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広島市映像文化ライブラリーコミュの2月 フレデリック・ワイズマンのすべて

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外国映画鑑賞会
シネマテーク・プロジェクト第4弾
FREDERICK WISEMAN RETROSPECTIVE
フレデリック・ワイズマンのすべて

「現代社会の観察者」として、独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家、フレデリック・ワイズマン。四十数年にわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、福祉施設、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けています。ワイズマン自身が“<われわれの生活様式の博物誌>を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”と語るその作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら、滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーヴ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的な“アメリカ”が映し出されています。映像文化ライブラリーでは、今回の全国巡回で日本初公開となるものを含む、15作品を一挙上映します。多くの皆様のご来場をお待ちしています。
※この特集は、3月10日まで開催します。

主   催/広島市映像文化ライブラリー、一般社団法人コミュニティシネマセンター
特別協力/ジポラフィルム Zipporah Films
フレデリック・ワイズマンのすべて 公式ホームページ

◇シネマテーク・プロジェクト
シネマテーク・プロジェクトとは、コミュニティシネマセンターと全国各地の映画専門施設(シネマテーク)が共同して、映画史上重要な作品を全国で巡回上映を行う企画です。
◇「フレデリック・ワイズマンのすべて」巡回会場
シネマテーク・プロジェクト参加団体 (予定)
 ユーロスペース(東京)、アテネ・フランセ文化センター(東京)、せんだいメディアテーク(仙台市)
 川崎市アートセンター・川崎市市民ミュージアム(川崎市)、金沢21世紀美術館(金沢市)
 立命館大学(京都市)、神戸アートビレッジセンター(神戸市)、山口情報芸術センター(山口市)
 高知県立美術館(高知市) ほか
 ※「*日本初公開」は、今回の全国巡回で日本初公開の作品です。


フレデリック・ワイズマン Frederick Wiseman
1930年アメリカ・ボストン生まれ。イェール大学大学院卒業後、弁護士として活動を始める。やがて軍隊に入り、除隊後、弁護士業の傍ら大学で教鞭をとるようになる。1963年にシャーリー・クラーク監督作品「クールワールド」をプロデュースしたことから映画界と関係ができ、1967年、初の監督作となるドキュメンタリー「チチカット・フォーリーズ」を発表。マサチューセッツ州で公開禁止処分となるが、その後も社会的な組織の構造を見つめるドキュメンタリーを次々に制作する。1971年に現在も拠点とする自己のプロダクション、ジポラフィルムを設立。以後、劇映画「セラフィータの日記」(1982年)、「最後の手紙」(2002年)をはさみ、精力的にドキュメンタリーを作り続け、「現存の最も偉大なドキュメンタリー作家」と称される。最新作は「クレイジーホース」(2011年)。
※上映作品の紹介は、フィルム提供先からの情報を基にしています。
※当日の上映時間は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。



2/22(水) 高 校  High School
1968年 75分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
フィラデルフィア郊外にある“模範的な”高校の日常を追う。朝のホームルーム、授業の風景、生活指導、父母を交えた進路相談、男女別に行われる性教育や家庭科の授業、クラブ活動…。高校を構成する教師、生徒、親、管理職たちの関わり合いの中で、イデオロギーや価値観が醸成され、伝えられていく様が映し出される。
?14:00〜 ?18:30〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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2/23(木) 法と秩序  Law and Order
1969年 81分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
ミズーリ州カンザス・シティの、最も犯罪率の高いアドミラル・プールヴァール管轄区にある警察の様々な活動を追う。犯罪を繰り返す未成年犯罪者や拳銃を所持する窃盗犯の逮捕など緊迫した状況を追う一方で、老女のバッグ探しや迷子の保護、養育権をめぐる夫婦のいさかいの仲裁など、市民生活のあらゆる側面に関わる警察の活動をとらえている。
?14:00〜 ?18:30〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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2/24(金) 病 院  Hospital
1969年 84分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
ニューヨーク市ハーレムにある大きな都市病院メトロポリタン病院の活動を、主に緊急棟と外来患者診療所での医師と患者のやりとりに焦点を当てて撮影した作品。都市病院に運びこまれる様々な患者とその処置をする職員の姿を通して、都市が抱える多くの問題が浮かび上がる。
?14:00〜 ?18:30〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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2/25(土) パナマ運河地帯  Canal Zone  *日本初公開 
1977年 174分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
永年、事実上アメリカの植民地だったパナマ運河地帯。1977年にカーター大統領は、将来的に運河地帯を返還すること、新運河条約を締結し運河を米パ両国で共同管理することを決めた。運河の運用、運河を通過する船舶、民政の側面、軍の仕事などが絡み合い、政府機関、ビジネスマン、軍、民間人など、様々な人々が行き交う。ここに暮らすアメリカ人の生活の社会的、宗教的、娯楽的側面が描かれる。同地帯は1999年12月31日にパナマに完全返還された。
?14:00〜 ?17:30〜  鑑賞料/大人370円・こども無料

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2/26(日) ストア  The Store 
1983年 118分 カラー
監督/フレデリック・ワイズマン
1907年の開店以来、高級百貨店として揺るぎない地位を築いてきたニーマン=マーカス百貨店テキサス州ダラス本店。1982年のクリスマス・シーズンにおけるニーマン=マーカスを舞台に、訪れる客や接客する従業員、華やかな売り場の舞台裏で働く人々の姿が映し出される。
?10:30〜 ?14:00〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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2/28(火) 福 祉  Welfare 
1975年 167分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
ニューヨーク市のウェイヴァリー福祉センターを舞台に福祉行政のありようを描いた作品。住宅問題、失業問題、医療問題、幼児虐待などの児童問題、老人問題など、多様な問題と係わる福祉システムの性質を検証し、福祉活動家の置かれている状況、受益者の問題、福祉の本質などを浮かび上がらせる。
?14:00〜 ?17:30〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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2/29(水) シナイ半島監視団  Sinai Field Mission 
1978年 127分 白黒
監督/フレデリック・ワイズマン
エジプトとイスラエルの間のシナイ緩衝地帯で、監視の任務を遂行する米軍の小隊。自転車で見回る他に大してすることもない彼らは、ときにこの地を西部劇の「西部」になぞらえて無為をやり過ごす。「アメリカの外のアメリカ」として「アメリカらしさ」が奇妙に凝縮されたこの場所を、荒涼とした広大な砂漠のごく小さな一点として映像に収めている。
?14:00〜 ?18:00〜  鑑賞料/大人370円・こども180円

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