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♠理想の栄養吸収の知識コミュのマルトデキストリン

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「デンプンを加水分解するとき、分解の中間過程で得られる種々の重合度の生成物は、重合度の大きいもの(分解度の小さいもの)から、デキストリン、マルトデキストリン、粉飴、水飴、ブドウ糖などに分けられる。そして、デキストリンは重合度10以上であり、デキストリンより分解の進んだマルトデキストリンは、重合度は概して3〜5程度のものを多く含むものである(化学大辞典8、897頁、共立出版社)。

何やら難解な表現ですね。 (∵)?

日本語に訳す?と、いもやとうもろこしなどのデンプンを加水分解したときの中間産物で、分解がまだあまり進んでいない段階のものをデキストリンというようです。

デンプン→デキストリン→マルトデキストリンといった順に、分解が進んでいきます。

さらに、

マルトデキストリン→粉飴→水飴→ブドウ糖といった順番で分解が進んでいきます。
ブドウ糖は、もう単糖でそれ以上は分解できないですね。

デキストリンを加熱処理し、酵素(α-アミラーゼまたはグルコアミラーゼ)で分解して難消化性部分を分離精製したものは、難消化デキストリンと呼ばれ、小腸では分解されない難消化性の食物繊維として使われます。

これが、難消化デキストリンと呼ばれるものです。難消化デキストリンは、摂取しても吸収されませんので、血糖値も上昇せず、糖質制限食OK食品です。

ヒトでの有効性については、「おなかの調子を整える」、「血糖値が気になり始めた方の食品」として、難消化性デキストリンを関与成分とした特定保健用食品が許可されています。

ヤクルトの「健茶王」、伊藤園の「緑茶習慣」、亀田製菓の「からだサポートごはん」などの特定保健用食品に使用されています。

一方、通常のデキストリンは、消化吸収されて血糖値を上昇させます。

またマルトデキストリンもやや低カロリーにはなりますが、ゼロカロリーではありませんし、血糖値もあるていど上昇させると思います。

マルトデキストリンのカロリー値の測定は、2kcal/gていどと思われます。一般の糖質が4kcal/gですから、やや低カロリーですね。推定ですが通常の糖質の半分くらい血糖値も上昇させると思いますよ。( ̄_ ̄|||)

1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させるので、1gのマルトデキストリンは約1.5g上昇ということになりますね。

江部康二

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-761.html

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