名島表現塾コミュの第１３期　名島表現塾　第２１回レポート

第１３期　名島表現塾　第２１回レポート　（１２月２２日、記録・鹿児島）
参加者：安永君、鹿児島、寺本君、ちょこさん、井原さん
かずっちさんはお休み。

僕は３０分遅刻しての参加。到着すると筋トレが終わったところで雑談中。忘年会について語っているところでした。
僕は一人で柔軟・筋トレ。３カ月ほど筋トレをサボっていた。昨日から筋トレ再開したところだったのでちょうどいい。
50回やる。途中向こうが脱力を終わり発声に入るところで僕も発声に参加。
発声が終わってから筋トレの続きと安永君に手伝ってもらい上半身の脱力。
流れを乱してしまい申し訳ありませんでした。
「遅刻は人の時間を奪う。人の人生を奪う。」

●掃除　場を奇麗にする。心を奇麗にし表現に向かう体勢を作る。
●雑談　日常を吐き出しここに心を馴染ませる。
●柔軟　日常の体からここの体・リズムに馴染ませる。
●筋トレ　表現をする体に。
●脱力　表現をする時間感覚に。集中。　
●発声　声を出す体に。
●ホーミー　震える共鳴する体に。

【楽器準備・雑談】
小休憩。井原さんのすすめでカットさんとちょこさんが見てきた平家あたるさんというアーティストのお話。
ポストカードを見せてもらった。ニタニタした。楽しそう。やりたくなる。ワクワクする。挑発する刺激する表現というのは好きだ。

【楽器練習】
　それぞれの楽器で演奏しました。

【踊りと演奏のセット】
①安永君②寺本君③ちょこさん④鹿児島
①踊り②演奏③照明④ビデオ
順番を決め１セットずつ区切り回す。

踊り／安永君
演奏／寺本君
安永君。危うい感じをなくさないのはいい。
寺本君。力、気合、勢いがいい。
＜考えない瞬間＞がいい。
安永君。ゼラを咥える瞬間から飛んでいた。
映画俳優が酒が地面にこぼれてそれを舐め啜り飲んだというお話をされました。
＜超越しているのはいい＞凄み、気迫。
二人とも熱量が良かった。
照明もよかった。

僕はビデオだったのですが安永君に惹かれるものがあり顔のアップを撮った。どんな表情なのか。どんな目をしているのか。と。
安永君、気迫がすごくいい。

踊り／寺本君
演奏／ちょこさん
寺本君。人がいなくて自由に動けるから【元気良く】をテーマに踊ったとの事。
すごくよかった。すごくおもしろかった。寺本君らしい。
カットさん。ちょこさんの演奏がもう少し寺本君の踊りに寄り添うとよかったかも。と。
ちょこさんの意見としては「元気だから何出してもいけるかなー」と考えたとの事。
＜踊り手との距離＞が。
寺本君、自分のペースでひた向きに一生懸命。
お芝居やったことで「自分は自分でしっかりやるんだ」という意思が出てきた。
照明もよかった。

寺本君、すごくいい。カットさんの言うように気迫。踊るんだー！みたいな。
力抜けてるんだけど気迫みたいな。見ててワクワクする。次何が出てくるんだ？みたいなワクワクでなくそのものにワクワクする感じ。

井原さん。「寺本菊次郎と菊子のボイスがよかった。」
安永君。ちょこさんが途中呪文のようなの唱えてて寺本君が柏手を打ち神事のようであった。
【傍若無人であれ】

踊り／ちょこさん
演奏／鹿児島
鹿児島君の音がまずよかった。
ちょこさんが「え？何？鹿児島君の音？いつもと違う。」って感じですごく研ぎ澄まされた感があってよかったよ。との事。
井原さんがちょこさんの踊りに共鳴して倒れて同じポーズをとって写真を撮っていた。
連続絵画のようだった。との事。
寺本君、「音の緩急の付け方がすごくよかった。」
色んな音楽を聴いているのが上手く表れた。
安永君照明。画期的によかった。

ちょこさん。「踊る前は今日は踊れるのかな」いつも思う。との事。
寺本君や安永君の体当たりな踊りを見ていると得に一体何が出来るだろうと思う。不安ですよね。私は美しさに逃げるかとか考える。

