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カバン修理職人の会コミュのべたべたになってしまう裏地

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修理でよく多いのが、裏地交換なんです。
塩瀬とかシャンタンではなく、元々はつるつるした
合成の裏生地、ボヌールとかいう名前?のだったと思います。
これが、べたべたになったと言って、
持っていらっしゃるお客さんが、多いです。

あれ、やっかいですよね〜!!
ほどくにしても、べたべたが手に付いてしまうし。

原因は何なんでしょう?
お客さんによく聞かれるんですけど。
「日中皮革大辞典」(名前正確ではないかも)で調べると
加水分解してしまうから・・・とあります。
空気中の水分と結びついてしまうんですかね?

だから、レーヨンとかポリエステル製の裏地に
換えています。
これだと、べたべたにはならないです。

が、お客さんの中には
これと同じような、つるつるの裏地はないのか!?
と要望する方もいます。
また将来べたべたになると思うんですが、
そう言う素材で、良い物をご存じないでしょうか?

コメント(2)

加水分解 素材は基本は不織布を基布として表面にポリウレタン樹脂を吹き付けているのが合皮って呼び、塩ビを吹き付けた物が人工皮革って区別されます。
合皮は賠償基準で製造から5年が寿命とされています。
樹脂が湿気で分解してしまうんです。これは欧米など湿度が少ないとこでは問題になりませんが極東地域ではあかんのです。
LOUIS VUITTONやCHANELなどはべたべたになり、Gucciのはカサカサの粉になります。
一方人工皮革なら劣化しませんが合皮より厚手になります。
合皮もベタつきが少ないうちなら薬剤で抑えることは可能です。
どっちにしても張り替えは生地がおすすめですね。うちは100パーセントシャンタンでやってますよ。あとは薄く漉いて貰った本革つかってやることもあります。漉き屋さんが近くにいるなら本革のが作業性はいいですよ。単価も稼げます
けんさま

いつも的確なアドバイス、ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!
けんさん、本当詳しいですね〜
合皮と人工皮革の違い、よく分かりました!

ポリウレタン樹脂と塩ビの違いから来るんですね〜〜〜〜
なるほど〜〜〜
そうそう、ヴィトンやシャネルは、べたべたです。
グッチは、雪のようにかさかさの粉になり、
店の中がとんでもないことになります!!
(お掃除が大変)

革は、高いオーダーの方には、豚やら、キッドやら、使っています〜。

やっぱ、シャンタンは一番良いかもしれませんねぴかぴか(新しい)

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