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ポール・サイモン/Paul SimonコミュのKathy’s Song : キャシーと歌詞

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以前、ここ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10889336&comm_id=27367
の 23番に Still Crazy のお試し意訳を書いたものです。

S&G も、作詞作曲は基本的にポール・サイモンだから、たまにその時代のトピも OK ですよね?

【1】キャシーさんはどこに行ったのでしょうか?
  ご存知の方いらっしゃったら教えてください。
  (こういうのって、知ると夢がこわれたり
   するかもしれないのはやや懸念、ですが…)。

とうぜんアーティの現・奥さんのキャシーとは別人でしょうが(笑)、Kathy って名は、S&G のやはり名曲の一つ、アメリカにも登場しますね。

【2】Kathy’s Song の歌詞はこんな感じかと。

I hear the drizzle of the rain
Like a memory it falls
Soft and warm continuing
Tapping on my roof and walls.

ぼくは霧雨の雨音を聞いている
過去の記憶をよみがえらせる音
静かに暖かく降りつづける音
ぼくの心の屋根と壁をたたく音

And from the shelter of my mind
Through the window of my eyes
I gaze beyond the rain-drenched streets
To england where my heart lies.

ぼくは心の隠れ家から
瞳の窓の向こうを眺め
雨にぬれた通りの彼方を見つめる
ぼくの心のふるさとイングランドを

My minds distracted and diffused
My thoughts are many miles away
They lie with you when you're asleep
And kiss you when you start your day.

ぼくの心は混乱し拡散する
想いは何マイルも遠くへ向かう
そして君が眠っている時には眠りを共にし
君が君の1日を始める時には君にくちづけする

And as a song I was writing is left undone
I dont know why I spend my time
Writing songs I can't believe
With words that tear and strain to rhyme.

ぼくが書いていた歌は見向きもされず
なぜ時間を費やすのかさえわからない
ぼくは歌を書いていたことすら信じられない
無理に引き裂かれて韻を踏まされた言葉と共に

And so you see I have come to doubt
All that I once held as true
I stand alone without beliefs
The only truth I know is you.

そうなんだ 僕はついに疑うようになってしまったのさ
みんな一度は本当のことだと心に抱いていたのに
ぼくは今 何の確信もなく一人で立っている
ぼくの知っている唯一の真実は君だけなんだ

And as I watch the drops of rain
Weave their weary paths and die
I know that I am like the rain
There but for the grace of you go I.

そしてぼくは雨の雫を見ている
縫うように降りかかり疲れて消えていく雫を
ぼくもこの雨のようなものなんだって思う
それでもぼくは 真実の恵みがあればやって行けるのさ


 ・・・またまた意訳。一字一句直訳ではないので
 細かいところはご勘弁(笑)。

 There, but for the grace of God, go I だと、
 「神の御加護がなかったら、自分も・・・
  (この場合は『雨の雫』)のようになっている
  だろう」の意。
 その上、The only truth I know is you
 だから、
 There but for the grace of you go I は、
 「それでもぼくは
  (僕にとって唯一の)真実(である きみ)
  の恵みがあればやって行けるのさ」
 にしてみました。

 この歌詞は他のポール・サイモンの多くの歌の歌詞と
 同様に美しいですが、ラストのフレーズの
 There but for the grace of you go I 
 が特に好きです、個人的には。

コメント(6)

水葉さん>

ありがとうございます。このサイトはずいぶん前に観たことがありましたね。しかし、「ポール・サイモン大事典」というコーナー(Paul Simonウィキペディアみたいな趣でしょうか)があって、そこにの中に答えがあるとは知りませんでした。

「キャシーの歌」が大好きではるか30年以上前の中学時代からこの曲を弾いて歌ってたファンとしては、この答えを、ありがたく「おそらくはそうだろう答え」として受け取って、自分の心の中に多少は謎を残しておこうと思います(笑)。

直リンにはいきなり、「"There but for the grace of you go I."の意味がずっとわかりませんでしたが、下記の英語の決まり文句から取ったと思われ」とあり、おっと勘所が俺と同じじゃなかと思いました。

しかし、"There but for the grace of God go I." もしくは " 〜(同じ)〜 goes ○○" のフレーズは、我が家にある30年前発行の『新英和中辞典』(研究社)にも、"but for" と "grace" の箇所に成句類の例として出ているので、一般ネイティブがよく知る言葉かどうかは分かりませんが、おそらく辞書掲載フレーズとしては極く普通のフレーズなのではと思います。

意味としては「神のご加護(恩寵)がなければ、私にも起こっていたかもしれない(そのような不幸にみまわれたかもしれない)」といった感じで、上記の手元の辞書では、「他人が自ら引き起こした災難などを見て、自分を戒める時に用いる決まり文句」とあります。

だから、あくまで私の個人的なケースではありますが、私の場合は、直リンのサイトにある感想のような「辞典でこの表現を知ったときは目から鱗が落ちる思い」というのではなくて、この成句的なものの " God " の部分を " you " に代えて歌ってるポール・サイモンのセンスに目から鱗という感じでした。まぁ英語的にそれほど極上のフレーズかどうかは私には分らないのですが、この歌がこのフレーズで綴じられることには何か特に繊細な美しさを感じたものです。ってか今もそう感じるのですが。

