪口べに」を付けてしまうととてつもない罵詈雑言を言ってしまう。



おそだアメ
おそだアメは、『おそだアメ』(てんとう虫コミックス10巻に収録)に登場する。

このキャンデーを舐めてしゃべると、1粒につき声が10分遅れて聞こえてくる。名前の由来はおそらく浅田飴か。


お助けだんご
お助けだんご(おたすけだんご)は、『お助けだんご』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」3巻に収録)に登場する。

白、緑、黄、赤の4色の団子が串に刺さった串団子。誰かに追いかけられたときに団子を1つずつ放り投げると、それぞれ違った働きにより追っ手から逃れられる。

白 : 道が何メートルもの山のように隆起し、追っ手を阻む。
緑 : 道が粘液のようになって追っ手を絡めとリ、身動きを封じる。
黄 : 道に大穴があいて追っ手を落とす。
赤 : 道が液体のように変化し、追っ手を沈めてしまう。

落ちないつな
落ちないつな(おちないつな)は、『落ちないつな』(ぴっかぴかコミックス1巻に収録)に登場する。

この綱を木と木の間などに渡して綱渡りすると、絶対に落ちず、運動神経の鈍いのび太ですら渡ることができる。綱に風船を繋いで宙に浮かべ、その垂直な綱を渡ることもできる。
お天気ボックス
お天気ボックス(おてんきボックス)は、『お天気ボックス』(てんとう虫コミックス10巻に収録)、『昔はよかった』(同30巻に収録)、『恐怖のディナーショー』(同41巻に収録)、『三月の雪』(同「ドラえもんプラス」5巻に収録)などに登場する。

天気を反映させる地域を選択した後、「晴れ(笑顔を浮かべる太陽の図)」「雨(雨雲の図)」など、天気をあらわす絵の描かれたカードを挿入すると、その天気に変わる。ただし使用できるのは付属のカードのみ。自分で絵を描いて作ったカードを入れると、その絵に描いたものが降ってくるだけの状態になり、天気を変えることはできない。




音消しマイク
音消しマイク(おとけしマイク)は、『ドラえもんの歌』(藤子不二雄ランド1巻に収録)に登場する。

このマイクを通すと、どんな音声も聞こえなくなる。

名称の初出は水田わさびら声優陣によるアニメ作品『ドラえもんの歌』(藤子不二雄ランド1巻収録『ドラえもんの歌』のアニメ化作品。2006年9月8日放送)より。道具名の表記はドラえもん(水田わさびら声優陣シリーズ)テレビ朝日公式ホームページ - ひみつ道具カタログにて確認。原作では「音の消えるマイク」と呼ばれるのみで名称不明。

似た器具は実用化されており、消音スピーカーと呼ばれる。


オトコンナ
オトコンナは、『オトコンナを飲めば?』(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。

登場原作タイトルには「飲めば」とあるが、形状はスプレー式の薬剤(と思われる)。噴霧すると、その影響下にあった人物は、男性の場合は女性的、女性の場合は男性的にと性格および性質が変化する。女になったジャイアンやスネ夫の口調は女性的と言うよりむしろ「オネエ言葉」に近かった。

大山のぶ代ら声優陣によるアニメ作品『オトコンナ』(てんとう虫コミックス8巻収録『オトコンナを飲めば?』のアニメ化作品。1993年1月29日放送、ビデオソフト未収録)ではこの効果をあらかじめ効かないようにする「オトコンナ中和ドロップ」が登場する。


オトシ玉
オトシ玉(オトシだま)は、『オトシ玉』(ぴっかぴかコミックス12巻に収録)に登場する。

人からお年玉をもらうための道具。ボウリングのような球にアンテナとロープがついており、ロープを持った状態で玉を一旦床や地面に落とし、ロープで引っぱると、引っぱった者に対して人がお年玉をあげたくなる。正月の来客や親戚のみならず、玉の近くにいれば、見ず知らずの通行人すらお年玉をあげたくなってしまう。お年玉をくれないケチが相手の場合は玉が重くなる。


お年玉ぶくろ
お年玉ぶくろ(おとしだまぶくろ)は、『出てくる出てくるお年玉』(てんとう虫コミックス20巻に収録)に登場する。

まつ、たけ、うめの3種類がある。

まつ - なぐさめ型。叱られたり痛い目に遭うとその分に応じて金が出る。この袋で出された最高金額は1284円だが、その人は半年間入院したらしい。なお、のび太はドラえもんに頭をハンマーで殴られて39円を得た。
たけ - 節約型。無駄を省くとその分だけ金が出る(短い鉛筆をホチキスでつないで使えるようにして21円、一度使った鼻紙を乾かしてもう一度使えるようにして3円)。だが、無駄遣いをするとそのお金は消える。
うめ - ごほうび型。人にお礼を言われると10円出る。だが、人に叱られるとそのお金は消える。
アニメ版では まつ - ごほうび型、たけ - なぐさめ型、うめ - 節約型となっている。

また、ごほうび型の金額は100円、鉛筆の節約で210円、鼻紙の節約で10円になるなど袋から出る金額も増えている。


お年玉ぼ金箱
お年玉ぼ金箱(おとしだまぼきんばこ)は、『おとしだまぼきん』(「小学一年生」1974年1月号掲載、単行本未収録)、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。

募金箱のように首から吊り下げて使う。この箱を見ると、誰でもお年玉をあげたくなってしまう。スイッチがあり、その効果のON・OFFができる。

『おとしだまぼきん』では「おとしだまぼきん」、『ドラえもん大事典』では「お年玉ぼ金箱」と呼ばれている。
落としものカムバックスプレー
落としものカムバックスプレー(おとしものカムバックスプレー)は、『落としものカムバックスプレー』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

このスプレーをかけた物は、落として失くしたり、捨てたりしても必ず持ち主の家に空を飛んで戻ってくる。通常の物品だけでなく、ゴミとして捨てられた物でも同様の効果がある。


落とし物つりぼり
落とし物つりぼり(おとしものつりぼり)は、『落とし物つりぼり』『連想式推理虫メガネ』(それぞれてんとう虫コミックス32巻に収録)に登場する。

見た目は「おざしきつり堀」に酷似。落とした物と落としたと思われる場所、時間を付属の釣りざおに入力し釣り堀に入れると、それを探し出し、釣り上げてくれる。入力の内容が正確でなくても作動する。のび太が「1年前に町のどこかで落とした十円玉」を釣ろうとしたときは町中に落ちていた十円玉をまとめて釣り上げた。忘れ物や人に取られた物を取り返したりもできる。

目的物が世界のどこにも存在しない場合は、釣り針部分が釣堀から飛び出し「ピピピ」と鳴る。


大人をしかる腕章
大人をしかる腕章(おとなをしかるわんしょう)は、『大人をしかる腕章』(てんとう虫コミックス33巻に収録)に登場する。

この腕章をつけると、子供でも大人を叱りつけることができ、叱られた大人は相手が子供でも、自分が悪かったと謝ってしまう。不正をした大人を叱るのはもちろんできるが、悪さをした子供を親が説教する際にも、逆に親を叱ることができるなど、少々無茶な面もある。

「大人を」というだけあって、子供相手には何の効果もない。



おとりケース
おとりケースは、『おとりケース』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」4巻に収録)に登場する。

生物を集める道具。このケースの中に生物を入れておくと、それがおとりとなり、同じ種類の生物が集まってくる。

本来は生物にしか使用できない道具だが、のび太がものは試しにと一万円札をケースに入れたところ、聖徳太子(作品発表当時の一万円札の図案)に似た人が大勢集まってきた。


おとりロボット
おとりロボットは、『のび太の創世日記』に登場する。

お祭りのように、はっぴ姿をした小型ロボット。猛獣に襲われたときなど、このロボットが囮となって「ワッショイ!」と大騒ぎしながら相手の注意をひきつけ、別の場所へと連れ去ってしまう。


おならロケット
おならロケットは、『ションボリ、ドラえもん』(てんとう虫コミックス24巻に収録)に名前のみ登場する。

名前のみの登場であり、詳しい効果は不明であるが、体育の授業のマラソンで1人遅れているのび太に使おうとしたことから、おならの推進力により猛スピードで空を飛ぶか、または走ることができる道具だと思われる。


鬼は外ビーンズ
鬼は外ビーンズ(おにはそとビーンズ)は、『鬼は外ビーンズ』(「小学二年生」1985年2月号掲載、単行本未収録)、『のび太の新魔界大冒険』に登場する。

この豆を人に投げつけると、テレポーテーションによってその人を家の内から外へと瞬時に追い出すことができる。

本来は人を家から追い出すためのものだが、家の外で使うと、人を服の中から外へ追い出すことで全裸にする。

おねしょじゃ口
おねしょじゃ口(おねしょじゃぐち)は、『ゆめふうりん』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

これを取り付けられた者は意に反しておねしょをしてしまう。

マイミク申請メール
マイミク申請メールはマイミクシーに追加したい人に送るとすんなりOKがもらえる。。。笑
オバケせんこう
オバケせんこうは、『オバケせんこう』(小学二年生1972年7月号掲載、単行本未収録)に登場。

目をつぶり、頭でオバケの形を考えながらこの線香の煙を吹くと、そのオバケが実体化して出てくる。このオバケとは会話をすることもできる。


オバケタイマー
オバケタイマーは、『オバケタイマー』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場。

家の形をした時計で、オバケを出したい時間に針をセットすると、セットした時間にオバケが出てくる。指令を出しておけば、近くにいた人を脅かして無理やり宿題などをやらせる事もできる。


