名島表現塾コミュの第７期　名島表現塾　第１３回レポート

第７期　名島表現塾　第１３回レポート（７月２１日：記録・かずっち）

参加者：鹿児島君、よーこちゃん、ちょこさん、安永君、かずっち

メチャメチャ暑い日が続きます。
なので、今日はちょっとしたお楽しみが控えています！ウキウキ！

【掃除】
皆で部屋の雑巾がけをします。丁寧に。

【体操】
２人１組で柔軟体操。筋肉や関節をほぐすためなので、掛け声は日常生活の速さではなくゆっくりしたものになります。
柔軟体操はお風呂上りなどにやると効果的。
毎日続けていると身体が柔らかくなります。

【筋肉トレーニング】
表現者としての身体作りの一環として４月から始めたものです。
・ランニング
・左右の側腹筋
・腕立て伏せ
・腹筋
・背筋
・スクワット
これらを、各自の年齢・性別・体調を考慮して回数を決めてやっていきます。慣れたら徐々に回数を増やしていきます。

【上半身の脱力】
２人１組でやります。一人が立った状態で深く呼吸をしてから上半身から力を抜いて前屈姿勢になります。首も腕も無防備に垂れ下がった状態です。もう一人がその体を左右に揺らします。そこから背骨を腰から徐々に積み上げてゆっくりと起き上がっていきます。静かでゆっくりとした音楽を聴きながら、精神的肉体的集中力を高めていきます。
誘導者は、相手が戻ってきた時にちゃんと現実に戻れるように注意しなければいけません。意識が離脱することがあるからです。
この時点で、すでに汗がダラダラ出てきます。
タオルは必需品！

さて！
ここから今日のお楽しみの、海水浴！
水着に着替えて、歩いて名島の海へ。
途中『名島神社』にお参りして、それぞれが何事かを祈願。
海岸では、アサリ採りのおばちゃんが獲物を大量捕獲。
うーん、先を越された。
皆で海に突入！ワタシは１年ぶりの海水浴。
水がぬるい・・
遠浅の海にプカプカ浮かびながら空を見上げる。
何故か、子どものような気分。
「空は広いな・・・」上空に雲が湧き立ち、飛行機が横切る。
こんなに広い視界で空を見たのは随分昔のような気がする。
ふと、幼い時、父と二人で空き地にゴザを引いて寝転んだ時を思い出した。
あの日見上げた空も、今日のように広く青かった。
子どもながらに、自分がとても小さな存在であることを実感して、少し怖くなったのを覚えている。
あれから随分永く生きてきたのに、プカプカ浮かぶ私は空と海に溶けてしまいそうで、やっぱりまだ小さな存在のままのような気がした。

開放感と恐れの両方を感じながら、
それでも、海から上がるときにはしっかりとアサリを掴んでいる私。
生きる、って、こういう事かな・・・。
よーこちゃんもアサリゲットしてたから、女は結構たくましいのかもしれないね。

３０分ぐらい海水浴して、帰ってから水浴び。
ちょこさんが用意してくれた葛きりと、安永君差し入れのスイカを食べて、サッパリスッキリしました。

【目の体操】
顔は動かさずに、目だけを大きく動かします。
上下・左右・右回り・左回り。
『目で演技する』ことは重要です。

【発声】
長い発声（口をんーと閉じたり、あーと開けたり）
肺・腹・その他身体中に空気を貯めてから、息長く発声します。

ハッハッハの発声。
腹の底から勢いよくリズミカルに発声します。

５０音発声。
自分の５メートルぐらい先に向かって届くように丁寧に発声します。

【ホーミー】
倍音を出す訓練。
口・喉・鼻などに空洞を作り、そこで声を響かせます。
毎日お風呂などで自主訓練が必要です。

【打楽器】
３拍子～１５拍子をたたいていきます。
一通り回し終わったら、次はカットさんのベースに合わせて早いリズムでたたきます。
速い５拍子、７拍子、５＋７拍子、５＋６拍子
３＋５＋７拍子のポリリズム。

【リコーダー】
３拍子、５拍子をＣコードで演奏。
アルト（基本のドミソ）＋ソプラノ（即興のドミソ）
ソプラノ（基本）＋アルト（即興）

声で、５拍子の基本＋即興
皆、耳が徐々に良くなってきて音階が正確に取れるようになりました。

【踊りと演奏のセット】
（踊り：かずっち　　演奏：安永君　　照明：鹿児島君）
かずっちの踊りは、前回とは違うリアリティのあるものになっていた。
安永君の演奏は、音選びのセンスがいい。ただ、楽器の扱いは丁寧に。芯のある音が出せるように自信を持ってやるといい。
鹿児島君の照明は対応がよかった。

