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トーマス・マンコミュの好きなトーマス=マンの作品

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ありがちですが、トピックたててみました。

ぼくは「トニオ=クレーゲル」から入って、「ブッデンブローク家の人びと」ではまりました。

「魔の山」は中学のとき担任から薦められていらい読もう読もうと思いつつ、長い年月がすぎ(笑)、つい先月やっと岩波文庫版の上下巻を買いました。いまだ未読ですが・・・。

みなさんのマン遍歴はどうですか?

コメント(31)

はじめまして。
私は「魔の山」から入りました。
当時は長編小説など読んだこともなかったので、
実際読み終えるのに二年くらいかかりました(笑)。

それで長編小説に目覚めたのか、次に「ブッデンブローク」
「ロッテ」ときて、「トニオ」と「ベニス」に進み、
それから短編小説集を読んでもやはり面白かった…と。
こんな感じです。
長→短という流れがありますね…。
ともかく、マンを読んでからドストエフスキーもトルストイも
読めるようになりました。
私の数少ない小説体験の入り口となった作家です。
私は「ベニス」から読みました。
理由は単純。
近くの本屋さんでは、マンはこれしか置いてなかったからです。それに続けて「トニオ」をでマンの魅力にやられて、「魔の山」でノックアウト。そして「ロッテ」へ行きました。
「魔の山」が一番好きですね。
ハンスがやっていたトランプ占いのゲームを実際にやってみたりもしました。
マンの作品を読むたびに、マンの人間性に惹かれます。

私もeosさんと一緒で、マンを読んでから、ドストエフスキーやトルストイが読めるようになりました。
「魔の山」を読了できたら、どんな本でも読めますよ、きっと。
初めまして。

初めて読んだのは、「トニオ・クレエゲル」で、完全にひきこまれました。そして、「魔の山」を読み終わり感無量、「ヴェニスに死す」ときて今短編集を読んでいます。
まったくもって素晴らしい…

「魔の山」のラスト近く、セテムブリーニがハンスを初めてduと呼ぶ所は感涙でした。
はじめまして。mixiに入ったばかりなのですが、早速トーマス・マンのコミュニティを発見してとても嬉しいです!

私は高校生の時に「魔の山」を読んですっかり引き込まれてしまいました。
当時のモラトリアムな気持ちがハンス・カストルプに共感するところがあったのかもしれません。
今読むともう当時の高揚感は得られないのですが、それでもやはり好きですね。
高みから見下ろしたように、登場人物を突放したように書いているようでいて、実はとても愛情深い文章にも惹かれます。
そういう文章が好きなので、私小説めいた「トニオ・クレーゲル」はさほど好きじゃなかったりしますが・・・

その次に読んだ「ブッデンブローク家の人々」もとても好きです。
初めて読んだ時にはトーニがとても好きで、今でももちろん好きですが、先日読み直して見て、歳をとったせいか(笑)トーマスにかなり共感している自分に気がつきました。
この夏にはリューベックに行って、ブッデンブロークスやトーマス・マン縁の地を見て来ました。
トーマスが倒れた現場?も確認して写真撮って来ました(笑)

「詐欺師フェリクス・クルルの告白」「ヨセフとその兄弟たち」も好きです。
「ベニスに死す」も好きですが、他の作品ほどではないです。
「ワイマールのロッテ」はあまり面白いと思いませんでした・・・(汗)
何年か前に「ファウストゥス博士」を書店でみつけて、売ってるうちに、と買ったのはいいのですが、中断したままになっています(汗)また最初から読み直さないと・・・
『ファウスト博士』が今のところのお気に入りです。
重厚な文体で書かれているとのことなので、原文で読めば、より一層味わい深く読めるのでしょう。
返す返すも、ドイツ語が読めない自分が恨めしい。
>私は「魔の山」から入りました。
>当時は長編小説など読んだこともなかったので、

