消防設備士コミュの自動火災報知機の誤報

皆様日々の業務お疲れ様ですm(__)m
ぼくは消防設備点検会社に勤めて一年になります。

ぼちぼち、点検だけでなく誤報トラブルにもかり出されるようになりました。

誤報対応を少しでも学びたくて、トピックを作成させていただきました。
皆様の経験を少しでもお聞かせいただければ嬉しいです(^-^)

コメント(21)

最初
全て
最新の40件

[2] mixiユーザー 05月31日 12:26

先日、広島のzoomzoomスタジアムでカープが試合してる最中に火災報知器が作動し、非常放送が鳴動する様子がテレビで放送されるという珍しい事がありましたね。

発報の原因は観客が発信機を押すというイタズラでした。

一生懸命非常放送を停止させようとしてましたが、またしばらくして鳴り始めるというような事を何度も繰り返してました。

我々点検会社の人間はもとより、防災センター要員さんもそういう場合の適切な対処をしないといけませんね

[4] mixiユーザー 05月31日 14:08

こんにちは。
僕が消防設備点検の仕事をしていたのは、もう２０年以上も前
ですが、参考になればということで、そのときに経験したことを
いくつか書いておきます。

誤報で多かったのが、結露による差動式スポット型熱感知器の
ショートによる誤動作です。
湿度の高い場所で急に室温が下がると発生しやすくなります。
私の勤めていた会社のお客さんには、古い木造の日本式旅館も
多く、冬の朝に雨戸を開けて外気を入れたら誤報が発生したような
例が多くありました。

結露による誤動作は、もちろん差動スポット感知器だけでなく、
定温スポット感知器でも、火災報知機とか受信機内部でも、外気に
触れるような機械的な接点部分があればどこでも発生しえる現象
ですが、構造や設置場所の関係で、特に差動スポット感知器で
発生しやすいようです。

この種の誤動作は、古い建物のように気密が悪い建物で発生しやすい
のですが、断熱性や気密性のよい新しい建物でも、感知器の
設置場所によっては発生することがあります。
特に玄関などの出入り口周辺は外気が入るので、室内の空調が
完璧であっても、周辺温度が急変しやすく要注意です。

この種の誤動作の発生事例はやはり冬が多いのですが、今の時期
でも、気温の急変が多いので要注意です。特に、雷雨が発生する
ときのように、湿度が高く気温が急速に低下するような気象条件
の日には、この種の誤動作が発生しがちです。

加えて雷雨の場合は、誘導雷や、ときには直撃雷による受信機自体
の故障もまれに発生します。
昔の受信機はほとんどリレーの塊ですから少々の誘導雷を受けても
びくともしませんが、今は電子回路も多用されているので、外見上
はなんの異常も見受けられなくても、基板上のICが全部逝っていた、
なんていうこともあります。
激しい雷雨の直後に誤報で呼び出されたときは、感知器の誤動作
だけでなく、受信盤や中継器が故障している可能性も頭に入れて
おきましょう。また、通常の雨なら問題にならないような壁の
ひび割れなどでも、雷雨のような激しい雨のときはそこから水が
浸入してくることもあります。特に古い建物であれば、思いがけない
場所に雨漏りが発生している可能性も考えておきましょう。

次に多いのが、埃による煙感知器（光電式もイオン式も含めて）
の誤動作です。
これは、掃除などで埃が舞い上げられたときに発生がちです。
目に見えるほどもうもうと埃を立てなくても、はたきを使ったら
感知器が誤動作したという例もあります。
また、窓を開けて外から風が入ってきたとたんに、外から入って
きた埃や、あるいは感知器周辺に溜まっていた埃などが吹き飛ば
されて感知器の中に入り、誤報を出すことがままあります。

また、光電式煙感知器では、蜘蛛などの小動物の侵入による誤動作
もあります。
もちろん感知器の感知部には虫除けの網を張ってあるのですが、
孵化したばかりの子蜘蛛なら侵入できることもあります。
そういう感知器を開けてみると、虫除け網の内側や、光の拡散部
に小さな蜘蛛の巣が張られていることがあります。巣を張ったとき
はたまたま誤動作しなくても、その後蜘蛛が中のほうに入り込んだり
したときに誤動作が起こるようです。
この誤動作は、自然の豊かな郊外ではもちろん、市街地でも発生
します。

イオン式煙感知器は、その原理上、目に見えるような浮遊物でなく
ても誤動作を起こすことがあります。離れていてもぷんぷん匂う
ほど濃い化粧をした女性が下に来たとたん、イオン式煙感知器が
発報した、なんていう笑い話もあるくらいです。

とりあえず、誤報への対応例というより、誤報の発生原因と発生条件
に関する事例集という感じになってしまいましたが、参考に
なりましたでしょうか。

消防設備に限らず、電気設備でも空調設備でも給排水設備でも
建築設備の点検・整備技術者の仕事は、半分以上がトラブル対応と
言ってもいいくらいです。
しっかり勉強して、お客さんに信頼される技術者になってください。

[6] mixiユーザー 06月02日 22:13

> horagaiさん

がんばります。勉強になりました。

[8] mixiユーザー 04月03日 21:05

RC造りの地下ピットの誤報で苦労してます。
地下ピットに設置してある定温特種防水ってほぼ100％の確率で新築後１年以内で感知器自体の絶縁不良で誤報なりませんか？
1.2度地下ピット感知器全数交換しても数ヵ月位でまた誤報なり、経過実績提出の上で消防に特例で設置免除出しての繰り返しでも、消防署によって対応まちまちです

