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名島表現塾コミュの6月29日 第2期表現塾 16回目のレポート

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6月29日、第2期表現塾 16回目のレポートです。

今回はいおさんがお休み、みつのさんが久しぶりの参加となりました。

脱力・発声・リズム・しゃべり

最近は脱力中・脱力後にちょっとした雑談をすることが多いです。男性陣はデカルトや神様について話してその横でいて、その横で女性陣は梅干しの話をしていました。
リズム練習は、一つの拍子をいろいろなリズムで刻むポリリズムの練習をやることが多くなりました。3種類の異なるリズムでやっても基本のリズムが狂うことがなくアクセントのズレを楽しめるようになりました。鍋・蓋・アルミボールのキッチンポリリズムが音色の一体感がありました。
続いて、メロディー回し練習。2拍子から7拍子まで即興的にメロディーを歌わないとならないのですが、前の人のメロディをうまく生かしながら、面白い旋律を歌っていたと思います。
言葉のポリリズムは『夏の生き物』と『脱皮する生き物』をテーマにした言葉でやりました。ウラジミールさんのウナギ、ちょこさんのクラゲ、みつのさんの蛇、小林さんのゴキブリなどが面白い動きをしていました。動物の動きのイメージに合わせて、リズムが崩れてしまう場面がありました。
即興しゃべりは合図で話題転換をしたり、互いの話を近づけたりする場合があるので、しゃべりながらもきちんと他の状況を見聞きしなければならず、頭がフル回転します。そして、この訓練の成果が確実に劇作の即興のセリフに現れてきています。



踊り・演奏

班分けは・・・ちょこさん・ウラジミールさん・みつのさん・寺本君
        宮下さん・みなみさん・小林さん・さちん  です。
        また、宿題の仮面をつけて踊りました。

寺本君とみつのさんの演奏は、みつのさんのアンデスで吹くメロディーと寺本君の鐘の音も良かったのですが、2人でタブラを叩くことで1人では出ないリズムが生まれていました。ウラジミールさんとちょこさんの踊りは、タブラを2人で叩き始めたあたりからぐっと良くなりました。ちょこさんがイスに乗ったり空間を広く使った踊りをしていたように感じました。
みなみさんと小林さんの演奏は、みなみさんがイメージを持って全体をひっぱていました。小林さんの演奏がだいぶ積極的なものになっていて、自信を持って音を出してきているように感じました。宮下さんの踊りはライブ翌日で少し疲れがあったようですが、それで踊りの質がいつもと大きく変わるということもなく、安定して一定の踊りが出来るということは大切なことだと感じました。さちんの踊りは、外側に出てくるものがいつもより少なかったそうです。
ちょこさんとウラジミールさんの演奏はボイスを中心に演奏を展開させて盛り上がりがありました。ウラジミールさんのギターで変わった音を出そうとする奮闘ぶりもありました。踊りは、低い位置でうごめき踊るみつのさんと、高い位置であまり動かない寺本君の差が面白かったです。みつのさんは仮面が脱げてしまったあとの拾ってお尻に乗せたりパペットのように動かしたりと、小道具のように上手に使っていました。踊り終わったあとお寺本君(踊り手)の内側で何が起こっているのか、省みる時間がありました。
また、みつのさんが場から一時退場していくという場面があり、とっさに対応力がなくてうまく合図が出せなかったことが個人的な反省であります。
みなみさんと小林さんの踊りのセットは、小林さんがイスを小道具で使ってみようとチャレンジする場面がありました。みなみさんの踊りは踊りと仮面・衣装の関係性がいつも良く成立していると感じます。宮下さんとさちんの演奏はギターとハンドベル・タブラとディジュリドゥを組み合わせて、今日一番の出来と塾長からお褒めの言葉をいただきました。



劇作

班分けは・・・ちょこさん・ウラジミールさん・みつのさん・寺本君
        宮下さん・みなみさん・小林さん・さちん  です。

宮下班は『集団妊娠』と『足首の漂着』の二つの事件を元に創作。
のどかな海岸を散歩していた老人が漂着した足首を発見。警官と鑑識は奇怪な事件に首をひねる。場面変わって女子高生2人が恋の話で盛り上がっている。神の声を聞くことが出来るという少女・のろいちゃんに相談すると、彼女は「温暖化で来年からすべての女は妊娠出来なくなるから好きな男がいるなら急いだ方がいい」という神のお告げを口にし「相手がいないなら適当な男を捕まえなさい」と言う。
しばらく後、女子高生は無事に妊娠した2人がのろいちゃんに報告へ行くと、のろいちゃんは「強い子に産み育てたいなら父親を殺しなさい」と再び神のお告げをいい、2人はそのお告げにしたがい父親になる男を殺して海に捨てる、というお話。
30分で2つの不可解な事件を『神懸かり』とし結びつける宮下さんの構成力と、ぐるぐる回って神懸かりになるみなみさんの演技がとてもすばらしいです。警官から高校生へ転換してもじもじする小林さんとさちんのコンビもうまく切り替えが出来ていたと思います。


