ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

シオミック・ワールドコミュのMUSE〜小さな恋の物語り〜?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
『チケット』

(道路・通行人のざわめき)
「あの〜よかったら見に来てください」
校舎の入り口で、自称、映研部の学生からチケットを手渡された
「自主映画なんです・・来週の学祭で北校舎の2階で上映します・・」
特別興味はなかったけれど、手渡されるまま映画のチケットを受け取り
そのままジャケットのポケットに突っ込んだ

この頃、毎日がつまらない
今日はバイトもないし、このままアパートに帰るのもなんだから
近くの公園のブランコにすわり、ぼんやりと空を眺めていた。
お昼に買ったパンの残りを 小さくちぎって投げると
足もとに公園の鳩たちが集まってくる。(鳩の鳴き声)
羽の音
(ふう〜っとため息)
「ここんところ毎日、鳩クンにパンをあげるのが日課になってるわね・・」

特別意味はなかったけれど、ジャケットのポケットにチケットが入っていたのをみつけたから・・
「・・あ・・くれたんですね?ア・・席、ここ空いてます。今始まったばかりなんです・・」
映画のフィルムの音
別に期待したわけじゃないけど、その映画はありふれたストーリー
さえない学生が少女に恋する物語り・・
ちょっと興味をひいたのは主人公のなまえがワタシと同じだったこと・・
「どうってことないじゃない?」

 映画の途中で帰ろうとしたとき、スクリーンに見慣れた風景が映し出された
公園のブランコにすわった主人公の女の子が空をみながらため息をつく
陽だまりのなかで、くーくーと気持ち良さそうにのどを鳴らして餌をついばむ鳩たち
「なんなの?これって超ベタじゃない?」
そう思いながらドキドキして、席から立ち上がれずにいるワタシがいた。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

シオミック・ワールド 更新情報

シオミック・ワールドのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング