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歳時記〜季節と言葉を楽しんでコミュの十日夜(とおかんや)  11月7日

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今日の月
http://www.benricho.org/moon/

旧暦十月十日は、十日夜(とおかんや)といい、東日本の収穫祭です。

十日夜はカカシアゲの日ともいわれ、田の神が山へ帰る日。
山の神は春に里に降りて、田の神となり、秋、収穫後に山へ帰り、山の神となります。

稲の収穫を祝って、お餅をついて食べたり。
稲の茎をたばねた「わらづと 」や「わら鉄砲」で地面を叩きながら、地面の神を励まし、作物にいたずらをするモグラを追い払います。これによって、モグラ除けの呪いにもなると言われているそうです。
お正月の「土竜(もぐら)送り」の行事にも相通じるものがありそうですね。



わらづとで もぐらを打って 十日夜 (カルタより)

♪ トーカンヤ、トーカンヤ、朝そばきりに昼だんご、ヨーメンくったらひっぱたけ〜
♪とうかんや とうかんや イネコロぼたもち 生でもいいから釜ごと持ってこい!
♪十日夜(とうかんや)は いいもんだ〜、朝そば切りに 昼だんご、夕飯食ってひっぱたけ〜

また「案山子上げ」「案山子の年取り(ソメノトシトリ)」といって田んぼを見守ってくれた案山子を庭先に立て、鏡餅や大根、人参などを供え、案山子にお月見をさせてあげる地方もあります。長野や山梨だったと思います。

案山子(かかし)は田の神様なんですね。

また、西日本では亥の子(いのこ)と言い、旧暦十月の亥の日に行うともあります。亥の子の祝いとして「亥の子突き」が行われ、子供達が新わらを縄などで巻いて、棒にしたものを手に持ち、村の家々を廻り地面を叩きます。新わらの代わりに丸い石にわらを何本も巻き付け、これを子供達が持って地面を叩くところもあるとか。

♪亥の子餅をつかん者は鬼を生め、蛇を生め、角の生えた子を産め〜

お餅やお菓子、お小遣いを貰って歩き、貰うと

♪繁盛せえ〜、繁盛せえ〜

地面を叩いて歩くのは、大地の生産力を高める呪術だそうです。

十日夜はお月見がメインではないため、月齢に関係なく
新暦の十一月十日に祭りを実施する地方もあるようです。
昔から十五夜、十三夜、十日夜の3日間が晴れてお月見ができると縁起が良いとされています。
片見月として忌まれたのは、本来はこの3夜に対してでした。

冬支度の初めでもあり、コタツ開きも今日から。
本格的な冬がやってきます。

コメント(1)

うちの母は毎年、亥の子の日を選んで炬燵を出してました。
イノシシは火を見ると消す本能(?)があるそうで、亥の子の日に炬燵に火を入れると、その一年は火事にならないのだと教えられました。
まぁ昔は“掘り炬燵”だったからでしょうね…うちは電気コタツだったけど、母は律儀に守ってましたあせあせ

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