ウラジミール班は『飲食店の食材使い回し』と『韓国のアメリカ産牛肉に対するデモ』の2つをあわせて制作。
焼肉店の肉使い回しがばれた夫婦は自殺を思いとどまり韓国へ夜逃げ。再び焼肉店を開き成功しかけるも、アメリカ産牛肉反対デモの影響で店が営業不能に。再び夜逃げした夫婦は今度はタイへ。
元手がない2人はホテルの裏から拾ってきた食材で料理を出すが、おおらかなタイ人は『おいしいおいしい』と何も気にせず食べる、というお話。
ちょっぴりヘタレな夫・ウラジミールさんと、赤ちゃんのアキラ君を抱えた肝っ玉奥さん・みつのさんの夫婦の所帯じみた存在感に、ちょこさんと寺本君が出鱈目な韓国語でデモをしながら迫ったり、出鱈目なタイ語で食事をしたりと、4人が楽しくやっていることが伝わってくる劇でした。
かなりいい加減なイメージで大胆に類型化して楽しいお芝居になっていました。民俗調の帽子を被っただけで何となくタイっぽくなるのも良かったです。




宿題発表
今回も時間が余りなく、持ち越しになった作品があります。


全員共通。 仮面を作る
宮下さん発砲スチロールの表面を火であぶった面白い質感の仮面で、防護服のイメージだそうです。
みなみさんはビニールのクッション材とビニールテープで作った覆面状の仮面を制作。白いワンピースと合わせると病院の包帯少女みたいになります。
ちょこさんは、ビワの葉と藁で制作した仮面を制作。自然の素材を使っていると、本当にどこかの民族のお祭りの仮面のようです。
ウラジミールさんは100均で購入した仮面を土台に緑色の紙片をモザイク状に貼り付けた仮面を制作。緑色の具合が様々で面白いです。
寺本君は100均で購入した三日月型の仮面を土台に、赤や青の羽を貼り付けた仮面を制作。うさんくさいカーニバルの人みたいです。
さちんはグレーの三角帽子型にフェルトのドットを縫いつけた覆面状の仮面を制作。被ると秘密結社のようになります。

個人課題
宮下さんの『吐朗シリーズ』は第11話『幽閉寺院』。国宝の梵鐘の音を録音しようとした今門英英人は突如落下してきた梵鐘の中に閉じこめられてしまいます。そこで彼を待ち受けていたのは、ユーミンが好きな馬頭観音たちだった。英英人が元の世界に戻るため、とっさに言ったことは・・・!今回の吐朗は何だかコントのようでポップでした。宮下さんのmixiで全文を読むことが出来ます。
みなみさんの舞踏家について調べる課題は、『リンゼイ・ケンプ』について。ミュージシャンやアーティストに大きな影響を与えたダンサー・振付家だそうです。母親との関係性に着目した内容だけでなく、文字や色に工夫をしたレポートでとても読みやすかったです。
さちんの美術について調べる課題は『カンディンスキー』について。おそらく抽象画をはじめて描いた人で、前回のクレー同様音楽と絵の関係性を考えていた画家です。
ウラジミールさんの脚本は、森の中で結婚式の余興の練習をしていて、クマに襲われた人のお話。途中で時間切れになってしまいましたが、続きがかなり気になります。

残りの宿題は時間切れのため、発表は次回に持ち越しです。


おかず
ウラジミールさん・魚ご飯
みなみさん・ゴーヤーチャンプルー
宮下さん・豚肉とネギのみそ炒め
寺本君・ポテトサラダ
みつのさん・サケと野菜のマリネ、春菊のおひたし
さちん・山芋とキュウリのゆかり和え

このほか、下松家のお味噌汁とタケノコの和え物、ウラジミールさんの奥さんのトマト煮込みがありました。


【次回の宿題】
全員共通
●料理を一品作る。

●仮面を作る

●1960年代の文化・シーンの中から、興味のあるものを調べレポートを作る。

各人継続していた課題から一時離れて、みんなで60年代について知ろうということになりました。
詳しくは→http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32618404&comment_count=1&comm_id=2792351
わからないことは上のトピックか塾長へ聞いてみてください。


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