素晴らしい踊りだった。安永君、寺本君からの流れを受け止めたとこからのちょこさんの芸術という感じだった。

踊り／鹿児島
演奏／安永君
踊り。良かった。今日は特に捨て身だった。
始まる前からよさそうな雰囲気があった。との事。僕としては行けるかわからず不安はあったけどちょこさんもそこから始めるならこれでいいと思えた。
今回、まったく考えなく安永君の音に突き動かされた。だから記憶がない。
安永君も鹿児島君の踊りに動かされて音が出てたと言っていた。
カットさんが最後のあの音でよく終われたねと言っていましたがまったく記憶がない。
二人の共鳴があってこそだろう。との事。
二人とも以前より深く自分の中に入れるようになったからこそお互いを深いところで感じれるようになった。
より深く研ぎ澄ます。

僕は今日塾に来るのがすごく億劫だった。雨に濡れて職場から家に帰り寒気が収まらずそのまま出発してまた雨に降られきつい、つらい、寒い。
とおもいながら「今日は行くのが仕事。行けばオッケー。」と思い塾に来た。
【だいたい嫌な時こそいいのが出るよね】と話されていました。

井原さん。動物的だった。いろんな動物が出て来ていた。
寺本くん。色んな表情になっていた。

今日の格言「久留米の夜は高い」

【食事】
・安永君／キノコと野菜のトマト煮
・寺本君／ブロッコリーとエビとアボガドのマヨネーズ和え
・ちょこさん／野菜スープ
・鹿児島／買ってきたハンバーグと豚生姜焼き

平家あたるさん。
純粋な表現。表現したいという欲求が直で表現に繋がっている表現。
心持。濁らさない。
「楽しみ」なだけ。
塾ではこれと直通している事を大事にしている。

【おろか】であること。
寺本君が『【おろか】は徳である。』と言いました。谷崎潤一郎の言葉らしい。
「君はおろかさ得意だろ」とカットさんに言われた。「はい。得意です。」

「鹿児島君は絵を描け」との事。
表現塾１期の頃ムソーさんが言っていた。
「塾長に毎日やれと言われたら毎日やらなきゃいけない。
ある者には君は毎日踊れと。ある者には君は毎日絵を描けと。
人によって真逆の事を言ったりもする。」と。

＜僕は絵を描く。＞
ひとまず「オキアミの頃」の感覚。
「俺たちは自由だ！」

【大耳ライブの反省】
・安永君／出来ることと出来ないことの判断を余裕があるうちに早く付けなきゃいけなかった。
つまってくるといっぱいいっぱいになって判断が出来なくなった。
＜演劇はハプニングは付き物。そんな中でどうするか＞
良かった点は峰くんを出せた事。
安永君は峰くん、パムさんを連れてきた。確実に増えている。すごい。
演出家・作家としても伸びている。
峰くんが褒められるという事は安永君の演出が良かったという事。との事。
半面、自分を見てくれる人がいなかった。誰かにお願いして見てもらえばよかった。
今後、峰くんが出る場合は公民館を借りて練習すればいいかも。

・寺本君／一生懸命やったんですが本番どうして飛んだのかなー、と。
キャリアだから次はよくなるよ。駄目ならその次。本番の数こなしていけば徐々に良くなる。
本番を想定した練習。本番のように練習。
＜練習は本番のように、本番は練習のように。＞
ちょこさんは寺本君が来てくれたからあの脚本が書けた。

・鹿児島／すべてが後手後手。全ての反省。
脚本の書き出しの遅れ。締め切りを作りダメだったら共同劇作に変更するだとかの手を取れば。
練習量の少なさ。少ない中でどんだけ真剣に上げていくだとかも考えれていなかった。
遅刻も。
自立。「自分で事を動かしていく」
ただ、僕は書くと決めて書き上げることが出来たのはひとつ収穫だった。
かずっちさんと２人だけで完成まで持って行けたことも。
また、たくさんの失敗を出来た事自体が収穫だったかもしれない。

今回の塾はここまでです。

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