いきなりえらいものを読みましたね。
途中で挫折しなかっただけでも立派かと思います。
北杜夫も長い船旅(マグロ調査船)の時間つぶしに持っていったぐらいですから。
はじめまして。
私は「魔の山」「ブッデンブロークス」は繰り返し読んで、
表紙がぼろぼろになって外れてしまったくらい好きです。
あまり難しいとか長いとかは感じないですが…。
岩波文庫版の翻訳は重厚でいいですよね。
「ワイマルのロッテ」も好きです。ドイツはやっぱりゲーテから入ったので。

なぜか「トニオ」「ベニス」はあまり心に染み透りません;
この辺、好みがはっきり分かれるみたいですね。
はじめまして!!!!!。

やっぱトニオクレーゲルですかね。再読はむずかしいかもしれませんが追憶の中では今でもぐっときます。
魔の山はセテムブリーニの(クルル的な)いんちきさと、いとこが末期なのを医者に欺瞞してもらおうとせがんでて逆に叱られるとこと、えんぴつを返すところが好きです。あとなんといってもサナトリウムの大量の食事!!。

ワイマールのロッテのなんか最後らへんのゲーテとロッテが話してる馬車のシーンと、養う人ヨゼフのなんか弟と話してたとこが好きだったって記憶があります。
>あとなんといってもサナトリウムの大量の食事!!

私もああいう箇所にマンの筆力を垣間見る気がします。同じところにグッときた方がいて嬉しい(笑)
旨いメシのシーン・マイベスト3の一つです^^;
(残りは「羊をめぐる冒険」とスタインベックの「朝めし」)

長編は大好きですが読み返すときはどうしてもつまみ読みになります。その中では私は「ドクトル・ファウストゥス」をよく手にします。

手ごろな掌品ですと幻想的な「衣裳戸棚」やワサビの効いた「トビアス・ミンデルニッケル」などが好きです。
掌品は皆さん如何でしょうか?
トビアス・ミンデルネッケルってなんかこじきみたいな人がめちゃめちゃ怒る話でしたっけ?。あれはおもしろかったな!。少なくとも飼い犬をいじめてるよりはイイ!。
僕が好きなのはシュピネルでしたっけ?。なんかブルドックみたいなおじさんの妻に手を出そうとして失敗してその子供にもバカにされる男の話。
「トビアス」も、後者の「トリスタン」も、マン一流の「滑稽と悲惨」が凝縮されたような逸品ですよね。
受験勉強中に「魔の山」を読み出してはまってしまいました(^_^;)。
トニオも好きですが、やっぱり「魔の山」が読んだ時のインパクトから一番です!できれば棺桶に入れて欲しい位です(笑)、でもその本は(岩波でした)友達に貸したら返って来ないんですが…(>_<)。
ヨーアヒムの‘やけっぱちな出発’のシーンでは、いつも泣きそうになってしまいます。
サーシァさん
私はほとんど岩波で揃えてしまったのですが、新潮文庫版読んでみますね(^-^)
他の皆さんにも新潮文庫版は人気が高いようで気になってました。
ありがとうございます!
はじめまして。

4半世紀程前、18才で、トニオ・ベニス・ブッデンブローク・一連の評論集・魔の山の順で麻疹にかかり、その勢いで当時新潮社から出ていたトーマスマン全集を月賦で購入しました。貧乏学生だったので月々の支払いのために何度か下宿の家賃を滞納したことを覚えています。

その後、全集にされていないものを古本屋を行脚して仕入れ、さらに原書・英訳・仏訳ものをせっせと仕入れ、それはもうどれも大事に大事に読み続けています。

どの言語版にも、どの訳者にも、それぞれに独特の妙味があり、(マニアックではありますが)すきなフレーズや描写等を書き写したり朗読したりして楽しんでいます。

マンを師と仰いだ故辻邦生氏が、パリ留学時代にブッデンブロークスの第1章を書き写し、その表現技法を詳細に分析した日記を読んだときは、強いシンパシーを感じました。

短編・長編・エッセイどれも好きですが、やはり魔の山・ブデンブロークは自分にとって特別な存在です。どちらも自分の人生観・死生観の形成に非常に大きな影響を与えていると思います。
岩波の訳者の望月市恵氏は、旧制松本高校のドイツ語教師で、辻・北両氏の先生でもありますね。

