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超個人的・映画論評会コミュの映画論評Vol.11「スカイ・クロラ」

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スカイ・クロラ(The Sky Crawlers 2008年、日本)

【監督】押井守
【脚本】行定勲、伊藤ちひろ
【音楽】川井憲次
【出演】菊池凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介 他

【超個人的論評】
殆ど笑顔を見せる事のなかった登場人物と、素敵ながらも寂しさがこみ上げてくる
音楽が醸し出す、えもいえぬ空虚感に戸惑った。
映画を楽しめたのか、考えさせられたのか、未だによく分からない。
この映画最後のシーンで、仮にユーイチがティーチャーを撃墜して帰ってきたとしたら、
全く意味の無い映画になっていただろう。
戦死してはまた別のキルドレがクローンとして現れてくるが、過去や感情までは
引き継げない。
輪廻転生はあるかも知れないが、いまの自分という存在は唯一無二であるという事を
再認識させられる。
恵まれた環境の中、日々ルーチンワークをこなしながら生きている。
オレらもある意味キルドレなのかも知れない。
代わり映えのしない毎日を淡々と過ごしている人々に、自分の存在価値を
再認識してくれ!、と強烈に訴求している様に感じてならない。
声優陣に関しては賛否両論だが、個人的にはアニメの無機質な雰囲気に
見事にマッチしていると感じた(とくに菊池凛子)。
グラフィックはさる事ながら、臨場感たっぷりの音響が特に素晴らしい!
これは是非映画館で観てほしい映画。
久々に、とても気に入った映画に出会えた。


【この映画をひとことで言うと?】
未成年がタバコを吸うシーンは、倫理上よろしくありません。
【評価】★★★★★

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