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コリンダ星コミュのエピソード17 〜バイオレンスバケーション

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久しぶりのシャバ。

ずいぶん長い事臭い飯を食わされたもんだ。





1年前、

俺は今まで作ってきた曲の著作権を、

権利が無いのにあるふりをして、

他人に売りつけて金だけもらった。

どうしてもホシノアキが欲しかったから。





もらったのは1500円と、

懲役1年。



「僕はいつの間にか、すっ裸の王様になってしまいました。」





違うか!










今日めでたく出所、



どっかへ羽根休みに行こう。

そうだ、

ヨウロップが良い。










俺は小腹を満たす為、

空港からまっすぐレストランへ。

本場の地中海サラダを注文。

活きの良いエビが乗っていて美味しいが、

あまりにもプリプリしてるもんだから、

噛んだ時にお汁がピュッて出ちゃって、

お気に入りのグッティーの洋服が汚れちゃう。





指をパチン、

ウェイターが慌ててナプキンを持って駆けつける。

やれやれ、

気が効くのか効かないのかはっきりしない店だぜ。

気にいらねえ。

俺は左の胸ポケットから自慢のスミスを抜きウェイターを撃った。

俺は早撃ちのリンダ。

瞬きすら命取り。





鈍い音を立ててフロアに倒れ伏すウェイター。



ドタン。



時間差で店内の客の悲鳴が上がる。

逃げ惑う人々。

俺、

右胸ポケットからも自慢のスミスを抜き2丁拳銃。





バンバンバンバンバンバン!!!





店員、

客、

1人残らずぶっ殺してやった。





ガタン。

ん、

おやおや、

ネズミがもう1匹いたか、

俺は側転してカウンターの裏へ回り銃を構えた。





「待ってくれ!

金ならある!

たしけてくれぇっ!!」



デブの親父が必死に命乞いをしている。





できない相談だ。

やれやれ、

まったく醜い野郎だぜ。

あばよ。



パンッ!



額のど真ん中に命中。



ドサッ!



ふっ、

楽に逝けたろう。





俺が歩いた後には草1本残らない。










ああ、

うあああ、

俺は決まって人を殺した後、

無性に女が抱きたくなる。

よし、

久しぶりに白人女でも抱きに行こう。

黒髪の白人女だ。

アンジェリーナ・ジョリーナも、

レイチェル・ワイズリーも

ジェシカ・アルバニアも、

やはり黒髪が似合う。

この興奮が冷めないうちにホテルへチェックインしよう。

そして適当に娼婦を10人ぐらい呼んで品定めすれば良い。










店を出るとパトロールカーがぐるりと包囲していた。

100人程のポリスメンが俺に銃を向けている。





やれやれ、

お早い到着だこと。



「ハーーーーーッッ!!!!!」



俺は10m程ジャンプ!!!

ポリスメン達が俺を目がけ一斉にピストルを撃ち始めた。



クルクルクルクルッ!



俺は空中で膝を曲げ身を小さくし、

回りながらスミスをぶっ放した。

ポリスメン達の銃弾を撃ち落としていく!



ピッ!

銃弾が頬をかする。





俺を怒らせたようだ。





俺は蛇のように長く尖った舌で頬の血を舐めながら、

回転スピードを上げポリスメンめがけスミスを撃ちまくる!



「ひゃっはっはっはっはぁー!」



バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!!!!



切れた弾を素早く補充。

ここまで早く替えれる奴、

世界中どこを探してもいないだろう。



バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン!!!!!








スタッ、



俺が地面に着地した時、

1人として立っていられたポリスメンはいなかった。





ハアハア…。

俺は運良く1人だけ生き残っていた虫の息のポリスメンに近づきそいつの銃を取り上げた。

そして1発だけ残して弾を抜き、

ホルダーをシャーッと回転させると俺は自分のこめかみに当て1回、

引き金を引いた。



カチ。



そしてそいつに返し銃をしっかりと握らせた。





苦しみながらもキョトンとしてこっちを見ているそいつに俺は言った。





「ロシアンルーレットだよ、

あんたも知ってんだろ?

さあ、

あんたの番だ、

やりなよ。

俺が死ぬかあんたが死ぬか、

どっちかだ。

あんた、

助かるかもしれねえぞ。」





「ひ、

ひぃぃぃっっ!!!」





そいつは反狂乱で引き金を引いた。





カチ。





「おおお。

あんたツイてるねぇ。

じゃあ次は俺の番だ。」

そいつから銃をもぎ取ると俺は3発連続引き金を引いた。

カチッカチッカチ。





目を見開いて無言で驚愕の顔をしているそいつ。

その顔が見たかった。

絶望の顔。



そうよ、

ホルダーの穴は6。

もう5発引き金を引いたんだ。

次でジ・エンドってわけよ。





辺りに銃声が鳴り響く。



バーン!!










チェックインを済ませた俺。

ベルボーイにチップ。

そして耳打ち。



「黒髪の白人女を部屋に10人連れて来い。」










ふう、



逃れえー逃れー辿りー着いたー…、

この…、



部屋は、

最上階の極上スイート。

地上500m。

天国に1番近いスイートと言われている





部屋の中央の噴水はまるでレクイエム。

控えめな水のせせらぎは戦いの後の荒ぶった心を鎮めてくれる。





壁や天井には強化ガラスが張られていて360度のパノラマ。

夜景を眺めながら人類の息吹、

そして文明の力を感じ俺は涙を流す。





空はまるでプラネタリウム。

この部屋のどこかに「on」「off」のスイッチがあるような気さえしてくる。

ふっ、

どうかしてるZE。





俺はテーブルにセットされていた冷えたシャンパンの瓶の先を、

空手チョップで飛ばしてグラスに注ぎバルコニーへ出た。





そこは空中庭園。

様々な植物達が、

カラフルだが控えめなライトに照らされてとても綺麗。





「ビューチフル…。」



ついついこんな言葉が洩れてしまったよ。

はは、

俺も年を取ったかな。





ピロメロペケツンフォーン♪



ん、

チァイムが鳴った。

女か?





いや、

何か悪寒がする。










「はーい、

鍵開いてるから入ってきてー。」





ガチャ。

ゆっくり静かにドアが開いた。





完全武装の男達を10名確認。

政府御用聞きの特殊訓練部隊S.M.A.Tか。

あのベルボーイ、

とんだ娼婦を連れてきたもんだぜ。





玄関の天井に張り付いていた俺は、

ぶらん!

逆さにぶら下がって撃ちまくった!(レオンみたいにね)

次々と倒れていく奴ら。



コロンコロン…。



へ?

やば!

手榴弾!!



「ハアアアアアアアッ!」


俺は床に着地して、

光の速さでバルコニーへ飛び出した!(この間わずか0.5秒。)



瞬間に手榴弾が爆発!!

俺を追いかけるように爆風がせまってくる!

ちっ!

シャンパンがまだ飲みかけだぜ!

とうっ!

俺は地上500mの高さから飛び降りた!!

さてこれからどうする…!?





………パタパタパタパタパタパタ





ふっ、

やはり来たか。

遅い到着だぜ。





摩天楼の向こうからヘリが近づいてきた。

コクピットにはポンタ※が座っている。



※エピソード1〜16を参照





こっちに向けて前足でなにかやろうとしてる。





親指を立てたいみたいだけど犬だから無理みたいだ…。

にしてもそんな足でよくヘリ運転できるな。





ヘリは真上から近づいてきてピッタリと俺の横についた。

この落下スピードでたいした芸当だよ。



それ!



俺は自力でヘリの足につかまりドアを開け中に入った。



ふう。





冷蔵庫からビールを取り出しプシュっと開ける。

グビッとそれをやってコクピットへ。





「よお、久しぶりだなポンタ。」



ポンタ「どうでも良いけど1人でスイートはねえだろう。

誘えよ。」



「悪い悪い。

ところでさっきお前あれさぁ、

親指出そうとしてたの?

ねえ、

犬なのにさぁ、

ねえ、

こうやってやりたかったの?」



ポンタ「………つい、

登場した時の勢いっつーか。」



「はっはっは、

そんな可愛い肉球してさぁ。

はっはっは!

はっはっはっはっはっはっ!!!」





カチャ。



ポンタが操縦レバーの先の赤いボタンを押した瞬間、

俺が立っていた床が開いた。



「ん?」










うわああああああああああ!!!!!










落ちながらヘリを見ると、

また前足を出してグイグイやっているポンタが見えた。





「だから無駄だってばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」










虚しくも、

はかなくも、

俺の声はヘリの音にかき消された。





パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ………。










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