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モリケンのラテンよもやま話コミュのVol.5 Lalo Rodriguez

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 皆さんはLalo Rodriguezを御存知ですか?
ボクの大好きなシンガーなのですが、今回は彼の「栄光、破滅、そしてトホホな復活」という波乱万丈な人生を語ることにします。

 彼は12才で地元サン・ファン(プエルトリコ)のローカルバンドで唄いはじめ、15才でエディー・パルミエリに見い出されて、アルバム"The Sun of Latin Music"と"Unfinished Masterpiece"でリードボーカルを務めました。この2枚のアルバムはグラミ−賞を取って、それだけでも凄いのですが、"The Sun of Latin Music"には彼が15才の時に作った"Deseo Salvaje"というボレロ(!)が収録されています。抜群の歌唱力で失恋の歌を切々と唄っているのを聞くと、とてもまともなガキとは思えません。その後Tommy Olivenciaのオルケスタで唄ったり、Machitoの名作"Fire Works"でも録音に参加し、"Mi Ritmo Llego"、"Guaguanco a Mexico"、"Desilusion"(これもボレロ)を作曲しています。ちなみにこのアルバムもグラミ−賞を取りました。その後プエルトリコ・オールスターズで2枚のアルバムに参加、"Simplemente"、"Nuevamente"という極上のソロアルバムを立て続けに発表し、天才ぶりをいかんなく発揮していました。ルックスはブラッド・ピットを思わせるヤサ男風で女の子達をキャーキャー言わせ、80年当時はまさにトップアイドルでした。栄光の時代です。
 しかしここで頂点の座から一気に谷底に落ちてしまう事件が起きてしまいました。付き合っていた女性が彼との破局の後、その痛手で自殺してしまったのです。その女性がニューヨーク・サルサのボス的存在のウィリー・コローンの妹だったので大事件になってしまい、彼は一種の追放工作を受け、プエルトリコに帰らざるを得なくなってしまったのです。その後はお決まりのドラッグ漬けの生活。85年に"El Nin~o, El Hombre, El Son~ador, El Loco"という素晴らしいアルバムを発表したのですが、どこのメジャーレーベルからも相手にされず、今もってCD化もされていないという始末です。破滅の時代です。ちなみにこのアルバムは17才の時に作った素晴らしいボレロと、3曲のボンバ、2曲のプレーナ(全曲彼のオリジナル)をフルオーケストラのアレンジで録音された、ボクの一番好きなアルバムなのですが... 誰かもしCDになっているのを発見したら教えてね。
 88年にアルバム"Un nuevo despertar"を発表。シングル"Ven, Devorame Otra Vez"が大ヒットし、また表舞台に再登場したのですが、その時にあっと驚いたのは、ブックブクに太って、せっかくのブラッド・ピットがジョバンニ・イダルゴみたいになってしまったのです。ジョバンニには悪いけど、そりゃないよー、って感じでした。トホホな復活です。
 ボクはブラッド・ピットの頃のガラス細工のような繊細でセンティミエントに溢れた唄がなんとも切なくて大好きです。皆さんの御意見はどうでしょうか?

http://www.prpop.org/biografias/l_bios/lalo_rodriguez.shtml
にラロのバイオグラフィがあります。エディー・パルミエリとの出会いの話とか、本名はUbaldoなので本来"Lolo"だったのに、Edualdoのニックネーム"Lalo"を付けられてしまったけど、命名がエディー・パルミエリだったのでそのまま受け入れた(ありそうな話ですね)こと等が書いてあります。スペイン語ですが、興味のある方はどうぞ。

コメント(28)

>montunero師匠
ついにきましたね。ラロ・ロドリゲス。
ウィリー・コローン妹自殺事件で男が上がった。ふられた女が自殺するくらいいい男。ラテン社会ってすごいなあって当時、皆で話してたのですが、追放事件は知りませんでした。
一見、やさぐれたガラのわるそうなこの男。サルサのサルサたるものを体現していたように思います。
先日、東京のサンバ関係者と話している時に、彼が言っていました。最近のサルサ歌手よりもラロ・ロドリゲス好きなんですと。
昔のリオの半やくざ的サンバ歌手とだぶるんです。センティミエントがあるのです。
しかし、サルサのやさぐれたソネーロ達、すぐにぽちゃぽちゃしていきますね。イスマエル・ミランダしかり、ジョニー・リヴェラしかり。死ぬ前までやさぐれた感じを持ってたのはエクトル・ラヴォーくらいでしょうか?
「Nuevamente」は以前EMILatinから曲順もジャケも差し替えで「Una Voz Para Escuchar」で再発されていましたね。
確かに以降のアルバムはTH期に入るまでCD化はされていないものが多いですね。レーベルもマイナーでしたし。でも「El Nin~o, El Hombre, El Son~ador, El Loco」は以前別タイトル別ジャケでCD化されていたと思います。

