名島表現塾コミュの第９期第２回表現塾レポート

第９期第２回表現塾レポート（１月１８日・記録者　安永）

参加者・・・かずっち、鹿児島、ちょこ、安永

今年２回目の表現塾・・・なのですが、僕が年明け早々インフルエンザにかかってしまい、初回を休んでしまったため、フルメンバーでの塾はこれが初めてになりました。

○掃除
場を清め、ホコリがたたないようにするため、練習場の拭き掃除をします。
この作業を経て、カットさん宅のリビングから練習場に変わるような気がします。

○体操・筋トレ・脱力
全身をほぐし、体を温め、脱力をする事によって心身共に柔軟に、敏感に、しなやかになり、普段の体から表現者の体に変わっていくような気がします。

○発声練習
呼吸を整え、声が長く続くように集中力を高める。長い息と集中力は、表現者として必要になってきます。

○ホーミー
今回は女性陣のホーミーがすごく、綺麗にびりびりと響いてきました。

○リズム訓練
いつものように3〜15拍子を楽器を使って叩いて行ったのですが、今回は、３拍子からスピードが速く、いつもはスムーズに行くところでも突っかかったりしました。ただ、９拍子以上の変拍子は疾走感というか前につんのめる感じがより出てきて面白く感じました。

○笛、ボイス
ソプラノ・アルトにわかれ、Ｃコードで３・４・７拍子の曲を演奏しました。
その後、ボイスで同じことをしました。
そのご、新しい試みとして、ボイスで３・４・７拍子のポリリズムをしました。ただのＣコードを順序よく並べただけなのに、ものすごく複雑で面白い音楽になり、聞いていてもやっていても楽しかったです。
単純なメロディーでも、リズムを複雑にする事で、こんなにすごい音楽が出来る。視点を変えれば新しい表現が生まれるという気づきがありました。

○近況報告
かずっち･･･さちんさんも出演したワンコインシアターの『たゆたう』をみてきた。オムニバス式の舞台で、舞台上の仕掛けが面白かった。ただ、もうちょっと毒がある方が好みだった。美咲さんと今度やる公演の打ち合わせをした。

カット･･･ちょこさんが実家へ帰っていたので独りで家の中の切り盛りをしなければならなかったので忙しかった。その中で、DVDを１１本借りてみた。
話の中で、ユングとフロイトの話になりました。

鹿児島･･･検査のため、病院に行ってきた。映画館で『百円の恋』をみてきてものすごく感動した。その勢いで、DVDを借りてきた。

ちょこ･･･実家にかえっていた。実家で大相撲をみていた。ジョギングをしないとと思っていたが出来なかった。

安永･･･インフルエンザにかかって寝込んでいた。仕事ですごくいやなお客さんがきた。
話の中で、他人にいやなことをいわれたりしても、呪わない強さを持つ。呪いには強い力がある。人を呪うことで自分が傷ついてしまう。などの話がありました。

○演奏と踊り

踊り･･･ 鹿児島　最初から集中力がすごかった。最後までそれが持続した。所々でフッと集中力が切れるような動きはあるものの、踊りに臨む態度がいいのでいやな感じがしない。
演奏･･･ かずっち　打楽器とボイスで、新しいことを使用としていた。なかなか難しかった。ボイスが心地よかった。
2人ともやりたいことがあるのに中々出来ないが、そういう無理だと思ったところからもがくことが、心をタフにしていく訓練につながる。との話がありました。

踊り･･･ちょこ　スロースタートながら、最後に持って行った。さりげなく、地味だがものすごい動きをしていた。ゆっくりした動きがすごく綺麗だった。チョコさん曰く体調は悪かったが、この状態でどこまでできるかと思ってやった。とのこと。
演奏･･･安永　前半は踊りにくい演奏をしていた。（ただ、その演奏の中で踊ったちょこさんはすごい）もうちょっと出来があがると良かった。ただ、それでもやりきったのは良かった。後半はうまい演奏が出来ていた。
音に誠実に踊る。汚いけれど綺麗な領域に行くことが出来たらいい。との話がありました。