おばけたん知機
お化けたん知機(-ば-ちき)は、『お化けたん知機』(カラー作品集5巻に収録)に登場する。

その名の通り、おばけ(幽霊や妖怪など)を探知する機械。首から吊り下げる箱型の機械と、それにコードで繋がったマイクのような道具で構成される。近くにお化けがいると、マイク状の道具が「ピッピッピッ」と鳴って知らせる(作品世界ではお化けが実在することになっている)。


お化けツヅラ
お化けツヅラ(-ば-)は、『お化けツヅラ』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」3巻に収録)等に登場する。

未来の世界でお化け屋敷ごっこに使う道具で、つづらの中に幽霊、妖怪などのお化け型ロボットのセットが詰まっている。お化けはからかさ小僧やろくろ首といった、怖がりののび太ですら馬鹿にするほど古風なものばかりで、一見すると何の恐怖もないようだが、相手を叩いたり締め上げたりして攻撃し、どんな手段を使ってでも怖がらせようとする。少々乱暴ではあるが、安全装置が働いているので絶対に人間に危害は加えない。


おはなしバッジ
おはなしバッジは、『おはなしバッジ』(てんとう虫コミックス3巻に収録)等に登場。

童話になぞらえた体験ができるバッジ。未来の幼稚園で流行しているという。このバッジをつけると、童話のストーリー通りの展開がこじつけも交えながら起きる。作中では「桃太郎」「花咲かじいさん」「浦島太郎」の3種類が登場した。『お話バッジ』(カラー作品集1巻に収録、TC3巻のものとは別話)では、静香が「親指姫」のバッジを使用している。


おへんじペットボトル
おへんじペットボトルは、大山のぶ代版アニメ『おへんじペットボトル』に登場する。

その名からわかるようにペットボトル型の道具。『西遊記』の金角大王と銀角大王のもつ魔法の瓢箪のように、この道具を持ちながら相手の名前を聞き、相手が答えるとこの道具の中に閉じ込めることができる。


おまかせもようがえセット
おまかせもようがえセットは、映画作品『アララ♥少年山賊団!』に登場する。

ドラミの持つ家政婦のような姿のロボット。腕が6本あり、それぞれにバケツ、ほうき、ブラシといった掃除道具、トンカチ、のこぎり、ドリルといった工具がついており、全自動で部屋の大掃除から模様替えまで一通りこなしてくれる。


おみやげフロシキ
おみやげフロシキは、『おみやげフロシキ』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場。

一見すると空っぽの風呂敷包みだが、どこかの家を訪問するとき、品物の名前を言うと、包みがむくむくと膨らみ、開くとその品物が出てくる。

よそへの土産を出すための道具であり、自分の欲しいものを自分で言って出すことはできない(但し、自分の家の前で、自分が欲しくないものならば出す事ができるようである)。


思いきりハサミ
思いきりハサミ(おも-)は、『大人気!クリスチーネ先生』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場。

見た目は普通のハサミで、このハサミを鳴らす音を聞いた人は迷っていた事を思い切って実行に移す(恋人への告白やいじめっ子に勝負を挑むなど)。


オモイコミン
オモイコミンは、『オモイコミン』(てんとう虫コミックス22巻に収録)に登場。

一粒飲んで『○○は××である』と思うと、実際そう見える(先入観、あるいはプラセボ効果を発生させる)。例えば難しい宿題は簡単な問題だと思って見たり、強い相手は人形だと思って見る、などの利用方法がある。

アニメでは、これをリメイクしたような道具で、耳当ての形をした「オモイコミミ」が登場した。


オモイデコロン
オモイデコロンは、『ココロコロン』(てんとう虫コミックス20巻に収録)に登場。

このコロンを物にかけると、その持ち主の夢の中に、その物との思い出が浮かんでくる。
おもかるとう
おもかるとうは、『おもかるとう』(てんとう虫コミックス26巻に収録)に登場。

この道具の光線を浴びせると、浴びせられたものの質量を自由に変えることができる。変更する質量は、道具についた目盛りで変えられる。また、浴びた時間によっても変化するらしく、光線を浴び過ぎたジャイアンは地面にめりこんでいくほど重くなってしまった。

類似した道具にふんわりズッシリメーターがある。


重さすいこみ銃
重さすいこみ銃(おも-じゅう)は、『重さすいこみじゅう』(てんとう虫コミックススペシャル・カラー作品集2巻に収録)という作品に登場。

重さを吸い取り、物体の重さを軽くすることができる。原作では、銃で撃つたびに重さが吸い取られ、その分軽くなるという仕組み。大山版アニメ(『重さすいこみ銃』)では、吸い取る重さをダイヤルで調節してから銃で撃つと、その分軽くなるという仕組み。吸い取った分を戻せばもとの重さに戻る。


おもちゃの兵隊
おもちゃの兵隊( - へいたい)は、『おもちゃの兵隊』(てんとう虫コミックス4巻に収録)に登場。

指揮官+狙撃兵4人の計5人(陸軍の1個分隊)で編成された人形。外見はオモチャだが、実際には最も手軽に使える個人用ガードロボットとして作られた物だと思われる。それゆえ見かけによらず性能は本格的、火力も充分で、個人では本格的に武装しない限り相手にもならない。(狙撃兵は飛んで来るボールまで撃ち落す技量の持ち主。)

どんな相手からも守ってくれる最強のボディーガードだが、戦闘能力に比べて判断力に乏しく、一度“警護対象者の敵”と認識すると、どんな相手でも徹底的に攻撃し、撃退してしまう。しかも、最初に警護命令を下した者の命令にしか従わない。そのため、命令者と警護対象者が異なっていた場合、警護対象本人の命令すら聞かず、暴走して過剰防衛行動をとることが多い。

上記の弊害で、肩を叩いただけの静香と、ジグソーパズルを踏んで台無しにしたのび太に泣きながら抗議したドラえもんが、丸焦げになってしまった。

それほど登場機会のないマイナーな道具にも関わらず、何故かドラえもんのうたの第二番の歌詞に登場している。このため、名前だけは知っているという人も多いと思われる。


折り紙飛行機コントローラー
折り紙飛行機コントローラー(おりがみひこうき-)は、『折り紙ラジコン』(藤子不二雄ランド7巻収録)に登場。

紙飛行機にアンテナをつけることで、自由に操作することができるようになる道具。飛行機の位置はレーダーによって確認することができる。


おりこうターバンくん
おりこうターバンくんは、映画『のび太のドラビアンナイト』に登場。

その名の通り頭に巻くターバン型の道具。額の部分の羽飾りを外して笛のように吹き鳴らすと、蛇使いの如くターバンを思いのままに操ることができる。

劇中ではドラえもんたちがアラビアンナイトの世界へ行くにあたり、ガイドのミクジンが衣装を用意した際、ドラえもんはターバンのサイズが合わなかった為、代りに自前のこのターバンを使用した。当初は単なる衣装としての使用だったものの、旅の途中で四次元ポケットを悪者に奪われたため、唯一所持しているひみつ道具として、見張り台にしたり、巨大な繭状にして砂嵐を防いだりと、意外な活躍を見せた。

なお前述の名称は原作漫画でのもので、映画では「おりこうターバン」。


おりたたみハウス
おりたたみハウスは、『おりたたみハウス』(てんとう虫コミックス24巻に収録)、『のび太の地底国』(てんとう虫コミックス26巻に収録)、『めいわくガリバー』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場。

折り畳み式の家。広げると六畳間ほどの広さになる。中には暖炉型のストーブ、冷蔵庫、テレビ、電話など生活に必要なものが一通り揃っている(壁面の絵だが、本物として機能する)。時計を操作する事で、窓の外に映る景色を変えることも可能(波の音なども入る)。但し欠点が一つあり、壁の二面が何故か透明な壁でできており、外から中が丸見えになってしまう。

前述の欠点が不評だったためか、『のび太の地底国』で登場するものは透明な部分がなく、通常の家同様に四方が普通の壁に囲まれ屋根もある家となっている。

『ドラミおおはりきり』(ぴっかぴかコミックス7巻収録)に登場するままごと用の家(正式名称不明)も似た様な機能を持ち、 そちらは壁が三面あって(壁の無い所を通れるかは不明)雑誌付録の紙工作の様に組み立てる。
音楽イモ
音楽イモ(おんがく-)は、『メロディーガス』(てんとう虫コミックス4巻に収録)、『スネ夫のお尻が行方不明』(てんとう虫コミックス32巻に収録)に登場。

このイモを一かじり食べて10分経つとメロディーガス(おならで音楽)が流れる。一度に何本も食べてしまうと爆発するし、臭いもすごい。


音声多重ワイドスクリーンテレビゲーム
音声多重ワイドスクリーンテレビゲーム(おんせいたじゅう-)は、『長い長いお正月』(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場。

名前のみの登場で、実際に道具は登場していない。ドラえもんがこれを出そうとしたところ、のび太が苦手だと言って止めた。


温泉ロープ
温泉ロープ(おんせんろーぷ)は、『温泉ロープでいい湯だな』(てんとう虫コミックス22巻に収録)という回に登場する。

荒縄がわっかになっている道具。地面の上に広げておくだけで、縄の内部に温泉が浮き出る。室内でも使用可能。ドラえもんによるとそこから出るお湯は「体に良い」と言い、何らかの効能があると思われる。

ガードしおまねき
ガードしおまねきは、『もぐれ!ハマグリパック』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場する。

ハマグリパックを守るシオマネキ型の小型ロボット。パックを奪おうとする者が接近すると、ハサミで襲い掛かる。


ガードマンロボット
ガードマンロボットは、『なんでもひきうけ会社』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場する。

