海の部屋コミュのあれから…それから…

いつものように日曜日は少年野球の指導者。普段は受験生のいたって普通の高校３年生。

勉強？そんなこと今までやったことなんてほとんどないよ。

だってそうだろ？野球漬けの毎日だったんだし、野球以外ほとんど知識なし。

それだけに高校３年生の１年間は楽しかった。

ライブ、タバコ、酒等々色々な誘惑が周りを取り囲んでいる時期。

ライブに行ったらそのｱｰﾃｨｽﾄのｺﾐｭがあって参加して知り合った男女。毎回のように皆で盛り上っての楽しい日々。

やっぱり迎えに来てしまった受験と言う恋人。

人生一大イベントであり～の、これからを一気に変えてしまう転機よ。

出来ればもう少し遊ばせて。

もう少し色々あるじゃん。

だけど待ってくれない受験期に学校→カラオケってお決まりパターンで夏が終わって、秋…

ライブの友達と連絡取り合い、相手はまだ受験を迎えない高校２年生の女の子。

まぁ興味はあるよね、うん。だって男子校の中でﾄﾞﾛﾄﾞﾛの変態は嫌だよ。

それでもその子は好きな人が他にいて、関係ないと思う。

そんなこんなで、ライブに一緒に行った幼馴染みが彼女ゲット。

センターで仲良く転けて、私大も仲良く落っこちて。

あ、浪人じゃん。

４月から通う塾選びに３月から一緒に周り。

一緒に塾選びしてた幼馴染みの彼女が同い年の女の子を紹介してくれて、３月に何回か一緒に遊んで付き合った。

それから薔薇色？な浪人時代。。。
なんて考えない。だって彼女は専門生。俺は大学目指す浪人…浪人だけど。

そんでもって、塾がない日はひたすら家→図書館を往復。

彼女の住むとこも専門も塾の近くだけど、家からはちょっと遠いかな。

電話来るけど集中してる時は出たくない。

時々、タバコ休憩～とか言いながら電話したりメールするけど、なかなか会えない。会うのは週１くらい。

でも会ったら色々。彼女は寂しいらしい。課題はしっかりこなしていて暇な時は連絡が来る。

メールで、今日はちょっと無理。と返すとちょっと気まずい。本当はもっと会いたい。だけど浪人はやることが多くて、難しい。

夏を迎える、７月に入ると今まで以上に会える日が少なく、忙しい日々が続いた。

そんなある日…