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トーマス・マンコミュの魔の山

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昨日読み終わったばかりなので、ついトピックを立ててしまいました。すみません。

最初退屈でしたが、後半からかなり面白く読めました。いくつか印象的なシーンが頭に残っています。ショーシャ夫人との会話とか、スキーで死にかけるシーンとか、チームセンの亡霊が出るシーンとか、決闘のシーンとか・・・最後とか。
今は余韻を味わっている感じ。
皆さんは「魔の山」をどう読んだのでしょうか?

コメント(25)

大大大好きな本です。マンの筆力にいつもウットリ。年に一度は再読してます。
論理的にはいつもナフタに負けてるんだけど人間的なセテムブリーニが昔から好き。

高校時代に初めて読んだ時は、余りに一つの文章が長いので、文庫本を開いて2頁読み終わると、もう一度右のページの最初に戻って読み直すということの繰り返し。休憩時間に必死に読んでいて、はっと気付いたら授業始まって10分たってた(先生、注意してよ。一番前の席だったのに....)という思い出があります。込み入った文章を読み解く術をこの本で学びました(笑)。今は、読み始めると余りに早く読み終わってしまうので悲しい。

ダヴォスに行って、作中地名が出てくる場所を片っ端から訪ねて回りました。ハイキングに最高の、とっても素敵な場所ですよ。
Katrionaさん。

書き込みありがとうございます。「魔の山」に書き込みがあったと、開けてみたら自分のトピでした(笑)。半年前なので忘れていました。
すごいですね、入れ込み方が。「今は、読み始めると余りに早く読み終わってしまうので悲しい。」ここがすごい!
未だ読破したことのないふつつかものです。
今年こそは。

とりあえず映画見てみようかな、と思っているのですが、
見られたことありますか??
「魔の山」の映画はかなり昔に一度だけ観たことがありますが、原作とはかなり違う印象でした。話も結構変えてありますし・・・
原作には及ばないなあと思ったものでした。

私は「魔の山」は高校生の時に読んでとてもハマりました。トーマス・マンとの出会いになった作品です。
高みから見下ろすような、突き放すようでいて、どこか暖かく見守っているかのような書き方にもとても惹かれ、その後トーマス・マンの作品を読み漁りました。
当時はハンス・カストルプのモラトリアムな状態と共感するものがあったようです。
今読んでも当時のような高揚感は得られないのですが、やはり大好きな作品です。
私は岩波文庫1988年改版です。関泰祐、望月市恵訳。
買ったのは大分前で、上下2冊でした。
読みやすいいい翻訳だと思います。
映画は観ていません。映画があることも知りませんでした。
私は新潮文庫の高橋義孝さん訳で読んでいます。
品格のある、マンらしい最高の翻訳だと思っています。
といっても岩波版と読み比べた訳ではなくて、
最初に読んだ訳文が脳裏に刷り込みされてしまっているだけかもしれません。
クライマックスの決闘シーン、セテムブリーニの最後の挨拶など大好きで、ノートに全文書き写す程好きでした(今思うと学制時代は暇だった)。

映画は文学とは全く別の表現形式ですし、文章の魔術師のようなマンの作品の映画化というのは...うーん、どうなんでしょうか。ヴィスコンティの「ベニスに死す」は、文学と映画の違いをよく理解して見事にリメイクした名作だと思いますが、魔の山の魅力の1つはあの長さですから、ちょっと無理があるような。ヴィスコンティ版の魔の山が実現していたら凄かったとは思いますが。
はじめまして。
魔の山で検索を書けてみたら、トーマス・マンのコミュがあったので、迷わず参加してしまいました。
「魔の山」は、とても大好きな本です。

社会人成り立てのころに、通勤時間中、満員電車の中で揺られながら読んでいました。

菩提樹を口ずさみながら戦火の中に消えていくハンス・カストルプに、最後に問いかける、語り部の言葉が忘れられません。
座右の書です。
大学時代に買った上下二冊はぼろぼろになってしまって、
今は二冊目です。
岩波文庫版の望月市恵、関泰祐氏の翻訳がとても重厚で、
原文に忠実な名訳だと思います。
なるほど・・
訳者のセレクトって大事ですよね。
新潮文庫で読んでみようかな。
職場が大学で、図書館に映画があるのですが
観るのはもうすこしあとにしてみます。
皆様、久々にこんばんは。

昨年秋ダボスに行った時撮った写真を出してみました。
ダボスの街を見下ろすアルプに建つシャッツアルプホテル、かつてのシャッツアルプサナトリウムです。
マンがダボス滞在してた頃にもあった施設らしいので、ロケーションといい建物の感じといい、ベルクホーフのモデルになったのだろうと想像できます。
1階のレストラン内装はアールヌーボーでとても素敵なんだそうで、
食事しようと思ったんですがたまたまこの日は貸し切りで入れませんでした。(ベルクホーフの食堂の記述と似てるかどうか見てみたかったんですが)

訪ねた日が雨まじりの薄曇りだったのできれいに撮れてませんが、
テラスからの眺めもなかなか雄大で、
ハンス・カストルプが7年間見続けた景色はこんなんだったのではないかと。
おお、貴重な写真、ありがとうございます。
映画のベルクホーフもこんな感じでしたよね。

