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北京波の新世紀映画水路コミュの「恋するトマト」評

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久しぶりの南部英夫監督作品。

大地康雄が原作に惚れ込み製作総指揮に脚本・主演をやった映画。いまさら南部英夫監督?そう思わないことがなかったといえば嘘になる。

 茨城で織本順吉・いまむらいずみの両親と農家を営む大地康雄は、やはり結婚できずに出合いパーティーを繰り返している。知り合った富田靖子と結婚直前までいくが破談になり、失意のうちに知り合ったフィリピィーナのルビー・モレノに癒され結婚を決意。ついにモレノの両親に結婚の赦しを得るためにフィリピンに旅立ちます。

ここまでで映画の3割くらい。

しかしここから映画は予想できない展開を示してくる。これは、すごいですよ。

何故いま南部英夫監督かといえば、やはり松竹大船の伝統を反映できる手腕を期待できると見込まれたのだろう。

たしかにこの映画を貫くテーマをいくらでもハード・ヴォイルドにもできるはずだが、大地はそんなことを目指してはいない。

テレビ朝日『深川通り魔殺人事件』での川俣軍司役での衝撃的デビューから四半世紀経つのだ。

アクの強い性格俳優として認知されてはいるが、確かアクターズ・スタジオ出身だったはずの大地康雄が一遍に好きになります。難しいことを平明に、しかし平板にはしない。

どんな展開かを説明したくてウズウズしますが、ぐっと堪えておきます。これは面白い映画でした。

(★★★☆)

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