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名島表現塾コミュの第6期表現塾 第7回目レポート

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第6期表現塾 第7回目レポート(4月8日)記録・鹿児島

《参加者》
 かずっちさん、小林さん、ちょこさん、鹿児島

2012年名島表現塾第7回目。

【掃除】
稽古場と己の心身の中を浄化する作業です。

【体操】まず、1人で身体をほぐし、次に2人組になって体を解していきます。簡単なストレッチと柔軟体操です。良い状態で練習に入る為に体をほぐし、次の脱力で日常の感覚から良い自分に持っていきます。

【脱力】まず、上半身の脱力。2人1組で一人が誘導者になります。誘導者が相手の上半身をほぐし(肩をもんだり、背中を叩いたり)、それから、脱力に入ります。誘導者は深呼吸を促します。まずはゆっくり、大きく吐きます。それから、吐くよりは少し早く吸います。こうすることにより集中力が高まるそうです。これを2回繰り返します。3回目はこれ以上吐けないところまで大きく大きく吐きます。次にこれ以上吸えないところまで目一杯大きく吸います。ここで吸ったまま止めます。「1、2、3」の掛け声で息を一気に吐き出しながら上半身の力を一気に抜いてだらんと前に倒します。前屈姿勢の様に。同時に頭の意識も一気に抜きます。意識も脱力します。軽い瞑想状態のようになります。腰より上は力が抜けて足はしっかりと立っているという不思議な状態です。誘導者が手の指先の方から腰のあたりまでをほぐしていきます。手の先からほぐすのは意識を投げ出しているから端の方からしないとびっくりするからなのだそうです。腰までほぐしたら、誘導者は後ろに回って軽く腰を左右に揺らします。うまく力が抜けていると頭や腕が柳の様に揺れます。これらはほぐすと同時に力が抜けているかを確かめる為でもあります。抜けていない部分は丁寧にほぐします。ここまで終わったら、次はゆっくり深い呼吸をしながら起き上るように促します。腰から頭まで順番に背骨が1つずつだんだん積み上がっていくイメージで起き上ります。起き上ってきた時、誘導者は相手の目の前にいなければいけません。それは相手が心を投げ出して深く意識の中へ入っていた為戻ってきて目を開けた時安心を与える為です。ここまできたら交代して同じ事をします。
次に、全身の脱力。これを「寝にょろ」と呼んでいます。仰向けに寝て行います。これも2人1組で誘導者と受ける側になります。誘導者は足の指先、足の裏からほぐしていきます。次に踵を少し持ち上げ左右に揺らします。これも力と頭の力が抜けていると足の揺れが頭の先まで伝わり頭ごろごろ揺れます。 次に手や腕や肩をほぐしたら相手の手の指を2本握って揺らします。これも頭がごろんごろん揺れます。次に、頭の力が抜けているかを確かめる為に頭を片足膝枕して、膝の高いほうに頭を置いて手を離すところんと転がします。それからもう一度手の指を握って腕や肩を揺らします。この時、頭も一緒に揺れるので揺れ方を見て力の抜け方を見ます。また、足の方へ戻って足を揺らします。そこまで来たら交代です。
 ここまでが【脱力】です。


【発声】
  まず、深呼吸を3回。まずは吐く方から。ゆっくり目一杯吐いて吐き切ってから、目一杯吸う。吸うときは吐く時より少し早く。それを3回繰り返します。3回目はこれ以上出来ないくらい目一杯。3回目を目一杯吸った所から発声。
始めは、「んー」っと口を閉じての発声。ゆっくり、一息の呼吸が続く限り長く続けます。
次は、口を閉じた「んー」から途中で口を開け「あー」に変えて。口の形を「んー」から「あー」に変える所は「んまぁー」っという風に行うと良いです。
最後は始めから口をあけ「あー」。
 それぞれの発声を行う前に3回の深呼吸を行ってから発声をします。発声も深呼吸もゆっくり時間をかけて丁寧に行います。そして気持の良い状態で行います。この気持の良い状態というのが大事な気がします。気持が競らない様に、朗らかに。劇作でも踊りでもいつでも行う瞬間には気持の良い状態に持っていく事が大事な気がします。己が今どういう状況に置かれていようとその瞬間にはその状態に入っていく。また、その状態を維持する事。気をそらしたくなるけれど気をそらさない。この発声は恐らく動きながらの瞑想だともいえるかと思います。日常生活や芝居も瞑想だとも捉えることも出来そうです。自分の状態管理。
 