人間の半分程度の大きさのガードマン型ロボット。命令すると周囲を見張り、不審者を追い払う。


ガールフレンドカタログメーカー
ガールフレンドカタログメーカーは、『ガールフレンドカタログ』(てんとう虫コミックス18巻に収録)に登場。

使用者である男性が今後の人生で出会う女性について、現在の写真とデータつきでわかる道具。のび太が両手で抱えて持てる程度の大きさ。データとしては名前、今後の人生で出会う時期、現在地(住所かどうかについては不明)などである。今後出会う女性の範囲を機械に指定すると音楽が流れながら資料が飛び出る。


階級ワッペン
階級ワッペン(かいきゅう -)は、『階級ワッペン』(てんとう虫コミックス15巻に収録)に登場する。

日本陸軍の階級がモデルになっており、「大将」から「二等兵」まで17種類がある(アニメでは星4つ(一番えらい)から星1つの4種に簡略化されている[要出典])。人の背中等に貼り付けて使用する。階級が下のワッペンを貼った者は、階級が上のワッペンが貼ってある者に絶対に逆らえない(しかし、完全には支配できない)。ワッペンを剥がすことは大将にしかできないが、ワッペンを服に貼られた場合、その服を脱げば効力はなくなる。


海水コントローラー
海水コントローラー(かいすい -)は、『海水コントローラー』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」1巻に収録)に登場する。

3メートル四方ほどの大きさの金属枠状の道具。海面に浮かべ、ボタンを操作することで水温や波の具合を自在に変化させることができる。


海水のもと
海水のもと(かいすい -)は、『しんじゅ製造アコヤケース』(てんとう虫コミックス28巻に収録)、『水たまりのピラルク』(てんとう虫コミックス34巻に収録)に登場する。

この薬剤を真水に入れると海水になる。『しんじゅ製造アコヤケース』に登場する粉末状のものと、『水たまりのピラルク』に登場する液状のものとの2種類がある。




描いた物が飛び出す紙
描いた物が飛び出す紙(か - もの - と - だ - かみ)は、『ふしぎなお絵かき』(ぴっかぴかコミックススペシャルに収録)に登場する。

この紙に絵を描いて紙を振ると、描いたものが実体化して飛び出す。


怪談ランプ
怪談ランプ(かいだん -)は、『怪談ランプ』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

人魂と思われる形をした道具。これを側に置いて怪談を話すと、その話の出来事が本当になる。ただし、本当に起こるとはいえ、偶然の積み重ねによる状況であったりする(「障子が開いて出刃包丁が突き出る」は泥棒、「ノッペラボー」は顔にパックをした人など)。
海底ハイキングセット
海底ハイキングセット(かいてい -)は、『海底ハイキング』(てんとう虫コミックス4巻に収録)に登場する。

なお大山のぶ代版アニメ『ドラミちゃん登場! のび太の海底大冒険』(『海底ハイキング』のアニメ化作品の1つ)では、装備品の一部が現代風にアレンジされている。

エラ・チューブ
寝ぶくろ(ね -)
一般的な寝ぶくろと異なり、水中で使用可能なほか、サメよけのトゲ、流されるのを防ぐためのいかりが付いている。ナマコのようなデザイン。
ま水ストロー(- みず -)
これを通じて海水を飲むと、海水が真水に変わって口に入る。海中で飲み水を得るのに使用する。
深海クリーム(しんかい -)
これを体に塗ると、肉体にかかる水圧を回避することができる。また、水の冷たさも感じなくなる。効果は海底1万メートルまで有効。
水圧銃(すいあつじゅう)
護身用の銃。強烈な衝撃波を撃ち出して相手を倒す。作中では鮫を撃退した。
快速シューズ(かいそく -)
海中で履くと、内蔵されたスプリングにより陸上の10倍の速さで歩くことができる。水中で体が浮かばないよう、重りの役割も果たしている。
コンパス
海図(かいず)
通信機(つうしんき)
ヘッドランプ
頭部にヘッドバンド状に装着する照明器具。太陽光の届かない海底を明るく照らす。
コンク・フード
ナビウォッチ
大山のぶ代版アニメ『ドラミちゃん登場! のび太の海底大冒険』にのみ登場する、コンパスと海図に相当する腕時計型の道具。時計の画面にあたる部分にコンパスと海図がデジタル表示される仕組みになっている。
通信機付きヘッドライト
大山のぶ代版アニメ『ドラミちゃん登場! のび太の海底大冒険』にのみ登場する、ヘッドランプと通信機に相当する道具。頭に装着するヘッドセットの額にライト、耳にインカムが取り付けられており、照明と通信機を兼ねる。
大山のぶ代版アニメ『ドラミちゃん登場! のび太の海底大冒険』ではこれらに加え、名称は不明だが海底を撮影するためのカメラも用意されていた。

なお上記の内、エラ・チューブ、ま水ストロー、深海クリーム、コンク・フードはドラえもんも持っているが、海底ハイキングセット全体をドラえもんが持っているかは不明。
怪物くんぼうし
怪物くんぼうし(かいぶつ -)は、『怪物くんぼうし』(「小学一年生」1982年2月号掲載、単行本未収録)に登場。

この帽子をかぶると、藤子不二雄Aの漫画「怪物くん」の主人公である怪物くんのように手足を自由に伸縮することができる。


怪力ロボット
怪力ロボット(かいりき -)は、『オトシ玉』(ぴっかぴかコミックス12巻に収録)に登場する。

重くなった「オトシ玉」を引っぱらせるためにドラえもんが出したロボット。小型だが、のび太とドラえもん2人がかりでも手に負えないオトシ玉を引っぱるだけの怪力がある。

感情もあるらしく、のび太がお年玉をせびろうとしていたおじさんが、「オトシ玉」の効力でロボットにお年玉をあげてしまったときは、大喜びしていた。


かかしロボット
かかしロボットは、『もちつきロボット』(ぴっかぴかコミックススペシャルに収録)に登場する。

米を作ってくれるかかし型の小型ロボット。

もちつきロボットに餅をつかせるための餅米を作るのに使用された。ただし米を作るには田が必要で、作中ではしゅみの日曜農業セットの「たんぼロール」に似た道具で田を用意した。

架空海水まきぞえガス
架空海水まきぞえガス(かくうかいすい -)は、『深夜の町は海の底』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

この装置が発生させるガスに触れた魚は「架空水面シミュレーター・ポンプ」で発生させた架空海水の水中を体感することができる。船が触れると架空海水の水面を航行することができる。


架空人物たまご
架空人物たまご(かくうじんぶつ -)は、『架空人物たまご』(てんとう虫コミックス40巻に収録)、『ザ・ドラえもんズスペシャル』に登場する。

計40個のたまごが箱に入っており、それぞれに童話、小説、漫画などの架空の登場人物の名前が記されている。たまごを割るとその人物が現れ、頼みごとをすると何でもしてくれる。頼みごとを果たすと姿を消す。しかし頼みごとの依頼の取り消しがきかず、仕事を果たすまでは決して消えないといった融通の利かなさが難点。

たまごに入っている架空人物は、おやゆびトム、孫悟空、シンデレラ、怪盗ルパン、シャーロック・ホームズ、マイティマン(スーパーマンのパロディ)などがある。


架空水体感メガネ
架空水体感メガネ(かくうすいたいかん-)は、『深夜の町は海の底』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場。

このゴーグルをかけることで、架空水面シミュレーター・ポンプで発生させた架空水面を本物の水として体感することができる。

大山のぶ代版アニメ『町の中でダイビング』(『深夜の町は海の底』のアニメ化作品)では「架空海水体験メガネ」と呼ばれている。


架空水面シミュレーター・ポンプ
架空水面シミュレーター・ポンプ(かくうすいめん-)は、『深夜の町は海の底』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場。

架空水を排出して架空水面を発生させ、地球の海面が上昇したらどうなるかを調べるためのポンプ。「架空水体感メガネ」をかけていない人には見えないし何も感じない。一度こげば自動的に動いて水を出し続ける。スイッチを切れば架空水を解除できる。


架空通話アダプター
架空通話アダプター(かくうつうわ -)は、『架空通話アダプター』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。

テレビのような形の道具。これを一般の電話機に取り付け、その電話機で誰かに電話をかけると、実際には電話は通じず、アダプターの画面にその相手が表示され、実際にその相手と会話をしているかのように会話を交わすことができる。その相手は、どんな相手であっても会話ができる。


かぐやロボット
かぐやロボットは、『かぐやロボット』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場する。

人工細胞の増殖により人間そっくりのロボットを作り出す道具。ロボットといっても機械仕掛けのロボットではなく、人間同様の肉体を持つ有機的な人造人間である。

専用のカプセルを竹の幹の中に埋め込むと、1日で完成。完成後はカプセルを埋め込んだ部分の竹の節が光り輝いており、ひとりでにその節が幹から分離する。そしてその節を缶詰のように切り開くと、小さな美少女の姿のロボット「かぐや」が現れ、みるみる大きくなり、人間と寸分違わない姿となる。

誕生したばかりのかぐやは、会話はできるものの、全裸でいることを恥ずかしがらず、また服の着方もわからないなど、一般常識は持ち合わせていないので、教育の必要がある。大変素直な性格で、言われたことには大抵「はい」と答える。純粋で好奇心旺盛、動物や昆虫などの小動物に好奇心をいだき愛するなど、優しい性格。本来は子供のいない老齢の夫婦が、寂しさを紛らわすのに使うという。




かくれマント
かくれマントは、『未来世界の怪人』(てんとう虫コミックス4巻に収録)などで登場する。

「透明マント」と同様、このマントをつけると姿が消え、透明人間として行動できる。


かくれん棒
かくれん棒(- ぼう)は、『かくれん棒』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場。