>ハポネサさん
やっぱりそれは一言でくくると「プエルトリコ」ということではないでしょうかね?
このあたりの話は我々の師である河村要助さんの著作に詳しく書いてあります。

私はラロにもっとも近いのはエディ・サンティアゴだと思いますね。あとは同学年のフランキー・ルイス。一度聴き比べてみて下さい。
彼等はエロチカ期の歌手として認識されていますが、その歌唱方法は高音域を不安定に歌いきるやり方で、これがエクトール・ラボーにも通じるプエルトリコ特有のスタイルをちゃんと体現している歌手なんだと思います。

そうそうフランキーの追悼コンサートのアルバムでラロは「La Rueda」を歌っているのですが、ほかの歌手は皆それぞれ自分のやり方で歌うのですがラロだけソネオがフランキーの完コピでした。
これはラロが友人のフランキーへの思い入れが相当なんだろうなぁ、と感心しました。
名前入りでハポネサさんから書き込まれてしまってるので、早速さんかさせてもらいます。

8年程まえLaloのツアーに同行するという、大変貴重な体験をさせてもらいましたが、このおっさんはずーっとチェックのシャツにチノパン、しかもヨレヨレ、、、、という格好で通しておりました。色気はゼロです。 ジョバンニイダルゴ、、、です。でもジョバンニは可愛いけど、ラロはもう覇気が無い。

ご存知の通り、高音が売り物の歌手ですし(私と同じレンジでございます)、高い音をヒットしなければならない曲が多いのですが、その部分が来ると、「声出るかな????」っとちょっと顔がこわばるのがわかります。 そして、横向いて半身かがんで、「ヨイショ」という感じで歌うのですが、全くヒットせず、かわいそうでした。

私のラロに関する知識はこんなもんでございます。
ラロに関することならanditoに一言ほしいすね。
もっともラロ的なパーカッション奏者じゃないすか?
>montunero師匠 "Mi Ritmo Llego"デルソルでやってましたね。
あれにも影響受けましたし、昔、マーテインにこれ買いなさいって言われてマチート買いました。
で、僕がセンティミエント感じるアーティストは、グルーポ・ファシナシオンの頃のジョニー・リヴェラです。RMMになってからは、ちょっと違いますが。
あああああああああああああ
トホホホホホホホホホホホホ

あれだけの天才の末路にしてはトホホすぎる......
YOKITOさん、ニューヨーク在住とのことなので、またなにかHOTな話題を提供してくださいね。

さて、ここで気分を変えて、
ラテンでぶ歌手番付

横綱はやっぱり、ティト・ニエベスでしょう。
大関はだれかなあ。
・ラテンでぶ歌手番付

横綱 ティト・二エベス
大関 ペドロ・ブルル(オルケスタ・ムレンセ他)でしょう。

個人的にはティト・二エベスより圧倒的に
ペドロ・ブルルが好きです。ムレンセやラ・プエルトリケーニャ
などで聞けますが、太い割には実は高い声出るんですよね。
ちょっとユーモラスな歌い口ながら、プエルトリコ節丸出し
のセンティミエント満タンのいいソネーロです!

ラロ!不良でワルの代名詞みたいな存在ですな。
これぞサルサちゅう感じです。
元々エリートとは程遠い人たちの音楽。
不良の匂いのしないサルサなんて、
ダシの入ってない味噌汁のようなもの。
ちょっとヒップホップとかと感覚的に似てるかな?
決してお上品に成ってはいけませんよ。
たとえヒットしょうが、宵越しの金は持たん!
と言わんばかりにドラッグや女やギャンブルにズボズボにハマリ
気が付けば「スッテンテン!」ほんでもって刑務所行き。
それがサルセーロです。

