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うるし!漆大好き!コミュの雑談トピック

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コメント(172)

あおくもさん。

漆の乾き(下地.糊漆)が極めて悪い場合、原因の多くは漆にあると思います。
生漆が古い場合、分量、環境にかかわらず乾きが遅い事があります。新しい漆で作業するか、新しい漆を混ぜながら仕事すると一晩で乾くと思います。

それと、糊漆に入れる漆の量が多いのかもしれません。季節的には乾きやすい時期なのでいろいろと試してみてください。(^-^)/
あさpさん ありがとうございます。

凄く納得しました、多分漆が多いのも考えられます。
漆が多いほうが硬化及び接着に良いのでは無いかと思い、漆を多く練ってるかと・・・

漆もチューブ入りなのですが1,2年前の生漆。
大量には使わないので、常に新しいのを準備することができないのも趣味人の悩みでは有ります。

ほか色々試して見ますです(^^)
あおくもさん
チューブの中でも分離している事がありますので、竹ひごのようなものでチューブの口からかき回してやると成分が均一になり、乾きが安定するとおもいます。
チューブもやはり分離する事あるんですね、気をつけます。
しかし乾かなくなった漆は全然だめですね〜 私らの場合早めに見切りつけて総剥ぎするようになりました。
原因さえ分かれば対処もあるのですけど。

と、ウダウダと漆塗るのも結構楽しいんですよね〜(^^)
現代の漆職人さんは大変だと思います。中世の漆職人は漆が豊富で下地が必要なかったけど、今は漆が貴重で下地をせざるを得ないですよね。しかし、下地をした漆器が300年400年後に果たして残っているかどうか?剥離が心配です。
漆器の下地の歴史 さらっと教えてくださいますか?
やっぱりヒビの入り方とかでも分かるもんですか。
あおくもさん、本来は漆器には下地はなかったし、必要ではないのです。なぜ、平安時代や鎌倉時代の漆器が残っているかと言うと、下地を使っていないからなのです。木地に直接、漆だけを塗り重ねて作っていたのです。すると、木地の収縮に合わせて漆も収縮して、断文(だんもん)と呼ばれる微細な文様が漆器表面に現れます。また、当時の職人さんは「布着せ」と言って、漆器の表面に漆で布を貼って補強しました。能登半島の合鹿椀などは口縁部に布着せをしております。ところが、桃山時代以降、炭下地、渋下地、カゼイン下地などが生まれ、漆以外のもので器表面を処理してから漆を塗るようになりました。こうすれば少ない漆で漆器の大量生産が可能になるのです。会津などは大都市江戸の需要に応えなければならず、下地を使い、大量生産をしました。しかし、下地を使うと木地が収縮した時に漆との間に空間を生じ、漆が剥離する原因になるのです。現在は下地も改良されているかも知れませんが、それで本当に剥離が防げるか?は300年400年経たなければわからないのです。私達の時代の漆器が全て消えてしまうか?あるいは残っているか?気になるのです。
室町時代中期の合鹿椀です。ご参考までに。
室町時代中期の九州北部の漆絵皿です。ご参考までに。
合鹿椀布着せ見えますね ほんといまだにきっちり付いてますね。
裏の朱色のなんかはは目印ですか?
同じ時期の作としては九州の性格が出て面白いです(九州人はいい加減な所)

地の粉や砥の粉の下地は昔から有るのでしょうか?
あおくもさん、おそらく所有者か作者の印だと思います。とのこ下地なども江戸時代に入ってからだと思いますが。
お化け屋さん いつかオフ会しましょう♪
じっくり聞きたいです漆の事。

TVの話ですが昨日NHKのBSプレミアムで『たけしアート☆ビート「室瀬和美」』と言う番組があったと友人から話しが・・・

私 見逃してしまいましたが来週19日深夜に再放送が有るそうです
http://www.nhk.or.jp/takeshi-art/

月曜夜が楽しみです。

みちのくにーとさん

こんばんは、アルミカップへの焼き付けの手順。それで大丈夫だと思います。
荒らした後に手脂などの油分などをしっかり落としてやると、乾燥後の塗り肌も悪くないと思います。

ベンガラ漆の焼き付けも可能です。
ただし、私は電気炉で120℃前後の高温乾燥を行ったことがありますが、鉄釜や甲冑などの炙って焼き付ける方法をとったことはありません。

どちらの方法で作業されるかわかりませんが、出来上がりの感想をお知らせいただけるとうれしいです。
オークションで桃山時代の秀衡塗の天目台を落としたよ。みんな気づかなかったみたいで、安かった。
こんばんは。研ぎ出し箸を作ってるものです。質問があります。

?研ぎ出した時に木地が透けるところありました。

?全体にペーパーかけました(500→700→2000番)

?透けたとこだけ漆を塗りました。(やはり気になるので)

?新たにぬったとこだけペーパー(ペーパー500→700→2000番)。

?全体にサンジェットで艶をつけたら、後で塗って研いだとこだけ曇ってしまいました。


対処方法としては、もういちど、全体にペーパーをかけてやり直す方がいいのでしょうか?


対処方法がわかりません。どなたか教えて下さい。よろしくお願いしますm(__)m
ウエポンさん
漆の硬化はひじょうに緩やかです。そのため、最初に塗った漆と二度目の漆では乾燥硬度が多少違ってくると思います。経験的に一晩で乾いて触れるほどの塗膜になっても、少々柔らかいゴム質のような塗膜の期間が2〜7日程度続きます。(この間色漆ですと漆が透けてどんどん発色してゆきます)
ですので、同時につや上げを行っても塗った期間の違いから同程度のつやを得ることが難しい場合があります。

この場合二度目の漆の硬化をまってつや上げ作業を根気よく何度も行えば一定のつやが得られるかもしれません。
ペーパーからやり直すのは、よほどの深い傷がない場合は行わなくてもよい気がします。

丹念につや上げを繰り返せば上がることがおおいので、繰り返しつや上げを行ってみてください。^^

すり漆の方法をご存知でしたら全体に何度かすり漆を行いつや上げしてやればより確実につやが出てくると思います。
こんにちは、初めまして。

女性向けの小箱や小引き出しでたまに見かけるこの塗り?
どこの何塗りかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
食器では見たことが無いので、紙を張った上に漆で模様をだしているのかな?と推測しているのですが…。

不勉強で申し訳ないのですが、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授願えますでしょうか?
よろしくお願い致します。
> あさpさん とても丁寧なアドバイスありがとうございます。勉強になりました。

うるしの乾きの違いが原因だと納得できました。
今回は、うるしが乾くのを待ち、擦りうるしをしながら根気よく艶をつけていこうと思います。
こしまさん
技法的なことでしょうか?
作者名は画像から読めませんでしたので、なんともいえなせん。

沈金という技法は漆の塗膜に刀で彫を入れてその溝に、金粉もしくは金箔を漆で埋める技法です。
こんにちは。漆を勉強中です。
螺鈿で貝を貼るときに、一般的に使われる漆は何漆なんでしょうか?
膠漆で貼るとか、赤呂漆で貼るとか、習ったのですが、膠漆はべたついて小さい貝を貼るときにもたつくし、赤呂ははがれやすいような気がしています。
これが正解だというのはないのかもしれませんが、おすすめの貼り方があればどなたか教えていただけないでしょうか?ほっとした顔
こしまさん
沈金技術の人間国宝は制度が出来てから二人認定されておりますが、輪島の作家です。
もしかしたら日展系の作家さんなのかもしれないですが、そちらのほうは疎いのでわかりません。

ラケルさん。
薄貝を貼る場合、呂瀬という呂色漆に生漆を混ぜたものを使います。
しかし、どれが正解というものはないので、赤呂に生漆を混ぜて乾きをよくしたものを使ってもいいでしょう。
また伏彩色といって、あえて色漆で貼って透けた色を見せる場合もあります。

一円玉程度、またはそれ以上の大きさの貝を貼りたい場合” ひくちを取る”作業が必要になってきます。これは、貝を貼って密封してしまった漆は乾かないので、半乾きの状態で貼る作業です。