この棒を持つと、光の屈折の作用によって自分の姿が周囲から見えなくなる。もっとも棒だけは見えるので、完全に透明人間になるわけではない。また、動力源は電池式で、電池が切れると効力はなくなる。


かげえライト
かげえライトは、『かげ絵ごっこ』(ぴっかぴかコミックス12巻に収録)に登場する。

このライトの光で人を照らすと、その人の考えが形となって影になるので、影絵遊びでどんな影絵も作ることができる。


影実体化液
影実体化液(かげじったいかえき)は、『「影ぶんちん」と「影実体化液」』(「小学四年生」1989年1月号掲載、単行本未収録)に登場する。

影ぶんちんで固定した影(人間でも建物でも物品でもよい)にこの液をかけると、影が黒いまま実体化する。その実体化した影のものを手に持つことはできるが、壁などはすり抜ける。

影とりプロジェクター
影とりプロジェクター(かげ -)は、『影とりプロジェクター』(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。

この機械で人の影を撮影し、壁に投影することで、その影の人物が今何をしているかを影絵で見ることができる。この道具を使っている間、対象者の影は機械に吸い込まれているため地面などには映らない。


かげとりもち
かげとりもちは、『かげがり』(てんとう虫コミックス1巻に収録)に登場する。

「かげ人間切り取りバサミ」で切り取った影が勝手に動き回り始めた際、その影を捕獲するためのとりもち。影は素手でつかまえようとしても抜け出してしまうため、このような専用の捕獲道具が必要となる。


かげながら
かげながらは、『みえないボディガード』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

透明なボディーガードのロボット。ただしかなりドジな一面もあり、泥棒と客の見分けがつかなかったりする。また、ボディーガードの仕方もかなり荒っぽいが、きちんとガードはしてくれる。ちなみに暗闇に置くと見える。


かげ人間切り取りバサミ
かげ人間切り取りバサミ(- にんげんき - と -)は、『かげがり』(てんとう虫コミックス1巻に収録)に登場する。

人間の影をはさみで切り取り、切り取られた影は活動を開始する。30分の間、影は素直に命令を聞いてくれる。この間影は声を出すことはできない。しかし切り取ってから30分たつとずるがしこくなり、自分が影であることが嫌になり、影が本人と入れ替わろうとする。

30分後には影は自分の意思で勝手に動き回り始め、口をきくようになる。やがてひとりでに、真っ黒な影の姿は人間に近づき、逆に影の主である人間のほうが色が黒くなり、2時間ほどで両者が完全に入れ替わってしまう。

影を元に戻すときには、「かげとりもち」で捕獲した後、専用のノリで貼り付ける必要がある。

なお、この道具の名称は原作中には出ておらず、単に「はさみ」と呼ばれているのみである。正式名称は書籍「ドラえもんひみつ道具完全大事典」では「かげ人間切り取りバサミ」、大山のぶ代版アニメ『かげ切りバサミ』では「かげ切りバサミ」、水田わさび版アニメでは「かげきりばさみ」とされている。


影ふみオイル
影ふみオイル(かげ -)は、『影ふみオイル』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」3巻に収録)に登場する。

相手の影にこのオイルをたらし、その影を踏む、石を当てる、車でひくなどの攻撃を与えると、その影の本人にも同様の衝撃や痛みが伝わる。痛みだけで骨折しないかどうかなどは不明。


影ぶんちん
影ぶんちん(かげ -)は、『「影ぶんちん」と「影実体化液」』(小学四年生1989年1月号掲載、単行本未収録)に登場する。

「影実体化液」とセットで使う。この文鎮を影の上に置くと、影を固定することができる。


影ぼうしフラッシュ
影ぼうしフラッシュ(かげ -)は、『影ぼうしフラッシュ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」2巻に収録)に登場する。

球形をした白黒の道具。人の影が出ているとき、そのそばに投げ上げると発光し、その人の影が実体化する。その影は消滅するまでの30分間に、頼んだことを何でも引き受ける。ただしその能力は影の主に準じる。また、実体化する影は実際の影と同じ大きさになるため、巨大な影を実体化させることも可能。

火災予定報知ベル
火災予定報知ベル(かさいよていほうち -)は、『火災予定報知ベル』(てんとう虫コミックス24巻に収録)に登場する。

ベルの形をした道具。もし近くに3日以内に火事を起こす人がいたら激しくベルが鳴る。この道具で火事になることがあらかじめ分かり、対策を立てておくことで火事を防ぐことができる。関連品に自動的に運転し、火災を起こす人を探す「パトロール消防車」がある。


カサイラズ
カサイラズは、『カサイラズ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」2巻に収録)に登場する。

傘の形の容器に入った気体状の道具で吹き付けて使う。吹き付けられた者は水がよけるようになり、結果雨に濡れずに済む。ただし、風呂やプールに入れなくなる。

大山のぶ代版アニメ『カサイラズ』(『カサイラズ』のアニメ化作品)によると、効果は一吹きで1日持続するとされている。


貸し切りチップ
貸し切りチップ(かしきり-)は、『貸し切りチップ』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場する。

豆粒ほどの大きさのチップ。チップを付けた物は付けた人の貸切になる。物だけでなく人にも有効。


貸し切り電話
貸し切り電話(か - き - でんわ)は、『かしきり電話』(てんとう虫コミックス43巻に収録)に登場。

この電話機に10円を入れて電話をかけると、飛行機やパトカー、一般の住宅などどんな物でも貸し切ることができる。貸し切りを取り消すには、貸し切る物の持ち主から10円を返してもらうことでできる。


かぜうつし機
かぜうつし機(-き)は、『このかぜうつします』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

糸電話のような形状をした機械。この機械の一方に風邪を引いた人が咳を吹き込むと、機械のもう一方を頭に当てた人に風邪がうつる。その代わりに、風邪をうつした人はすっかり全快する。


風ため機
風ため機(かぜ - き)は、『ミニたいふう』(「小学一年生」1976年10月号掲載、単行本未収録)に登場。

台風などの風を貯蔵できる機械。貯めておいた風は、扇風機代わりや、車の推進力、空を飛ぶことなどに利用できる。


風の子バンド
風の子バンド(かぜのこ-)は、『風の子バンド』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」4巻に収録)に登場する。

これを頭にはめて「寒い」や「冷たい」などの言葉を発すると締め付けられる。ただし装着している者以外が言った言葉や「眠い」などの音の似ている言葉にも反応してしまうという欠点がある。

モデルは『西遊記』で三蔵法師が孫悟空を戒めるために使用した「緊箍児」だと思われる。


風のりヨット
風のりヨット(かぜ -)は、『台風遊び』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」4巻)に登場する。

風に乗り、宙に浮いて空中を走ることのできるヨット。1人乗りで、舵やスピード調節は自在に操縦できる。錨を下ろせば空中に固定することもできる。


かぜぶくろ
かぜぶくろは、『かぜぶくろ』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」5巻に収録)に登場する。

風邪をひいている人がこの袋に咳を吹き込むと、たちどころに風邪が治る。袋にため込んだ風邪を他の人に移すこともできるらしい(実際に実行すれば、傷害罪になる)。

袋にためる風邪の量には限界があり、作中では袋一杯に風邪がたまった状態でジャイアンが咳を吹き込んだため、袋が破裂して大量の風邪を背負い込んでしまった。


風を集める袋
風を集める袋(かぜ - あつ - ふくろ)は、「よいこ」1970年10月号掲載の無題作品に登場する。

中に風を貯めておくことができる袋。


風を強くする機械
風を強くする機械(かぜ - つよ - きかい)は、「幼稚園」1973年7月号掲載の無題作品に登場する。

扇風機に付けることで、その風力を強めることのできる機械。


家族合わせケース
家族合わせケース(かぞくあ -)は、『ママをとりかえっこ』(てんとう虫コミックス3巻に収録)に登場する。

前もってママと子の写真を数組用意しておき、親子の組合せを入れ替えてこのケースに入れることで、子は同じケースに入れられた親のもとで、その家の子供として生活することができるようになる。たとえばのび太の写真としずかのママの写真をケースに入れれば、のび太はしずかの家である源家へ子供としてあがりこむことができ、しずかのママは疑うことなくのび太を息子として扱ってくれる。

しかし人間だけ入れ替えても、家はそのままなので少々トラブルが起こることもある。前述の例では、のび太が源家の息子になっても、子供服は女子用しかない、など。
片づけラッカー
片づけラッカー(かた -)は、『かたづけラッカー』(てんとう虫コミックス17巻に収録)などに登場する。

スプレー缶状の道具。このラッカーを物にかけると、物は見えなくなってしまう。効果は4時間続く。見えなくなった物は、専用の虫眼鏡を使うと見ることができる。ラッカーおとし(大山のぶ代版アニメ『かたづけラッカー』では「あらわしラッカー」)をかければ、効果を即座に解除することもできる。急な来客のときなど、散らかった部屋を見かけだけ綺麗にするのが本来の目的。人間に対しても使用可能。

『のび太の宇宙小戦争』では、敵に見つからないよう姿を消すために使われた。以来、本来の目的ではなく、体にかけて透明人間となるために使用されることの方が多い。この使い方の場合、ラッカーの量が不十分だと服だけ消えて見た目が裸になってしまう。

類似品に、大山のぶ代版アニメ『ドラえもんだいきらい!?』に登場した「とう明スプレー」がある。

物体を見えなくする道具はこれ以外にも、「とう明ペンキ」や、差すと細胞が透明化する目薬(「とう明人間目ぐすり」)などがある。


カチカチカメラ
カチカチカメラは、『カチカチカメラ』(てんとう虫コミックス22巻に収録)に登場する。

どんな勝負でも指定した相手を勝たせることのできる道具。ビデオカメラの形をしており、これで「誰々を勝たせろ」と言いながら勝負の様子を撮影すると、カメラに付属しているスクリーンにはその者が勝っている様子が映し出され、現実にもその通り、その者が勝利する。

