イヴァン・イリイチコミュのエコ･フェミニズムとイリイチ

このコミュはまだ生きてるのかなー。
とちょっと心配ながらチョロチョロ覗いています。

私は保育園で働きつつ保育士養成に関わる研究者のはしくれです。
ここ半年ほどイリイチを読み続けました。
『シャドウワーク』『ジェンダー』を中心に保育（福祉）職の成立を考察しようと思っていました。
セクシュアリティ研究をしてきたので、『ジェンダー』が叩かれまくった経緯もある程度知っています。
その後あまり再考されたものを見出せず、いまさらイリイチかよと言われる気もしつつ、彼の仕事の使い方を探ってきました。

ところどころで鋭い予言者ぶりを発揮しながら、論理整合性の弱さをつかれて葬り去られ続けているイリイチ。
もったいない気がしますが、文献検索などで見た限り、いかんせん「過去の人」扱いは否めない感じでした。
ですが最近、エコロジカル・フェミニズムの文献などで、正面切ってイリイチに依拠していなくても、彼の主張の延長線上にある（と思われる）議論が続けられていることを知り、うれしく思いました。

日本のエコ･フェミニズムは、８０年代にはイリイチもろとも封印されてしまったわけですが、そろそろフェミ側がイリイチを再評価してもいいのではないか？　なんて思いました。

最近のエコ･フェミというのはマリア･ミースらの仕事です。
（ミース他『世界システムと女性』,ミース『国際分業と女性』など）
今読んでいるところですが、イリイチとエコ･フェミの関係について詳しい方がおられたらぜひいろいろお聞きしたいと思い、書かせていただきました。

よろしくお願いします。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 11月26日 10:05

参考までに
イリイチを本格的に読む前の日記です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=278853012&owner_id=16092

イリイチとエコ･フェミのつながりを考えるにとても参考になったサイトも
http://tu-ta.at.webry.info/theme/d5137bcc78.html

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