（踊り：よーこちゃん　　演奏：鹿児島君、ちょこさん　　照明：安永君）
このセットはよーこちゃん・鹿児島君・ちょこさんの共演力がとても高かった。特に後半の盛り上がりとボイスの掛け合いが良く、終りのタイミングもよかった。
安永君の照明は反応がよかった。

（踊り：安永君　　演奏：かずっち　　照明：よーこちゃん）
かずっちの演奏は個性的ではあるが、ちょっと踊りにくい演奏になってしまった。『天鼓』のようなボイスはよかった。
安永君は、踊りにくい演奏の中でよく踊っていた。
よーこちゃんの照明は赤が効果的だった。

（踊り：鹿児島君、ちょこさん　　演奏：よーこちゃん　　照明：かずっち）
鹿児島君はデュオのセンスが格段に良くなっていた。ちょこさんの踊りもすごく良く、ふたりが良き共演をしていた。
よーこちゃんの演奏は、捨て身でやりきったのがよかった。
かずっちの照明もマル。
今日１番の良いセットだった。

【おかずの宿題】
鹿児島君：きんぴられんこん、ほうれん草のゴマ和え
よーこちゃん：オクラの肉巻き
安永君：スイカ
かずっち：イカと高野豆腐の煮物
ちょこさんのお味噌汁

【戯曲の感想】
鹿児島君：岸田國男『古いおもちゃ』『チロルの秋』
１９１０年代の岸田國男の初期の作品。
『古いおもちゃ』は、外人と結婚したが「不釣合いだ」と思ってしまう主人公のお話。
白人コンプレックスを感じた、とのこと。

よーこちゃん：岸田國男『パン屋文六の思案』
「隕石が落ちる」といわれて騒ぐ人々の日常劇。
振り回す人、振り回される人、自由に生きる人。
それぞれの人間の醜さを感じた、とのこと。

かずっち：北村想『寿歌』『寿歌Ⅱ』
核戦争後の世界をリヤカーを引きながらさまよう人々のお話。
キリスト教をベースに、幻想的な深い世界を描いている。
会話がわかりやすく、読んでおもしろかった。

【展示会の絵】
『名島表現塾課題作品展』（９月１６日～９月３０日）に展示するため、各自５点ずつ絵を選びました。
どんな作品が展示されるか、お楽しみに。
場所は『箱崎水族館喫茶室』です。
お茶がてらに観に来てください。

【脚本読み合わせ】
１１月の小耳プロジェクト公演作品のタイトル決定！
『貧乏なひさし君はいかにして自己実現をなしえたか』
カットさんが書いたプロローグをみんなで読みました。
今後ひさし君がどういう人生を送るのか。
これから先は、小耳のメンバー全員でストーリィを作っていきます。
どんな話になるのか、とても楽しみです。
『小耳プロジェクト公演』は１１月２日・３日。
ご来場、お待ちしています！

【劇作】
今回はなし

【絵の時間】
今回はなし

【今後のスケジュールについて】
『山上の夕べ』は今年も長崎です。８月３日・４日。
『小耳プロジェクト公演』は１１月２日・３日。
『大耳ライブ』は１２月７日。

今日の塾はここまで。

＊＊名島表現塾では新しい塾生を募集しています＊＊

新たな表現を模索している方、初めて表現に触れたい方、ぜひお越し下さい！

★次回の宿題
・料理１品。
・展示会用の詩を３編（過去の作品の中から選ぶ）

★次回持って来るもの
・絵を描く画材と紙など。

★次回の表現塾の活動日
　８月１８日（日）１５時からです。

＊＊名島表現塾では新しい塾生を募集しています＊＊
　＊活動は基本は毎月第１・３日曜日（変更有り）

※８月は変則的です。　（８月１８日と８月２１日１２時です。）
　　　
　
＊参加費は、
　塾　生　／ひと月４０００円（ひと月二回参加）
　体験入塾／　一回２０００円です。
　　　
＊時間は１５時～２２時位まで
＊場所は名島神社の下、下松邸【連絡先：０９２（６７３）４１５６】
＊途中帰宅も可（要相談）

　詳しくは、mixiの名島表現塾コミュニティ
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