撮影対象はテレビ番組などでもよく、作中ではプロ野球中継を撮影して、指定したチームを勝たせた。


ガチガチン
ガチガチンは、『にっくきあいつ』(藤子不二雄ランド4巻に収録)に登場する。

角砂糖のような概観の薬。この薬を飲むと、性格がガチガチの真面目になり、人に勉強を教える時もスパルタ式になる。


カチンカチンライト
カチンカチンライトは、『カチンカチンライト』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。

同一名の道具が2種類登場するが、最近はアニメにおいて2の方がよく登場する。(『のび太と翼の勇者たち』、大山のぶ代版アニメ『未来の国からはるばると』)

この道具の光を当てると、水や炎、煙といった形を持たない物体を数分間固形物質にすることができる。
光を当てた物の強度を強くする。

カツオブシガム
カツオブシガムは、『恋するドラえもん』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。

使用描写はないが、一般的にネコはガムをかめないため、人間用の物とはかなり異なった作りになっていると思われる。ドラえもんが恋したペルシャ猫にプレゼントした道具。


カッカホカホカ
カッカホカホカは、『カッカホカホカ』(藤子不二雄ランド22巻に収録)に登場する。

人間の怒りを熱に変える道具。湯たんぽ状の本体に電源コードが繋がったような形をしており、コード先端のプラグを怒っている人の体に差し込むと、たちどころに怒りがおさまり、その分、本体から熱が出て、ストーブのように温まることができる。


カッコータマゴ
カッコータマゴは、『カッコータマゴ』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。

カッコウの習性である托卵を応用した道具。卵型で、これを身につけてよその家へ行くと、その家の子になりすまし、その家で暮らすことができる。代りに本来のその家の子は、よその子として追い出される。タマゴを体から放すと当然、効果は消える。

ドラえもんが出した道具ではなく、未来デパートから誤配送されたもの。ドラえもんは返品する予定だったが、ママに怒られたのび太が持ち出し、スネ夫の家にあがりこんで豪華な生活にありついた。


合体ノリ
合体ノリは、『合体ノリ』(てんとう虫コミックス13巻収録)などに登場する。

人や動物と合体できる道具。チューブ入りの接着剤のようで、ほんの少し絞って指先に乗せ、人や動物に触れると合体できる。合体後は、頭が自分、首から下が合体相手の姿となり、相手の能力(犬の嗅覚、力士の怪力など)を自分のものとして使うことができる。但し相手の意思や習性が残っているので、体が意思に反して動いてしまうこともある。

『「合体ノリ」でハイキング』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)にも登場するが、こちらは合体後に両者の全身が混合された姿となるよう設定が変わっている。たとえばドラえもんが犬と合体すれば、全身が青でドラえもんに似た顔の犬の姿となる。またこちらの場合、3名での合体も確認されている
カップルテストバッジ
カップルテストバッジは、『カップルテストバッジ』(てんとう虫コミックス19巻に収録)に登場する。

2枚組みのハートの形をしたバッジ。このバッジを男性と女性がつけると、両人は模擬的に結婚した状態になり、結婚後の生活がうまくいくかどうかテストすることができる。異性同士だけでなく、同性同士でも効果はある。また3人で同時につけると、2人の同性に対して1人の異性が浮気をした場合どうなるかが分かる。


家庭科エプロン
家庭科エプロン(かていか - )は、『しずちゃんをとりもどせ』(てんとう虫コミックス40巻に収録)に登場する。

これを身につけて家事を行うと、掃除や洗濯といった基本的な家事を実践的に覚えることができる。エプロンには雛と卵の絵が描かれている。


門松の苗
門松の苗(かどまつ - なえ)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。

この道具を、春にタケノコの状態でを庭に植えておくと、成長し、翌年の元日に門松となる。


かなづち用足ひれ
かなづち用足ひれ(- ようあし -)は、『深夜の町は海の底』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

泳げない人でも、この足ひれをつけると簡単に泳ぐことができる。


かならずあたる手相セット
かならずあたる手相セット(- てそう -)は、『かならず当たる手相セット』(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

自分の手相を自由に変えられるセット。壷に入っているクリームを手に塗って現在の手相を消し、様々な手相の載っている「手相カタログ」で好きな手相を選び、それを筆で手に書き込むと、その通りの運勢が訪れる。

手相カタログには、書いてはいけない相として「悪運の相」まで載っている。のび太はうっかり悪運の相を書いてしまった上にクリームを紛失し、危うく命の危険に晒された。

『ドラえもん・ふしぎシリーズ (1) ドラえもん うらないのふしぎ』では、両手を自然に組んで親指が下になる方の手に手相を書く設定になっており、反対の手に書くと逆効果の運勢が訪れてしまう。


カネバチ
カネバチは、『カネバチはよく働く』(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。

巣の中にカネバチがおり、蜜の代わりに道などに落ちているお金を拾って集める。しかし劇中でも指摘されているとおり、拾ったお金は警察に届けないと拾得物横領罪になる。



かべかけテレビ
かべかけテレビは、『ジャイアンよい子だねんねしな』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場。

壁に紐でかけられる超薄型テレビである。現代で買える壁掛けテレビとは少し形状が異なる。わずか2コマしか出ていないため、チャンネル、放送方式など詳細は不明。ちなみに画面には、オバケのQ太郎が出ていた。ドラえもんで登場した秘密道具の中でも現実化された秘密道具の1つである。
類似品に、ぐ〜たらお正月セットの中の1つ、「全チャンネルかべかけテレビ」がある。


かべ紙ハウス
かべ紙ハウス(- がみ -)は、『かべ紙の中で新年会』(てんとう虫コミックス9巻に収録)などに登場する。

ポスター状の紙に家の絵が描かれている。これを壁に貼ると、ドアを開けて家の中に入ることができる。一見するとただの紙だが、内部は特殊空間であり、普通の家同様の広々とした部屋となっている。

壁さえあればどこにでも住居ができるので便利な道具。ただし垂直な壁に貼らなければ、中の部屋も正常な向きにならない。中に人がいる状態で、壁から剥がして水平な床に置こうものなら、部屋が傾いて非常に危険(トイレにいたスネ夫がそれで悲惨な目に遭っている)。ただ、「かべかけ犬小屋」(『のび太のワンニャン時空伝』)や「かべ紙格納庫」(『のび太の宇宙小戦争』)は、中の状態も正常な向きに保たれるよう。

『かべ紙の中で新年会』に登場し、その後も即席の住居や隠れ家が必要になるエピソードで何度も登場する。「かべ紙ハウス」の名称は、『ジャイアンよい子だねんねしな』(27巻)に登場し、『キャラクター商品注文機』(28巻)では「かべかけハウス」と呼ばれている。

ただの住居としての使用の他、店舗などを模した以下のような多数のバリエーションが使用されており、いずれも本物の店舗など同様に使用できる(どうやって商品を仕入れているのかは不明)。



神さまごっこ
神さまごっこ(かみさまごっこ)は、『神さまごっこ』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場する。

頭に乗せる天使のような輪と、首から紐でさげる賽銭箱のセット。これらを身につけると「神さま」として、他の人の願いを叶えることができる。願いを叶えたい人が賽銭箱にお金を入れて願い事を言うと、頭の輪が光り始め、すかさず神さま役の者が「かなえてつかわす」と言うと、偶然の出来事などによりその願い事が叶う(どら焼きが食べたい→偶然にも近所の人がどら焼きをおすそ分けしてくれるなど)。

叶えられる願い事は個人的なささやかなことに限られ、「総理大臣になりたい」「百万円欲しい」などといった突拍子もない願いでは輪が光らず、願いを叶えることはできない。また賽銭が少ない場合は、願いの叶い方もそれなりになる。たとえば作中では、しずかがアイドルタレントに会いたいと願ったところ、そのタレントがしずかの家のそばを通ったときにトイレを我慢できなくなり、トイレを借りにやって来るという、いささか品のないものだった。


神さまセット
神さまセット(かみさまセット)は、『のび太神さまになる』(てんとう虫コミックス39巻に収録)に登場する。

神さまのように人々にお告げを下したり制裁を与えたりする道具のセット。セット内容は以下の通り。

神さまプール(かみさまプール)
直径目測1メートルほどの平べったい機械に水がたまっており、水面を通じ、上空から見た景色をどこでも見られる。水面はどこでもドアのように見ている場所と実際に繋がっており、見ている場所の物を手元へ引き寄せることができる。逆に神さま役の者が水面に落ちると、その場所へ落ちてしまう。
神さまマイク(かみさまマイク)
神さまプールに映った人へ、お告げの声を送る。
神さまステッキ(かみさまステッキ)
神さまプールで映っている場所へ光を放ったり、制裁のための雷や雨を撃ち出したり、物を手元へ引き寄せたりする。
神さまぼう(かみさまぼう)
神さまステッキ使用時に頭上に乗せる輪。
なお「神さまセット」という名称は、『のび太神さまになる』の初出(「小学四年生」1983年4月号掲載)時のサブタイトルであり、作中にはセット名称は登場しない
神さまロボット
神さまロボット(かみさまロボット)は、『神さまロボットに愛の手を!』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。

杖をついた老人の姿をした身長目測1メートルほどのロボット。このロボットが倒れているところを助けると、お礼に3つの願いをかなえてくれる。旧式なので動力はゼンマイ。また、このロボットの素性を知っている人が、お礼目当てにわざと親切にしても、効果はない。


