こんにちは
管理人のShioです。
先月の２６日に帰国しました。
今回はコミュニティーのタイトル通り「アジアでフリースクールを」
創る事ができ、大きく前進しました。
これも、沢山の方から募金や励ましのメールを頂いた皆様の協力があってからこそです！！
言葉にできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に有難うございます。
特に募金を送金して下さった方々には一人一人に会いに行き直接お礼を言いたいくらいです。
さてさて。
学校を創っている時にあった出来事を紹介したいと思います。
当初は、私と村の人達との勢いで計画を進めました。
勢いだけで動くのはとても危険だと思いつつも、この熱意と勢いが無ければ成り立っていなかったと思います。
トイレの穴掘りに始まり、石、水運び、木を切り運んだり、校舎内の壁、床創り、屋根の取替え、外を平地にしたり、他では体験できない事を学び、貴重な経験を得てきました。
勿論、学校を創る事だけが経験ではありません。
私は一番初めに村を紹介してくれた人（ゲストハウスのボス仮にRさん）から私を含め、村の偉い人達にも脅されるというトラブルがありました。
私には「村を紹介した紹介料をくれ」
村の人達には「私のおかげで学校ができるんだ、お金を貰うのは当然だ」
「払わなければいやがらせをする」みたいな内容を２ヶ月に渡りしつこく言われ続けてきました。
彼等とは何度も口論になり、ある時は私のアシスタントと血が出るくらいの殴り合いの喧嘩になりました。
そんなものに負けないと思いつつも、村の人にも迷惑がかかっていると感じ「私のしている事は混乱を招く事だったんだろうか？」と少し気が弱くなったこともありました。
ちょうどその時は学校を創るのも予算オーバーでどうしようか困惑していた時なので余計に気が落ちていた時期でした。
「自分は女だからなめられているのか？自分に力が足りない、このままだと全てが何も始まらずに終わってしまう。なんて自分は無力なんだろう、こんなに弱くて何がフリースクールなんだ」
自分に憤りを感じ自己嫌悪に陥り、３日位は学校の手伝いも女性達の働いている畑にも出向きませんでした。
そんな私の姿を見かねて、私が寝泊りしている家の主人と今の学校の先生が
「Rから昨日も電話がきたんだ。村に来ると言っていたよ。僕は村に来て学校をつくるのを手伝ってくれ、と言ったんだ。Rはわかったと言っていたよ。でも村の人は誰も彼を家に泊めないだろう ワッハッハ」
「しお、元気になれ！当然僕達はRにお金を払わない。でもしおが払えと言うなら僕達だけじゃなく村の人全員が払うだろう。しおが困っているなら払いたくないお金も払うだろう。畑を売ってでも払うだろう。君は僕達にチャンスを与えてくれた、それくらいみんな有難い気持ちでいっぱいなんだ。僕達は君を信じている。君が元気がないとみんなとても心配するんだ。アマ（お母さん）は君がご飯を食べないなら自分も食べないと言っているよ」
私はこみ上げて来るものが押さえきれず一気に号泣しました。
「何やってんだろう！地に足つけろよ！自分が間違えてないと思うなら堂々としてろ！」 何度も何度も自分に言い聞かせました。
その後、アマのところにご飯を食べに行きました。
アマは村のお母さんみたいな人でその優しさが表情に現れているような人です。
私が泣いてた事を察したらしく、一言も喋らずアマはその場で急に泣いてしまいました。自分の為に泣いてくれる人がこの広い世界の中で一人でもいてくれてる、とても感激してまた私も泣いてしまいました。
この事で一番ひどい仕打ちを受けたのは私のアシスタントです。
彼とRは幼馴染みでゲストハウスも一緒に経営していました。
（今回の事でアシスタントはゲストハウスを完全に辞めしまいました）
「友情が壊れるくらいなら、アシスタントを辞めた方がいいと思う」と私が言うと
「僕は辞めたくない。村の人の為に自分のしている事が間違いだと思わない」
でも深い心の傷を負ったのは事実です。
彼は後になって
「しおさんや日本の人達がネパールを助けようと思って動いてくれている。
僕も自分の国に為に協力したいから、僕に払うお金（アシスタントとしてのお金）は要らないよ」と言ってくれました。
人と人との出会い、心と心の繋がり。人を信じる事はとても難しいです。
その概念だけで頭と心が硬くなっていたことにも気付かされました。
結局、私の方が救われた気がします。
写真
?学校
?完成したトイレ
?アマ（村のお母さん）
管理人のShioです。
先月の２６日に帰国しました。
今回はコミュニティーのタイトル通り「アジアでフリースクールを」
創る事ができ、大きく前進しました。
これも、沢山の方から募金や励ましのメールを頂いた皆様の協力があってからこそです！！