アカマチートとの間では、女たらしで破天荒で憎めない
奴のことを「ラロやなぁ〜〜」と呼んでます。

"Un nuevo despertar"ラロではベストアルバムと思います。
もちろん"Simplemente…LALO”とかの演奏とぶつかり合う
のもカッコイイですが、イヤラシサ満開のこのアルバムは
全曲駄作なし!ちょっとロマンティカ系と思われるでしょうが。
演奏の密度も相当なモノがあります。
>anditoへ

ラロはロマンティカの先駆けだよね。
ラテン・ポップスではないのは、アレンジがサルサだから。
"El Nin~o, El Hombre, El Son~ador, El Loco"がボクにとってはベストだけど、"Unfinished Masterpiece"、"Fire Works"も最高だよね。Puerto Rico All-Starsの"Tribute to the Messiah"の"Oye lo que te conviene"聞いた? いつ聞いても感動するくらい素晴らしいよ。あの頃のラロが本当のラロだと信じたいです。

ちなみに、ラテンでぶ歌手番付 は、ただ体重だけの番付です。
好みとは関係ありません。ボクはティト・ニエベスなんてソネーロでもなんでもないと思っています。(好きな人にはゴメンナサイ)
ラロ、最新情報。
いまNYでレコーディングしてるそうです。 
誰かが言ってましたね。ティト・ニエベスはソロよりも、コンフント・クラシコの時の方がいい。でもコンフント・クラシコはティト・ニエベスよりジョニー・リヴェラの方がいい。でもジョニー・リヴェラはクラシコより、ファシナシオンの時の方がいいと。
サルサにデブ歌手あんまり似合いませんね。(ムレンセ別)
しかしFireWorks確かにすばらしいです。
>anditoへ
君はホンマにラロやわ。
コミュニティーに参加してみたものの、
あまりにディープすぎてつけいるスキがありません。
でもROMってるだけではmontuneroさんに怒られるので。

話にはついていけませんが、
ワクワクして読んでます。
とても勉強になり、興味津々です。
今後とも楽しみにROMっていきます。
・・・って、結局ROMerかぁ。


ハポネサさんとは札幌HABANAでお会いしてますよね?
人違いだったらごめんなさい。


熱い会話が飛び交う中で、ひとときのブレークでした!
お許しを!! m(_ _)m
全国のROMっている人達へ>

このコニュニティーは、deepな人がdeepな人にdeepな話題だけを提供するものではありません。
誰でも知っているような話題をそのまま提供するのもつまらないので、いろんな話題を正面と側面と合わせてしていきたいと思っています。より多くの人達と話題を共有することがこのコミュニティーの目的なので、例えば「話が難しくてついていけない」というような人は、それこそどんどん話題に突っ込んで来てほしいのです。今さら聞くのは恥ずかしい、とか、こんなことを書いたらバカにされるんじゃないか、とか、そういうのはまったくナンセンスなので、どんどん話題に参加してきてください。どんな質問でも受け付けますよ。それこそdeepな人達が丁寧に対応してくれます(笑)。
>>師匠へ

来ましたね〜っ!!!
Puerto Rico All-Starsの"Tribute to the Messiah"の"Oye lo que te conviene"!!!

ある意味狂ってますね、あのアルバム全体。
初めて聞いた時、「デエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!」
とアドラシオンのイントロで、こっちが
なななっ・・なんじゃぁ〜っ?とびっくり
して「どって〜〜ん」とひっくり返ったのを思い出します。
今は無きホルヘ・ミジェーの強力無比なアレンジ、
エンデル・デュエニョの火の噴くようなティンバレス!
ポリート・ウェルタスのぶっといベース、
マノリート・ゴンザレスの煽りまくるベル、
ファンシート・トレースの超音波ながらメロディックなTP!
本家エディのより狂ってるように感じるのは私だけでしょうか?

あの時のソネーロで今も力量落ちてないのは
アンディ・モンンタニェス、ティト・アレンぐらいですかね。
サンタローサも今じゃ声までデブでなーんか色気ないし(まぁ元々タイプではないし、ロサリオ時代もトニー・ベガのほうが好きだったしなぁ)、鋭さが無くなってあんまり好きじゃないな〜。
それにサンタローサ、食用ガエル見たいだし…。

話し飛ぶけど、ウィリー・ロサリオのソネーロならやっぱ
プリミ・クルーズが切なくて切なくてたまりません、泣けます。
なんか強さは無いんだけど、凄い繊細でキラッと輝いていて
センティミエントの塊のような、へたれのダサダサソネーロ
なんですが、くるんですよ…これが…。
そうそう、MP系のアルバムでルイシート・カリヨンと
ともによくコロにも参加してますがまた、これがいいっ!
Te regalo~ はホスエ・ロサードやでぇ。
>ハポネサさんへ
Joaquin Betancourtのどのようなことが知りたいんですか?
う〜ん、もうちょっと質問を具体的にしてほしいかな。
>>ハポネサさん