カミナリ雲
カミナリ雲(カミナリぐも)は、『カミナリになれよう』(てんとう虫コミックス12巻に収録)に登場する。

雷雲を模した道具。電灯のように紐がぶらさがっており、その紐を引くと落雷が発生する。


かみなりだいこ
かみなりだいこは、『かみなりだいこ』(カラーコミックス4巻、藤子不二雄ランド11巻に収録)に登場する。

この太鼓を専用のバチで叩くと、雷を放つことができる。叩く力加減により、雷の強弱も調節できる。


カミぬきミラー
カミぬきミラーは、『しずちゃんの心の秘密』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。

手鏡状の道具。鏡面に誰かの顔を写しながら手を鏡面に突っ込むと、写っている相手の背後の虚空からその手が飛び出て、相手に気付かれずに髪の毛を抜き取ることができる。

作中では、「アンケーター」でしずかの心をさぐるにはしずかの髪の毛を入手する必要があるので使用されたが、その他の用途は全く不明。


かみの工作きりぬく本
かみの工作きりぬく本(かみのこうさくきりぬくほん)は、『紙工作が大あばれ』(てんとう虫コミックス17巻に収録)に登場する。

現代にもある紙工作の本のようで、ページを切り抜いて組み立てることでいろいろな紙工作を作れるが、実際の物のように動いたり使用できたりする。乗り物を作れば本当に乗れるし、動物なら生きているように動き、家電製品は実際に使用でき、食べ物なら本当に食べることができる。ただし紙でできているので、火気には弱い。

中には拳銃、大砲、戦車といった物騒なものもある。


カムカムキャット
カムカムキャットは、『ドラえもんとドラミちゃん』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」4巻に収録)、『オンボロ旅館をたて直せ』(てんとう虫コミックス32巻に収録)に登場する。

人を招き寄せるための道具。ネコの上半身を象っており、招きたい人の名前を呼んでスイッチを入れると、招き猫のような仕草をして人を招き寄せる。

『ドラえもんとドラミちゃん』作中ではドラミが使用。偶然の積み重ねを作り出して人を招く状況を作り出すらしく、作中ではしずかをのび太のもとへ招きよせたところ、しずかが偶然にものび太宛の葉書が道に落ちているのを見つけ、のび太のもとへ届けようとした。

『オンボロ旅館をたて直せ』作中ではドラえもんも使用している。こちらでは招きたい人を直接操っている様子で、また特に名前は呼んでいない(旅館の客寄せに使ったが、家出していた主人の息子まで帰ってきた)。
カムカムキャットフード
カムカムキャットフードは、『カムカムキャットフード』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場する。

瓶に入った団子のようなキャットフードで、これを猫に食べさせると猫が招き猫のような仕草をし、人を招き寄せる。店に猫をおけば、文字通り招き猫として客を店に呼び寄せることができる。カムカムキャットと同じ能力を本当の猫に与える道具と言える。但し、3人の人間を招き寄せるとキャットフードの効力は消える上、瓶にはキャットフード1個しか入っていない。


カメスイマー
カメスイマーは、『ふしぎな海水浴』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」5巻に収録)に登場する。

カメの甲羅を模した水着。これを着ると、カナヅチの人でも簡単に泳ぐことができるる。

「カメスイマー」という名称の初出は、大山のぶ代ら声優陣シリーズのアニメ作品『海水浴へ行こう』(『ふしぎな海水浴』のアニメ化作品。2000年8月18日放送、ビデオソフト未収録)。


カメレオン気球
カメレオン気球(カメレオンききゅう)は、『のび太のねじ巻き都市冒険記』漫画版に登場する。

カメレオンのように保護色によって姿を消すことのできる気球。あくまで姿を消すのは気球自体であり、他の者に見られないようにするには、乗員も「とう明ペンキ」など、他の手段で姿を消す必要がある。

気球だけあって球皮が弱点で、作中では数発の銃弾であっさり墜落した。

なお映画版では登場せず、この道具の役割は「ヤミクモガス」に置き換えられている。


カメレオン茶
カメレオン茶(カメレオンちゃ)は、『カメレオン茶』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」1巻に収録)に登場する。

このお茶を飲み、身体を物質につけると、身体の色、および材質ともにその物質そのものになる。木になれば水に浮き、コンクリートになれば身体が硬くなるなど、その物質の効果を供えた身体になる。効果は15分続く。


カメレオンぼうし
カメレオンぼうしは、『のび太の海底鬼岩城』に登場する。

ヨットハットのような帽子。額のエンブレムを回すと巨大化し、人が中にはいることができる。内部からのボタン操作により、帽子表面が地面そっくりに擬態し、その下に超空間ができて帽子がすっぽり隠れてしまう。内部空間の天井はマジックミラー仕掛けで外が見えるが、外からはただの地面と一切見分けがつかない。

帽子の中の空間内で歩くと、帽子もそれに合せて移動し、それに伴って帽子表面も地表そっくりに変形する。欠点として、垂直方向への移動はできない。
カラオケキング
カラオケキングは、『雨男はつらいよ』(てんとう虫コミックス34巻に収録)に登場する。

ポータブルのカラオケマシン。自動採点機構が内蔵されている。採点レベルは調整でき、「おせじレベル」に合わせるとジャイアンのような音痴でも連続百点となる。


カラオケメイツ
カラオケメイツは、『またもジャイアンコンサート』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。

カラオケでバックダンサー役に使用する人間女性型ロボット。どんなリズム音痴にも合せて踊る。


からだねん土
からだねん土(からだねん土)は、『「からだねん土」でスマートになろう!』(「小学五年生」1981年6月号掲載、単行本未収録)に登場する。

大きな円盤状の容器に粘土がたくさん入っており、これを人の体につけると、粘土が肉体の一部となる。脚を長くしたり、体に筋肉をつけたり、顔を整形したりと、さまざまに利用できる。


からだポンプ
からだポンプは、『大男がでたぞ』(てんとう虫コミックス12巻に収録)に登場する。

体の一部分に吸盤を密着し、ポンプ部から空気を送り込むと、その部分が大きくなる。吸盤を外せば元の大きさまでしぼむ。


空手ドリンク
空手ドリンク(からてドリンク)は、『空手ドリンク』(藤子不二雄ランド12巻に収録)に登場する。

飲み薬の一種で、これを飲むと体が鉄のように頑丈になる。どんな衝撃を受けてもびくともせず、素手で空き地の土管を粉々に砕くこともできる。効力は1日も経たないうちに消える。


ガリバートンネル
ガリバートンネルは、『ゆめの町、ノビタランド』(てんとう虫コミックス3巻に収録)などに登場する。

一方の口が大きく、一方の口が狭いトンネルの形をした道具。大きい口から小さい口に向かって進むと人体やそれに付随している物(洋服など)が小さくなる。また、小さくなった状態で大きな口から小さな口に進むとさらに小さくなってしまう。この場合、小さくなった人間は風に吹き飛ばされる危険がある。しばしばスモールライトの代わりとして使われる。スモールライトと違い、こちらは効果の持続時間に関しての描写はない。

『ミニハウスでさわやかな夏』(てんとう虫コミックス21巻に収録)によれば、未来の世界では資源節約のため、人々が時折小さくなって「ミニハウス」に住むために使用されているという。

キテレツ大百科に類似した縮小門というものがある。(用途も同じ)


かるがるつりざお
かるがるつりざおは、『かるがるつりざお』(てんとう虫コミックス38巻に収録)に登場する。

釣竿の糸の先に吸盤が付いており、この吸盤を物に貼り付けて釣竿でぶら下げると、どんな重い物でもかるがると持ち運ぶことができる。吸盤を自分の背中につければ、自分の体を空中に浮かべることもできる。
かるがる手袋
かるがる手袋(かるがるてぶくろ)は、『のび太と鉄人兵団』に登場する。

この手袋をはめると、どんな重いものでも軽々と運ぶことができる。


かるがるもちはこび用紙
かるがるもちはこび用紙(かるがるもちはこびようし)は、『ポスターになったのび太』(てんとう虫コミックス33巻に収録)に登場する。

目測2メートルほどの紙。この紙目掛けて物を放り込むと、紙の中に吸い込まれて絵のようになる。重さも紙同然になる上、物をいくつでも入れられるため、重い物やたくさんの物でも紙のようにかるがると持ち運べる。紙をポンと叩くと、中の物を取り出すことができる。人間の出入りも可能。ただし、中に物や人が入った状態で紙をクシャクシャに丸めると、中の物や人にもしわができてしまう。


カワイソメダル
カワイソメダルは、『カワイソメダル』(ぴっかぴかコミックス12巻に収録)に登場する。

ハート型のメダルで、これを人や動物につけると、それを見た周囲の人や動物は、付けた者を可哀そうでたまらなくなる。


かわり絵ミラー
かわり絵ミラー(かわりえミラー)は、『かわり絵ミラー』(藤子不二雄ランド8巻に収録)に登場する。

このミラーに他の人をうつしながら、ミラーにつながっているスプレーを自分に吹きかけると、見る角度を90度変えるたびに自分の姿がミラーにうつした人に見えるようになる。


感覚モニター
感覚モニター(かんかくモニター)は、『感覚モニター』(てんとう虫コミックス37巻に収録)に登場する。

頭に乗せる「感覚モニター」と、僅か数ミリメートルほどの「感覚送信アンテナ」のセット。アンテナを他の人につけておき、モニターを自分の頭に乗せると、アンテナを付けた人が五感で感じたことが、モニターを使用している者にも伝わる。アンテナは12個あり、モニターの12個のボタンを切り替えることで、全12人の世界を覗くことができる。


