台風の眼を覗き隊！コミュの最強台風襲来の可能性を考察した！

近年、台風の強大化が指摘されているが、確かに東日本では強い台風の上陸が増えたものの、逆に九州では激減しているので、全国区で見たら強い台風は増えていない。それどころか、減少傾向にある。これに関しては、温暖化に伴い大陸が乾燥して日本付近の上空にダストが増えたことが影響しているという説がある。

つきましては、本土においてスーパー台風の襲来の可能性を考察してみることにした。
資料は1950年以降に設置された測候所のデータを極力省いて、各観測地点の最低気圧を線で繋げ最低等圧線！を描いてみた。これによると、最も低い気圧は室戸台風の912で、それ以下は沖永良部島の907があるだけで、意外にも石垣島や沖縄本島の方が高かった！。これらのデータから、過去300年で最強と推定されているシーボルト台風の905という推定値は疑わしい？。

次に、正式記録の残る最強台風の進路を詳しく見ると、全て衰弱する暇が無いまま放物線を描いて超高速で本土を突破しており、偏西風に乗っている事を示している。これ等の事から、近年の偏西風が北上しており更に東にズレている事を考えると、この先スーパー台風の襲来は殆ど無いものと個人的には判断している。

コメント(6)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 02月19日 20:34

最強って聞くだけで、鬱になります。自然は怖い。

[2] mixiユーザー 02月21日 13:37

>>[1]
何を以て最強とするかで意味合いが変わりますが、今回は上陸時の中心気圧を参考にしました。因みに上陸時の風速だけで判断すると、第二室戸台風の75m(瞬間86m以上～推定100m)が最強で、次にシーボルト台風の60m(瞬間推定90m)ではないかと思われます？。

[3] mixiユーザー 03月20日 21:37

10数年、遠距離を「どうしても行かなくちゃいけない」都合がありましてｗ
数日先の各社の台風コースや航空会社他のサイトを見ながら航空便の調整をしていました。
ここぞという時、大地斗さまの分析に何度も助けていただきました。
欠航祭りの空港で、この空港経由なら行けるかも？で変更したことも数えきれません。

おかげさまで今はおなじ空を見れるようになったので、
大地斗さまの推察のお世話になることも減りましたが。
あらためてお礼申し上げます。
ありがとうございました(・∀・)ｂ　　　

[4] mixiユーザー 03月21日 07:20

>>[3]
こちらこそ、ありがとうございます！
お役に立てて嬉しい限りです。
温暖化の影響で台風の進路予測は難しくなりつつありますが、今後も宜しくお願いいたします。

[6] mixiユーザー 05月22日 07:45

>>[5]
正におっしゃる通りで、台風が衰弱しながら到来する比較的高緯度においては、スーパー台風の到来には高速が必須条件となります。
温暖化により偏西風が北東に移動して本土における台風の速度が落ちているので、可能性は低くなります。
もう一つは、温暖化により台風そのものが弱体化していることです。この事は予報士の間でも不可解に思われていたようですが、近年、ノアの解析により、温暖化に伴い大陸が乾燥したことに遠因があるという発表がありました。ただし、この影響は西太平洋だけなので、温暖化により弱体化するのは台風だけのようです。

温暖化によりスーパー台風は減るものの、温暖化による水蒸気量の上昇と台風の速度低下は雨量の増加を招くために、今後の台風における被害の主力は風や高潮ではなく豪雨になると見られます。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