独立してない独立国地域コミュのナゴルノ・カラバフ共和国

１９９１年８月　ソ連からアゼルバイジャンが独立。翌月にアルメニアも独立
１９９１年１２月　ソ連崩壊、両国は名実とも完全に独立２５日アゼルバイジャンとアルメニアとの間で「宣戦布告なき全面戦争」に突入。
１９９２年１月７日　ナゴルノ・カラバフ共和国がアゼルバイジャンからの独立を宣言。

承認国はアルメニア１国

【ナゴルノ・カラバフの国家元首は、大統領であり、立法・行政・司法の三権の活動を指導する。大統領の任期は5年。

首相は、大統領が任命し、内閣の活動を指揮する。閣僚名簿は、大統領が承認する。

議会は一院制で、議員の任期は5年。

司法権は、憲法裁判所の機能も遂行する最高裁判所が行使する。】

１９９３年１０月　アルメニア軍が、アルメニアとナゴルノ・カラバフとの間のラチン回廊を占領、国土はアルメニア共和国と接する形に。

人口は１９２３年でアルメニア人が９４・４％を占め、現在でも圧倒的にアルメニア人が多い。

もともとソ連成立時にナヒチュバンと共にアルメニア共和国の管轄とされたナゴルノ・カラバフを、４年後に当時のソ連共産党の勝手な都合でアゼルバイジャン共和国へ移したのが紛争の原因。
もともとアルメニア人の領土だっただけに、いったん独立の形はとったものの、
アルメニア共和国との合併が最終目標になっていても当然に思える国。

国土、国民、政府、軍隊を持つが、他国との合併を目指す独立国で、
国民の夢が叶えばなくなる国。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 09月22日 18:25

2023年9月19日、アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフへ軍事行動を開始。20日、アルツァフ共和国大統領府は、ナゴルノ・カラバフからのアルメニア軍の撤退、武装組織（ナゴルノ・カラバフ国防軍）の解散と完全武装解除で合意したとする声明を出した。9月28日、サンベル・シャフラマニャン大統領が2024年1月1日までに全ての国家機関を解散させる大統領令を署名・公表し、アルツァフ共和国は32年間の歴史に幕を下ろすことが確定したとされた。2023年12月22日に、シャフラマニャン大統領はアルファフ政府機関の解散を規定した法的文書は存在しないと宣言し、9月28日付で自らが署名した国家解散の大統領令の白紙撤回を宣言したが、アルメニアも亡命政府を認めておらず、ナゴルノ・カラバフ共和国は消滅し全土がアゼルバイジャン領土となったようです。

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