厚貝を貼り付ける場合は漆に水練りした小麦粉を混ぜた麦漆で接着するといいと思います。

どの方法にしても、接着する漆は貝が乗っかて乾きにくい状況なのでしっかりとした乾燥時間をとってやる必要があります。
あさpさん、ご回答ありがとうございます!
呂色漆に生漆を混ぜた呂瀬漆、使ってみます。厚貝には普通に麦漆も使えるんですね。

伏彩色は無事?できていますほっとした顔白/黒/弁柄でしかやったことがないのですが、弁柄はあまり貝の色が映えない気がしてもっぱら黒ばかりでやっちゃっていますバッド(下向き矢印)

大きな貝を貼る作品は作ったことがありません。が、“ひくちを取る”作業とやらは気になります。一度挑戦してみたいです。
最後に書いていただいてますが、私の場合、研ぎで貝がはがれやすいのは乾燥時間が足りないのかもしれません・・・。もうちょっと慎重に待ってみるようにします。

知れば知るほど楽しくなっていく漆の作業。
あさpさんは作家さんでいらっしゃるのでしょうか、職人さんでいらっしゃるのでしょうか。いつか作品にお目にかかれるといいのですがほっとした顔いつも丁寧にお答え頂いて感謝しています。
先日、オークションで落とした、江戸時代前期の会津漆器の片口です。
技術的な事は私はわかりませんが、漆大好きです。私は下戸ですが呑める人には楽しいでしょうね。
>>[166] 漆材料店のホームページから既に薄貝になった状態のアワビが販売されています。東急ハンズでも買えます。
http://j-fujii.com/category/1176024.html
高級漁具を扱う店舗にも既成の薄貝素材が売られています。
http://www.sho-trolling.com/Usugai.html

どうしても自分で原貝から磨くというのであれば、貝の磨き方はここに書いてあります。
http://edo86286.ti-da.net/e1839965.html
無理に酸を使わなくても石灰質を取り除くだけならグラインダーに石材加工用のディスクをつけて単純に削り落とすことも出来ます。その代わり辺り一面が貝の粉末で真っ白になりますのでゴーグル、マスクなどの防塵は必須です。

ちなみに厚貝は百枚重ねて四寸(132mm)位の厚み、薄貝は百枚重ねた厚さが二分五厘(8.25mm)の厚みの貝のことで、一枚あたりの厚さは(0.08mm)程度です。
素人の私の経験ではサンダーと砥石で削り出せるのは0.3mm厚ぐらいがせいぜいで、それも2x4cmぐらいのものでした。(私の作品は小さいのでそれ以上のサイズは必要ないのです)
やり方は上記の酸を使う方法で切開部分を取り除いたか、グラインダーで石灰部分を削り落とした貝、もしくは既に1ミリ程度の平たい貝に加工されたものを砥石で片面平らにします。
次にMDFの板きれにデンプンのりで貼り付けます。それを固定式低速ディスクサンダーで削ります。(私は木工用の電動サンダーを使っています。)水に浸せばデンプンのりが溶けて簡単に貝をはがすことができます。ここまでで0.2〜0.3mmぐらいに出来ます。
さらに薄くしたければ、2枚の仕上げ砥石または1枚の仕上げと1枚の中研ぎ砥石に挟んで根気よく研いで行くと良いでしょう。しかし、労力を考えれば市販の薄貝を買った方が良いと思います。

ちなみに私は0.2〜0.3mmぐらいのものが欲しいときだけ自分で削り出します。

ご参考になれば幸いです。
私は貝に象牙を混ぜてラデンを作るので、どうしても厚みにムラが生じます。
薄く加工したあと、模様の形を削り出してMDF板にデンプンのりで模様通りに貼り付けておきます。全ての部品が完成してからMDFを水に浸して部品を剥がしながら漆作品に移します。
その過程で、全ての部品をMDFに貼り終わった時点で上からサンディングして厚みを揃えます。そのため、切り出し前の厚みは少し厚めにしています。
象牙と白蝶貝とアワビを0.3〜0.5mmに加工してカシュー漆で埋めたラデンのiPhoneケースです。

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