北杜夫は、まんぼう青春記(辻邦生との対談集だったかも知れません)にて、辻氏や望月氏との出会い・マンとの邂逅のくだりを詳細に書いておられますね。


わたしは、高橋氏・望月氏、どちらの訳も好きです。ちなみに原書を並べて読み比べてみると、望月氏の方が随分と忠実な翻訳をされているように思います。その違いが、日本語としての読後感に相応の影響を与えているように感じます。

古井戸さんが仰るグールドの話ですが、グールドの50年間の生涯の前半生は「魔の山」に擬せられ、後半生は「草枕」に擬せられるのではないか、という著者・横田氏のコメントが印象的でした
サーシャさん、こんばんは

今手元になく、記憶が少し薄らいでいるため、曖昧な御返事になってしまう可能性がある点、お許しください。

「パリの手記」の初版本全5巻のうちのどれかです。
その5巻というのは、それぞれ「海そして変容」「城そして象徴」・・・と表題が付されたノーカット版のパリ日記(後に文庫サイズで簡略バージョンが出版されたように記憶しています)です。

一族を訪う運命の足音が、人物描写・情景描写のどういう点から浮かび上がってくるのかを分析した内容であり、漠然とブッデンブロークを読んでいた自分にとっては衝撃的でした。

あの有名な啓示・・辻氏がパリからギリシャへ旅行にでかけ、パルテノンで啓示を受けるくだりが記載された巻よりも前の、小説技法で苦悩していた時期の研究の筈ですから、恐らく第1巻か第2巻ではなかろうかと思います。

中途半端な御返事になってしまい、たいへん申し訳ありません。
>>[022]

素晴らしいですね。のめり込み方が見事なほどですね。
本を愛する、作家を愛する、言葉を愛するってこういうことなんだなあと鑑を見る思いです。
魔の山ではまりました。通読したとき、あの山から下りてきたという実感がありました。ブデンブロークはトルストイに似ていてくっきりと情景が浮き上がってくるのが快感です。でもファウスト博士と、ファウスト博士の成立は前頁の半分近くにマーカーを引いてしましました。ヨセフは日本人には読めないかと。詐欺師ふぇーりくすくるるの告白。最高に面白い。絶筆が悔やまれる。構想では詐欺師のまま教皇にあうことになってたそうです。
そして今は 選ばれし人を読んでいます。
あとは評論集。ゲートとトルストイ。ドン・キホーテとともに海を渡る ゲーテについてのいくつか など好きです。ワーグナーについても。
それにしても特別な作家です。二十五歳?くらいでブデンブロークを?天才です。辻邦生のパリの手記も愛読書でした。トーマスマンやヘミングウェイなどが徹底解明されていて、面白かった。
ファスト博士お時は音楽家や詩人、音楽作品などの興味ありそうなところみな事前チェックして。その音楽史の流れまで頭に入って、その詩作品の位置づけまで頭に入って。それから読むと、
なんとある意味、孤独な梅毒が発病することが決まっている一人の天才の、教養豊かなレーバーキューンの芸術家としての日常生活という物語として読めるから面白い。
くれっちゅまるの 音楽理論も ベートーベンのソナタを知らずに読んでもたぶん?????
これは亡命中のマンが混信の力でヨーロッパ文化を書いたのであると思えます。だから特に十八世紀からの音楽と、十九世紀の文学を知ってないと難しい。
ちなみに僕は暢気に自分の知ってる音楽家と作家にライン弾きまくって、sキャンしてそれから読みました。再読の時。
初めて読んだときは、まるで会計検査院の報告のようになにもわかりませんでした。
>>[15]の作曲家と書物がネタになっています。
ベートーベンのピアノソナタやキーツの詩や、ニーチェなどが、ウィキペディア的に概略見とくだけで、地開度は格段に高まります。それらをすべてものになどマンもしてません。書き終わったら全部忘れたそうですから。


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