[9] mixiユーザー 04月03日 21:26

>>[8]
多々ありますね(^_^;)
本当地下ピット普段換気してない分季節によって結露で
ピット内の湿気半端ないですね。
あれじゃ誤動作、故障など避けられないですよね(泣)
感知器壊れる前にリード線の腐蝕が凄いですね(^_^;)
だいたい触ったらポキッみたいな(^_^;)

[10] mixiユーザー 04月04日 09:47

>だびっちょんさん
ですよねぇ。配線、感知器変えて数十万の見積り出す時の客先の不信感もありますし。下手すると水深30センチ位有るところ潜って行かなきゃならない身になってほしいですよ( ´△｀)

[11] mixiユーザー 04月04日 19:34

>>[10]
みんな同じ苦労してるんですね！
何とか頑張ってくしかないですね！

[13] mixiユーザー 04月05日 11:54

>だびっちょんさん
そうですよねぇ。細かな不具合は頻繁にあるのでその都度対応するしかないですね( ´△｀)

>YUKIさん
確かに階扱いにはならないですけど、どこでもあるでしょうけど、消防署の指導で設置しなさいと言われるとどうしようもないんですよ( ´_ゝ`)
消防法的にokでも管轄消防署によってまるっきり基準違うってのも問題ですよね(^_^;)

[15] mixiユーザー 04月06日 12:41

>YUKIさん
ほんとそうなんですが、担当者によっての違いなら他の署員にも相談して、意見の違い指摘して貰うとか消防機関との意見交換会で議題にあげるとかあるんですが、地下ピットに限らず消防署によっての違いはどうしようもないんですよ(^_^;)
例えば、今多い中古住宅改装して特定小規模介護施設にする物件も、通常であれば無線式の住警器みたいな火災報知器設置するのが一般的ですが、消防署によっては、有線式の通常のP型で天井裏もきっちり設置以外は認めない。で、同程度の建物で工事費が数十万違うとか、
全部で8部屋しかない消火器4本と階段に誘導灯あるだけのアパートの設備点検報告書消防署持っていって、このアパートは当時、全部屋の玄関にB級の誘導灯設置指導してあるからそれも点検して出してくださいと。流石に耳疑って「今の基準では要らないですよね？」「はい。」「じゃ、誘導灯階段だけで設置届出すから勘弁して貰えませんか？今なら階段に誘導標識だけでも十分じゃないですか？」「上と相談したけど当時そういう指導してるからダメです」「私は今だかつて仕事でもプライベートでもアパートの玄関に誘導灯煌々と点灯してるの見たことないんですが消防署員さんは有りますか？」「私もないです」「じゃ、何とかなりませんか?」「ダメです」それをそのまま客先に伝えたが、そんなバカな話出来るわけがないと、点検報告自体を諦めるしかなかったとか、
A消防管轄では火災通報装置、指令センターに通報して受け取った担当者の名前記載しないと点検票受け付けないが、B消防管轄では事前連絡しても点検、工事共に通報禁止とか
消防署によっての解釈で大きく変わる事が多々あるんです( ´△｀)

[17] mixiユーザー 04月07日 12:25

>>[16]
２階建ての一般的な民家です。
本当おかしな話で法的にokなものダメってのが理解出来ませんよね。市町村条例でも無いようですから。天井裏配線通すの困難で大変でしたね。

[18] mixiユーザー 07月26日 20:46

先日、客先の倉庫で誤報があり、消防と警察来てえらい騒ぎになった‼消防に原因調査報告書出せって言われたから見てくれと。
まぁ、よくある猛暑による誤作動で誤報自体は問題ないけど、その倉庫は何故か火報が火災通報装置連動なっており当然消防に即通報なっていた。
なんでこんなもん有るんだ？と思い、管轄消防分署に「6項ならともかく、14項で火通連動は他の物件で見たこと無いんですけど指導ですか？暑さによる誤報なんで今後も誤報鳴る可能性あるので支障無ければ客先と業者で対応したいので移報線外しても構いませんか？」と、伺いたてに行ったら「流石に倉庫で火通指導は無いはず。資産価値や保険の関係で任意に設置してるんじゃない？まぁ、消防でも経緯調べて電話するから(^o^)/」んで、帰社後分署から電話あり「実は本署の指導で義務設置でした。移報線外せませんが今後誤報頻発した場合協議しましょう」と。訳わからんので理由聞いたら「火災通報装置は1000㎡以上で設置義務ありまして、設置免除出来る条件として消防機関から500m以内か消防に通報出来る電話が有って常時人が居る事。で、平日の日中は常時人居るが夜間や土日は人居ないので設置免除の条件にならないらしいです」と！Σ(￣□￣;)本当に常時人が居るって解釈はそれで良いのか？その解釈では24時間守衛さん居る会社でないと全物件火災通報装置必要なるぞ？何の為に警備会社有るんだ？と、かなり腑に落ちないが疲れたので反論は止めたわ(笑)

[21] mixiユーザー 07月28日 12:51

>>[19]
普通はそうですよね。普通に電話機あれば要らないはずなんだけど過大解釈なんでしょうね。その消防管轄はむしろ積極的に火報連動を勧めてますね。

ログインすると、残り9件のコメントが見れるよ