「キャシーとポールは1965年に別れ・・・」と出ていますが、"America" の中で、"let us be lovers we'll marry our fortunes together" , と歌われ、二人でタバコ一箱とワグナーおばさんのパイを買って、アメリカを探しに出た、
" kathy, I said as we boarded a greyhound in pittsburgh, michigan seems like a dream to me now. It took me four days to hitchhike from saginaw ... " と歌われ、

バスの車内では乗客の顔を見ながら冗談言い合い、「あのギャバジン・スーツを着た人はスパイよ」「彼のちょうネクタイは本当はカメラなんだ」、

「タバコをくれないか。まだ僕のレインコートに一つ残ってたはずなんだ」「最後の1本なら、私達、1時間前に吸ってしまったわ」、それで僕は外の景色を眺め、kathy は雑誌を読んだ、月が原っぱの上の方にのぼっていったよ、

"kathy, I'm lost, I said, though I knew she was sleeping." と歌が続き、
僕は空しくて、胸が痛いほどで、でも何故なのか分からない、
それで走る車を数えたりしたけれど、でも彼らもみんな、(まるで僕らと同じで)アメリカを探してるようなものなんだ、そうさ、みんなアメリカを探しに来たんだ・・・

「アメリカ」でそう歌われる、この "kathy" も、
「キャシーの歌」と同じ "Kathy" をイメージしていたんでしょうかね。もちろん物語の中の象徴として使われている女性の名ではあるんですが。それもご紹介の「大辞典」に出てたりするかもしれませんが、それはまた気が向いたら参考に覗いてみます。

…自分で立てたトピ、既に片足は「アメリカ」の歌詞の方に入ってます(笑)。

ちょっと戻ると、ご紹介いただいた直リンの最後の方にも出てますが、「旧友ツアー」(笑)のライブCD&DVDの中で、「キャシーの歌」を歌う前に、アーティがその「キャシー」の想い出を語ってますね。「22歳の頃、ロンドンやパリでS&Gで歌った時、キャシーを連れてって、演奏すると聴いてた人からお金を集めてくれた、彼女はとても pretty だった」って。
>キャシーの歌」が大好きではるか30年以上前の中学時代からこの曲を弾いて歌ってたファンとしては、・・

 はじめまして。いやー、まったく同じです。わたしは、
人前では歌いませんが、一人で、この歌、よく歌ってました。
最近は、ちょっと、、。
 でも、この素敵な、訳詞を読んで、またあの「繊細」なメロディーが浮かんできて歌いたくなりました。
 
リエントさん>

はじめまして。コメントありがとうございます。
もちろん時代も経験も違う方とコミュニケートするのも楽しいですが、似た時代に似た経験をされた方とバッタリ出会って言葉を交わすのもやはりいいものですね。

I hear the drizzle of the rain
Like a memory it falls♪
・・・って、よく歌ってたもんです。今もときどき口ずさんでしまいます(笑)。
中学の時、わたしの部屋の窓に、
たしかブックエンドのアルバムレコードの中に、
おまけで入っていた、ポスターを貼ってました。

 記憶によると、ロンドン橋の風景と、サイモン&
ガーファンクルだったような、、。

 わたしは、アルバムを聴きながら、いつもその
ポスターを見て、その窓が、心の窓に変身し、心を
飛ばしていました。

 後年、ニューヨークには行けたんですが、ロンドン
は行ってません。

 1980年代前半、S&Gが後楽園球場(東京ドームの前身)
で、3日間コンサートを開催しました。

 初日は、正規チケットで参加。

 3日目は、いてもたってもいられず、ダフ屋から5倍程度で
購入、計2回行きました。

 ひょっとして、Rock'n Rockさんも同じ空間を共有
してたのかな?

 1990年代初頭に、ポールがソロで名古屋に来たので、コンサート行きました。わたしのリアルポールは、その3回です。

 それにしても、思春期の頃、魂の奥まで入った楽曲は、
大人になっても、そっくりそのままの感性で、自らのうちに
生き続けているもんですね。

 今回の、Rock'n Rockさんの訳詞で、また眠っていた
思春期の頃の、瑞々しい感性にスイッチが入りました。

 いま、ギターを引っ張り出してこようかなと思っているところです。(^^)
1982年、関東近辺にいたらきっと S&G を観に行ったと思うのですが、当時は札幌で学生時代を過ごしていて、残念ながら足を運べませんでした。北海道から行った人もきっといるでしょうけれども。

1991年は、妻と行きました。運よくステージに近い席で、いまの記憶では東京ドームとは思えないのですが、でもドームだったらしい。それよりも、細野晴臣氏が、我々より数列前の、我々からよく見える位置で楽しんでいたのが、よく映像的記憶として残っています。恋人?か娘さんか、とにかく若い女性と一緒だったなぁ。

1993年の S&G はどうして行かなかったのか不思議、と思ったら、よく想い出すと出張中。残念。

一番最近の、何度目かの再結成ツアーは、日本に来てくれることを期待していましたが、アーティのマリファナ逮捕で、嗚呼もうムリだなと悲観、案の定でした。まぁまたの期待です。まだ頑張ってもらいたい。ポール・サイモンは去年の新作もグッドだったし。

だいぶトピから離れたなぁ(笑)、自分から。このヘンにしておきます、キャシーさんよ永遠に!

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