 それから、次にノーマルな発声。
「あーえーいーうーえーおーあーおー」「かーけーきーくーけーこーかーこー」………
わ行まで行って、「ん〜」で息と身体を緩めて終了。
 これも精神統一して行うと良いのかも。いつも淡々と行う日常業務的にやっていました。以前、カットさんに「相手に”伝われ〜”っという意識でやると良い。」と聞いた気が致します。柱や壁など何か目の前にあるものに対象を作ってやるといいのかも。

【ホーミーの練習】
ちょこさんと小林さんの2人のホーミーの時、2人の中心が凄い響いていた。2人の声が2人の間でぶつかって真ん中で共振が起きていました。1+1が3か4になっていた。この力は凄いなと思いました。


【楽器練習・太鼓】
 今回も「手拍子リズム練習」をやらずにいきなり「太鼓のリズム練習」から。

 手拍子で行っていたリズム練習を楽器に変えて行います。今まで手拍子で回していたリズム練習を楽器に変えて行います。
 私はやっと太鼓に少し慣れてきました。
 
 <太鼓のリズム回し>
 車座になって、各自太鼓を一つ選びます。
 1人目が3拍子を叩きます。皆も3拍子を叩きます。2人目は4拍子を。皆も4拍子を。それを15拍子まで続けます。

 <太鼓のリズムのコピー>
1人目が任意のリズム(拍子)を叩き、皆はそれを聞いて何拍子かを判断してそれを繰り返します。
次の人が任意の拍数で太鼓を叩き、皆はその拍数を判断し真似します。それを暫く回します。
 
 今回私は2と3の最小のノリで計ろうとしました。これだと数えなくていい。けれどそれで計れるのは8まででした。9までいくと山がありすぎで何が何なのかわからなくなりました。
太鼓を叩く方はそういうモノだと話されているのを聞いた事がございますので、慣れなのだろうと思いました。


 <太鼓とエレキベース>
前回話に出ていたのですが、今回カットさんのベースに合わせて太鼓の練習という項目が入りました。ベースが入るとグンと音楽っぽくなります。カットさんのベースに合わせてリズム練習が出来るなどとても凄い事な気が致しました。

【楽器練習・笛】
 <笛のメロディ・リズム回し>3〜7拍子まで。
1人目が3拍子で任意のメロディーを吹き、それをみんなは真似します。2番目の人が任意の3拍子。それが1周まわったら、2番目の人から4拍子で吹きます。4拍子が1周まわったら3番目の人から5拍子。という様に7拍子までいきました。

 以前はコピーできなかったり、音が途中で止まったり、などしていました。
今回はスルスルと7拍子まで行った感じが致しました。私個人としましても、以前は頑張って一生懸命考え悩んでやっていましたのが、今回はなんとなくの雰囲気や感覚でやりましたらスルスルと出来る様な気が致しました。

 前回より難しい事をしたのです。前回までは3拍子で回して終わり。5拍子で回して終わり。と分けて行いました。今回は3から7まで続けて回しました。とても高度になったのではないかと思います。それでも前回より出来ていた気がします。考えている暇がないからかもしれません。