中が観られなかったのは残念でしたね。
レストランのメニューに、
「マダム・シュテール・ランチ」とかあるのかしら?
最近2ヶ月かけて「魔の山」読みました。

岩波の望月訳です。
ナフタとセテムブリーニの論戦が楽しかったです。
こんにちは牡牛座
初めまして。

魔の山は、中3が終わった春休みに、新潮文庫の高橋訳で一気に読んでから、今までに、何度読んだかわかりません。オスカー・ワイルドの獄中記などとともに、幼いわたしに、文学の魅力のようなこと、文学にしかできない表現というか、を垣間見せてくれたようです。

社会人になり、仕事で疲れ気味の時は、内容が難しいから、遠のいてしまうのですが。(笑)
初めまして、魔の山は10年位前の学生時代に読みました。

これはマンが「非政治的人間の考察」の立場から揺れていた時期の作品だと思いますが、サナトリウムはドイツ知識人の今置かれている知的状況の表現だと思いました。所謂ニヒリズムに包まれて、かといって何をやるわけでもなく、観念的議論に明け暮れている。そこは一見安全に見えるけど、「結核」という遅効性の死がいたるところで顕在化し、ゆっくりと死の影に覆われていく。

そして下界では戦争をしているのです。カストルプの従兄弟は軍人でサナトリウムの雰囲気に拒絶反応を示すわけですが、カストルプ自身も「魔の山」を降り、戦場に向かって、恐らく戦死するのでしょう。第一次大戦当時のマンの心象風景を表現し、「魔の山」「戦争」の両方も乗り越えなければ鳴らない何かであって、それを模索しようとしているという感じがしました。

随分昔読んだので、記憶が曖昧なところはご寛恕くださいあせあせ
魔の山の映画版、先日観ましたが、雰囲気を知るにはなかなか良かったですよ。

いとこの病気進行が異常に早かったり、ペーペルコルンとハンスの関係が微妙に違ったりするなどの差異はありますが、院長宅でハンスがショーシャ夫人の肖像画に異様なこだわりを見せるシーンなどは、文章で読むよりもよりはっきりハンスの露骨さがわかって、良かったです。
観てるこっちが恥ずかしくなりましたが^^;

後はハンスに年を取らせたり服装を変えたりすることで、時間進行をはっきりと感じさせていました。
トーマス・マンは時間に関する記述でしつこいほどに、山の上では時間は問題にならないとしていたので、映画で時間進行をはっきり表してしまうことが良いことなのかどうかわかりませんが、気付かぬうちに長い間山の上で過ごしてしまったハンスの変わり様を観るというのも、一興でした。

本を読んだ後で、世界観を知るためには良い映画ではないかと思います。
初めまして。

以前から読みたいと思っていた『魔の山』、今日から読み始めました。

先日、トルストイの『戦争を平和』を読んだときにも思ったのですが、さすが不朽の名作と呼ばれる文学作品には、読むものをするするとその物語世界にいざなっていく力があるものですね。

今日は仕事の締め切りがあったので「思う存分」というわけにはいかなかったのが残念です。

でも、夜、寝る前にまた開いてしまうと思います。


意外だったのが、『魔の山』というタイトルからして、重苦しい話だと思っていたのに、そこはかとないユーモアが漂っていた点です。


北杜夫のユーモラスな表現の源流は、ここにあったのか、と非常に納得しました。


あまり深くものを考えない青年・ハンスがどのような成長を遂げるのか、とても楽しみです。


それにしてもトーマス・マンって、けっこうな男前だったのですね。

ちなみに『ベニスに死す』は大好きな映画のひとつです。
マンの原作は読んでいません。
>>[012]

うわあ! お写真どうもありがとうございます。

すっごく雰囲気が出てますね!
>>[22]

コメント有難うございます。たまたま、昨年10月に8年ぶりにダヴォスに行ってきたところなので新しい写真を上げておきますね。物語にも出て来たダヴォス湖、ハンス・カストルプがスキーで訪ねたディシュマ谷、最後は現在のダヴォスの墓地ですが、ハンス・カストルプがヨーアヒムやカーレンと訪ねた作中の墓地の雰囲気にかなり近いんじゃないかと思いました。今回は単にのんびりしに行っただけで全然作品縁の場所とかには行かなかったのですが。とにかく綺麗な場所ですよ、静かで。
>>[020]

映画も何か面白そうですね。ぜひ観てみたいと思いました。
長い間かかって今年の夏頃読了しました。

ハンス・カストルプがどういう理由で山を下りることになるのだろうと思っていたんですが、かなり意外な原因でした。
私は、下山するのは本人の心の動きがメインの理由になる(そのための何かが起こるけど、心の変化がメインの理由)と思っていたので…。
ショーシャ夫人の記述が事件後は一切なくなってしまったのも意外でした。興味がなくなったのでしょうか?
セテムブリーニは徹頭徹尾、紳士で、彼のような友人が居て良かったなと思いました。
雪山の描写にひどく感銘を受ける文章があったのですが、消化するには私の経験値不足なのかな、と思ったり。感銘を受けたことだけを覚えています。

文章に独特のリズムがあって、一文の長さに価値があるような構成だった気がします。
トーマス・マンはかなり若い時期にこの作品を書いていますが、よく書けたな、というのが正直な感想です。凄い。

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