環境スクリーンとプロジェクター
環境スクリーンとプロジェクター(かんきょうスクリーンとプロジェクター)は、『環境スクリーンで勉強バリバリ』(てんとう虫コミックス40巻に収録)に登場する。

現在の環境ビデオの22世紀版とされる道具。世界中の現在の景色を大きなスクリーンに投影することができる。


カンゲキドリンク
カンゲキドリンクは、『カンゲキドリンク』(てれびくん1982年3月号掲載)に登場する。

この薬剤を飲むと、嬉しさや悲しさといった喜怒哀楽の感情を、通常の何十倍にも感じられるようになる。効果は30分間
観光ビジョン
観光ビジョン(かんこうビジョン)は、『サハラ砂漠で勉強はできない』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場する。

緯度と経度を指定することで、好きな場所の風景を周囲に立体映像として投影する機械。室内にいながらにして観光気分を味わうことができる。指定する場所は、100キロメートル単位の遠方からメートル単位の近隣まで自在で、北極のような遥か遠くから、自分の庭のようにすぐ近くまで自在に景色を楽しめる。

立体映像だけあって、楽しめるのはあくまで視覚のみであり、また室内に広々とした景色を映し出しても、広さはもとの狭い部屋だったりする。


かん光旅行まど
かん光旅行まどは、『かん光旅行まど』(ぴっかぴかコミックス15巻に収録)に登場する。

壁掛け式のスクリーンを壁に貼り、専用の操縦機を操作することにより、あたかも乗物を操縦して移動しているかのように、スクリーンに行き先の景色が映し出される。使用時は、前もって行き先のルートを示す地図を操縦機に入れる必要がある。


かんさつ虫かご
かんさつ虫かご(かんさつむしかご)は、『世界の昆虫を集めよう』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

専用の「昆虫マーカー」で野外の昆虫を撃っておくと、その昆虫の現在の様子がこの「かんさつ虫かご」の中に、まるで虫篭の中で飼っているように映し出される。昆虫を捕らえたり殺傷したりすることなく、昆虫のそのままの生態を観察することができる。

同様の目的の道具に「動物観察ケース」がある。


かんしゃく紙
かんしゃく紙(かんしゃくがみ)は、『かんしゃく紙』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。

一見するとただの紙だが、強い衝撃を与えると癇癪玉のように破裂する。紙を切ったり破いたりした切れ端だけでも効果がある。


がんじょう
がんじょうは、『なぐられたってへっちゃらだい』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」2巻に収録)、『がんじょうぐすり』(「小学二年生」1970年12月号掲載)に登場する。

錠剤の一種で、これを飲むと体が鉄のように固くなり、バットで殴られても平気で、素手で釘を打ったり石を叩き割ったりもできる。また、体重も鉄の固まり同様に重たくなる。効果は10分。

『なぐられたってへっちゃらだい』の作中に登場するものは試験管に4錠入ったもので、4錠のみという点が物語のキーポイントでもあるのだが、『がんじょうぐすり』やてんとう虫コミックス11巻収録『ドラえもん大事典』では、大瓶に数十錠が入っている。


感情エネルギーボンベ
感情エネルギーボンベ(かんじょうエネルギーボンベ)は、『感情エネルギーボンベ』(てんとう虫コミックス42巻に収録)に登場する。

怒ろうとした人にこの道具のアンテナを向けると、感情をボンベの中に吸い取り、その人は怒りが鎮まる。ただし満タンになると吸い込まない。ボンベにためた感情エネルギーは、電気やガスの代わりとして活用することができる。
かんせいウエーブ
かんせいウェーブは、『かんせいウェーブ』(「小学二年生」1980年11月号掲載)に登場する。

やりかけの物にこの道具の電波を浴びせると、ひとりでに物が動き出して完成の状態となる。たとえば作りかけの料理に使用すれば、材料、包丁、鍋などがひとりでに動き出し、料理ができあがる。


完全しゅうせいき
完全しゅうせいき(かんぜんしゅうせいき)は、『完全しゅうせいき』(てんとう虫コミックススペシャル「ドラえもん カラー作品集」4巻に収録)に登場する。

紙に書いた文章や絵を修整する機械。たとえば間違いだらけの宿題は全問正解に、乱文の文章は詩のように美しい文章に、人を描いた絵は実物以上の美男および美女の絵に修整される。


カンヅメカン
カンヅメカンは、『カンヅメカンでまんがを』(てんとう虫コミックス25巻に収録)、『ジャイ子の新作まんが』(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。

よく一箇所に閉じこもって仕事をすること事を『缶詰になる』と言うが、これはまさにそれを具現化したような道具だ。巨大な缶詰の形をした道具で、中は圧縮空間となっており仕事に必要な道具がそろっている他、出前が取れたりマッサージを受けられたりとサービス面も万全。また、中の時間の流れは外より早い(中で一日過ごしても、外では一時間しか経過しない)ため結果少ない時間で大量の仕事ができるようになっている。

一度入って蓋をしてしまうと内側からは二度と開かなくなり、開けるのには専用の巨大缶切りが必要となる。中から開けられないということになると、実質監禁状態にすることも可能になってしまうからか、後にジャイ子が使用した際は、「仕事が終わるまで開かない」とされていた。このとき、外から開けたという描写はされていなかったが、空いたときの上蓋は、外側から缶切りを突っ込んで開けたとしか思えないように変形していた。


かんにんぶくろ
かんにんぶくろは、『ハッピーバースデイ・ジャイアン』(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場する。

我が儘で乱暴で図々しいので人気がなく誕生日を祝ってもらえないジャイアンのためにドラえもんが出した袋型の道具。腹が立った時にこの袋に息を吹き込むと腹立ちが消える。しかしジャイアンはたった2日でこの袋を破けそうなぐらい一杯にしてしまった。
記憶映写とんかち
記憶映写とんかち(きおくえいしゃとんかち)は、「わすれとんかち」(てんとう虫コミックス5巻に収録)に登場する。

本人が忘れてしまった記憶を引き出すための槌。これで人の頭を殴ると、目からちょうど映写機のように、記憶の一部が壁に映し出される。

ただし頭を殴るという危険な行為のため、多用し過ぎると一時的だが馬鹿になってしまう。映し出される記憶も断片的なため、誤解が生じやすい。記憶喪失の男性の身元調べに使ったら、その人が役者だったため、おかしな記憶や互いに矛盾する記憶が次から次へと映し出され、わけがわからなくなってしまった。


記憶とり出しレンズ
記憶とり出しレンズ(きおくとりだしレンズ)は、「記憶とり出しレンズ」(『小学五年生』1990年10月号掲載、単行本未収録)に登場する。

曖昧な記憶を思い出すための道具。このレンズを目に当ててスイッチを押し、思い出したいことを念じると、そのとき目で見た光景が脳裏に浮かび、心を集中することで次第にそれを鮮明な映像として思い出すことができる。

さらにもう一度スイッチを押すと、そのレンズが一種の映写機となって、思い出した映像を壁などに投影し、他の人に記憶の内容を見せることもできる。


機械化機
機械化機(きかいかき)は、「機械化機」(てんとう虫コミックス29巻に収録)に登場する。

さまざまな機械の機能を人間の体にうつす道具。機能をうつしたい機械に対し、機械化機に備えられているアンテナを近づけてボタンを押すと、その機能が機械化機に記憶される。そして機械化機を人間に向けてボタンを押すと、その人の体がその機械と同じ働きをするようになる。たとえばアイロンの機能を人にうつせば、手がアイロンのように熱を出すようになり、素手でアイロンがけをすることができる。機械の機能を記憶するボタンは9つ備えられており、1つにつき1種類の機械の機能を記憶できる。


キカイソダテール
キカイソダテールは、「すなおなロボットがほし〜い!!」(藤子不二雄ランド31巻に収録)に登場する。

機械を育てることのできる液状の薬剤。機械にひと液垂らすと大きくなる。単に大きさが変わるだけではなく成長し、玩具のミニカーを本物の自動車にまで成長させることもできる。

1時間に1滴ずつ使うのが正しい使用法だが、作中にてのび太は玩具のロボットへ一度に大量にかけたため、大きくなったロボットが暴れ出してしまった。


ききがきタイプライターとマイク
ききがきタイプライターとマイクは、「ききがきタイプライター」(てんとう虫コミックス35巻に収録)に登場する。

マイクに向かって話したことが実際にタイプされる道具。ただし、余計なことをしゃべるとそれもタイプされてしまう。 また、大きな声で話すと文字が大きくなる。

現実的に、音声認識とプリンターで実現可能。


気候集中装置
気候集中装置(きこうしゅうちゅうそうち)は、「まわりのお天気集めよう」(てんとう虫コミックス43巻に収録)に登場する。

気候を一定地域内に集中させる機械。この機械から伸びているホースで輪を作って地面に広げておくと、前もって指定しておきた地域内の雨、雪、陽射しなどがその輪の中に集中する。たとえば百メートル四方の陽射しを数メートルの輪の中に集中すれば、弱い冬の日光でも熱いほどの気温になり、洗濯物もあっという間に乾く。翌朝までに消えるような雪が東京に降っても、それを野比家の敷地内だけに集中させれば、野比家だけが高さ10メートルはあろうかという大雪に包まれる。

スネ夫はのび太がこの機械で野比家だけ雪を楽しんだことをひがみ、機械を借りて自宅に仕掛けたところ、ある晩に大雨が降り、骨川家だけが水深目測10メートルもの大洪水に沈んでしまった。