【休憩】


【踊り・演奏のセット】
〈小林さんと鹿児島〉と〈かずっちさん・ちょこさん〉

≪踊り/小林さん 演奏/鹿児島≫
 始めは凄い良いかと思ったが、ずーっと変わらなかった。何故かと問われた小林さんは「私はこれで行きたいと思った。踊り出したら、能みたいだと思ったのでこれで行きたいと思った」っと話されていました。それに対してカットさんは「これと決めると頑なになる。即興だと音と共演するから頑なにこれとするよりは場の状況に応じて変って行く方が良い。場と共に踊る方が良い」と話されていました。ズレや合う時、対立と寄り添う時。場は1人で作っているのではなく、また2人が別々に作っているのでもなく、演奏者と踊り手と別の事をしているのだけどこの2人で作って行くものである。また照明の人、観客全てで場を作るもの。共振で作るモノ。僕達が場の中心なのではなく場が中心。2人の間が中心。先ほどのホーミーでの話と同じなのだと思います。身体感覚で話をする。身体感覚で場を共有する。
 これは踊り・音楽に限らず、全てをやる時が同じ。

 それは逆に自分にばかり固執する事がないという事でもあります。まったく固執する必要はないのだ思います。場に捧げるとはそういう事なのかもしれません。中心は場だから。
 人と会話をする時なども中心は自分でなく相手でもなく場。中心を自分に置くから劣等感や不甲斐なさなんてのが自分の中心から起こるのじゃないかと思います。

 照明・かずっちさん
かずっちさんは寄り添うのが上手い人。共振や勘も良い。 

  
≪踊り/かずっちさん 演奏/ちょこさん≫
かずっちさん。前日寝ていないとの事で、その所為で力が抜けていて非常に良かったと話されていました。始めに立ている姿から今日は良いな、という感じがした。
襖との共演の仕方がいい。ラストの盛り上げ、終わりの捉まえ方も良かった。
とおっしゃっていました。
静かに進行していき終わり間際にバーっと踊って、スッと終わった感じでした。
かずっちさんの談によると「ちょこさんがどんな音だすのかな?」と思いながら踊ったとの事でした。
共演・共振であるなと思いました。
カットさんもこんだけ合っているのは滅多にない、とおっしゃっていました。

また、ちょこさんの演奏もよかった。素晴らしいと思いました。なんというか気や意識、意思の様なものに満ちていた。抜けている部分がない。出だしから抜けていない。しっかり入っている。力んでいる訳でもないのにしっかりしている。軽くやっている風に感じるのに。
なんというかちょこさんの行い方が好きだ。踊りでも演奏でも。

すごい演奏は技術を超える、とカットさんがおっしゃいました。

かずっちさんもちょこさんも今日はすごい。

照明・鹿児島
なかなか幻想的。赤が怖くてよかった。タイミングもよい。という感想がありました。
  

《踊り/鹿児島 演奏/小林さん》
鹿児島。今日は良かった。前のセットの2人が良かったと感じた影響が出ている。
裸がいやらしさではなく形而上的。神聖な崇高な概念を表現している様であった。
などの感想がありました。

小林さんの演奏は良い所と悪い所の差が激しかった。楽器をあれやこれやと変えて行ったのがあんまり良くない。1つの楽器を取ったらその楽器で決着がつくまでそれを放してはダメだ。自分の中で納得が出るまではそれで何かやってみる。何かしらの決着がついたら「僕を弾いて!」ってのが見える。そしたらそれに手を伸ばす。それが見えないのはやりきっていないから。すっごい集中力でやらないかん。
楽器の声が聞こえる状態にあるかどうか。やる前に勝負は決まっている、というのはそういう事。なのだそうです。

