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北京波の新世紀映画水路コミュの「エリザベス・タウン」

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この映画、なんとも甘い映画である。

ご都合主義とは言わないが、コメディとしてなかなか面白いので点数は甘くなる。

監督のキャメロン・クロウは『ザ・エージェント』『あの頃ペニー・レインと』でもそうだったが、あくどい人間をそのまま出したくはない作家なのだろう。

とくに『あの頃ペニー・レインと』はロック評論家としてティーンの頃から認められたクロウの自伝的作品であるにもかかわらず、内幕を知っている人間が書いたというのに、まったく生臭くない。どうやら敬愛するビリー・ワイルダーの線を目標にしているのかもしれない。

このムードが物足りなく、いまいち乗り切れない観客がいたとしても全くそうだろうと思う。だが、そういう作家は珍しいから、ついつい見守ってみようと思う。

 オーランド・ブルームは新製品の開発プロジェクトに失敗し、巨大なスポーツ・シューズメイカーを倒産に追い込んでしまい解雇される。そこに父親が生まれ故郷のエリザベス・タウンで急死した知らせが入り、後妻である母親スーザン・サランドンの代りに急行しなくてはならなくなる。

この街がブルームを暖かく包み込むのがなんともいいのだが、ボクの点数が大きく甘くなったのは、乗った深夜便のフライト・アテンダントであるキルシテン・ダンストとのエピソードが実に楽しいからである。

ブルームくんがダンストの恋のアプローチに結果的に従っていく。それはダンストが聡明で可愛いキャラクターが与えられているからで、男がいかにも従わされている窮屈さを感じぬままに、結局はそうなっている。

賢い若い女性のいいところが随分出た映画なのである。

スーザン・サランドンの予想もしなかった名シーン(お楽しみに)もあり、本当にほんわかムードの甘甘映画なのに、好きなものは好きなのだから仕方がない。

それが恋というもののマジックなのだ。(★★★☆☆)

コメント(2)

この映画は、キルシテン・ダンストが好きかダメかで印象が違ってきますね。
私は、ダメでした。
だから、ラストもそういうことかい!って思ってしまいました。
そういうことです。

大好きです、このダンスト。

それにしても、あれだけ話続けられるケータイ…バッテリー長ぁ!

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