踊り･･･かずっち　良かった。意志を感じた。集中力が続いていた。かずっちさん曰く、さっき踊っていたちょこさんの踊りが入ってきた。とのこと。いいものがいいと解るようになるということは、それが出来るようになるということ。等の話がありました。
演奏･･･鹿児島　すごくよかったが、踊りの途中で終わっていたので、もっと終わりやすいところで終わらせてあげる。終わりをサインに依存してしまうので、サインは飽くまでも目安として、幻の最終地点を気配で探す作業が大事担ってくる。との話がありました。

踊り･･･安永　何かイマイチ自分を解放できないものがあった。もうちょっといけたのでは。最初に内にこもった踊りだったが、外に向かう踊りになったのは良かった。
演奏･･･ちょこ　"フレーズなんて弾けません！ただ、魂は込めよう"という演奏が良かった。それでも完成度がすごかった。演奏しながら踊っていた。それがよかった。
バカ演奏、バカ踊りは大事！自由であることの美しさがある。という話がありました。

○料理
鹿児島･･･里芋の煮物
かずっち･･･蕪のベーコン煮
安永･･･ジンギスカン

それとちょこさんのご飯とコラーゲンスープがありました。

○脚本講座
前回の宿題のテーマ決めの発表

鹿児島･･･尼崎事件（角田美代子事件）
ニッコリ笑って記念撮影をさせてから飛び降りさせるというエピソードが興味を持った。
これはテーマ（主題。何を言わんとするか）ではなくモチーフでは？との話がありました。ただ、必ずしもテーマが一番大事ではないとの話もありました。

かずっち･･･戦争反対。老人の恋愛。
老人の恋愛は今後大切なテーマになってくる。１人じゃないよ。相手がみんな必要では？当事者の立場、その家族の立場がある。向田邦子の本が参考になるのでは。という話がありました。

安永･･･原爆。小児性愛。自分が傷ついたといって人を傷つけるひと。
男女の愛、同性同士の愛、それらはつまりはエロ。「愛」という言葉でごまかしている。
エロスとは愛と性欲が未分化なもの、生命力に対する憧れである。
「不思議の国のアリス」の作者はアリスという少女の写真を撮りまくった。などの話がありました。

ちょこ･･･反戦、反原発
何故そういう方向に世間がなっていかないのが不思議。
男は概念や観念で世界を見るが、女は直感で生き残る方を選択する。女の直感には従った方がいい。などの話がありました。

カット･･･狂気
人の狂気に興味がある。狂気を楽しく描きたい。

テーマとは『私には世界がこんな風に見えている』ということ。それを正直に語っていくことが大切。

次回の課題はテーマについて取材をする。資料を集める。テーマを絞り込む。５月の大耳ライブの脚本の構想を考える。

〜今回はここまで。次回は２月８日です。

＊＊名島表現塾では新しい塾生を募集しています＊＊


新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい！
基本から応用まで、表現する上での幅広い感性と実践を学べます。
自分の可能性を広げたい方にはピッタリ！
ぜひ、体験してみてください。
初心者大歓迎です。



★次回の宿題
・料理１品


★次回持って来るもの
・絵を描く画材と紙など。


★次回の表現塾の活動日
　２月８日（日）１５時からです。
　活動は基本は毎月第１・３日曜日（変更有り）


＊参加費は、
　体験の方は、１回につき一般２０００円、高校生以下１５００円です。
　初参加の方は５００円引きです。

　新塾生募集！（ひと月２回参加）
　塾費は、一般３０００円、高校生以下２０００円です。



＊時間は１５時〜２２時位まで
＊場所は名島神社の下、下松邸【連絡先：０９２（６７３）４１５６】
＊途中帰宅も可（要相談）

　詳しくは、mixiの名島表現塾コミュニティ
　　ＰＣ版 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2792351
　　携帯版 http://mixi.jp/view_community.pl?&id=2792351
　　をご覧下さい。