照明・ちょこさん
良かった。

ビデオカメラ・かずっちさん
踊り手を追いかけて撮ったのが良かった。



《踊り/ちょこさん 演奏/かずっちさん》
ちょこさんの踊りに関してカットさんの談としましては、前半は気張り過ぎかなという感じがした。中盤から慣れてきた。とおっしゃっていました。
 私は入り方がすごいと感じました。気張ってフン!と入るのでもなく、静々と入って行くのでもなく、ヒョイっと入った。ヒョイっと踊っているのに何かはしっかりある、という感じ。まだ理解できない領域だ。
 かずっちさんの演奏。「パパイヤ〜」っというボイスが印象的でした。
楽器は「パフパフ」という音を鳴らすおもちゃとおもちゃの鉄琴と鉄琴。音が良かった。かずっちさんは楽器の選び方などにもこっている。ボイスもよかった。

照明・小林さん
陽子照明っという感じで良かったっとおっしゃっていました。



 カットさんの話。困った時はボイスをやると良いのだそうです。ボイスという人の声には力があるし、人の耳に届きやすい、入りやすい。楽器よりはボイスが勝つ。ボイスと太鼓があれば演奏が出来る。
 また、ボイスで入るときには勝つと思ってやらんといかん、ともおっしゃっていました。ガーン!とやっていいのだそうです。

 また、ちょこさんは踊る時イメージを持って踊る事が多いそうです。イメージがあると自分の踊りがブレなくていいのだそうです。
 今回のちょこさんの踊りの時立った状態からゆっくりしゃがんでいく動きがあったのですが、それは自分の中では箱に入って行くイメージだったのだそうです。かずっちさんの演奏がおもちゃの楽器が多かったので、踊りの最後でおもちゃ箱に収納されるイメージだったのだそうです。

 また、この日の話ではないのですが、ちょこさんから聞いた話。人のコピーをする時は、「その人のどこからそれが発生するのか」、「どんな思いからそれが発生するのか」そおいう元の部分、始まりの部分、を意識する。何故それが発生したのか、心境なんかを。「そんな元・核の部分だけでも似せれたらちょっとは似たものが出来るかなぁ」「表面だけなぞっても違うから」、っとそんなお話をして下さいましてとても貴重なお話でした。


【料理】
かずっちさん/インゲンと丸天のオイスターソース炒め
小林さん/マーボーなす
鹿児島/無し

ちょこさんの味噌汁


今回は【宿題発表】と【絵】は無し。

かずっちさんの『大耳ライブ2012』で行う演劇の為の脚本の中間発表。
 かずっちさんが「こんな私的な戯曲を作って良いものかどうか」と悩んでいたら、
 カットさんが「自分の事を書くって事は皆の事を書くことである。」とおっしゃっていました。



今回の表現塾はここまでです。


★次回の宿題
・おかず一品
・各自、自分の仕事をする事。

★次回持って来るもの
・絵を描く画材とスケッチブック/なんでもよい。自分が描きたい画材とスケッチブック。

★次回の表現塾の活動日(変更の可能性もあります)
 3月4日(日)15時からです。

**名島表現塾では新しい塾生を募集しています**
 *活動は基本は毎月第1・3日曜日(変更有り)
※4月は第1・3日曜日 (4月8日と22日)
   5月は第1日曜日の6日がお休みです。
      第3日曜日の20日のみとなります。 
   
 
 *参加費は、
  塾 生 /ひと月4000円(ひと月二回参加)
  体験入塾/ 一回2500円 です。
*時間は15時〜22時位まで
*場所は名島神社の下、下松邸【連絡先;092(673)4156】
*途中帰宅も可(要相談)

 詳しくは、mixiの名島表現塾コミュニティ
  PC版 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2792351
  携帯版 http://mixi.jp/view_community.pl?&id=2792351
  をご覧下さい。

読んで下さり、ありがとうございます。

コメント(3)

鹿児島君、お疲れ様でしたーexclamation ×2

ちなみに、次回の表現塾は4月22日ですよーるんるん
> かずっち@頑張る!さん
かずっちさん修正ありがとうございます♪
あと脚本完成おめでとうございます!
『大耳ライブ2012』表現塾組、頑張りましょう!☆うおりゃ〜!

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