ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

海の部屋コミュの最新だけど・・・

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
これから書く事が、あの時の自分には全く想像出来なかった事・・・




自分でも分かっていた。





意味のあることが全く無意味になる瞬間。





それはあることがきっかけで・・・





本当に些細な事が。。。




好きな事が、好きになれない




本当は好き




本当はどうでも良くなんかない




だけど、そこから離れるしか道はなかった。。。





本当に???



逃げ出しただけじゃないの・・・?














高校2年だった自分。夏の終わりに、以前から痛めていた左肘。
自分でも気付いていた。治療には半年かかる・・・

騙し騙し投げていた。本当は治さなきゃ本気で投げられない。。。


秋季大会。

一般の都立や普通の私立高校相手にはそんな騙してる投球でも勝てた。
4回戦に名門私立高校と対戦して、0−8・・・見事なまでのコールドゲーム。


その時悔しかった!
負けたこと・・・?
違う!!

自分の左が故障して、本気で投げられない事。
でも、一番悔しいのは故障を理由にしたこと・・・


負けたことによって秋季大会が終わった。




それから1ヶ月後・・・

いつもと同じように部活、授業、治療の日々を送っていた。


ただ違っていた事、それは周りの・・・同学年2〜3人の空気。。。

居づらい・・・


戸惑いを隠せず、口を開く。

「どうしたの?」
1対3ですか・・・なんなの・・・?

「どうしたの?怪我してんの知ってて無理やり秋季大会出てたんだろ?」
あ、そこ、、、確かに。

「え?」
怪我の事実は大会前に監督とキャプテン、キャッチャーに伝え、治療に入るためにと大会後の部活で同学年の前で初めて言った。

「え?じゃねーよ。お前が怪我してんの分かってんだったらエース辞退しろよ」
は?

「いや、だから監督も大谷津(キャプテン)もそれは分かって、投げられる事を確認してたことだから。」
なんなんだよ。。。

「投げられんのなんて分かってるんだよ!でもお前が怪我で出れなければ俺らにだって投げる機会があったろ!」
まあ確かに・・・

「まあそうかも知れないけど・・・」

「怪我してる奴なんか使えねーんだから辞めちまえよ。」

「なんで?」

「最後の試合みたいになるからだよ。」
秋季大会の最後の試合のことか・・・
「しかも治療とか言って部活サボってんだろ、どうせ。」

「んなわけねーじゃん!」
実際、整骨院は早く閉まってしまう上に、学校から少し離れた場所にあった。

「じゃあ何で皆が残練してんのに先に帰ったりしてんだよ!」

「いや、だからちょっと遠いからしょうがないじゃん」

「あ、もう辞める奴に言ってもしょうがねーか。」

「は?」

「これお前のだろ?」
と何か持ってきた。って俺のカバンにグラブとスパイク!!?

「何で持ってくんだよ!めんどくせぇな!」

「部室にいらないものがあったから持ってきたんだよ!」
超嫌味な感じで言ってきた。

「いらない?いるに決まってんじゃんかよ!」

「だってもう使わねーだろ?怪我してんだし、辞めるんだし。」

「返せって!!」
そう言って道具を取ると教室へ戻り、自分のロッカーへ入れた。




この面倒な日から1ヶ月後、キャプテンとも話し、監督に退部届けを出した。

それから大学に入るまでの間、少年野球のコーチをしていた。

コメント(1)

久々な更新だなウッシッシ

よし!俺も今月からようやく時間できるし書くぞ右斜め上

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

海の部屋 更新情報

海の部屋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング