名島表現塾コミュの第１６期　名島表現塾　第２回 レポート

第１６期　名島表現塾　第２回 レポート　 （２０２２年１月２３日、記録・かずっち）

参加者：宮井君、寺本君、鹿児島君、ちょこさん、岡田君、かずっち
安永君はリモート参加です。
トモコさんは今回はお休みです。

前回に引き続き岡田君が参加してくれました。
定期的に踊りの動画をネット上にアップしている岡田君ですが、最近海外の動画配信者ともコンタクトを取ったことで、たくさんの人に見てもらえたそうです。
良い評価がたくさんついたことで、踊る自信がついたそう。
でも、評価のためだけに踊るわけではないです。そこには自分の内なる感情や思考の発露があるのです。
頭での思考と、肉体のバランス。肉体が自然と動きたがるのに思考をゆだねてみる。
ただじっと考えているだけでは、思考はグルグルと同じところを回っているだけになることがあります。
そこで肉体の欲求の力を借りてみる。歩きたいとか、走りたいとか、手を伸ばしたいとか、叫びたいとか。
頭が「死にたい」と考えていても、肉体が健康ならば人間はなかなか「死なない」。
もっと体の声を聴こう。


★掃除

★体操・筋トレ・脱力
　ちょこさんの背筋力がアップしている。少しずつでも続けると違う。

★発声、ホーミー
　宮井君の発声がすごく伸びている。ほかの人達も自己記録を更新中。

★メロディー回し（３〜７拍子）
　岡田君も苦戦しながらも前回よりは慣れてきた。
　７拍子は３＋４、あるいは３＋２＋２に刻むとわかりやすい。

★楽器演奏
　３〜９拍子で演奏。
　今回はドラムがなかったのでベースが重要。疾走感があった。
　

【踊りと演奏】
安永君はリモート参加です。

踊り／鹿児島君、ちょこさん
演奏／寺本君、宮井君、安永君
照明／岡田君

鹿児島君、始まるときに観客に背中を向けていた。ちゃんと客席を見ること。しっかりと向かうこと。
胸を張る、「見てください！」と体を投げ出すこと。
鹿児島君は場の空気に左右されやすい。自ら空気をリードできるようになるとよい。そこが課題。
ちょこさんは良かった。空気を作っていた。さすが。
宮井君と寺本君は最初元気がなかった。そのため前半はまとまりが良くなかったが、終わりのサインがでてからが良くなった。
安永君はリモートながら頑張っていた。
岡田君の照明は色使いが良かった。踊りをよく見ていた。



踊り／寺本君、宮井君
演奏／岡田君、安永君、かずっち
照明／鹿児島君

宮井君は元気があった。寺本君は鹿児島君の踊り方を取り入れてみた。
いつもの二人とは違う踊りがみられた。
かずっちは場を引っ張ていってよかった。ボイスもいい。
岡田君はボイスが良かった。「神経を使った」とのこと。
安永君のシンセサイザーの音色が良く、ボイスも頑張っていた。
ちょこさんの照明はちょっと暗かった。青は難しい。光量に気を付けよう。
全体的にいいセットだった。



踊り／岡田君、かずっち
演奏／鹿児島君、ちょこさん、安永君
照明／寺本君

岡田君は人を受け入れているところが良かった。
かずっちは踊りの反応が良かった。デュオとして、二人の息が合っていた。
ちょこさんは踊りに引き続き演奏もいい。
鹿児島君はキーボードが良かった。
安永君はラジオを使ったのが良い。ボイスも良かった。
寺本君の照明はちょっと暗い。もっとシーンを見せたほうがいい。
全体的にはとてもいいセットだった。



【劇作の時間】
（鹿児島君、寺本君、岡田君）
いじめられっ子の高校２年生の男子（寺本）が、その思いのたけを警固公園でラップで歌う。それを見ている二人若いの男（岡田と鹿児島）。
（岡）がイライラして（寺）を殴ってしまう。それを（鹿）が止めに入る。過去にいじめられていた（鹿）は（寺）にシンパシーを感じ変な踊りを踊る。
それを見ていた（岡）もいじめられていた過去を吐露し、歌いだす。
（寺）がラップ、（岡）が歌う、（鹿）が踊る。３人の団結が生まれる。
いじめっ子もいじめられっ子も表現でつながることができる。未来があるお芝居だった。
寺本君のいじめられっ子の演技が可愛らしかった。


（かずっち、宮井君、ちょこさん）
ゲームばかりしている男（宮井）、それをみている女（ちょこ）、「なにしてんのよー」と入ってくる女（かずっち）。
「ワタシ、このあいだシッポをちょっと振ったらさー、震度２だった」「えー、ショボいー」「あんたもゲームばかりしてないで、たまにはシッポ振りなさい」
テレビからは人間界のいろんなニュースが流れてくる。
「人間はナマズが地震を予知してるって思っているけど、本当は私たち地下のナマズが地震を起こしてるのよねー」
そしてどれだけステキにしっぽが振れるか競い合う。
振りすぎて大噴火が起きて、３匹は世界各地に飛んでいき、世界中で地震を起こす。
物語性が高い。タブーに触れている。各自の演技が良い。しっぽの振り方とか、宮井君のゲーマーぶりとか。
最初は人間のお話かと思いきや、話が進むにつれて３人がナマズだとわかるところが面白い。


（安永君）
ケータイの支払いに来た老人。支払日は１０日だが、年金の受給日が１５日なので遅れてしまった。
窓口で文句を言われるが「しょうがなかろうもん！」とキレまくる。興奮してマスクを外してしまうと「マスクしてください」とまた文句。
そしてまた支払いについてのやり取り。興奮してマスクを外してしまう老人。また注意されてしまう。
店員にいちゃもんつけまくる老人。延々としたやり取りのループ。
場転。そんな客に対する心構えを教えるマナー教師が現れる。
物語、社会性、そして毒があるおはなし。
マスクをつけたり外したりのくりかえしがとても生きていて、とても面白かった。


劇作は久しぶりだったが、３作品ともしっかりとテーマがあって物語もよかった。
チームワークもよく、すごく面白い時間だった。
やってよかった！！！



【おかずの宿題】
鹿児島君：豚肉とブロッコリーと白菜の炒め煮
寺本君：ニョッキとサラダ豆のガーリックトマトソース
宮井君：中華風野菜炒め
岡田君：肉豆腐
かずっち：巾着卵
ちょこさんのお味噌汁
野菜がたくさんで栄養たっぷりの食卓でした。



【脚本の読み合わせ】
宮井君が新作を書いてきたのでみんなで読み合わせしました。
登場人物のセリフがとても丁寧に書かれていて、読みごたえがありました。
宮井君はすごいスピードで脚本を書いてきますが、書けば書くほど内容の充実が増しています。
今回の脚本はもっと書き込んでいったら長編として良いものになりそうです。
期待の脚本家！！！これからが楽しみです。



本日の塾はここまで。


次回の塾の日程は
２月６日(日)　１４時からです。
★宿題は、おかずを一品


★★★名島表現塾では新しい塾生を募集しています！★★★
　新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい！
　基本から応用まで、表現する上での幅広い感性と実践を学べます。
　自分の可能性を広げたい方にはピッタリ！
　ぜひ、体験してみてください。
　初心者大歓迎です。

★体験参加費・１回２０００円（１回のみのお試し参加もOK！）
　塾生の塾費は、ひと月２回参加で３０００円と少しお得です。
★日時は毎月 日曜日のいずれかの２回 １４時〜２１時位まで
★場所は名島神社の奥下、下松邸【連絡先：080-2714-6560】
★途中参加や途中帰宅も可（要相談）
★パソコンやスマホを使ってのリモート参加・１回１０００円
　基本は１７時前後から、踊りと演奏のセットからの参加となりますが
　もっと早い時間から参加されたい場合はぜひご相談ください。
　※ ただし、リモート参加出来るのは１度表現塾に参加したことがある方のみとなります。

詳しくは
★mixiの名島表現塾コミュニティ
　https://cutt.ly/rlgnLWQ
★Facebookの名島表現塾ページ
　https://cutt.ly/Clgn2hK
★名島表現塾／大耳ネットワークの新ホームページ
　https://cutt.ly/Slgn6x5
★Twitterの名島表現塾／大耳ネットワークのアカウント
　https://cutt.ly/BTtCxnA
　をご覧ください。