言葉にできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に有難うございます。
特に募金を送金して下さった方々には一人一人に会いに行き直接お礼を言いたいくらいです。
さてさて。
学校を創っている時にあった出来事を紹介したいと思います。
当初は、私と村の人達との勢いで計画を進めました。
勢いだけで動くのはとても危険だと思いつつも、この熱意と勢いが無ければ成り立っていなかったと思います。
トイレの穴掘りに始まり、石、水運び、木を切り運んだり、校舎内の壁、床創り、屋根の取替え、外を平地にしたり、他では体験できない事を学び、貴重な経験を得てきました。
勿論、学校を創る事だけが経験ではありません。
私は一番初めに村を紹介してくれた人（ゲストハウスのボス仮にRさん）から私を含め、村の偉い人達にも脅されるというトラブルがありました。
私には「村を紹介した紹介料をくれ」
村の人達には「私のおかげで学校ができるんだ、お金を貰うのは当然だ」
「払わなければいやがらせをする」みたいな内容を２ヶ月に渡りしつこく言われ続けてきました。
彼等とは何度も口論になり、ある時は私のアシスタントと血が出るくらいの殴り合いの喧嘩になりました。
そんなものに負けないと思いつつも、村の人にも迷惑がかかっていると感じ「私のしている事は混乱を招く事だったんだろうか？」と少し気が弱くなったこともありました。
ちょうどその時は学校を創るのも予算オーバーでどうしようか困惑していた時なので余計に気が落ちていた時期でした。
「自分は女だからなめられているのか？自分に力が足りない、このままだと全てが何も始まらずに終わってしまう。なんて自分は無力なんだろう、こんなに弱くて何がフリースクールなんだ」
自分に憤りを感じ自己嫌悪に陥り、３日位は学校の手伝いも女性達の働いている畑にも出向きませんでした。
そんな私の姿を見かねて、私が寝泊りしている家の主人と今の学校の先生が
「Rから昨日も電話がきたんだ。村に来ると言っていたよ。僕は村に来て学校をつくるのを手伝ってくれ、と言ったんだ。Rはわかったと言っていたよ。でも村の人は誰も彼を家に泊めないだろう ワッハッハ」
「しお、元気になれ！当然僕達はRにお金を払わない。でもしおが払えと言うなら僕達だけじゃなく村の人全員が払うだろう。しおが困っているなら払いたくないお金も払うだろう。畑を売ってでも払うだろう。君は僕達にチャンスを与えてくれた、それくらいみんな有難い気持ちでいっぱいなんだ。僕達は君を信じている。君が元気がないとみんなとても心配するんだ。アマ（お母さん）は君がご飯を食べないなら自分も食べないと言っているよ」
私はこみ上げて来るものが押さえきれず一気に号泣しました。
「何やってんだろう！地に足つけろよ！自分が間違えてないと思うなら堂々としてろ！」 何度も何度も自分に言い聞かせました。
その後、アマのところにご飯を食べに行きました。
アマは村のお母さんみたいな人でその優しさが表情に現れているような人です。
私が泣いてた事を察したらしく、一言も喋らずアマはその場で急に泣いてしまいました。自分の為に泣いてくれる人がこの広い世界の中で一人でもいてくれてる、とても感激してまた私も泣いてしまいました。
この事で一番ひどい仕打ちを受けたのは私のアシスタントです。
彼とRは幼馴染みでゲストハウスも一緒に経営していました。
（今回の事でアシスタントはゲストハウスを完全に辞めしまいました）
「友情が壊れるくらいなら、アシスタントを辞めた方がいいと思う」と私が言うと
「僕は辞めたくない。村の人の為に自分のしている事が間違いだと思わない」
でも深い心の傷を負ったのは事実です。
彼は後になって
「しおさんや日本の人達がネパールを助けようと思って動いてくれている。
僕も自分の国に為に協力したいから、僕に払うお金（アシスタントとしてのお金）は要らないよ」と言ってくれました。
人と人との出会い、心と心の繋がり。人を信じる事はとても難しいです。
その概念だけで頭と心が硬くなっていたことにも気付かされました。
結局、私の方が救われた気がします。
写真
?学校
?完成したトイレ
?アマ（村のお母さん）
|
|
|
|
|
|
|
|
アジアでフリースクールを！ 更新情報
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
アジアでフリースクールを！のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています
人気コミュニティランキング
- 1位
- お洒落な女の子が好き
- 89933人
- 2位
- we love fukuoka. 福岡大好き。
- 31301人
- 3位
- 写真を撮るのが好き
- 208239人