きこりの泉
きこりの泉(きこりのいずみ)は、「きこりの泉」(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場する。

円形のマットの形をしていて折り畳めるが、マットの中央は泉のように深い水になっている。

イソップ寓話「金の斧」を再現した道具。この中に交換したい物を投げ込むと、女神ロボット(声:荘真由美(大山のぶ代ら声優陣シリーズ)、川村万梨阿(水田わさびら声優陣シリーズ))が、投げ込んだ物の上位品や素晴らしい物を持って浮き上がってくる。あとは伝説どおり「あなたが落とした物はこの綺麗な――ですか?」と尋ねてくるので、ここで「いいえ」と言えば、ご褒美に上位品のほうをもらえる。ただし投げ込んだオリジナル品は没収されてしまうところが伝説と異なる。欲に目がくらんで、女神の質問に「はい」と答えた場合、もちろん伝説の通りに何ももらえない。作中にてジャイアンが誤って落ちてしまった際には、きれいなジャイアンが現れ、ドラえもんとのび太があわてて、もっときったないのと答えてしまったために、きれいなジャイアンをもらうことになり、しかも元のジャイアンは泉から出られなくなってしまった。

アニメ「きこりの泉」(2005年7月29日放送)では、「使用回数は5回まで」という設定が付加された。「はい」「いいえ」いずれの場合でも1回の使用として数えられる。


技術手袋
技術手袋(ぎじゅつてぶくろ)は、『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』に登場する。

この手袋を手にはめると、指先がさまざまな工具に変化し、どんな工作でもできる。作中ではスネ夫のラジコン戦車を実戦用に改造するために使用された。


奇術用のトランク
奇術用のトランク(きじゅつようのトランク)は、「ハイキングに出かけよう」(藤子不二雄ランド2巻に収録)に登場する。

旅行用トランクを模した道具。これの中に人を入れると、動物に変身させることができる。

作中ではドラミが「空飛ぶ旅行カバン」を出そうとドラえもんの四次元ポケットを探り、誤って取り出したもの。


気象シート
気象シート(きしょうシート)は、「雪アダプターいろいろあるよ」(てんとう虫コミックス26巻に収録)に登場する。

ドラえもんの道具だが、本来は未来の小学校で気象実験に用いられる教材。 本体の機械に1メートル四方程度のシートが接続されており、機械に備えられている「風」「雲」「雨」などのボタンを押すと、小規模ながら本物同様の気象がシート上に再現される。シートを何枚も繋ぎ合わせ、作り出す気象の規模を広げることもできる。

オプションとしてさまざまなアダプダーがあり、作中ではさまざまな雪の種類として、暖かい雪を降らせる「ホカホカ雪」、ひとりでに雪だるまの形に降る「だるま雪」、ひとりでに城の形に降る「しろ雪」、雪合戦用の雪玉がひとりでにでき上がる「かっせん雪」、雪女が現れる「おんな雪」が使用されている。


ギシンアンキ
ギシンアンキは、「世の中うそだらけ」(てんとう虫コミックス9巻に収録)に登場する。

錠剤型の道具。悪魔と思われる絵が描かれたラベルの張られたガラス瓶に入っている。この錠剤を飲むと極度の疑心暗鬼になり、見るもの聞くものすべてに対し疑ってかかるようになる。

アニメ「世の中ウソだらけ」(「世の中うそだらけ」のアニメ化作品。2006年7月7日放送)では「ギシンアンコ」という、壷状の容器に入った餡が登場する。

きずグスリつき自動まきほうたい
きずグスリつき自動まきほうたい(きずグスリつきじどうまきほうたい)は、「大きくなってジャイアンをやっつけろ」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』2巻に収録)に登場する。

一見ただの包帯だが、手を触れなくてもひとりでに患部をぐるぐる巻きにする。ジャイアンにいじめられるのび太を見かねたドラえもんが、喧嘩に負けた際を想定して出したもの。




季節カンヅメつめあわせ
季節カンヅメつめあわせ(きせつカンヅメつめあわせ)は、「季節カンヅメ」(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。

ジュースの缶を模した道具。春・夏・秋・冬の4種類がある。プルトップはステイオンタブ式ではなくプルタブ式。この道具を使うとその周りだけ現在の季節と違う環境を作り出すことができる。現在の環境と同じ種類の缶を使うとその季節の環境がより強調される(たとえば冬に冬の缶を使うと、北極程度の寒さになる)。また、柿の木の側に秋の缶を投げると柿の実がなり、桜の木の近くに春の缶を投げると桜が満開になる。缶の効力は8時間持続する。


北風のくれたテーブルかけ
北風のくれたテーブルかけ(きたかぜのくれたテーブルかけ)は、「メルヘンランド入場券」(てんとう虫コミックス39巻に収録)、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』に登場する。

テーブルクロスから注文した料理がいろいろと出てくる。以下の2つが作中に登場する。

『ドラえもん のび太の魔界大冒険』
正確にはドラえもんのひみつ道具ではなく、魔法世界の住人である美夜子が旅先で出したもの。科学的なものではなく魔法道具の1つ。説明文として「ドラえもんのグルメテーブルかけと同じ」とされている。前述の名称は映画でのもので、原作漫画では「北風のテーブルかけ」と呼ばれている。
「メルヘンランド入場券」
22世紀のテーマパーク「メルヘンランド」での食事のためにドラえもんがレンタルしたもの。
道具の名前は、同名のノルウェー民話に由来するものか。


着たまま洗濯できるスプレー
着たまま洗濯できるスプレー(きたまませんたくできるスプレー)は、『よいこ』1972年11月号掲載の無題作品(単行本未収録)に登場する。

人が服を着た状態で、スプレー缶から石鹸状の泡を服に吹き付けることで、着たままで服の汚れを洗い落とすことができる。ただし、使用法を誤ると辺り一面が泡だらけになってしまう


気まぐれカレンダー
気まぐれカレンダー(きまぐれカレンダー)は、「気まぐれカレンダー」(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場する。

このカレンダーの日付を自分で変更すると、その変更した日付の気候にすることができて、周囲もそう思い込む。

気ままに夢見る機とアクセサリー・セット
気ままに夢見る機とアクセサリー・セット(きままにゆめみるきとアクセサリーセット)は、『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』に登場する。

ビデオソフトを見るように、思いのままの夢を楽しむことができる機械。夢の内容が入っている「夢カセット」を本体にセットし、ホクロのような「マイクロアンテナ」を顔につけて眠ると、本体から放たれた夢電波がアンテナで受信されることで、その夢を見ることができる。登場人物は自分、友人などの顔を自在に指定できる。眠っている本人以外の者が機械を操作する際は、その夢に対してあれこれ口出しし、夢を見ている者と会話することもできる。あらかじめリモコンを手にしておいて眠れば、夢の中から「夢見る機」を操作することも可能。また、アンテナを複数人につければ、複数人で同じ夢を見、同じ世界を味わうこともできる。

隠し機能として「かくしボタン」があり、これを使用すると現実と夢が入れ替る。しかし使用者以外にはそのようなことはなく、使用していないママがボタンを押しただけで元に戻ってしまったというように、設定があいまいである。作中では夢見る機の世界の中で、のび太たちが一度死んで生き返っているが、もしも完全に死亡していれば、現実にのび太たちの最期となっていた可能性もある。

ユメテレビと同様に、離れた場所にいるほかの人間の夢を機械に映し出すこともできる。

夢カセットは「夢カセット集」として、SF、メルヘン、RPG風、神話風、アクション、メロドラマ、スリラー、ホームドラマ、学園物、西部劇、オカルトなど何十本も用意されており、別売りカセットもある。別売りの内、新製品「夢幻三剣士」が映画の舞台となった。このカセットは、一方通行で夢が展開するほかの夢カセットとは異なり、いわば「第二の現実」ともいうべき世界を創造する画期的な製品で、夢見る人の行動によって世界の情勢が変わり、さらにそれが現実世界にも影響を及ぼすほど強いパワーを持つ。

作中ではカセットの中の悪役の1人トリホーが現実世界に現れ、のび太を三剣士の世界へ誘うことで物語の筋書きを変え、自分たちが永遠に夢宇宙を支配し続けようと企んだ。しかし、未来から夢見る機を引き取る整備ロボットも似た外見と口調を持つ(映画版のみ)ことから、未来世界流のセールス活動ともとれる。

作中で登場したカセットは、「夢幻三剣士」以外には次のようなものがある。

「バームクーヘンマン」 - 空を飛ぶヒーロー物で、おそらくアンパンマンのパロディか。
「ジュラシックプラネット」 - 恐竜の住む惑星での冒険物で、監督はスピルバーガーという人物が担当。おさおそらくジュラシック・パークとスティーヴン・スピルバーグのパロディか。
「アトランチス 最後の日」 - アトランチス大陸崩壊とその後の冒険を描いた神話風の作品。
アダプター・セットの中には、おねしょをしたときのために「瞬間クリーニングドライヤー」が含まれている。

なお映画では「気ままに夢見る機セット」と呼ばれていた。類似した道具に「ドリームプレイヤー」がある。


きもだめしめがね
きもだめしめがねは、「きもだめしめがね」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』3巻に収録)に登場する。

この眼鏡をかけると、周囲の何気ない者がすべて怖い物に見えるので、いつでもどこでも肝試しができる。道行く通行人は妖怪や幽霊に、煙草の火は人魂に、小さな水たまりは巨大な湖に見える。

普通の物が怖い物に見える一方、ただでさえ怖い物は使用者にとって最も怖い物に見えるらしく、眼鏡をかけたジャイアンに、のび太たちが怪物のマスクをかぶって見せたところ、その姿はジャイアンの母親に見えた。

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