ロサリオの「The Salsa Legend」もベストアルバムですね〜。
プリミ・クルーズは確か、Si no estas conmigo、
Dios en tus ojos(これが最高!プリミ節満開っす)
等の声の人です。とくにDios en tus ojosはアレンジャー
が(Te regalo esta cancionも)名アレンジャー、
ホセ・フェブレスで彼はその昔エクトル・ラボーの音楽監督
もやっていました。あの頃の曲で何の気なしに
「かっこええ曲やな〜」と思ったら、アレンジがホセ・フェブレス
ってことが沢山あります。ホントのプエルトリコ節を知ってる
人ですねぇ。サルサは作曲者よりも、絶対プロデューサー
アレンジャー、ミュージシャンの組み合わせ
あと録音スタジオが重要なポイントです。

「The Salsa Legend」のサウンド作りもチョット遠くで
鳴っているホーン、少しエコーの掛かったソネーロ等、
全体に残響感のある感じで、ロサリオの中でも珍しい
美しさに重点を置いたサウンド作りで、ホントに
ガラス細工のようにキラキラ輝いていますよ☆
このアルバムより以降は割りと近くでリアルに鳴ってる
音に変わりましたね。生音に近い感じのサウンドに。
彼はロマンティカ否定派ですので、流行りすぎる前に
トットとキラキラいやらし目サウンドをやめて
ティピカルな正統派サウンドに修正したのだと思います。
その他のロマンティック・サルサと同じと
思われるのが心外だったのでしょう。

でも好きだけどな〜、あのキラキラ☆サウンド☆。

そうそう今度9月20日(火)に大阪のロイヤルホース
で私のバンドオルケスタ・ムエヴェテやりますので
ハポネサさん是非お越し下さい!マジギンギンNY〜PR
サウンドで泣かせますから。
(Te regalo esta cancionもしますよ!)
参考までに私のHPアドレス

http://homepage3.nifty.com/tanaten/anditocom.htm

でチェックしてくださ〜い。
>montunero師匠
ウィリーロサリオですが、ソノーラ+バリトンサックスですよね。
あれってウィリーロサリオが始めたんでしょうか?ポンセーニャなんかは、オーソドックスなままですよね。80年代半ばは、tp4本プラス、バリトンサックス多かったように思います。ファシナシオンもそうですし、ルイ・ラミレスのバンド、スーパーバンダもそうでした。
>anditoへ
君、ようそれだけ人の名前覚えるねえ。いつも関心するわ。
そういや、昔。mpオールスターズってのあったと思うけど、あれどうなってんやろね?mpオールスターズのライブビデオもってたけど人に貸してかえってくなくなった。THレーベルもなくなったんかな?ウィリーロサリオもTHじゃなくなってるね。
アカマチートへ>
わかりません。ウィリー・ロサリオに聞いたら「そうだ」って言うかもね。ちなみにソノーラというのは編成の名前ではありません。ソノーラ・マタンセーラがソノーラという名前の付いた最初のバンドだけど(たぶん)、編成はコンフントです。コンフントはアルセニオ・ロドリゲスが作った編成で、ソノーラ・ポンセーニャも初期はこのコンフントとまったく同じ編成ですね。最初は3トランペットだったけど、70年代後半から4トランペットになった。4トランペットのコンフントはポンセーニャが最初かも。これもパポ・ルッカに聞いたら「そうだ」って言うかもね(笑)。
ハポネサさんへ>
"Quien Fuera"、いかにもイサックらしい唄、ホアキンらしいアレンジですね。シンプルなラブソングなので、エンディングで何故ブルースっぽいことをやったのかは意味不明です。ホアキンと一緒にレコーディングをしたことがあるのですが、時々あっとなにかアイデアを思い付いてアレンジを変更したりするので、これもそういうようなもんではないかと思います。あくまで想像ですが。
montunero師匠、コメントありがとうございます。
アンディとかニッキー・マレーロなら、本当に始めた人は誰それって教えてくれそうですが、ウィリー・ロサリオやパポ・ルッカはきっとそうでしょうね。

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